2021年1月2日土曜日、静岡市清水区にある「三保の松原」と「旧東海道薩埵(さった)峠」へ出かけてきました。1月1日に家族4人で自宅へ集まって新年会をしましたが、そこでおもむろに「明日は『三保の松原』へ行こう。」という話になり、出かけた次第です。
今回は4人ということで、多少でもゆったりできる普通車の方がいいだろうと思い、私の車でお出かけすることにしました。母はやや抵抗があったようですけどね(笑)。
岡崎ICから東名高速に乗り、一路、静岡市へと向かいます。
日本平久能山スマートICで下りて、国道150号で清水区三保へと向かうので、最後のPAとなる日本坂PAでトイレ休憩。毎度、屋根の上のマグロが気になります(笑)。
久能山東照宮の出入り口付近でちょっとした渋滞はありましたが、それ以外は順調に車は流れていて、スムーズに「三保の松原」へと到着。
松林を通り抜けて、海岸へと歩いていきます。
強風ということもあってか雲は少なく、富士山の眺めは良好。
弟もまだ使い慣れないスマホで写真を撮っております(笑)。
強風のおかげで駿河湾も荒れていて、強い波が砂浜へと打ち付けています。
富士山と駿河湾の眺めを堪能したところで、「次はどこへ行く?」という話になり、「薩埵峠へ行こう。」ということになりました。
薩埵峠へとやって来ました。標高90m余の旧東海道の峠です。
今回は、国道52号から赤色のルートで峠まで来ました。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
峠へ向かう道路は高速道路の側道から先は道幅が狭くて、交互通行できる場所も限られているので、注意が必要ですね。あと、峠に駐車場がありますが、7~8台しか停められないので、満車の場合は付近へ路駐となります。
まずは駐車場からの一枚。
テレビでよく見かけるアングルの場所は、駐車場からちょっとだけ歩く必要があります。
富士山と駿河湾に東名高速・国道1号・東海道本線というお馴染みの風景ですね。ここにはちょっとした展望台があり、カメラも何台か据え付けられています。
薩埵峠の説明板です。
薩埵峠は旧東海道の難所の一つでしたが、1854年に発生した安政大地震により周辺の海岸線が隆起したことで、海沿いを安全に通行できるようになり、峠越えの道は使われなくなったそうです。
さて、もう少し先まで旧東海道を歩いていこうかという話になりましたが、姉は「車に戻る。」というので、ここでひとまず分かれます。
眼下を国道1号が通っています。安政大地震が起こる前までは崖が直接海に落ち込むような地形であり、国道が通っている場所は海だったわけです。何気に自然の凄さを感じさせる場所なのです。
しばらく旧東海道を歩いていくと東屋があり、そこには薩埵峠の石碑が立っています。
東屋周辺の風景です。この辺りは、何となく昔の街道の雰囲気が残っている感じです。
この先、清水区興津(旧興津宿)まで道は続いているようですが、これ以上行くと疲れてしまうので(今回の目的ではないですしね。)、ここで引き返します。
モノレールのレール。周辺はミカン畑がありますが、歩いてきた道沿いの畑はすでに放棄されているようで、このモノレールも使われている形跡は全然ありませんでした。
まだ時間的にはもう1か所くらい寄り道してもいいくらいの感じでしたが、さすがに人混みのあるような場所は避けたいし、疲れてもきたので、今日のところはこれくらいにして、清水ICから東名高速に乗って帰宅しました。

Posted at 2021/01/02 21:43:31 | |
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