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ピュアディオいがわのブログ一覧

2024年08月09日 イイね!

スペーシアカスタム カーオーディオの音質アップ 後編


今日ご紹介する1台は、昨日の午前に宇部店で納車させて頂いた、スズキのスペーシアカスタムです。

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前編ではドアのフル防振の作業の写真を掲載させて頂いていて、仕上がった内張をドアに組み込んでドアの作業は完了です。

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ディーラーで取り付けて来られたアルパインのディスプレイオーディオは、音信号を裏から取り出すために一度取り外して・・

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グローブボックス下に比重が高くて厚みのあるMDF板を敷いて、その上に6ピース構成のピュアコンを取り付けて、ディスプレイオーディオ裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を引いて来ます。

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今回もコイルは純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物です。



今回ピュアコンが6ピース構成になっているのは、運転席下にミューディメイションの25センチのパワードのウーファーが取り付けてあって、ウーファーの上限周波数とドアスピーカーの下限周波数が重ならない様にして、音のこもりを防いでいるからです。

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ダッシュにはピュアディオブランドのATX-26ツイーターを取り付けて、シート下ウーファーで低音の、ドアスピーカーで中音の、ツイーターで高音の完全3WAYで独立させてクリアーで音域の広いサウンドを表現しています。

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純正ツイーターに関しては前編で構造とフィルターを写真で解説してあって、ATX-25の外ドームで広がる音が優位である事がお分かり出来たと思いますが、更に小さなパーツで中高音をカットしているのを、ピュアコンのブラックボックスの中で処理しているので、音の量でなくてきめ細かさは全く別な次元です。

またツイーターの取付位置は純正よりもかなり前に出して、近くで直ぐに鳴るよりも耳に届くまで余裕があって、ドアスピーカーとウーファーとの距離感もいい感じで、綺麗にパワフルに3WAY再生出来ています。

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全ての結線が終わって音が鳴ると、ディスプレイオーディオの調整機能と、ピュアコンの値合わせで音を追い込んで行きます。

まずはタイムコレクションを全てゼロにして、ここは最後まで全てゼロで動かさないのがピュアディオ流です。

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イッツパン的なグラフィック式と違ってアルパインは最初に動かす周波数と動かす幅決めた後にレベル調整するややこしいやり方で、13バンドですが実際には31バンドに近い様な調整が出来ます。

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音調整の最後の最後はDEENさんのプラスティック・ラブで、これまで40回ぐらいボーカルの池森秀一さんにはお会いして生の声を聞いているので、これできちんと音色が合っていればお客様に納車出来るレベルです。

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コンパクトなスペーシアにパワフルで正確な音色のシステムが完成して、ドアの静粛性も上がって、何よりもこの時期はフル防振による断熱性の恩恵を受けられる、プレミアムな一台に仕上がりました。

Posted at 2024/08/09 10:35:07 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2024年08月08日 イイね!

ガリレオの再放送で


現在福岡県のテレビ局TNCで、ドラマガリレオの再放送をしています。

その中で主役の福山雅治さんが犯人の家にあるオーディオに興味を持って鳴らすシーンがありました。

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映っているのはB&Wの以前のモデルの803型スピーカーです。

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マギー審司のマジックではありませんが、スピーカーが画面から飛び出しちゃいました!

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それはジョークで、テレビに映ったのと同じスピーカーを自宅で使用していて、もう20年ぐらい前のスピーカーなので、一度ユニットは全て交換して、パワーアンプを通した上でテレビの音を聴いています。

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B&Wは2度も親会社が変わって、最初の頃の音とは変わってしまったので、近年のB&Wは買わずに、以前のモデルをユニットを新品に換えて使い続けていて、デモカーのナンバーにもなっている801は、3回目のユニット交換を行って仕事場で使い続けています。



追伸

現在は福岡店でブログを書き込んでいますが、先ほど北九州市がかなり揺れる地震があったそうで、福岡市東区は全く揺れませんでした。

Posted at 2024/08/08 16:56:51 | トラックバック(0) | 世間話 | 日記
2024年08月08日 イイね!

スペーシアカスタム カーオーディオの音質アップ 前編


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのスペーシアカスタムです。

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アルパインの2DINタイプのディスプレイオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工と、パワードのウーファーの取付を行いました。

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まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏を指ではじいていき、響きの中心と響きの周波数を調べます。

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調査が終わったら響きの中心に防振材を貼って行き、黒いマットの丸と四角と、シルバーのマットの正方形と長方形と、ゴールドの防振メタルの合計5種類の材質を貼り合わせて、ドア全体の響きを静めて行きます。

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横方向の形の違いと材質の違いもありますが、同じ黒いマットでも丸と四角で縦方向の構造が違っていて、二重構造と四層構造で共振点のチューニングが変えて、減衰する周波数の中心が変えてあります。


外した内張は粗目を付ける下処理を行って、意図的にランダムに厚い薄いを作りながらコーティング剤を塗って行きます。

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青白いコーティング剤は時間をかけて化学反応で茶色っぽくなって行くのですが、今の時期は天日干しが出来て、数時間で茶色に乾燥しました。

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ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、サービスホールは金属シートで防振して、方ドア3層のフル防振の状態になりました。

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重ね貼りした金属シートの切目は全てシリコンで塗って、こちらは天日干しとはいかないので、ドライヤーを使って炙って納期を早めました。

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電気的な部分では今回は16センチの純正スピーカーはそのまま使いますが、ツイーターに関しては内側に絞り込んだ指向性の強いツイーターの前にプラスチックのパーツで高音を拡散するタイプなのでこれは使わず・・

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もう一つツイーターに中低音が入らない様にしているパーツもご覧の様に小さい物なので、これでは滑らかな高音は出せないのでピュアディオブランドの物を使います。

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という事で今日は写真を10枚使った解説がマックスになりましたので、これより先は明日の『後編』でお届けしたいと思います。

Posted at 2024/08/08 10:05:59 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2024年08月07日 イイね!

4対6の最高記録


サウンドピュアディオ宇部店は今週最高記録を達成しました。

何の記録でしょうか?

それは現在入庫しているお車5台のオーナーの方が、男性が2人で女性が3人で、男女比率が4対6で男女が逆転しています。

カーオーディオ業界は女性に方が買いに来られる事の少ない業種で、何か専門用語ばかり言われて分からないというマイナスなイメージが先行して、9対1や95対5といった女性比率の低い業種です。

以前月の半分で男性3人の女性4人で、43%対57%の最高記録の時があって、今回は短期間で3人の女性のお客様が入庫されて、宇部店の営業が専務で女性がしているというのもありますが、それに加えてFMラジオで普通とは違う音楽好きの方向けのカーオーディオというアピールが浸透して来ているのもあるでしょう。


またFM山口のパーソナリティーの大和良子さんが15年以上一つのスピーカーを3台のお車に移設し続けて使われているという、良い物を良いコンディションで使い続けるという、ユーザーの鏡みたいな方の影響もあっての事と思われます。


あまりに嬉しい出来事だったので、早速書かせて頂きました!

Posted at 2024/08/07 16:40:52 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2024年08月07日 イイね!

キックスeパワー カーオーディオの音質アップ 後編


今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、日産のキックスeパワーの後編です。

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セメントコーティングを施工したドアは、晴天の日に天日干して半日で乾燥が終わりました。

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ドアのサービスホールの金属シートの貼りの後に切り口を全てシリコンで塗り込んだ後に、純正の16センチスピーカーを取り外して、レインガードを取り付けたインナーバッフルを製作して、JBLのクラブ602CTPの16・5センチミッドを取り付けました。

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インナー取付なので見た目は純正のドアのままです。

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602CTPの付属ツイーターは19ミリとサイズが小さいので使用せず、25ミリドームのピュアディオブランドのATX-25ツイーターで音域の広い高音と16・5センチミッドで、メーカーの組み合わせでは出せない、濃い中高音を再生させます。

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ツイーターとミッドとの音域分けはグローブボックス下に取り付けたピュアコンで行い、ブラックボックス4連で複雑なスロープで正確な高音域を表現して、純白のボビンにピンクのラベルで井川が一から手巻きしたコイルで、機械巻したコイルには出せない、透明感のあるボーカル音域を表現しています。

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オーディオレスのインパネは一度分解してアルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、純正ナビよりも大きな画面で豪華な仕上がりになりました。

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全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオのパネルと、ピュアコンの値合わせで音調整を行います。

まずはタイムコレクションを全てゼロにして、調整の最初から最後までここはゼロのままで、造作したステージ感ではなく、自然な音で仕上げるためにあえて時定数は動かしません。

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ツイーターの下限とミッドの上限をピュアコンの値を変えてちょうど良い組合わせを探して、後はイコライザーで音域の強い部分と弱い部分を動かしてフラット化して行きます。

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最初からオーディオレス車で注文していたので、カーオーディオはかなり自由が利いて、シンプルな構成ながら優れた音質で、車の静粛性と断熱性も優れた、特別な1台に仕上がりました。

Posted at 2024/08/07 10:34:23 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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