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調布市のKAZのブログ一覧

2012年10月24日 イイね!

[エクシーガtS] 追加見積とディーラーの配慮の巻(板金修理シリーズ・その7)

[エクシーガtS] 追加見積とディーラーの配慮の巻(板金修理シリーズ・その7)納車1ヶ月で当て逃げ被害に遭ったエクシーガtS(年改区分:Eタイプ)の、板金修理前後の状況報告・その7です。

 ◎初報(被害状況)は → こちら
 ◎報告(1) : 自動車保険会社とのやりとり編は → こちら
 ◎報告(2) : 業者間で異なる修理費の見積編は → こちら
 ◎報告(3) : 続・保険会社とのやりとり編は → こちら
 ◎報告(4) : 代車・トレジアの雑感(前編)は → こちら
 ◎報告(5) : 代車・トレジアの雑感(後編)は → こちら
 ◎報告(6) : 修理完了後に新たなキズ発覚編は → こちら

当て逃げ被害の板金修理が完了し、車輌を引き取って自宅に戻った際に 「今まで無かったはずのキズを新たに発見」 したのは、その(6) で既報。すぐにダメ元でディーラーに電話を入れたが、やはり営業時間外のため、録音メッセージが流れるだけで窓口につながらない。

そこで翌朝、ディーラーの営業開始時刻から30分後くらいを目安に、「修理カ所(右後ドア)とは別の場所に、心当たりの無いキズ(左フェンダー上部に塗装剥がれを伴った凹み)がある」 旨を連絡した。営業開始時刻 ちょうど に電話を しなかった 理由は、恐らく開始直後はディーラー内で 朝礼や朝ミーティング が開かれていて、担当者が電話に 出づらい 状況ではないか? と思ったためである。

修理完了後の 「車輌を引き取る その場」 で新たなキズの存在を指摘するのなら、ディーラー側も納得しやすい。が、引き取りの翌朝とはいえ、すでにディーラーからユーザー(当方)に車輌が引き渡されたあとで 「今までに無かった(はずの)キズがある」 と申し出ても、ディーラー側としては、にわかには 信用できない だろう。こちらとしても、「車輌を引き取ってから新たに付いたキズではない」 ことを、客観的に100%立証するのは 不可能 だ。

そのため、まずは 「キズを新たに発見した」 という 事実 のみを伝え、
  (1).お昼休みに再度、クルマを持ち込むので、まずは現車確認して欲しい
  (2).修理する場合の費用と日数を、改めて見積もって欲しい
の2点を依頼した。

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

<↓ちなみに、元々 「当て逃げ被害」 の修理を依頼していた右後ドアの仕上がりは完璧と言える>

<↓ドアのヒンジ部分のボルトにも脱着痕は見受けられず、ドアパネル交換による修理ではない と分かる>
  

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

同日夕方、クルマを引き取りにディーラーに。
依頼通り、新たな修理見積書が仕上がっていた。
表紙が1枚と、キズの状態が分かる画像資料が2枚、の合計3ページ構成となっていた。

<↓画像資料に 「ナンバープレートが写る車輌の全体画像」 を含んでいるのは、保険会社との一件 と同様だ>
  

<↓修理内容は 「クイックボディリペア」 となっている。消費税1050円を含めて、合計2万2050円の見積となった>
  

うむむ。
塗装キズ1カ所だと 「クイックボディリペア」。
費用は2万2050円・・・と出た。修理に要する日数も、丸1日あれば十分に終わるという。

この見積もりについては、サービス課の 課長さん より当方に 直々に説明いただいた。その説明の中で、今回に限っては、リペア費用をディーラーさんで負担いただける(当方の持ち出し分は無しでOK)とのお話をいただいた。

私自身は、冒頭に書いた通り 「車輌を引き取ってから新たなキズが付いたものではないことを、客観的に100%立証するのは 不可能 だ」 と思っていたのだが、それは裏を返すと、ディーラーさんにとっても 「(板金修理専門工場からディーラーまでの)車輌搬送区間で付いたキズではないことを立証できない」 ことにもなる・・・とのことでした。

自己負担すべきか?ディーラーさん負担を要求しても良いか? 微妙なところであったが、「もともと板金修理を依頼した時点では無かった(はずの)キズ」 という当方の家族の意見を 尊重していただいた形での決着 となった。これまでも幾度となくお世話になり、今後も長くお世話になるであろう、スバルディーラーさんの判断に感謝。実際の再入庫日は後ほど調整させていただくことにして、何度もお礼の頭を下げて、見積もり書を手に家路に就いた。

ユーザーとディーラー(アフターパーツメーカーやショップでも)は、お互いに信頼関係 が築けると、良好なつきあいを長く続けられることになる・・・と言えるだろう。


その(8)へ続く・・・今度こそ完結編か?
Posted at 2012/10/24 23:46:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2012年10月23日 イイね!

[エクシーガtS] 板金修理が完了、しかし・・・(被害報告・その6)

[エクシーガtS] 板金修理が完了、しかし・・・(被害報告・その6)納車されてから1ヶ月めに、当て逃げ被害でドアの板金修理をすることになったエクシーガtS(年改区分:Eタイプ)の状況報告・その6です。

 ◎初報(被害状況)は → こちら
 ◎報告(1) : 自動車保険会社とのやりとり編は → こちら
 ◎報告(2) : 業者間で異なる修理費の見積編は → こちら
 ◎報告(3) : 続・保険会社とのやりとり編は → こちら
 ◎報告(4) : 代車・トレジアの雑感(前編)は → こちら
 ◎報告(5) : 代車・トレジアの雑感(後編)は → こちら

愛機・ホンダCBR250Four(ワンオーナーで26年目)の経年劣化による燃料タンク漏れを、DIYによる板金はんだ修理 で乗り切ろうとしていたころ、スバルディーラーから連絡が入っていた。「当て逃げ被害に遭っていた右後ドアの板金修理が完了した」 とのお知らせだ。

東京スバルさんのBP工場(板金修理の設備が整った専門工場のこと)の修理期間は1週間強であったが、その後ディーラーに戻ってきてから 「アクアコート(参照 → こちら)」 を施工していたため、途中の定休日を挟むと、トータルでの入庫期間はちょうど2週間となった。当初、代車のトレジアは1週間だけお借りする予定だったところ、担当セールス氏の機転で2週間まで延長貸出いただけることになっていたため、日程がショートせず本当に助かった次第。

<↓トレジア(トヨタ・ラクティスOEM)。給油キャップの樹脂ストリングが独特。ここまで形状を詰める必要あり?>
  

ディーラーにトレジアを返却する前に、ガソリンスタンドで最後の給油を済ませる。
樹脂ストリングの特異形状にどんな必然性ありや?を考えながら、お世話になっているディーラーに到着。

<↓JOJO的ツッコミ にも耐えながら?代役を果たしてくれたトレジアと、板金修理から上がったエクシーガtS>
  

<↓当て逃げされた傷跡は、見事になくなっている。角度を変えて眺めても、元のキズ位置は全く分からない>
  

時刻が閉店間際の19時近くだったため、車載荷物の入れ替えと、その場で対応いただいた係員(担当セールス氏不在につき)へのお礼を済ませ、そのままエクシーガtSを引き取った。引き取る際、たまたまそのディーラーに STI のデモカーであるエクシーガtS(ボディカラーも同じWRブルー)が来ていたため、撮影許可をいただいた上で記念撮影した。我が家のtSに他のtSが並ぶのは、これが初めてである(将来、どこかのオフ会で他のtSユーザーさんと会えるチャンスが得られるかな?)。

<↓我が家のエクシーガtSとSTI 本社デモカーのtSを並べて撮影。閉店間際だったので、他のお客様は無し>
  

    + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

ところが。
帰宅後、エクシーガtSをじっくり観察すると、「?」 な部分を発見。
左側のフェンダーの上部に、覚えの無いキズがあったのだ。

<↓修理部位とは無関係な位置に、覚えの無いキズが。家族の意見も、車両を預ける前には無かったとの見解>
  


(その7)に続く
# 引っ張るワケではありませんが、毎度の長文なので、続きは次回に・・・。
Posted at 2012/10/23 00:18:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2012年10月20日 イイね!

[CBR250Four] トラブル克服のまとめ編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その6)

[CBR250Four] トラブル克服のまとめ編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その6)学生の頃に新車で購入以来、26年間ワンオーナーで使い続けているホンダ・CBR250Fourのトラブルを紹介するシリーズ。今回は「走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻」その(6)・トラブル克服のまとめ編。

 ◎ご参考 : ホンダCBR250Four SE とは?
             こちら → メーカー公式サイト
 ◎その(1) : 「26年目のトラブル編」 は → こちら
 ◎その(2) : 「メーカーに在庫なし編」 は → こちら
 ◎その(3) : 「錆の穴あきは深刻編」 は → こちら
 ◎その(4) : 「板金はんだにトライ編」 は → こちら
 ◎その(5) : 「DIY補修効果あり編」 は → こちら

ガソリンタンクの経年劣化(錆による腐食穴あき)で、走行中に燃料が漏れる・・・というトラブルが愛車の1986年式・ホンダ CBR250Four に発生したのが、今月上旬。漏れ部位を特定して錆取りをした結果、思いのほか穴あき状態が深刻だと発覚したのが、同月中旬。一時は専門業者にレストア依頼すること(高額の出費)も覚悟したものの、結論として DIYでの補修 を決意したのが、先日のこと。その後、通勤バイクとして無事復活し、実際に 問題なく 使用して現在に至っている。

<↓DIYでの補修後、様子見しながら実際に使って数日間が経過したが、補修部位からの漏れ・にじみはない>
  
  

所定の成果が得られたことから、DIYによる板金はんだ作戦 は一応の成功・・・と言って良いと思います。そこで今回は、このような(私にとっては)重大なトラブルを克服できた要因について、思うところを備忘録として記してみます。

(1)まずは落ち着いて ”状況把握” する
「走行中のトラブル」 というと、今回はバイクでの経験でしたが、以前はBGレガシィにて経験したことがあります。本家WEBサイトに上げている 恐怖の体験~走行中にオルタネータが故障した場合 がそれです。
肝心なことは、トラブルが起こったときに、いかに 正確に状況把握できるか? だと思います。たとえば
  ・「始動時のトラブルか?」 「停車中のトラブルか?」 「加速中/減速中/一定速でのトラブルか?」
  ・「暖機途上(エンジン冷却水温が低い)か/完全暖機後(水温上昇後)か?」
  ・「登坂/市街地/高速/渋滞、どの運転状態のときか」
  ・「トラブルの発生カ所はどこか。エンジン/ボディ/サスペンション/タイヤ/その他か」 などなど。

事実確認の積み上げ により、原因究明が早まります。そのためには、日頃から愛車の状態・状況を把握しておく必要があります。普段の状態が認識できていなければ、トラブル時に異常があると認識することができないからです。

(2)解決に向けた情報収集を怠らない
  ・同様な事例は他にないか。同じような事例がネットで見つかった場合、解決策も見つかるかも。
   (※もちろん、「みんカラ」 での情報交換が役に立つこともあるでしょう。)
  ・業者や量販店やショップなどへの打診も時には有効。「足で稼いだ情報」 が解決に効くこともある。

(3)優先順位を明確にする
部品代・工賃・諸経費が安くて日数もかからず、完璧な出来映えでアフターケア(保証)も万全な修理が出来たなら・・・言うこと無しですが、世の中、そう希望通りに進むことはありません。そこで、たとえば
  ・多少のお金と日数がかかっても、美しく完璧な修理を望むのか。
  ・時間優先か。即効性が得られたら、暫定対策でも構わないのか。
  ・純正部品にこだわるか。社外品での代用適用でも可なのか。
  ・「ここまでは譲れないが、ここから先はこだわりが無い」 などの主張はあるか。

「修理内容に優先順位を付ける」 ことが重要になってきます。特に修理をショップに依頼するときは、「修理の過程で想定外のことが発覚した場合はどうするか?」 などについても、綿密な事前の打ち合わせが必要になると思います。DIYでの場合は、「自分でできること/できない(プロに任せる)ことの 線引き をしっかり付けておく」 ことも重要です。

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

さーて。
バイクが直ったので、いよいよ JOJO menon を買いに行けるぞ!
待ってろ、JOJO menon(←注 : その(1) を参照)。


ということで、これまで車両の点検を容易化するため ずっと取り外していたサイドカウルを取り付けようとしたときのこと。燃料タンクとフレームの間に挿入しておいたキッチン用ペーパータオルに、うっすらとシミのようなものを発見した。このペーパータオルは、念のため 「燃料漏れセンサー」 代わりにセットしておいたものだ。しかしDIY補修カ所を点検してみても、漏れはまったく見あたらない。とすると・・・。もしや?!

燃料タンクを再び車体から取り外し、フューエルラインの前後を閉じて蒸気圧により タンク内圧を高めてみた

<↓新たなピンホールが見つかった瞬間。貫通穴の場合、タンク内圧を高めると、内部から徐々にしみ出す>
  

補修カ所とは別の部位から、JOJOに いや徐々に漏れているのを認知。証拠保全。間違いない。
(※上と下の画像で黒い部分=シャシブラックを吹いた部分が、前回、板金はんだでDIY修理した部分。)

<↓迷うことなく、今回もサクッと修理。ついでにもう一カ所、怪しいところがあったので、そちらも修理してしまう>
  

<↓左:今回は地味な服装の修理者が一人・・・  右:慣れてきたので、板金はんだの”乗り”も自然な形に>
  

板金はんだで接合(本命)したあとは、その上を金属ボンドでパテ埋めして(保険)、シャシブラックで仕上げておく。それでも不安があるなら、オプションで周囲を信越シリコンあたりでシールさせれば良いのでは、と思う。正直に言うと(冷静に考えると)、私が実施した一連の作業は、あくまで 暫定処置 の域を出るものではなく、根本対策とは言えない。この先、もぐらたたき的 にガソリンタンクからの燃料漏れが再発するかもしれない。しかし、時間とやる気 (と適切な工具)さえあれば、DIYでも何とかできそうだ・・・との思いを強くした(いずれはDIYでも根本対策をすることになるかな)。

燃料タンクからのガソリン漏れトラブルは、もしも最初のトラブル発生時の判断を見誤ったり、あるいはもしもDIY修理の際の手順を間違ったりすれば、一大事故にもなりかねない。しかし、そういった危険性を理解したうえで適切に処置していけば、バイクと付き合う側(=ライダー)の スキルアップ も実現できるように思う。

クルマもバイクも、走ってナンボの機械、いや相棒だ。犬や猫のペットは、いくら愛情を注いでもいつかは死が来る。我が家のミニチュアプードルも、この春に16年の天寿を全うした。しかし工業製品>バイク>CBR250Four>私の愛機、は、愛情を注げば注いだなりに、寿命をどんどん伸ばせる ような気がする。新車購入から26年が経過したCBR250Four。もっともっと、バイク自身が持っている性能を引き出していってやろう と思う。

<↓結局、一皮むけた?自分自身へのご褒美として、JOJO menon のほか、JOJOの奇妙な名言集もゲット>
  


CBR250Four・「走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻」 シリーズは、今回で一応終了です。
今後、耐久性を含め、何か変化がありましたら 「その後」 を報告するつもりです。
毎回の長文にも関わらず、お読みいただいた方々、ありがとうございます。
2012年10月18日 イイね!

[CBR250Four] DIY補修効果あり編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その5)

[CBR250Four] DIY補修効果あり編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その5)学生の頃に新車で購入以来、26年間ワンオーナーで使い続けているホンダ・CBR250Fourのトラブルを紹介するシリーズ。今回は「走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻」その(5)・DIY補修効果あり編です。

 ◎ご参考 : ホンダCBR250Four SE とは?
         こちら → メーカー公式サイト
 ◎その(1) : 「26年目のトラブル編」 は → こちら
 ◎その(2) : 「メーカーに在庫なし編」 は → こちら
 ◎その(3) : 「錆の穴あきは深刻編」 は → こちら
 ◎その(4) : 「板金はんだにトライ編」 は → こちら

板金はんだによるDIY補修作業 を終え、まずは仕上がり具合について外観チェックする。問題なければ、補修部位以上の油面高さになるよう、給油量を調整しながら燃料タンクにガソリンを入れる(その際、いきなり満タンにはしない・・・もしも入れた途端に漏れ出したら、また抜き取る手間がかかるので。逆に補給量が少なすぎると、油面高さが補修部位まで達せずにいつまで経っても対策効果有無の確認ができなくなる)。

この時点で漏れはまったく認められないため、ガソリンを入れたまま 実車の搭載姿勢を保って一晩放置 する。

<↓この時期(10月中旬)でも日没は早い。板金はんだなどの作業終了後は、すでにあたりが暗くなっている>
  

単に漏れ有無を静的に確認するだけなら、タンク単体にガソリンを満タン補給するだけで足りるのだが、もしも部屋の中で一晩放置してガソリンが漏れ出してしまったなら、部屋中にガソリン臭が充満する恐れがある。また、どうせなら実車搭載環境(搭載角や傾斜角、燃料ホースの引き回し など)を 再現 した状態で確認したいと思ったため、あえてバイクに載せてみた次第。

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

そして翌朝。バイクカバーとワイヤーロックを取り外して、ガソリン漏れが無いかどうかを確認する。
果たして、漏れを抑えることが出来ているのか?

<↓左:万一に備え、補修中でもいたずらや盗難防止策を講じている  右:ガソリンの漏れは無いという結果に>
  

おおぉ! 漏れは無いぞ。第一段階は成功だ。
次は第二段階=「実車での試走」 で漏れ有無を確認する。
(※試走により、エンジンからの受熱で タンク温度が上がったときの漏れ有無を確認する のが狙い。)

<↓実車での試走後の様子。温度だけでなく 加減速Gが加わった後も、タンク各部でガソリンの漏れはない>
  

DIYでの 補修効果は確かにありそう なので、いよいよ CBR250Four を毎日の通勤の足として復活させる。ただし 「使用中の変化点」 や 「経時変化の有無」 を目視確認しやすくするため、しばらくの間は、車体左右のサイドカウルは取り外したままの状態で様子見することにした。

<↓素人の DIYによる 暫定対策 ではあるが、「板金はんだ(や金属用ボンド)」 はうまく機能しているようだ>
  

ここまでは、思いのほか すべてが順調に推移している。


その(6)・トラブル克服のまとめ編 に続く
(このシリーズの最終話になる予定)
2012年10月17日 イイね!

[CBR250Four] 板金はんだにトライ編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その4)

[CBR250Four] 板金はんだにトライ編 (走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻・その4)学生の頃に新車で購入以来、26年間ワンオーナーで使い続けているホンダ・CBR250Fourのトラブルを紹介するシリーズ。今回は「走行中に燃料タンクに穴が空いたの巻」その(4)・板金はんだにトライ編です。

 ◎ご参考 : ホンダCBR250Four SE とは?
         こちら → メーカー公式サイト
 ◎その(1) : 「26年目のトラブル編」 は → こちら
 ◎その(2) : 「メーカーに在庫なし編」 は → こちら
 ◎その(3) : 「錆の穴あきは深刻編」 は → こちら

暫定処置とはいえ、燃料タンクの穴あきを 自らの手で修理する ことに決めたあとは、修理工具と材料の調達から始めることになる。幸いにも、近所のホームセンターでこれらの一通りをそろえることができた。

<↓板金はんだ、予備はんだ、フラックス、はんだこて、金属ボンド(パテ)、シャシスプレー、エアダスターなど>
  

「板金はんだ」 は 「鈑金はんだ」 と表記されることもあるようだ。電気はんだなら、過去にDIYで、BGレガシィのスライド式カップホルダーにデジタル・バッテリ電圧計を内蔵させる工作をしたことがある → こちら。趣味でやるはんだ作業は、それ以来かな。あぁそういえば、はんだではないけれど、会社で数年前にアーク溶接の講習を受けていたっけ。業務での実践デビューはしていないけど(あんまり関係ないか)。

<↓左:扱う対象がガソリンタンクだけに、万一のために自動車用消化器も用意 右:ぁゃιぃ作業者が1名・・・>
  

作業前に基本方針を再確認する。
 ・あくまで 簡易的な暫定処置 である(本格的なレストアは工数がかかるため、今回は見送り)
 ・作業部位も、実際の穴あき部位に限定する(通勤に使うので、現状ですぐに漏れない部位には手を出さない)
 ・本当に手に負えなくなったら、直ちに作業中断する

<↓タンク右側の裏(長い亀裂があった部位)から作業開始。裏側なので、外観に失敗しても目立たないので>
  

<↓慎重にはんだを入れたあと、その上から金属ボンドで周囲を埋め込む。今回の仕上げはシャシブラック>
  
  

本当は時間をかければかけるだけ、丁寧な作業ができるのだが、なるべく必要最低限の工数で通勤バイクとして復活させたい。ので、機能回復を第一義 とし、「見栄え」 とか 「見てくれ」 は二の次とした。

<↓はんだの乗りを良くするコツは、タンク自体に熱をよく通しておくこと。金属ボンドはあくまで 保険的な意味
  

<↓タンク左側の穴も、穴より広めにはんだ入れする。本来ならば、もっと広範囲にやすりがけした方が良い>
  


「板金はんだ」 の存在を、昨日今日 知った素人の私が、トライアル的な意味(将来に向けて、現状の自分の補修スキルを確認)を兼ねて行った 「暫定処置」 の概要は、上記の通り。なお、タンク表面にはんだで盛り上がった補修痕をワザと残している(表面研磨で段差処理 しない)のは、なるべくはんだの 接合強度を低下させない意図的な理由 からである。

要するに、表面研磨して段差を無くしてしまうと、はんだは主にタンクの板厚部分でのみ接合することになってしまうの対し、段差を残しておけば板厚部分(穴に垂直方向)だけでなくタンク表面(穴に対して平面方向)でも接合面積を稼ぐことができると考えるのだ。

さーて。
一連の板金はんだ作業を終えたあとは、「燃料漏れ」 を抑制できているかどうかを確認する必要がある。いきなり燃料タンクをフレームに復元搭載してすぐに出勤バイクとして復活・・とはいかない(むしろ、してはいけない・・・と考える。燃料系は重要保安部品のハズなので)。

そこで第一段階として、燃料タンクにガソリンを入れて一晩放置してみる。そこで漏れが無いことを確認できれば、第二段階として試走する。本装着ではなく、あくまで 「試走」 にとどめる意味は、単にタンクを一晩放置させるだけでは走行中の エンジンからの受熱がない分、タンク温度が上がらないため である。もしも 「常温では漏れないのに、タンク温度が上がった途端にガソリンが漏れ始めた」・・・では済まされないのだ。


その(5)・DIY補修効果あり編 に続く。
(エラそうなことを言っているが)果たして漏れを止められるのか?

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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