今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、BMWのF30型3シリーズです。
前車異形パネルのナビオーディオ付のお車で、ATX-25ツイーターを使用したベーシックパッケージの取付けを行いました。
ベーシックパッケージは純正ミッドを使用して、それにツイーターとピュアコンをプラスするのが普通ですが、E90やF30などのBMW車はドアの上部のスコーカー交換を含んだパッケージとなっていて、他の車種よりは価格設定が高くなっています。
一般的なBMWのスピーカー交換ではスコーカー位置には10センチサイズの物を入れて、ツイーターはミラー後ろの純正位置を使うというやり方ですが、ピュアディオでは最初はお客様のお車を借りて時間をかけて調査して、その後自社で車両を買って実験を続けて、スコーカー位置は8・7センチを使い・・
リスナーより距離を置くダッシュ上の方がストレス無く音楽を忠実な音で聴けるという結果にたどり着きました。
8・7センチや9センチのスピーカーも過去には推奨モデルが色々ありましたが、現在はJBLのGX-302のツイーターを鳴らない様にしてスコーカー化して取付けるという方法が一番音ヌケが良く、生音に近いという結論に達してこれを推奨しています。
JBLにGTOシリーズの8・7センチもありますが、GTOはマグネットが大き過ぎて後ろへの空気の抜けが良いために、両方試した上でGX302を推奨モデルとしています。
ただGX302は価格が6000円と安くて、4万・5万の高いユニットを販売しているお店の方が優れている様に思われがちで、BMWのデモカーを2台も所有している割にはそれほど集客につながっていません。
ユニットは安くても調整用パーツはたっぷり使って、年式やグレードに細かく値を変えて、極めた音を表現しています。
今回の3シリーズもイヤーチェンジによる微妙な音の違いや、グレードによりシート形状の違いによるウーファーの鳴りにピュアコンのパーツを細かく交換してピークの状態に合わせて納車されました。
黒のF30のセダンに続いては自社車両のG30の黒いセダンの作業を行いました。
こちらは純正スコーカーを使ってもツイーターと音がつながったので、まずは純正+ATX-25のベーシックで一週間聴いてみて・・
次の週にはスコーカーをGX302に変えて聴いていました。
そしてG30は第三段階のシステムアップに進んで、ドアに10センチサイズのアウターバッフルを製作しました。
現在はGTO429のコアキシャルスピーカーのツイーターカットと、ATX-25ツイーターの組み合わせで鳴らしていますが、数日後にGX402のツイーターカットに交換して、どちらを推奨モデルにするか決めます。
G30はトランクルームに車両アンプがあるので、スピーカーの組み合わせを替える度にピュアコンのブラックボックスやコイルを何度も変えて、それで最も生音に近い組合せを探っています。
サウンドピュアディオは現在3店舗で20台の自社車両を所有していて、様々な車両タイプに合わせて最適な音が出る様に開発を行っています。
また音楽業界に対してスポンサー活動を行い、生の音を知る機会を増やしたり、時には音楽関係の方にデモカーの音を確認して頂きながら生音に近いセッティングを目指しています。
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Posted at
2017/07/10 11:31:21