2022年3月6日日曜日、母と弟を誘って長野県の木曽谷を通る国道19号をドライブしてきました。前日の3月5日土曜日も木曽谷の鳥居峠周辺をウロウロしていましたが、「まだこれだけ雪景色が見られるのなら、母を連れてドライブするか。」と思い立ち、連日でドライブに来た次第です。
新東名豊田東ICから高速に乗り、東海環状道・中央道と経由。中津川ICで高速を下りて、国道19号を北上。母には「どこか寄りたい場所はあるか?」と尋ねましたが、「特にないから好きにドライブしてくれればいい。」ということだったので、淡々と国道19号を走行します。
一気に長野県塩尻市奈良井の旧中山道奈良井宿の駐車場まで来ました。ここでトイレ休憩です。
私は展示されているC12形蒸気機関車を撮影。
この後、さらに国道19号桜沢トンネルまで進んでUターンします(ここの写真は2月12日土曜日に撮影したもの。)。
次にやって来たのは、中央本線贄川駅。
特に何かあるわけではなく、単に「駅」に立ち寄りたかっただけです(笑)。
駅舎の建物資産標。明治42年(1909年)12月とありますから、築112年余りということになりますね。建物資産標が見つかれば駅舎などの完成時期がわかるので、何気にチェックしています。
ただ、建物資産標に記載の年月が、資産管理台帳に最初に登記された年月のままを記載していて、実は建て替えられているケースもあるみたいです。
駅構内の眺め。
さて、駅構内の写真を撮り終えて車に戻ろうと跨線橋を渡っていたら、年配の男性が駅舎からホームへとトコトコ出てくるのが見えました。そしてその方、ホームの端に立ってもぞもぞしだしたんです。「あんな端っこに立って危ないなぁ。」と階段を下りながら見ていたら、立小便しだしました(笑)。
駅舎の横に立派な公衆トイレがあるんですが、「なんでわざわざホームに立って線路に向かい立小便してるんだ?」と眺めていたら、その方、私に気づいて慌て気味(笑)。何とか用を済ませ、そそくさと駅舎を出ていかれました。ちなみに地元の方ではなかったようで、静岡ナンバーの軽四で立ち去られました。漏れそうでよっぽど慌てていたのでしょうね。
贄川駅を後にして次に訪れたのは、木曽郡木祖村薮原の道の駅「木曽川源流の里きそむら」。ここで昼御飯とちょっとお買い物。
私はソースかつ丼をいただきました。
最後に立ち寄ったのは、木曽郡南木曽町戸場にある柿其水路橋。同じ町内にある関西電力読書発電所への導水路が柿其川を跨ぐ地点にある橋です。何度も訪れています(笑)。
ここを訪れたのは、水路橋の継ぎ目からの漏水が作り出す大きな氷柱を見るため。
一番大きな時は、水路橋の幅一杯にカーテンのように氷柱ができていることもありましたが、今年はあまり大きくありませんでした。残念。
毎冬訪れているわけではないですが、私が見た中で一番大きかった時の写真です。撮影は2012年3月3日。当時持っていたガラケーで撮ったので画質は悪いです。
今度は水路橋を上から眺めるために移動します。
水路橋の上へとやって来ました。
導水路を覗いてみると水がほとんど流れていませんでした。発電所や導水路の点検でもしているのでしょうかね。
柿其水路橋の案内板です。
さて、水路橋の上から柿其川の対岸の斜面を眺めていたところ、弟が「あそこにある道みたいのは何だ?」と尋ねてきたので、「確か、森林鉄道の跡だな。」と返事をすると、「トンネルが見えるぞ。」とさらに話しかけてきます。
確かにトンネルが見えています。何度も来ていて今まで全然気が付きませんでした。さっそくスマホで柿其森林鉄道と検索。今見えている場所も含めて近隣に何か所かトンネルが残っているようです。
ひとまず見えているトンネルまで行ってみようということになり、森林鉄道跡へと向かいます。
また柿其川を渡り、森林鉄道跡へとやって来ました。ここからトンネルへと向かってみます。
柿其水路橋の上流側です。
水路橋を渡っていた橋の橋台が残っています。
林の中にも一直線に線路跡が残っています。
崖崩れで線路跡が土砂に埋もれていました。
弟がいる先は柿其川へと落ち込む断崖です。矢印のように越えていけなくもなかったですが、土砂が真砂土のためボロボロ・サラサラで、滑ったらそのまま柿其川までダイブする羽目になります。これ以上進むのは断念しました。
線路跡を戻ってきました。だいぶ雪の降り方が激しくなってきましたが、中津川市へ着く前には止んでしまいました。
今回は母に雪景色を見せようとドライブに来たわけですが、最後は次回の探索ネタを拾う形になりました(笑)。
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ドライブ | 日記
Posted at
2022/04/29 05:38:25