今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からゴルフⅦです。
3台同時入庫だった時の手前の左のお車です。
異型パネルの専用ナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージとドアスピーカーの取り付けを行って、ドアにはフル防振の施工を行っています。
まずはゴルフⅦのお客様が皆さん気になると言われる純正のツイーター位置を使わずにその手前にピュアディオ製スタンドを使ってJBLの外ドームタイプのツイーターを取り付けました。
いつもはそのまま使用する純正のドアスピーカーを取り外してJBLのP560の13センチミッドにサイズを絞って濃い中音域を再生します。
純正スピーカーをよく見るとゴムのエッジが内側に入っていて、左右に3つずつポイントで重みを付けているから純正でもいい音がしていたんですね。
純正にしてはマグネットも奥が深く、これでトレードインスピーカーに交換したら逆に音が薄くなる訳が分かりました。
ドアを開けた時に防振作業も行っていますが、ゴルフⅦは鉄板は厚くあまり防振の必要は無いのですが、プラスチック部分の鳴きは気になるので重点的に行います。
今回は内張りのプラスチック裏のセメントコーティングも行っています。
同じ厚さに塗らず、厚い薄いを作る事で振動を打ち消し、その厚い所と薄い所も規則性を持たせずランダムに塗る事で最も効率のいい防振を行っています。
スピーカー交換と防振作業が終わったら内張りを組み付けます。
外見は変わりませんが音の響きは全く変わっています。
組み立てが終わったら各音楽ソースを再生して音調整を行います。
いつもはベーシックパッケージでドアスピーカーが替わっていないので同じピュアコンでいけるのですが、P560ミッドをインナー取り付けでリスナーに対して純正グリルがややそれた状態なのでミッドのハイエンドを決定するコイルの巻き数を減らして対応します。
音を鳴らしながらあれこれコイルを交換して最も音が自然な値を探しました。
ピュアコンの調整が終わったらナビオーディオのバス・ミッド・トレブルの3トーンを調整して音を追い込みます。
ベーシックパッケージだと手順書に書いてある通りにセッティングすればピーク値になりますが、今回は個別対応のシステムのために時間をかけてセッティングを行いました。
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Posted at
2015/02/19 11:22:07