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ピュアディオいがわのブログ一覧

2014年10月18日 イイね!

トヨタ・プリウス カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からトヨタのプリウスです。




トヨタ純正のマルチAVステーションのナビが付いて入庫となり、JBLツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージの取り付けを行いました。




ドアには縦に楕円のスピーカーと・・



ダッシュには5・5センチサイズの中高音を鳴らすスコーカーが付いています。






入庫した時に純正状態の音を聴いたのですが、オートラウドネスとコンプレッションを入れないとかったるくてとても聴けるものではありませんでした。



正直なところ本当にここからスピーカーを換えずに音が良くなるのか?販売している自分が不安になる様な音の悪さでした。



ベーシックパッケージの取り付はまずインパネを下の方から分解して行って・・




ナビを一度完全に引き抜いて真裏から音信号を取り出します。




取り出した音信号はグローブボックス下のピュアコンに送って、ここで各スピーカーに送る周波数帯域を決めて、インピーダンス特性も整えて綺麗な音の鳴りにします。



30系プリウス専用のチューンですが、30系プリウスでも製造時期で純正スコーカーが違っていて、初期型と初期型から付属のハイパスフィルターを変えたもの、それからフレームが変わったものの合計3種類があり、全てに対して微妙にチューンが変えてあります。



5・5センチスコーカーが外してありますが、付属のハイパスフィルターを撤去してダイレクト化して、ピュアコンのパーツで周波数幅を決めて中音専用として使用します。



また横には高音域域用のツイーターに送るスピーカーケーブルがひいて来てあります。



組み立てれば純正スコーカーの前にスタンドで角度を付けてツイーターが付いていて、純正位置ではグリルにひかかったりガラスに反射したりしていたデリケートな高音域がストレスなく聴く事が出来ます。




全ての組み立てが終ったらイコライザー調整を行って出庫の準備ですが、トヨタ純正のマルチAVステーションと名が付いた物は種類が多く、音のクセや調整機能も違うので全てのクセをつかんで別々に調整パターンを決めています。




仕上り後にお客様に音を聴いて頂いたのですが、「オートラウドネスとコンプレッションを切っているのに前よりも音が浮き出ている!」と驚かれていました。



今回は防振無の本当にベーシックパッツケージだけの音質アップで、JBLツイーターとピュアコン以外は入庫前と全く変わっていません。


ピュアコンにより各スピーカーの音域分けをきちんと行う事で同じ音域が重なる部分が減って、例えばノイズキャンセリングヘッドホンが同じ周波数を逆相にしてぶつけるとノイズは減るみたいな原理で、微妙に方向が違う向きで同じ周波数が重なるから音が薄くくなり、音の交通整理をして低音はここからここまで、中音はここからここまで・・ という様にピュアコンできっちり分ける事で音のクオリティーの向上と音圧の向上のダブルのメリットでコンプレッションなどを使わなくても音が前に出て来るのです。


「防振すればもっと良くなるんですよね。」とお客様から聞かれましたが、「外に逃げているエネルギーが中にギュッと入って来るからもっと良くなります。」と答えました。


シンプルなシステムの取り付けでしたが、「ピュアコンによる音の交通整理でこんなに音が良くなるんだ!」という事を体感した作業でした。
Posted at 2014/10/18 10:47:29 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年10月17日 イイね!

ここ15年で車の構造は変わった


今朝出勤前にテレビをつけたら高速道路で渋滞の列にトラックが突っ込む場面が放送されていました。





渋滞に気付かず突っ込んだトラックは5台の車を押し潰して、最後は火の手が上がりました。





「本当にこの中に5台あるの?」というスペースの中で燃えています。

 


次に燃え尽きた車が吊り上げられている場面になって、「ここ15年ぐらいで車の構造は大きく変わったな。」と思いました。



それは車がグチャグチャにつぶれる事によって中の乗員を守るという考えが進んで、これだけの事故でも全員が軽症ですんでいるから驚きです。



人の不幸事を商売のネタにするのも何ですが、これだけの事故でも全員軽症という事であえて書かせて頂くと、先日初代ビッツと2代目のプリメーラの作業を行った時があって、その時にドアを開けて「以前の車はドアの外板が固くてサービスホール側が柔らかい。」と感じて、ここ15年ぐらいで車は外板側を柔らかくして内側を固くして、中の乗員を守るという方向になっていました。


現在発売されている防振材の基本的な考えは以前の車に合わせてある物がほとんどで、車の構造に防振材がついて行っていないのが現状です。


いざという時の安全性はもちろんですが、その状態で音が静かとか音がいいという事がプラスされればそれは理想的な車ですね。







しかしここ15年ぐらいの車の安全性の進化には驚きました。
Posted at 2014/10/17 10:58:03 | トラックバック(0) | 世間話 | 日記
2014年10月16日 イイね!

日産・DAYS カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から日産のデイズです。




オーディオレス車に1DINタイプのサイバーナビとスピーカーを取り付けました。




スピーカーは以前乗られていたお車から移設して来て・・ と書き込もうと思ったら、実は前のそのまた前の車から移設されていて、もう8年ぐらい使われているJU60
ツイーターの前のトップモデルのユニコーンツイーターを取り付けています。





ドアスピーカーももう2回目の移設のピュアディオブランドのZSP-MIDをドアにアウターバッフルを製作して取り付けました。




ちなみにこちらは代車兼デモカーのうちのデイズのドアですが、純正スピーカーの下のドリンクホルダーを加工してアウター・スラントのバッフルを組んでいます。



運良くドリンクホルダーの裏に鉄の柱が無かったためにここの位置に付けられました。



ドア内はアウターバッフルを組む前に防振してありますが、最近の軽自動車でロードのイズが気になってドア以外で防振したいポイントはリアのハッチです。



コストダウンで内張りの質が落ちているので出来ればここは何とかしたいですね。


内張りを外して外板裏にベーシック防振の施工を行ってハッチからのノイズは減りました。



価格はベーシックドア防振が2枚で24000円+税なので、ちょうどその半分の12000円+税で設定しています。


今日は宇部店にデイズを移動して来ていますが、代車兼デモカーは宇部店と福岡店で時々交換していて、その途中の高速道路で実際にどのぐらいのロードノイズが入ってどこにどういう施工を行ったらどのぐらい下がるという走行テストを兼ねて移動しています。



この部分は普通のカーオーディオ専門店に比べたら明らかにアドバンテージが高いところですね。


うちのデイズはまだBピラーの根元にメタルが貼ってないので、ここは近日中になんとかしたい所です。



ただピラーのメタルは作るのに時間がかかる割に人気が高いので常に品不足で、店の車が後回しになっています。



話はお客様のデイズに戻って、組み立てが全て終わってサイバーナビのイコライザー調整を行って出庫準備に入ります。





そういえばピュアディオのお客様は1DIN+1DINタイプのサイバーナビの装着率が高いですね。



自分は以前ストラーダの1DIN+1DINのモデルを使っていましたが、もう5年ぐらいはサイバーナビの1DIN+1DINタイプを使っています。


もうストラーダが2DINしかないからパイオニアの独壇場ですが、今度パイオニアから発売される楽ナビのポータブルタイプの6インチモデルも他社が6インチを出していないから独壇場になるでしょう。


「7インチのオンダッシュナビって視野の邪魔になるし、5インチだと小さいし・・ 6インチをどこか作らないの?」と思っていたところに登場して、こういう欲しい人がいるけど他があまり作りたがらないニッチな商品というのはありがたいです。
Posted at 2014/10/16 10:59:56 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年10月13日 イイね!

日産・キャラバン カーオーディオの音質アップ


今日2度目の書き込みは宇部店の作業から日産のNV350キャラバンのご紹介ですです。




オーディオレスの状態で入庫となって・・




カロッツェリアの1DINのデッキとベーシックパッケージの取り付けと・・




ドアの中の防振作業とドアスピーカーをJBLのPシリーズのミッドに交換を行いました。





ダッシュのツイーターに対してドアスピーカーがかなり下の方にあるために通常は音がつながりません。




スタッフがピュアコンのコイルを巻き数の少ない物に変えてドアからの上の周波数が抜けやすくしていたのですが、なかなかツボがつかめなくて、そこで福岡店から雨の中急遽移動して来ました。




一度コイル無しでミッドからの音をフリーで鳴らしたのですが、今度は再生すると良くない音域まで聞えて来たのでギリギリのところで巻き数の少ないコイルを巻く事になりました。



ここから先の写真は先日の福岡店で撮影したもので説明しますが、ピュアディオではコイルは工場で一度機械巻きした物を巻き変える方法と空のボビンに一から巻く方法を2種類を巻き数によって使い分けています。


これは機械巻きしたコイルを巻き変えてある値に合わせてある物ですが、右から左に行くと僅かに巻き数が減っています。(4分の1周とか2分の1周です)





一番右が入り口出口が同じ所にあるのに対して、左は半周ほどいた所に入り口があります。




測定器で左のコイルのインダクタンスを測ると0・0865表示されます。




右のコイルを測ると0・0865と表示されて、巻き数は半周違いますがインダクタンス値は同じです。



これは同じ長さの銅線を巻いても微妙な締め付けトルクでインダクタンスが変わり、強く引っ張った方が同じ長さでもインダクタンス値が上昇します。

そのために微妙な巻き数を変えてある車種にあるスピーカーをインナーで付けた時の一番良く聴こえるインダクタンスを0・0865を出そうとしているのです。


この中途半端な位置のコイルは糸鋸でボビンに切り込みを入れて、ちょうどいい所止めて0・0865のインダクタンスを得ています。




こんな細かい事を毎日行っていてピュアコンのコイルがドンピシャという状態を作っているのですが、分かる人には分かるし、分からない人には全く分からない努力です。



一般的なメーカー製のネットワークはほとんどの物で巻き数が多めに作ってあって、ピュアコンを発案する今から20数年前は市販のネットワークのコイルをほどいて音を合わせていました。



そういえばよくドアの鉄板にネットワークのボックスや熱収縮チューブに包まれたコイルが当たっている取り付けを見かけますが、コイルに鉄が近づくとインダクタンスが上昇します。




圧着ペンチを近づけただけで0・0865から0・0890に上昇していますから、これがノーマルネットワークだと元のインダクタンスが多いのが更に多くなり、ミッドからの一番高い音は更に出なくなり、ツイーターとのつながりは更に悪くなります。


だからサウンドピュアディオはコイルの巻き数をピタリと合わせたり、コイルを鉄板から離す事に力を注いでいるのです。



かなり前置きが長くなりましたが、今回のキャラバンはお客様の希望でノーマル位置を使うという限られた条件の中で最大限にいい音を出さないといけなかったのですが、時間をかけてコイルを徐々にほどいて行って一番いい音が出るポイントを探しました。


ただしドアスピーカーの位置が低い分、ツイーターの周波数レンジを問題ない範囲で下に広げてつながりを良くしました。




こちらはピュアコンのブラックボックスの中に手を入れてワンオフで対応しましたが、一度データーが取れれば次に同じ様なご要望があった時にはスピーディーに対応出来ます。




市販の固定コイルや固定のコンデンサのネットワークでは表現出来ない音を表現するのがピュアコン方式のいい所です。


Posted at 2014/10/13 17:36:08 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2014年10月13日 イイね!

ダイハツ・コペン カーオーディオの音質アップ 前編


今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からダイハツの新型コペンです。

 


オーディオレス車にカロッツェリアのサイバーナビが装着された状態で入庫となりました。




新型コペンの2DIN部分は特殊サイズと思っていたら20センチ×10センチの本体が入るスペースに大型の画面のナビに合わせたワイドフェイスが付いていました。





純正ツイーターはAピラーの一番上に付いていて、耳元で拷問の様に高音が鳴っていました。





通常のツイーター位置と比べるとかなり手前にあるというのがお分かり頂けるでしょう。



こちらのコペンはこれからワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取り付けるのですが、最初に普通のツイーターを置いて鳴らし、指向性の向きを探った上でワンオフのスタンドを製作します。



ドアはこれからフル防振を行ってアウターバッフルを製作します。



こちらもドアの響きを確かめるために純正スピーカーで一度音を出します。


グローブボックス下にはスイッチの付いた普通のピュアコンではないテスト用の物を付けて鳴らしています。




ドア防振無しではかなりドアに残響があり、その残響も後ろの方が震えているので、そのあたりも加味して防振作業にかかります。



ドアの内張りを開けたら中に固い発泡スチロールが付いていました。




内張り側のスチロールと合わせて横からの衝突の衝撃吸収をしています。





この部分を取り出すと大変なのでピンを外して横にずらし、ドアの外板裏の響きを確かめてマーキングを行います。





スピーカーの裏は真っ黒なので防振材が貼ってあるのかと思ったらこれは最初から黒い塗装になっていて、指ではじくと響いていました。



新型コペンの外板裏は固い所と柔らかい所の差が大きく、防振材の貼り合わせにはかなり苦労しました。


まだ作業は下ごしらえ的な部分しか出来ていないので、また数日後に完成編をお届けいたします。
Posted at 2014/10/13 12:06:51 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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