2022年11月3日木曜日、祝日で仕事がお休みだったので長距離ドライブへと出かけてきました。
しかし、そもそもこの日はブラブラと長距離ドライブへ行こうとしていたわけではなく、岐阜県大野郡白川村の国道156号新内ヶ戸トンネルの旧道を訪れようと家を出発していました。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
ところが、新内ヶ戸トンネルまで来たところトンネル内設備の工事中。その工事の関係車両が旧道出入口付近に駐車されていたため、旧道に接近することができず訪問を断念。そのまま富山県方面へと素通りした結果、長距離ドライブになっただけです(笑)。
国道156号をそのまま走行し、富山県南砺市下梨からは国道304号へと入り、梨谷トンネル・五箇山トンネルを通過して、南砺市のJR城端線の終端駅である城端駅へとやって来ました。「城端」は「じょうはな」と読みます。
場所はこちら。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
駅裏の駐車場へと車を停めて、駅構内を眺めます。ホームにはちょうどキハ40系が停車中です。
近くで写真を撮ろうと駅舎前を通って反対側へと向かっていたところ、高岡駅からやって来た列車が到着。てっきり停車中の列車が折り返し発車するものと思っていたら、思いがけず2本並んでの写真が撮れました(笑)。
城端駅の駅舎。木造の古そうな建物で、懐かしい感じがします。
ふたたび駅裏の駐車場側へと回っているうちに高岡行きが出発していき、先ほど城端駅に到着した列車だけが残っていました。40分ほどで折り返し出発するので、ディーゼルエンジンはかけっ放しのままです。
転車台の跡。1969年(昭和44年)まで使用されていたそうです。
駅敷地の終端部。
ネットで城端駅からさらに先へと延伸する計画があったのか検索してみましたが、それらしい記事はヒットしませんでした。城端線自体は、もともと南砺地方の米を富山県西部の中心地である高岡へと輸送することを目的とした路線だったようなので、城端の街の南側に聳える険しい山々をわざわざ越えて五箇山へと延伸するような計画は立てられなかったのかもしれません。
城端駅を一通り見て回り、これで帰ろうかと東海北陸道福光ICから高速に乗り、一度は帰路へとつきました。
飛騨清見ICまで来たところで、ふと東海北陸道が飛騨トンネルから飛騨清見IC間で通過している小鳥川の渓谷を通ってみたくなり、高速を下りて、小鳥川沿いの岐阜県道478号を走っていくことにします。帰宅する方向とは逆向きになります(笑)。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
川沿いの1~1.5車線ほどの県道を走っていきます。時期的には終わりに近づいている周囲の山々の紅葉を眺めながらのドライブです。
大きな鋼橋が現れたので停車。栗ヶ谷橋とあります。
場所はこちら。
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栗ヶ谷橋からの眺め。もう1~2週間早ければ鮮やかな紅葉を見ることができたかもしれません。
下小鳥ダムの堰堤を通過して、県道478号と県道75号の交差点へとやって来ました。飛騨古川へと出たかったので、黄色い線のように進んで稲越方面へ向かいます。
下小鳥ダムです。
場所はこちら。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
ダム湖を離れて、稲越へと向かう保峠の峠道を登っていきます。道幅がインプレッサではギリギリで、ガードレールもないのでゆっくり登っていきます。
道中、対向車が1台しか来なかったので無事に通過できました(なぜか浜松ナンバーの車でしたが。)。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
この後は、飛騨古川から高山市街を通り抜けて国道158号へ。平湯温泉郷から安房峠へ行くルートへと進んでみたら、通行止めにはなっていなかったのでそのまま進行。
何年ぶりか忘れましたが、久しぶりに安房峠へと登ってきました。もう夕暮れ時なので、少々寒いです。この場所は峠のまだ少し手前になります。
場所はこちら。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
乗鞍岳方面を眺めます。
安房峠です。標高は1790m。岐阜県と長野県の県境であり、高山市と松本市の市境でもあります。
現在地はこちら。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
安房峠からの穂高連峰の眺め。
そのまま峠を下って、次に停まったのは奈川渡ダム。ここから長野県道26号へと入り、木祖村へと抜けていきます。
場所はこちら。
※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
日が沈み、ダムの周りが夕闇に包まれてきましたが、国道は多くの車が通過していきます。
帰宅したのは22時50分。国道156号の廃道へ行けなかったばっかりに、とんだ大回りの長距離ドライブになってしまいました(笑)。
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ドライブ | 日記
Posted at
2022/12/04 14:18:22