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調布市のKAZのブログ一覧

2014年11月08日 イイね!

[富士重工業] 群馬・矢島工場 「2014スバル感謝祭」 に参加して(後編)

[富士重工業] 群馬・矢島工場 「2014スバル感謝祭」 に参加して(後編)2014年11月2日(日)、今年も家族で 富士重工業(株)矢島工場で開催された 「2014スバル感謝祭」 に参加することができました。

以下、当方の視点で感じたこと を、備忘録として書き留めるブログの後編です。

◎前編は → こちら


前編 からの続き。
※各画像は、クリックで800×600サイズに拡大します。

■模擬店を楽しむ(その1)
家族(幼児含む)を連れてのイベント参加ですから、家族のペースに合わせて会場を回ります。通路に沿って設営された模擬店の多くは、富士重工業の社員さんが出店しているようで、価格も良心的な安価で助かります。以下、画像でその一部を紹介します。

<↓模擬店の例。バナナ・ホイップクリーム・チョコシロップのほか、ポッキー的な食材も含めて売価100円>
  

<↓こちらは美深町とタイアップ(販促を兼ねる)している?のか、じゃがバターも一皿1個100円で提供>
  

<↓恐らく地元の農産物だと思うのですが、こうした産物も販売されていました(我が家でも購入しました)>
  

模擬店の中には、材料費を考えると原価割れしている物もありそうな気がしますが、富士重工業が 「地域還元型」 と位置付けしているイベントのため、もしかすると会社(組合?)から職場単位で補助金が出されている(?)のかもしれません(>あくまで当方の想像の域を出ませんが)。

■模擬店を楽しむ(その2)
今年の感謝祭は来場者が多く、(前日まで雨天でしたが)当日は好天にも恵まれ、活気がありました。私見ですが、「売り子さん」 も活き活きとしていたように見えました。

<↓今年の2014年バージョン。楽しそうに活動されていたのが印象的 (^^)>


<↓(比較用) 去年の2013年バージョン。暑さにやられてダルそうでした (^^;)>


毎年同じ方々が演じていらっしゃるのか不明ですが、年度によってキャラクターが変わっており(今年は時流に乗って「妖怪ウォッチ」)、使い回ししない分、準備が大変だろうな~、と勝手に想像しました。売り手と買い手、社員と来場者、どちらもそれぞれの立場で楽しめるとすると、感謝祭は素晴らしいイベントだな・・・と思います。

さて、顔出しのカブリモノ(>失礼)ならまだ楽ですが、会場にはそうではないキャラクターも活動していました。たとえば以下。

<↓今年・2014年の牛ちゃん(仮称)。これはカブリモノではなく、頭の先からつま先まで、最初からこの存在か>


<↓去年・2013年の牛ちゃん(仮称)。去年は11月だというのに暑かったからね。いやこれでも本来の姿か>


勝手に 「牛ちゃん(仮称)」 と名付けてしまいましたが、去年の個体と今年の個体は容姿がまったく異なり、別モノです。単なる 「牛つながり」 ってことで紹介しています。ちなみに、去年の感謝祭のブログ(牛ちゃんを含むカブリモノのキャラクター紹介)は → こちら

■ステージ・ショーを楽しむ
カブリモノ(>失礼)ではなく、モノホン(本物)のヒーローとして、メインステージでは 「風天狗・リューマイン」 ショーが開催されました。ご当地ヒーローのようです。司会進行係の手腕(盛り上げ上手)もあり、子供たちも楽しむことができたようです。ストーリーとしては、簡単に要約すると 「よい子のみんなは、食べ物で好き嫌いしちゃダメよ!」 というものでした。なお、ご当地アイドルの 「Otan43」 については、動画も静止画も撮影禁止とのことで紹介は割愛します。

<↓左:悪役(人間が食べ残しした食物の化身)と対峙する女性型キャラ  右:今回のヒーローたち集合>
  

<↓好き嫌い無くニンジンも食べなきゃダメよ、の図>


■展示車両やビジターセンターで楽しむ
イベントの本部テント前では、GT300の参戦車両(外観はレガシィB4をイメージさせたもの)が展示されていました。毎年、何らかの車両などが展示されるようです。

<↓今年の展示車両はGTカー。個人的には、左前ダクトの引き回し(外からは見えない)が気になるところ>
  

ビジターセンターではデザインスケッチの展示や、クレイモデルの疑似体験コーナーがありました。今年は家族の都合やペースに合わせて会場を回ったため、ビジターセンターはほぼ素通りしてしまいましたが、普段は(社会科見学などの他は)公開されていないようですので、時間があればじっくり見て回りたい施設ですね。

<↓新型車のデザインイメージ・スケッチや、ボディカラーのスタディモデルを示す公開資料もある>
  

■その他の視点から楽しむ
矢島工場の感謝祭は、「スバルのいろいろな車種のオフ会」 を兼ねたイベントにもなっています。今回、私は家族連れだったため、オフ会への参加表明はしていませんでしたが、会場では偶然 「お初」 の方々とお会いし、短い時間でしたがお話させていただく機会もありました。

<↓普段はなかなかお会いできなかったり、遠方の方とも名刺交換させていただき、大変感謝です>


矢島工場の感謝祭は、私たち参加者にとっても富士重工業で働いている方々にとっても、一大イベントです。スタッフの方々の苦労があってこそ、私たち参加者が楽しめると思っています。そんなスタッフが身にまとっているのが、祭りの雰囲気を盛り立てる ”法被(はっぴ)”。はっぴにも、いろいろなバリエーションがあるようです。

<↓左:「富士重工美深会」って組織があるんですね  右:前編 の 「キッズふわふわ」 でのはっぴはオレンジ色>
  

<↓(参考)2014年6月1日(日)、富士重工業(株)・大泉工場 「ふれあい感謝祭」 で見かけた ”はっぴ” の例>
  

参加される方々も、ご自分なりの視点や別の角度から 感謝祭 に触れてみると、また違った楽しみ方が増えるのではないか・・・と思います。
ちなみに、KAZさんの過去の楽しみ方の例は → こちら(大泉工場祭での恐竜のデベソ)。)

<↓その他にも・・・展示車両は「GTカー」だけどテントは「WORLD RALLY TEAM」となっていたり>


「全然、ラリー車やあらへんやんけ~。」 って思った方は、他にもいらっしゃるはず。

■帰路にて
家族がそれぞれに感謝祭を楽しんだあと、帰路に就きます。途中、家族が往路で目を付けていた店に立ち寄ってみました。まずは定番と呼ばれる 「伊勢屋」 さんからです。

<↓定番の「伊勢屋」さんにて。売り切れを心配していたのですが、在庫ありで一安心。知人へのおみやげに>
  

<↓次は関越自動車道に入る前、タルトとロールケーキの製造直売店にて。抹茶ロールケーキを買いました>
  

<↓最後は農産物加工・直売所にて。実は上記の「タルト&ロールケーキ」のお店の向かい側にあります>
  

・・・こうして、我が家の 「富士重工業(矢島工場)・2014スバル感謝祭」 は、無事に終えることができました。来年も何とか都合を付けて、家族そろって参加しながら私なりの楽しみ方ができるようにしたいと思います。もしも現地で私を見かけましたら、お気軽にお声掛けください。

■備考&お礼
前回、2014スバル感謝祭(前編) をブログアップした際には、大変多くの方々にご覧いただき、また「イイね!」もいただきました。ありがとうございます。この場を借りて、お礼申し上げます。
以下は前編のブログアップ当日のPVレポート(画像クリックで適度に拡大)です。

<↓前編ブログアップ当日のトータルPV値は 2337[HITS]>


<↓前編の記事のみのPV値(公開初日分)は 518[HITS]>


今後も私なりの視点で、(決して狙ったワケではなく、でも恐らく)私にしか書けない内容で、情報発信していこうと思います。重ねて、よろしくお願いいたします。毎度の長文にて、失礼しました。<(_ _)>
Posted at 2014/11/08 14:19:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | └ マニアックなスバル話 | クルマ
2014年11月02日 イイね!

[富士重工業] 群馬・矢島工場 「2014スバル感謝祭」 に参加して(前編)

[富士重工業] 群馬・矢島工場 「2014スバル感謝祭」 に参加して(前編) 2014年11月2日(日)、富士重工業(株)矢島工場で開催された 「2014スバル感謝祭」 に家族で参加して来ました。

以下、あくまで 当方の視点で感じたこと を、備忘録としてブログに書き留めていきます。今回はその 「前編」 です。



■家族で参加
毎年11月上旬(年によっては10月末)に矢島工場で開催される 「スバル感謝祭」 には、これまで家族で何度か参加したことがあります。今年も何とか都合が付いたため、エクシーガに乗って家族で参加することができました。ただし、家族優先ですのでオフ会には参加せず、現地でお会いできた方々には その場でご挨拶させていただく、というスタイルとさせていただきました。<(_ _)>

以下、現地の様子を画像によるダイジェストで紹介します。
くどいようですが、あくまで 当方の視点 で目についたことですので、悪しからず。
(※各画像はクリックで800×600サイズに拡大します。)

■弓道体験コーナーにて
<↓まずは駐車場近くの弓道体験コーナーから開始します。一人1回、4本まで弓を射ることができます>
  

<↓的までの距離は短めです。初心者でもガイダンスを受けながら、楽しむことができるイベントです>
  

長女は元・弓道部。地方大会でも入賞経験があるのですが、イベント用の弓と的(と距離)は、ちょっと勝手が異なるようです。下の子供たちは、体験後の景品(=お菓子)をいただいて嬉しそうです。

■板金加工コーナーにて
次に訪れたのは、板金加工コーナー。何と、ブックシェルフ(本立て、仕切り)の体験製作ができるイベントがあったのです(※実際には、ガイダンスに沿って卓上簡易プレスを操作させていただく、というものです)。

<↓卓上簡易プレスマシン(?)の前に座ってスタンバイ。このように幼児でも十分に体験OKでした>
  

<↓イスに座って準備が整ったら、係員が加工素材(アルミ板)を卓上簡易プレスにセットしてくれる>
  

<↓係員の指示に従って操作すると、上方からプレスアームが降りてきてターゲットを曲げ加工する>
  

<↓左:プレスアームが上昇したらターゲットを取り出す  右:加工前と加工後のブックシェルフ(アルミ板)>
  

卓上の簡易タイプとはいえ、スイッチ操作で油圧式(かな?)のプレスマシンを稼働させ、しかもその成果物として(自分が製作したことになる)実用性のあるブックシェルフが手に入る・・・。これは、私見ですが、子供向けイベントとして とても素晴らしいと感じました。企画・運営スタッフに感謝いたします。

■「キッズふわふわ」 にて
次に訪れたのは、「キッズふわふわ」 と名付けられたエア・トランポリンです。もしも本物のトランポリンがあったら、真っ先に私自身が後方ダブル(2回宙返りの意)とか前方一回ひねりとかをやりたいところですが(大人用のトランポリン遊具って、ほとんど無いですので・・・)。

<↓参加無料。1回あたりの利用時間は10分間。多人数構成のグループ単位で利用者が入れ替わる>
  

この手の遊具(?)が稼働するためには、外部から常にエアを供給させ続ける必要があるハズで、裏手に回って確認してみることにします。

<↓これだけ巨大な体積を占める建造物(?)に対し、わずか2機のブロアで済んでいるとは・・・>
  

ブロアの銘板を見ると、「100V・50Hz・10.0A」 とか 「THIS IS A FAN - NOT A TOY」 とか書いてありました。見かけによらず、そこそこ風量が稼げるタイプなのでしょう。裏方の確認が済んだ後、改めてフロント側に回ってみます。

<↓「キッズふわふわ」 のシンボルになっている、ゾウのノーズ。過給を得て、ビンビンの上向き状態か?>
  

「ビンビンの上向き」・・・って、何のこっちゃ。(^^;)
(※「ヘイ・・・KAZはん、一体、なんのレポートやねん!」 って指摘は無しの方向で。)

-------------
「後編」 に続く。
(後編では、引き続き当方の目線で、気になったコト・ツッコミどころのほか、帰路で立ち寄ったお店などについての備忘録となる見込み。)
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2014-11-08(Sat.) : 更新
矢島工場・2014スバル感謝祭(後編) をアップロードしました。
Posted at 2014/11/02 23:40:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | └ マニアックなスバル話 | クルマ
2014年11月01日 イイね!

[スタッドレスタイヤ] スタッドレス選び2014年・その2 ヨコハマのアイスガードiG50

[スタッドレスタイヤ] スタッドレス選び2014年・その2 ヨコハマのアイスガードiG502014年の秋、これまで履いてきたヨコハマのガーデックスK2 F721に見切りを付けた理由は、前回ブログ(その1) で述べた通りです。

新たなスタッドレスとして、最終的にヨコハマのアイスガード5・iG50を選定しました。今回のブログは、iG50に至るまでの経緯について述べる備忘録です。


エクシーガtS&レガシィ共用 スタッドレス選び2014年・その1 からの続き。

■ブリジストンのブリザックはトップ性能
私見ですが、スタッドレスタイヤの開発は、BSがリーディングカンパニーだと思っています。それは企業規模や開発体制(>直接知っているワケではありませんが)、製品テクノロジー(ニュースリリースや解説ページなど)から読み取った印象です。特にブリザックシリーズは、私自身も過去に履いていましたが、氷上での性能は、同じ時期にリリースされている他メーカーのスタッドレスと較べると、頭ひとつ分、上を行っているような印象です。

上記はあくまで私的な印象ですし、他メーカーのスタッドレスが総合的に劣ると言っているワケでもありません。

そんな私が今回選んだスタッドレスは、ヨコハマのアイスガードシリーズです。理由は、多人数を乗せて 「東京~札幌」 を往復するという ”私の” クルマの使い方にマッチしていると判断したからです。

■タイヤは「クルマの使い方」で選ぶ
タイヤに限らず、世の中には性能的に優れた製品がたくさんあります。しかし、高価で性能の良い製品が、自分自身にとってベストな選択になるか? というと、実はそうでもありません。限界性能が高い製品、バランスに優れた製品、コスト的に優れた製品。いろいろあります。スタッドレスタイヤについても、同じことが言えると思います。

「北海道での装着率No.1」 と言っても、そりゃ北海道で暮らしていて北海道の雪道を走る人たちの中での話です。日本は縦に(南北に)長く、場所が違えば雪質は全然異なります。「東京~札幌」 を自走で往復するという使い方がメインとなる私にとっては、「私のクルマの使い方」 が評価基準になります。

したがって、このブログで示す 「私のタイヤ選び(の根拠)」 も、そのまま他のエクシーガ・オーナーやレガシィ・ユーザーに当てはまるとは限りませんので、念のため。

■ブリジストンにしなかった理由
スタッドレスの銘柄選択で迷ったときは、BSにしておけば、まず失敗はないと思います。にも関わらず、BSにしなかった理由は次の通り。

(1)(現行モデルではありませんが)わだちの乗り越えで違和感があった。
(2)氷上の走行区間よりも、乾燥した高速道路での移動区間の方が長い。
(3)比較的高価


上記(1)を補足すると、雪道で前車のわだちをトレースしながら直進するときは安定しているのですが、対向車をよけるため(>路地裏で低速)やレーンチェンジするため(>幹線路で中速)、そのわだちを乗り越えようとしたときに、ステアリング操作が やや敏感になる 気がしました。恐らくトレッドパターン両サイドのRの付け方が影響しているような・・・。

もう少しマイルドな操作感でわだちを乗り越え(レーンチェンジ)できた方が疲れにくい、と感じたことが、上記文中の 「違和感」 の意味です。敏感にグリップするとワンダリングにより(知らず知らずにうちに)疲れる。ダルとか不感帯とは意味が異なりますが、路面のレーンの境界変化を多少は 「いなし」、もう少しマイルドな 「わだち乗り越え特性」 である方が、私の運転スタイルに合っていると感じたのでした。

上記(2)については、氷上性能とトレードオフの面があると思っています。

スタッドレスでありながら、高速性能に優れたタイヤとしては欧州メーカーもあると思いますが、現時点で(私にとっては)未知数。性能を高速に振ると氷上とのバランスシートはどう傾くのだろう? 機会があれば欧州スタッドレスも試したいところですが、今回は私にとって判断できるほどの材料がそろわず、見送ることにしました。

上記(3)については、いつの時代も新品のBSが安売りされているのを見たことがないです。安い場合は、製造年月が古い場合などですね。私の場合は永く使うことから、製造年月だけでなく、設計もなるべく新しいモデルを選びたいところです。

■アイスガード iG52c と iG50 に絞る
ヨコハマのスタッドレスについては、ガーデックス→アイスガードと続けて使用してきた経験からすると、

(4)夜の氷上の下り坂(例えば北海道の国道5号線、「倶知安→函館」 間
  の峠道の南斜面)以外ではグリップ力に特に不満はない
(5)乾燥した高速道路でもグニャグニャせずに走行できている
(6)突出した性能はないけれど(>失礼)、コストを含めたバランスは良い

ことから、今回も冒険はしないでヨコハマブランドから選ぶことにしました。なおアジア系スタッドレスは、当初から購入対象外です(パターン設計はともかく、コンパウンド技術が国産比で劣ると思ったので)。

調べると、どうやらアイスガードを名乗るものの中でも、iG30、iG51v、iG52c、iG50 が現行モデルとして流通しているようでした。いずれもネットで購入可能。これまでスタッドレスを永く使ってきた実感として、「スタッドレスの技術は日進月歩。可能な限り、設計の新しいものにしたい。」 という考えがあり、まずはiG30を候補から外します。

iG51v、iG52c は国内のヨコハマのWEBサイトには載っておらず、確認するとヨコハマのカナダ市場向けにリリースされているモデルでした。

<↓iG52cで検索するとカナダ市場向けWEBサイトがヒットする。乗用&SUV用はiG51v、iG52cがツートップ>




<↓こちらが iG51v。トレッドパターンとしては、個人的にはセンターの3Dブロックが魅力的ではあったが・・・>


<↓こちらは iG52c。国内向け iG50 に対し、どこがどのように異なるのか、自分なりに確かめる必要がある>


その後、iG51v は国内向け ジオランダーI/T-S G073 相当品だと判明。さらに希望する 215/50R17 サイズそのものが無いことが分かり、候補対象外に。残る iG52c(カナダ向け国内生産品) と iG50(国内向けモデル) の2種に絞ることにしました。前者はヤフオク!で4本セット6万円台、送料込みでも6.8万円程度。後者はそれなりにします(BSよりは安い)。両者で何が違うのか、確認する必要があります。

<↓iG52c(カナダ向けアイスガード)と iG50(国内向けアイスガード)のトレッドパターンの違い>


■コンパウンドの世代が違う、と推定
結論から書きますと、ヨコハマのアイスガード iG52c(カナダ向け) と iG50(国内) の大きな違いはコンパウンドにある、と推定しました。ヨコハマが言うところの、前者が第四世代相当のコンパウンド(マイクロ吸水バルーン+吸水カーボンII+ブラックポリマーにピラミッドサイプ)、後者が第五世代コンパウンド(新マイクロ吸水バルーン+吸水ホワイトゲル+ブラックポリマーII にピラミッド&ディンプルサイプ)だと私なりに解釈しました。

<↓iG52c(カナダ向け)には、国内向けiG50に採用の吸水ホワイトゲルに関する記述が認められない>


タイヤ接地面で、氷膜の水分を吸い取る吸水バルーン(BSで言うところの発泡ゴムの空孔)は、第四世代が最大直径=80μm程度。カタログ記載の画像では、顕微鏡の拡大レンジが×500倍くらいが必要。その一方、第五世代の新吸水バルーンは、顕微鏡の拡大レンジが×200倍程度なので、単純に空孔径が2~3倍に改善されていると思われます。
→ 要するに、氷上での滑りにくさが異なる、と推定。

<↓iG52c(カナダ向けアイスガード)と iG50(国内向けアイスガード)のコンパウンドの違いの推定>


吸水ホワイトゲル採用モデル(iG50)の場合、あくまで 「タイヤ試験片をアセトンに浸漬させたとき」 の 「可塑剤の抽出物からの残存率」 を元にしたときの比較ですが、ゴム内部のオイルが抜けにくく硬化しづらい。また使用開始から4年後の性能劣化も1/3(さんぶんのいち)程度に抑えられる・・・とあります。
→ 要するに、初期性能が長持ちする、という意味。

<↓溶剤にアセトンを用いたラボテストの結果だったり、1年あたりの経年劣化条件が不明ではあるが・・・>


よって、その他も諸々考慮し、実売価格は iG52C(カナダ向け国内生産品) よりも価格は高くなるものの、最新コンパウンド&トレッドパターンを採用した iG50(国内向け国内生産品) を購入することに決めたのでした。


- - - - - - - -
「その3」 に続く。
(以降、調達からホイール組み込みまでの状況などについて書く予定です。)
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2014-11-12(Wed.) : 更新
スタッドレス選び2014年・その3 「アイスガードiG50を入手して」 をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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