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調布市のKAZのブログ一覧

2012年11月20日 イイね!

[BPレガシィ] シリコンカーバイト研磨の準備 編(いたずら被害報告・その5)

[BPレガシィ] シリコンカーバイト研磨の準備 編(いたずら被害報告・その5)BP型レガシィが、いたずらによる塗装キズの被害を受けた。
その被害状況の確認から→DIY修理状況を報告するシリーズ。
今回は 「その(5)・シリコンカーバイト研磨の準備 編」 です。

 ◎その(1) はこちら → キズの被害範囲はボディ右側全体の巻
 ◎その(2) はこちら → 修理見積もりは21万円の巻
 ◎その(3) はこちら → アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復 編
 ◎その(4) はこちら → アルミナ研磨の修復効果と限界 編



前回のブログにて、当方が手配したアルミナ(Al2O3)は
  (1).ボディ塗装面の研磨剤として大変優れた効果を持つことを実感できたこと、
  (2).残念ながら深いキズを修復するまでには至らなかったこと、
を報告しました。

今回のブログでは、まず最初に 改めて前者(1).の効果を再確認してみます。
次の4枚の画像は、レガシィのリヤフェンダー(アルミナ研磨でのDIY修復部)にエクシーガtSが映り込んでいる状況を、次第に被写体に近づいて撮影したものです。使用したデジカメが少々古いキヤノンの PowerShot A650IS であるため、あくまで参考としてとらえていただければ、と思います。

<↓比較的、キズが浅かったリヤフェンダーの 「アルミナ研磨後」 の様子(ともにクリックで800×600に拡大)>
  
  

すぐ右上の画像は、「レガシィが映り込んだエクシーガのボディ」が「レガシィのボディに映り込んでいるところ」です・・・ややこしい。「鏡面2枚合わせ」 のような感じです。ちなみにレガシィは登録から丸6年が経過し、その間、自宅前とは言え、ずっと青空駐車。ボディに関しては、ここ2~3年間で洗車は1回やったか2回やったか?というほどノーメンテ状態でした。私の洗車頻度は車検インターバル並みに長いですね(汗)。

次に、後者(2).の状況(深いキズは修復できなかった)を載せてみます。右後ドアになります。
こちらも、被写体にJOJOに、いや徐々に近づいて撮影した4枚を載せます。
(いずれもクリックで800×600ピクセルに拡大します。)

<↓エクシーガtSの映り込み状況と、アルミナ研磨で修復できなかった部分(ともにクリックで800×600に拡大)>
  
  

次に運転席ドアの状況です。
上記リヤドアよりも残ったキズ跡が深いことが、画像比較からも分かります(アルミナ研磨は同じように実施)。

<↓アルミナ研磨で修復できなかったキズ(赤丸部分)と、その拡大画像(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

しかし 「深いキズ跡は、アルミナ研磨でも修復できない」 という結果は、もともと予想の範囲内でした。
こうした場合に備え、あらかじめ手を打っていました。それが 「シリコンカーバイト(SiC)研磨材」 です。

<↓シリコンカーバイト(SiC)研磨材は、簡単に言うと耐水ペーパーの一種、 ↓左側が#2400、右側が#1200>
  

シリコンカーバイト(SiC)研磨は、作業工程の都合上、リヤドアから開始しました(残りキズの深くないリヤドアで作業トライし、成功すれば運転席ドアへ移行する予定・・・もっとも、失敗させる気はサラサラありませんが)。

<↓シリコンカーバイト研磨はリヤドアから開始。まずはマスキング準備する(ともにクリックで800×600に拡大)>
  


具体的な作業内容とその効果については・・・その(6)へ続く。
    ↓
その(6)・シリコンカーバイト研磨 仕上げ編
(意外とシリーズが長くなっちゃったな・・・。)
2012年11月18日 イイね!

[BPレガシィ] アルミナ研磨の修復効果と限界 編(いたずら被害報告・その4)

[BPレガシィ] アルミナ研磨の修復効果と限界 編(いたずら被害報告・その4)BP型レガシィが、いたずらによる塗装キズの被害を受けた。
その被害状況の確認から→修理状況までを報告するシリーズ。
今回は 「その(4)・アルミナ研磨の修復効果と限界 編」 です。

 ◎その(1) はこちら → キズの被害範囲はボディ右側全体の巻
 ◎その(2) はこちら → 修理見積もりは21万円の巻
 ◎その(3) はこちら → アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復 編

作業工程の都合上、リヤフェンダー→リヤドア→運転席ドア→フロントフェンダー、の順でアルミナ研磨による塗装キズの修復を試みる。


<↓キズに対して垂直方向の研磨を基本としながら、作業時間の進行とともに研磨範囲を少しずつ広げていく>
  

<↓アルミナ研磨の効果は最初にリヤフェンダーでトライ。頃合いを見計らい、水洗してボディ表面を確認する>
  

<↓左:研磨する前の塗装キズの状態、右:アルミナ研磨後の塗装修復状態 (←ともにクリックで拡大)>
  

リヤフェンダーの場合、約10分間ほどのトライアル作業で、塗装キズがそこそこ目立たなくなることが確認できた。
思った通り、浅いキズに対してはアルミナ(Al2O3)は十分な研磨効果を発揮 しそう。

<↓浅いキズに対しては狙い通りの効果が得られたので、アルミナ研磨範囲を徐々にフロント側へと広げていく>
  

<↓作業風景(撮影時はジョジョ立ちすれば良かったな・・・)>


作業のコツは、「力を入れ過ぎないこと」。キズを早く消したいばっかりに、ゴシゴシと力まかせに研磨するのは厳禁だ。換言すると、「焦らないこと」 とも言える。初期工程ではキズに垂直方向 に、その後はキズに対する 研磨方向(直線的な往復運動の繰り返し)の角度 を少しずつ変えていく。周囲となじませるため、次第に研磨範囲も広げていく

<↓すばらしい効果! 2回(1回めは試行)のアルミナ研磨でキズが消えた(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

リヤフェンダーに限っては、どこからどう見てもキズ跡が分からないくらいに修復できた。
(※ 「~限っては」 ということは、他の部位ではキズが若干残ったということ。)

アルミナ研磨後のボディは、塗装面を正面から見る限り、いたずら被害に遭ったキズがまったく分からないくらいに修復できており、期待通りの効果 が得られていると言える。・・・ただし、そこで喜んではいけない。プロの査定士は、恐らく塗装を真正面から見て評価はしないだろう。実際には、評価ターゲット(ドアやプレスライン)に対して 視線をナナメ方向 に採って観察し、光の反射具合をチェック するものと思われる。

ということで、私も特にナナメ方向から厳しい目で見つめると、やはりアルミナ(研磨剤)だけでは修復できない深い塗装キズが、部分的に残っていることを認識できる。そのため以下の画像では、左側に正面から撮影した画像を、右側にナナメ方向から撮影した画像を並列させて載せている。ナナメ方向から撮影した画像の中で、赤い囲みのある部分が、残念ながらアルミナ研磨では消せなかった部分 である。

<↓リヤドアも見事なキズの回復。ナナメ方向の視線で残りキズが分かる(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

<↓運転席ドアもアルミナ研磨効果は抜群。ただし、深いキズは消せない(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

<↓フロントフェンダーも、深いキズ以外はアルミナ研磨でキレイに消えた(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

ここまでの結果をまとめると、
  ◎アルミナ(Al2O3)研磨剤のキズ消し効果は、確実にある。
  ◎ただし、アルミナの粒度分布にもよるが、塗装面に対して深いキズは消すことができない。
  ◎研磨作業は、キズに対して垂直方向に行い、次第に方向と範囲を広げてまんべんなく行う。
  ◎力まかせに塗装面を研磨しない。
  ◎塗装被膜に対して研磨量自体も大きいと推定される場合は、研磨作業後に塗装コーティングをした方が良い。


さ~て。
アルミナ研磨で消せなかった塗装キズはどうするかって?
そりゃ、次なる手で消すまで です。DIYプライベーターですから、時間の取れる限り、作業を継続できます。


その(5)・シリコンカーバイト研磨の準備 編 に続く。
2012年11月16日 イイね!

[BPレガシィ] アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復(いたずら被害報告・その3)

[BPレガシィ] アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復(いたずら被害報告・その3)BP型レガシィが、いたずらによる塗装キズの被害を受けた。
その被害状況の確認から→修理状況までを報告するシリーズ。
今回は 「その(3)・アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復」 編 です。

 ◎その(1) はこちら → キズの被害範囲はボディ右側全体の巻
 ◎その(2) はこちら → 修理見積もりは21万円の巻

とりあえず、手持ちのキズ消し商品とクロス類を引っ張り出して並べてみる。が、キズ消し商品類はどれもコーティング系に区分されるものであり、残念ながらコンパウンド(研磨剤)を含むものではなかった。

今回のいたずら被害に遭った塗装キズは、パネルの下地が露出するほどの深いキズではないものの、(恐らくクギなど鋭利なもので)引っかかれた明瞭な段差のあるキズであることから、アルミナ(Al2O3)などの研磨剤成分 を含むものでなければ修復が難しいのでは?・・・と推定。

カー用品店で市販されている商品の中で、アルミナ(Al2O3)を含むものとしては、例えば次のようなものがある。
  ・超微粒子コンパウンド
  ・スリキズ消しコンパウンド
  ・魁 磨き塾 鏡面光沢コンパウンド

他にもあると思われるが、これらの商品はあくまでライトユースに限られそう(注:あくまで私見です)。車両保険を使わず、スバルディーラーでの 「修理見積もり21万円」 を 蹴ってDIYでの修復にチャレンジ する私としては、やはり研磨効果の高いアルミナそのものを用意したい。そこで入手方法を調べてみた。
  ・レジン・研削材等、歯科技工材料の販売サイト
  ・鏡面再生工場(超微粉0.2ミクロン)
  ・アルミナ系研磨材の小口販売 (参考 : ホワイトアランダム(高純度アルミナ) → こちら

<↓左 : 入手したアルミナ研磨剤  右 : 手持ちのキズ消し商品はコーティング系のため、今回は使わない>
  

<↓手持ちのスプレーボトル(中身は空)に水を注ぎ、アルミナ研磨剤を適量入れ、良く混濁(シェイク)させる>
  

<↓手持ちのふき取りクロス類の中から、塗装面のアルミナ研磨に使用できそうなものがあるかどうか検討する>
  

次に手持ちのクロス類の中から、BPレガシィの塗装面の研磨に使用できそうなものを選ぶ。アルミナを含有させる研磨布(コンパウンド・ホルダー)として使用するため、今回は塗装に優しい素材である必要は特にない。画像に写っているSURLUSTERのふき取りクロス(試供品)は、私の記憶ではBGレガシィで ロビンさんのオフ会 に参加させていただいたときの景品だったと思うが、残念ながら今回は出番無し。他のふきとりネルクロス(上の左側画像)も使わない。

選んだのは、パッケージに 「ドイツで誕生!」 と書かれた 「クリーンCARクロス」 だ。理由は、ネルクロス類は綿100%素材であるのに対し、これはビスコースをベースにPP(ポリプロピレン)を15%含む素材だったからだ。要するにクロスの構成材料であるPPにも多少の研磨効果(というか、使用中にボロボロにならない)を期待したのである。

<↓PPを含むものをセレクトし、適度なサイズにカット>


この 「クリーンCARクロス」 なるものは、実は自動車保険を更新した際、保険代理店から景品としていただいたものだ。今回の一件は、大げさにとらえると、保険代理店から免責金額のプラン説明が無かった(免責ゼロで契約していなかった)ことからDIY作業での修復トライに至ることになった経緯がある。車両保険を使わないで修復するDIY作業に、保険代理店からいただいたクロスを使うことになるとは、何とも皮肉?な感じがしないでもない・・・。

<↓リヤフェンダーから作業トライ(クリックで拡大)>  <↓濡らしたクロスにもアルミナ粉を(クリックで拡大)>
  

<↓前述のスプレーも併用で研磨(クリックで拡大)>  <↓最初はキズに垂直方向に研磨(クリックで拡大)>
  

さあ! もう後には引けません。

今までプライベーターとして、トランスミッション載せ替えやエキマニ・フロントパイプ・センターパイプ・マフラーなど排気系一式の交換、前後ブレーキの対向キャリパ化、エアロパーツの自作(樹脂曲げ加工&塗装)、各種後付メータの取り付け(MT油温計の設置を含む)、ヘッドユニット・ナビ・リヤモニタ・サブウーハなどオーディオ類のインストール、最近では穴の開いた燃料タンクの 「板金はんだ」 による修理もDIYで経験してきましたが、塗装キズをアルミナ研磨剤を調達して修復する作業は、今回が初めてです。

いたずら塗装被害を、自己のDIYスキルアップのチャンスと前向きにとらえる ことにします。

<↓DIYでの作業風景(クリックで拡大せず>失礼!)>



シリーズ・その(4) アルミナ研磨の修復効果と限界 編 に続く。
2012年11月14日 イイね!

[BPレガシィ] 修理見積もりは21万円の巻(いたずら被害報告・その2)

[BPレガシィ] 修理見積もりは21万円の巻(いたずら被害報告・その2)BP型レガシィが、いたずらによる塗装キズの被害を受けた。
その被害状況の確認から→修理状況までを報告するシリーズ。
今回は 「その2」 です。

 ◎その(1) はこちら → キズの被害範囲はボディ右側全体の巻

被害状況を冷静に確認したあと、レガシィを購入したスバルディーラーに向かった。板金修理をディーラーに依頼した場合の費用を、ザックリと見積もってもらうためである。修理に際して、実際に車両保険を適用するかどうか?の参考にするのが目的。

いたずらによる被害部位は 「フロントフェンダー~フロントドア~リヤドア~リヤフェンダー」 という広い範囲に及ぶため、そこそこの金額になると予想される。サービスフロントで受け付けを済ませ、対応いただいた係員に状況を説明し、まずは修理見積もりを その場で出していただけるか否かを確認した。

平日の午後に訪れたため、他のお客様も少ない。すぐに着手いただけるとの回答を得たので、
  (A).いたずら被害部位をじっくり完璧に板金修理した場合
  (B).キズ跡が残ってしまう恐れがあることを覚悟の上で、塗装研磨による簡易的な修復とした場合
2パターンでの見積額の算定を依頼 することにした。

<↓パターン(A)での見積額。A4用紙1枚では足りずに2枚での見積内容となった。合計金額は約21万円と出た>
  
  

あくまでラフな見積もりではあるが、結構な費用となることが分かった。
(家族に見せたところ、「2万円で直るの?」・・・って。あんた、ゼロを一つ見落としてまんがな!)

だが、本当にそこまで手をかけて直すのが最適な方法なのか?については、個人的にはチョット疑問。
キズ跡の範囲は広いものの、不幸中の幸いで外板パネルの下地(塗装以下の金属面)が露出しているようには見えなかったからだ。そこで次に、パターン(B).の場合の見積もりを確認すると。

<↓パターン(B) : 簡易的な ”みがき” に留めた場合の見積費用。もちろん、キズ跡が残ってしまう恐れもある>
  

約5万円以下(※この段階では、あくまで目安)となることが分かった。
ずいぶんと 落差がある な。「21万円超」 と 「5万円以下」 ですか。

さて、実際に車両保険を適用して修理することにした場合、確認しなければならないことは 「免責金額がいくらで設定されているか?」 となる。BPレガシィの自動車保険証券類・保険契約継続証を見てみると。
そこには 「免責金額 1回目 5万円、2回目以降 10万円」 と記載されているではないか! → ○| ̄|_

つい先日、当て逃げ被害に遭ったエクシーガtSでは、免責が初回はゼロだったので思いっきりディーラーに板金修理を依頼した。が、新車登録から6年が経過したBPレガシィの免責はゼロではなかったのだった。

私の場合、自動車保険の更新は団体扱いのため、会社が団体契約を結んでいる保険代理店が提案するプランをベースに毎年更新していた。更新にあたっては、対人・対物や車両保険の金額は毎年必ず確認していたが、免責金額は(どの提案プランでも)初回 5万円と固定記載されていたことから、免責については金額を選べないものだと思い込んでしまっていた。

しかし後日、加入している自動車保険会社に直接電話して確認を取ったところ、契約者は初回の免責金額をゼロとする内容も選べるとのこと(免責5万円としたのは、単に代理店の提案値だったようだ)。さらに、満期更新のタイミングでなくても、契約途中からでも免責金額を変更できます、との回答 であった。「免責金額って、本当に契約者が金額設定(この場合はゼロに)できるのですか?」 と念押し確認したが、回答は同じ。

・・・とすると、今回は私の勉強不足。車両保険は、なにも大型の事故(修理費用が高額)だけに使うとは限らない。塗装キズのようないたずら被害(修理費用が比較的少額)の場合でも、心置きなくカバーできるようにしたい。次回更新時には、年間支払い額が多少増えても、初回免責額はゼロで契約しようと思う(ホントにできるのか?)。

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

ということで、いたずら被害に遭ったレガシィの修理について まとめると
  ◎完璧な修理をディーラーに依頼した場合、見積額は約21万円。
  ◎キズを目立たなくする程度の簡易修理の場合は、見積額は約5万円弱<免責金額以下。
    (後者はキズが残る恐れもある。)
いずれにしても、車両保険(一般条件)の免責がゼロではなく初回5万円で契約している以上、保険を使って修理依頼をすれば必ず 5万円までの自腹を切る必要がある、という現実を認識できた。

いたずら被害の修理代に5万円も払えねーよ、オレは。
(皆さまにおかれましては、ご自身の車両保険の免責金額を今一度、確認されることをお勧めいたします。)

今回も長文になってしまって申し訳ありません。結局、BPレガシィの車両保険の免責金額がゼロではなかったことが確認された時点で、私がDIYで修理・修復にトライすることが決まったようなものです。

<↓今回の結論(クリックでやや拡大)>



その(3)・「アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復」 編 に続く。
2012年11月12日 イイね!

[BPレガシィ] いたずら被害(1)・キズの範囲は「右前~右後」全体の巻

[BPレガシィ] いたずら被害(1)・キズの範囲は「右前~右後」全体の巻BP型レガシィが、いたずらによる塗装キズの被害を受けた。
その被害状況の確認から→修理状況までを報告するシリーズ。

今回は、その(1)・キズの被害範囲は右側全体:
「右前フェンダー~運転席ドア~右後ドア~右後フェンダー」の巻
である。

納車1ヶ月で当て逃げ被害に遭ったエクシーガtS(年改区分:Eタイプ)の 板金修理が無事に終わった(既報) と思ったら、今度はBPレガシィ(GT spec B)のいたずら被害が発覚した。

被害状況を確認する。
ボディの右サイドに、フロントフェンダーから運転席ドア、右後ドアを経てリヤフェンダーまで、ほぼ全体に渡って線キズが付いている。キズの性状は直線状ではなく、上下に不規則に波打っている。キズの位置が上下の広い範囲で変動している(直線部分はほとんど無い)こと、キズが複数列で並んでいる箇所もあることから、例えば 「狭い駐車場で通行人がベルトのバックルを当ててしまった」 ような状況は考えにくい。

<↓キズの被害範囲は前後に広い(クリックで拡大)>


あくまで見た目の印象ではあるが、ドアのカギやクギなどの鋭利な刃先による引っかきキズのように見える。もちろん自分で付けてしまったキズではない(家族の中でレガシィを運転する者もいない)。

<↓右フロントフェンダーのキズの範囲>         <↓フェンダーアーチ部のキズ(クリックでやや拡大)>
  

<↓右後ドアから運転席ドアにかけて、連続している線キズの状態(ともにクリックでやや拡大)>
  

<↓右後ドアには線キズのほか、○印に凹み(パンチ痕?)も2カ所ある(ともにクリックでやや拡大)>
  

<↓リヤフェンダーのキズ跡、上下に波打ちながら前後に長く続いている(ともにクリックでやや拡大)>
  

<↓リヤのフェンダーアーチ部のキズ(ともにクリックでやや拡大)>
  

※(注):
最後の2つの画像に写っている丸形のステッカー(本文中の埋め込み画像で上から2つめにも)は、車高を計測するときの基準点(ホイールアーチの頂点)です。BPレガシィはフロントに 圭オフィスの車高調 を入れているため、DIYでスプリングレートを変更するときなど、車高を計測する際の基準位置がすぐに分かる(=不変とする) ように、前後左右のホイールアーチ4ヶ所の頂点にマーキングを貼っているのです(このブログトップのタイトル画像のクリックでも分かりますが)。


以上、キズによる被害状況をまとめると、
  ・ボディに付けられたキズの被害範囲は、「右前~右後」 まで、ほぼ全体に渡っていること
  ・さらに右後ドアには凹みも2箇所、付けられていること
を確認しました。不幸中の幸いは、
  ・どうやら 「塗装が剥がれて金属パネルの下地が露出」 した状態には至っていないように見える
ことです。

とはいえ、明らかな線キズで、かつ被害範囲が広いことから、今後の処置をどうしようか? について、じっくり検討することにしました。具体的には、車両保険を使う/使わない、修理依頼する/DIY修復する、などです。

同じように当て逃げ被害を受けた エクシーガtS では、家族用かつ新車 であったことから、迷うことなく自動車保険を使ってディーラーで板金塗装修理を行いました。が、今回のレガシィは 自分用 で(大切に乗っているとはいえ、すでに) 6年経過車 であることから、この時点では、DIYでの修復も視野に入れて考えてみることにした次第。


その(2)・ディーラーでの修理見積もりは21万円の巻
に続く。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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