SS4が終わって、SS中に見かけた全日本6号車のエボXの話などをしながら本宮山スカイラインを下っていきます。
ここでトイレに行きたくなったので、和田交差点に隣接のトイレに立ち寄ってもらいます。
ついでと弟もトイレを済ませに行きます。
待っている間、後続の車が何台か交差点を右折していきます。
リエゾンに戻り、新城総合公園に向かいます。
弟には「ここは57分で移動すればいいから急ぐ必要はない。」と伝えておきます。
新城総合公園の東出入口から入ります。
沿道に立っている人が手を振ってくれます。
SS2と同じように待機場所の駐車場に入ります。
前後の車の方達がちゃんと順番どおりにスペースを空けていてくれて、誘導してくれます。
逆の意味で掻き回してしまっているのに、申し訳ない限りです。
ここで5分前までひと休憩。
レッキの時に話をしてくれた129号車のコドラさんが「どうですか?」とやってきました。
「さっきの作手北は最初より25秒も早いタイムでしたよ。1回目は何だったんだって感じですね。」
「いいですね。ぼくもドライバーに「もっと踏め!」と言っておけばよかったかな。」
「練習を軽四でやってたから、感覚が違う気がしますね。」
「でもヴィッツくらいならそんなに変わらないと思いますよ。軽四での練習でもいいじゃないですか。」
などなど。
5分が経ち、TC前の待機場所へ移動します。
15時24分TCイン。
3分後SSスタートです。
もう変更もありません。
15時27分SS5スタート。
坂を駆け登り、観戦エリアへと上がっていきます。
「右2ベリーベリーロング 右直角狭い!」
ここから観客エリアです。メインの全日本クラスが終わり、閑散としてますが、まだまだコース脇には観客の姿が見えます。
最後の右直角コーナーを曲がり、フィニッシュ。
またしてもフィニッシュ前にアクセルを緩めます。
「どうして緩めるんだよ(笑)。」
「なんか看板見ると何となくもういいかなと。」
タイムは0'55"8。
0.5秒差でクラス最下位…。セコいですが、緩めなければ…。
これで全SSが終了。セレモニアルフィニッシュへと向かいます。
TC5Aを15時32分に通過。
TC5Aは早着ペナルティ無しとありましたが、各車ターゲットタイムどおりにインしていくので、私たちもならって通過します。
全日本のサービスパークの脇を通り、ラリースタジアムである陸上競技場内へ誘導されます。
中に入ると通路を挟むようにささやかながら人垣ができてます。
「お帰りなさい!」と手を振ったり、タッチしたりと迎えてくれます。
こういう親近感のある感じがラリーのいいところの一つですね。
8の字コースの外周を周り、フィニッシュ地点に着きます。
前ではクラス2優勝の127号車のクルーがインタビューを受けてます。
インタビュー後、シャンパンファイト用の発泡日本酒を受け取り、シャンパンファイトが始まります。ドライバーさん、見物していた友人?の頭にシャワーの如く注いでます。
さて、車を前に進め、私たちもチェッカーフラッグを受けます。
ドライバーの弟がMCさんからコメントを求められ、「SSラリーは初めてで、ペースがつかめず大変だった。来年も機会があればぜひ出たい。」というような事をコメントしてました。
インタビューが終わり、拍手を受けて、サービスパークへと走り出します。
すぐの所で「お疲れさま!」と大きな声。写真を撮っていたYさんです。振り返って「ありがとうございます!」と返事をします。
続いて、練習に同行したり、ラリー車を埼玉県から運んでくれたマリさん、弟の友人の鈴木くんも声をかけてくれます。
うれしい気分になりながら通路を進み、またタッチを受けながら会場を後にします。
公園内を移動してサービスパーク入口のTC5Bに入ります。
TCインは15時39分。
オフィシャルから「駐車後は車両をパルクフェルメするので、必要な荷物を降ろしたら車の鍵を本部へ預けてください。」との指示。
駐車場に入っていくと、ためぞうさんが手を振ってます。
駐車場所へバックして停車。これにて競技上の日程は全て終了。無事完走できました。
春に「ラリーに出てみない?」の話から始まって、実感のないまま9月になりましたが、ここから急速に話が動き出して、練習のために本番車を借りてミニサーキット走ったり、川名さんにSSラリーのためのレクチャーをしてもらったりして本番に臨みました。
結果だけで言えば総合60台中52位。「クラス5」8台中最下位でした。
でも、みなさんからは「まずはラリーを楽しんで完走してください。」と何度も言われました。
そういう点では、今回のラリーは十分満足でしたし、協力してくださったみなさんの期待に沿えたかなと思っています。
みなさん本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。