トヨタのハイエースが発売されて今年で50年になるそうです.
1967年に10系のリアガラスが斜めになっているモデルが発売されて、デザインのためでしょうが、今考えたら「ガラスを真っ直ぐしたらもう少し荷物が多く詰めるのに。」と思ってしまいます。
そういえばスズキのキャリー・バンも当時のモデルはデザインのためか、リアガラスが斜めになっていました。
その10系は10年続いて、その後の20系からは積載スペースを増やすために今の様な形になって、10系ベースの20系・30系・40系と続いた後に、乗用での使用を重視した50系ハイエースが発売されました。
当時はアルファードの様な大型ミニバンが無かったために、50系ハイエースがその需要を全て担っていて、ハイエース・ワゴンはかなりの数の入庫がありました。
その頃の思い出で、新車の時に自分が作業したハイエースが何年かでお客様が買い換えられて、オークションで広島県に売られたみたいで、その車が数年後に再び山口県にオークションで戻って来て、3人目のオーナーの方が取り付けに持ち込まれて、作業を行ったら電源の分岐などは完全に自分の仕事と分かり、2人目のオーナーを除いて二回同じハイエースが入庫した事があります。
他にハイエースといえば、1980年代にマイケル・ジャクソンが来日した時に、移動した車が高級リムジンではなくて、ファンの裏をかくためにハイエース・ワゴンで移動していたという話があります。
そのハイエースには今は日本ではカーオーディオを販売していない某メーカーが、マイケルのためにスペシャルチューンのカーオーディオを装着していて、当時販売成績が優秀な店のオーナーはマイケルが乗った席に座って音が聴けるというご褒美がありました。
今の大手メーカーのカーオーディオの音がいいとは違って、高音は今ほど出ていなくても中低音のグルーヴ感があって、自分はその時の感動はよく覚えています。
あの頃は日本のメーカーがスティービー・ワンダーに後部座席で音楽を聴くためのシステムを機材提供していて、今と違ってプロ機との音の差が少なくて、良い時代だったと思います。
まあそんな昔話をいまだに引きずっているのがサウンドピュアディオなんですけど・・
その後90年代は100系のハイエースはグランドハイエースという乗用タイプが出て来て、商用バンとしての徐々に専門化して来て、更に2000年代はアルファードの登場で家庭用ミニバンとしてのカテゴリーは完全そちらに移り、200系というプロツールとして登場したハイエースは、趣味で使う車として一般ユーザーにも広く使われる様になりました。
50系の時にオーディオの取り付けでよく入庫していたハイエースは、100系ではそれほど入庫せず、200系になってからは驚く様な数のハイエースが入庫する様になり、ピュアディオ3店舗のうち2店舗に同時にハイエースが入庫している日もありました。
黄色いスポンジが周りに付いている200系ハイエース用のドアスピーカーは、低い位置に付いているというのもあってものすごく低音が出ていて、量販店でトレードインスピーカーを取り付けたら逆に低音が減ったと言われる方が多くおられました。
広いダッシュでツイーターとツイーターの間に距離があり、ベーシックパッケージでは他の車種に比べて周波数レンジを広く取っていて、ハイエースに合わせた専用のチューンを行って、多くのハイエースのオーナーの方から好評を頂いています。
そんな200系ハイエースはフラワーカンパニーズさんの『新フラカン入門』に付属しているDVDの中に登場して来て・・
最新アルバムでは『ハイエース』という楽曲もあるぐらい、フラワーカンパニーズさんはハイエース好きです。
そんなフラワーカンパニーズさんは11月25日の午前11時30分からFM福岡で放送されているサウンドピュアディオ提供の『音解(オトトキ)』にボーカルの鈴木圭介さんとベースのグレートマエカワさんのお二人が出演されます。
スタジオに大きなハイエースの歌詞を書かれた紙を持ち込まれているということは、ハイエースに関するお話も聞けると思うので、ハイエースのファンの方は是非明日の音解の放送をお聞き下さいね。
Posted at 2017/11/24 07:47:12 |
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