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小林あにのブログ一覧

2016年03月28日 イイね!

福井県敦賀市周辺をドライブ

陽気が良くなってきたこともあり、日曜日は福井県敦賀市周辺をドライブしてきました。

初めは「気晴らしに外に出かけたいだろう。」と思い、母に声をかけましたが、そうしたら母が姉や弟にも声をかけたため、総勢4名でのお出かけとなりました。

私が運転しているので、行き先は廃線跡など。

最初にやって来たのは、旧北陸本線小刀根隧道。



珍しく先客が見えましたが、お互い邪魔にならないようけん制しつつ見物しました。







次は敦賀市内の金ケ崎城近くの駐車場へ。姉と母は「海が見たい。」と敦賀港方面へ。私と弟は廃トンネルへと向かいます。

旧金ケ崎隧道です。



フェンスが壊れてますね。ちょいとお邪魔いたします。







反対側に出てきました。





戻る道すがら、トンネル内で朽ちているスズキの大昔の軽四を2人でじっくりと眺めました(写真は撮りませんでしたけど。)。

ファミレスでお昼を食べて、今度は国道8号を北上。穏やかな敦賀湾を眺めながらのドライブです。

途中で山側へと道を登っていき、到着したのは旧北陸本線山中隧道。



今回は中へと進入。蛍光灯が点いていますが、時折通過する車には注意しないといけません。



坑内はあちらこちらから水が染み出ています。しかも風が通り抜けるので、まるで冷蔵庫の中にいるような寒さです。



煉瓦積みが相当傷んでいるのか、チェック時のチョーク書きが至る所にあります。





大きい退避坑まで来ました。4畳半くらいはあるでしょうか。



退避坑の中には、剥落したのか点検のため抜き取ったのか、煉瓦が積まれています。





ここで2台ほど通行車両をやり過ごしました。何しているのかと思われたでしょうね。
体がすっかり冷えてしまったので、ここからダッシュで坑口まで戻ります。

ついでにお隣のスイッチバック引き上げ線の行き止まりトンネルへ。



昭和31年3月竣工ということでしょうか。「50」は確かコンクリートの巻き厚が50cmという意味だったはずです。



昭和30年代なので、一番奥の天井にはSLの煤煙を逃がすための穴が開いています(塞がれていますが。)。



今回はこれにて終了。北陸道今庄ICまで下り、帰途へとつきました。

Posted at 2016/03/28 09:50:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記
2015年09月23日 イイね!

羽州街道架道橋と片洞門廃道

何か不完全燃焼気味に赤岩廃隧道群の探索を切り上げ、大平地区を後にしました。

一旦、国道13号へと出て、東栗子トンネル・西栗子トンネルと2つの長大トンネルを通過し、刈安除雪防災センターにある休憩所でひと休憩です。

今から7年前。廃道歩きに興味を持ち始めたころ、このトンネル区間の旧道にあたる「万世大路」を東栗子トンネル福島側から栗子隧道まで往復したことがありました。ちょうど同じ9月で、たまたま廃道の薮が刈り払われた直後でしたが、それでも休憩を含めて往復6時間。最後は足を引き摺りながら車に戻ってきた憶えがあります。その時は同じ日の午後にさらに国道113号の旧道である片洞門、翌日は宇津峠の廃道も踏破してましたから、今に比べればまだまだ体力がありました。

足は筋肉痛でパンパンのままですが、多少疲れも癒えてきたので次の目的地へと向かうことにします。国道13号、米沢南陽道路と経由して南陽市街地の北はずれにある坂へやって来ました。

羽州街道架道橋。トンネル並みの立派な意匠です。









国道13号から分岐する旧道(羽州街道)を奥羽本線が跨ぐ地点にあります。国道の混雑を避けて旧道へと入ってくる車がけっこう多いので、見物にはちょっと注意が必要です。

ここからは南陽市街に戻り、国道113号で新潟県方面へと抜けることにします。

さて小国町内の綱取トンネル前の駐車帯まで来たところでストップ。長靴に履き替えて、さっそく草の生い茂った廃道へと突っ込んでいきます。



ここは「片洞門」と呼ばれる国道113号線の廃道です。この廃道が本道だった時代、屈指の難所だったそうです。普通、洞門は字のごとく門型ですが、絶壁を通行できる分だけ掘削した結果、半アーチ型になったので「片洞門」と呼ぶようです。



覆いかぶさるように岩がせり出しています。道路幅はちょうど草が生えている分だけで、左手は絶壁です。

ここは大きな一枚岩を道幅分だけL字型に削り取ってあります。やはり道幅は草が生えている分だけ。



ここは路面が崩落してしまって、道が右側1m弱しか残っていません。



国道の橋が工事中のため、ここで行き止まりです。



本当は、この先にある綱取橋という明治時代の石アーチ橋を見たかったのですが仕方ありません。もと来た道を引き返すことにします。



昭和34年に現国道が開通するまで、この道をトラックやバスが通行していたのですから恐ろしい話です。小国町のホームページに当時の写真が掲載されてます。



綱取トンネルまで戻りました。



今度は反対側の弁当沢トンネルの旧廃道へと入ります。こちらは初めてです。



片洞門とは打って変わって、こちらの廃道は穏やかなものです。





弁当沢トンネルのロックシェッドが見えてきたので、これで引き返します。



駐車帯へと戻ってきました。



靴を履き替えて車に乗り込み、再び国道を走ります。

関川村まで来たところで道の駅関川に立ち寄ります。ここは温泉施設があるので、車中泊をする者には大助かり。赤岩でかいた大汗をようやく洗い流してゆったりと湯船に浸かります。

この後は国道7号-日本海東北道-北陸道と経由し、黒埼PAで晩御飯。気も緩んで眠気も来たので3時間ほど仮眠。その後さらに北陸道米山SAまで進みましたが、妙高高原で見たい所を思いついたので、そのままサービスエリアで朝まで眠ることにしました。
Posted at 2015/09/23 14:15:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記
2015年03月22日 イイね!

JR篠ノ井線の廃線跡などを巡ってきました

21日土曜日は、長野県にあるJR篠ノ井線の廃線跡などを巡ってきました。

朝6時に自宅を出発。東海環状道豊田東ICから中央道伊北ICまで移動。最初の目的地へ行きます。


北の沢眼鏡橋



深い谷を登り降りしていた三州街道の改修のため、明治20年代に建設されたようです。中は煉瓦アーチとなっています。






次は松本市を通過して、長野道明科トンネル付近の側道に車を停めます。



この付近の地図を見たら、JR篠ノ井線にガードの表示が多かったので、煉瓦物が残っていないか回ってみました。

2~3km歩いて5、6か所回り、結果は1か所。残っていた煉瓦橋台には、焼過煉瓦による線条模様が綺麗に残っていました。




再び移動して、今度は篠ノ井線の廃線跡へ行きます。明科駅から旧第二白坂トンネルまでが散策路として整備されています。

旧第二白坂トンネル前の駐車場に車を停めて、半分ほどの行程を往復しました。

旧第二白坂トンネル



煉瓦壁面に補強のためコンクリートが上塗りされてます。

散策路の風景











旧漆久保トンネル



内部天井がコンクリート補強されている以外は開通当時のままのようです。





旧小沢川橋梁



壁面は相当特徴的な外観をしてます(長手面の煉瓦は壁面に並行、小口面の煉瓦は水路の角度に並行のためギザギザの壁面となってます。)。







「ねじりまんぽ」では?と目されていますが、内部はコンクリート覆工されてしまっているので確認不能です。


今度は国道19号沿いに残っている中央本線の廃トンネル2か所を回ります。

旧大岨トンネル







塩尻市桜沢集落の山腹にあります。坑口壁面・内部とも相当ボロボロになってます。

旧権現トンネル





塩尻市贄川集落の南側にあり、旧中山道から見えます。廃トンネルとしてはなかなか綺麗な姿で残ってます。


最後に立ち寄ったのは廃橋。

菅橋



木祖村の木曽川に架かっていて、昭和8年架橋。案内板によると木曽谷で最初の永久橋(鉄橋やコンクリート橋のこと。)だそうです。以前はまさに廃橋でしたが、保存のためきれいに補修されていました。





ここで時間は16時半。すっかり日もかげってきたので国道19号で帰途につきました。

Posted at 2015/03/22 10:11:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記
2015年03月08日 イイね!

新城市鳳来地区を巡ってきました

土曜日は、先週キャンセルとなった父とのドライブを兼ねて、新城市鳳来地区を巡ってきました。

刈谷市で父を乗せて、国道23号、オレンジロード、音羽蒲郡ICから東名高速、三遠南信道で鳳来峡IC、国道151号と大回りルートで鳳来地区へ。IC近くのサークルKで腹ごしらえして、国道151号を新城方面へと走っていきます。

長篠交差点で右折して県道32号へ。鳳来寺の表参道入口を通過して玖老勢を経由し、大石の手前で旧道へと右折。集落の中にある橋のたもとに車を停めて、下を覗いてみます。



木連橋(木蓮橋?)



旧伊那街道に残る石アーチ橋です。明治27年頃?の架橋らしく、石アーチ橋は愛知県内では珍しいものだそうです。



このまま旧道を直進。県道に出たところで鋭角に左折して、すぐ鋭角に右折します。ここから旧豊橋鉄道田口線跡を走行します。

トンネルの前で停車。反対側へと歩いていきます。



双瀬隧道



旧田口線跡のアイコンとして、旧大井川橋梁の橋脚と伴に紹介されることが多いトンネルです。





トンネルを抜けて、海老の町で再び県道32号に戻ります。少しだけ走ってすぐ旧道へと直進。海老小学校の下で停まります。

楊橋(やなぎはし)





橋の親柱には昭和7年5月改築とあります。





橋の下からアーチを見ると微妙にずれているようで、コンクリートの型枠の板の跡も若干傾いて付いています。

橋を渡り、集落の中の狭い旧街道を徐行で通り抜けます。県道に出て、またすぐに左折。また旧道の橋で停まります。

瀧上橋







こちらは昭和6年5月改築と読めます。

また県道32号に戻り北上、県道32号と県道389号が分かれる交差点の次の路地へ右折。与良木峠への道を登っていきます。この道は、おそらく旧伊那街道の車道改修時に造られた道だと思われます。

どんどん高度を上げていき、最初の切り通しを抜けて次の切り通しで車を停めます。

ここは切り通しの左側にU字型で昔の道が廃道になってます。



廃道の一番奥まで行くと、山の斜面にたくさんの石仏が並んでいます。





初めてここへ来た時は、廃道に石仏の集団があるとは全く思っていなかったので、「ビクッ!」としてしまいました。

今回、字が読み取れる石仏を見て回ってみると、大正から昭和初期の寄進のもので、西国三十三ヵ所巡りを模しているようです(光背に西國・〇番とある。年号や西國の文言がない石仏もある。)。

地元の方々もしくは街道を利用する方々の寄進によるものでしょうか。道が付け替えられた際に移転されず、もう忘れ去られてしまっているのかもしれません。

さて、もう少し先へ進むと峠に短いトンネルがあります。

与良木トンネル
(與良木隧道)





開通は明治27年。愛知県内に現存する道路トンネルでは最古(しかも現役!)と目されています。

トンネルの真上がかつての街道だそうで、馬頭観音碑が残っています。



ただ、本来の伊那街道与良木峠はさらに東側にあるそうで、時代によって場所が移り変わっているのかな?という感じです。

トンネルをくぐり、峠の曲がりくねった道を下りると隣町の設楽町清崎の集落に出ます。ここにも戦前架橋の橋があります。

大橋





昭和7年10月改築。この辺りの旧伊那街道筋の橋は大体同じ頃にコンクリート橋へ架け替えられていたことがわかります。

それから、橋の親柱(橋上の四隅にある柱)については、立て線模様が入っているなど、ある程度統一されたデザインが使用されていたことも伺えます(愛知県道やその旧廃道に残る昭和戦前架橋の橋で多く見かけます。)。

ここからは国道257号で設楽町田口まで行き、旧田口線跡を通って再び清崎へ。いい時間になったので国道257号で帰途へとつきました。

Posted at 2015/03/08 03:18:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記
2014年06月22日 イイね!

小刀根隧道・湖北隧道・賤ヶ嶽隧道

土曜日は伊吹山の麓辺りから始まって、福井県敦賀市の南端、琵琶湖の北端を一人ぶらぶらと巡ってきました。


最初にたどり着いたのは、旧東海道本線深谷川橋梁。



真上は国道365号。この国道自体が関ケ原町と長浜市を結んでいた旧東海道本線跡をなぞっています。

国道からは全然見えなくて、大回りして小川を遡ってようやく到着。しかし手前が淵になっているのと段差が高いのとで近寄れず、がっかり。


今度は今日の目的地、敦賀市内の旧北陸本線跡に残る小刀根隧道に向かいます。

国道21号へ出て米原ICから北陸道に乗り、木ノ本ICまで移動。木ノ本ICからふたたび国道365号を走っていきます。

途中で国道をそれて、柳ヶ瀬トンネルをくぐり抜けて敦賀市に入ります。

柳ヶ瀬トンネルも元々旧北陸本線のトンネルで明治17年開通。日本で初めての長さ1km超のトンネルらしいです。車だと1車線分の幅しかないので、信号機での交互通行になってます。


さらに進んで、刀根の集落を通過したところに小刀根隧道があります。

小刀根隧道



明治14年開通の旧北陸本線のトンネル。敦賀市の文化財に指定されてます。現存する鉄道トンネルの中では最古の部類に入ります。








小刀根隧道見物後、木ノ本ICまで戻るついでに、古い道路トンネルを2箇所回りました。


湖北隧道

国道303号の旧道にあたると思われます。







トンネルの反対側は琵琶湖が望めます。






賤ヶ嶽隧道

国道8号の旧道です。





Posted at 2014/06/22 01:05:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記

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「岩村城へ行ってきました http://cvw.jp/b/1796277/48593295/
何シテル?   08/11 11:50
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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