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小林あにのブログ一覧

2023年03月09日 イイね!

愛知県道382号の岡崎市側の終端部を見に行ってきました

2023年2月18日土曜日、午後の暇つぶしに愛知県岡崎市雨山町にある愛知県道382号の終端部を見に行ってきました。

やって来たのは、岡崎市雨山町の雨山ダム。




周辺の地形図はこちら。県道382号は岡崎・豊川市境の風越峠を挟み、指定区間の空白があり、ルートがつながっていません。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

雨山ダムに車を駐車して、県道382号の岡崎市側終端部へ徒歩で向かいます。


ダム湖の上流部まで来ると行き止まりの注意看板があります。


そして道幅が2車線から1車線へと細くなり、「この先車両通行止」の看板と虎柵により通行止めとなっていました。






徒歩通行は関係ないので、そのまま奥へと進んでいきます。




分岐点が現れました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

地形図によると県道は右へとカーブしていくので、そのとおりに進みます。


2か所目の分岐点が現れました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この分岐点は左カーブ。そして、ここから砂利道となります。




3か所目の分岐点です。風越峠へと向かう道は左へとカーブしていきますが、地形図によると県道は直進となるので、真っ直ぐ進んでいきます。


けっこうな急坂を登っていきます。


分岐点から5分ほど歩くと終端部が見えてきました。


そして県道はバッサリと終わってしまいました。分岐点からここまでの道は作業道そのものでしたが、なんで県道に指定したのでしょうかね。雨山ダムの2車線区間が終わった地点までの指定でも良かったような気が(笑)。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

終端部から登ってきた県道を見下ろしています。結局、車両通行止め地点から終端部まで、県道を示す標識類は全然見当たりませんでした。


さて、ここまで来たのなら風越峠まで行きたいと思い、この上部を通る林道まで斜面を登ることにします。


5分ほど斜面を登ると細い林道へと出ました。


この林道、路面にはオフロードバイクのタイヤ跡が付いているのみ。植林地の管理には長らく使われていないようです。


「西蔵」という山への登山道の分岐点に来ました。ついでなので、山頂へ行ってみることにします。


息を切らしながら細い登山道を登っていきます。


林道から分岐して登ること10分。西蔵の山頂に着きました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

山頂にある三等三角点「風越峠」。標高は482.50mです。


山頂からの眺め。眼下に新東名高速道路が見えます。


西蔵から尾根伝いに風越峠へと向かいます。




西蔵山頂から15分ほどで風越峠に到着しました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

峠なので石仏などが残っていないか周囲を探してみましたが、それらしいものは見つかりませんでした。




次に峠の古道が残っていないか探してみたところ、林道よりも下段に道跡が残っていました。


車へと帰るついでに古道を辿っていきます。




5分も歩かないうちに古道は作業道へと吸収されてしまいました。地形が険しい豊川市側の方が、古道は残っているかもしれませんね。


暇つぶしのミニ探索だったので、特にこれといった成果はありませんでしたが、山を歩いて汗をかき、良い気分転換になりました。


Posted at 2023/03/09 22:57:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・道路・廃道 | 日記
2023年03月07日 イイね!

宇津谷隧道・やまだいち・旧東海道本線 石部隧道

2023年2月12日日曜日、弟の誘いで静岡市駿河区登呂にある安倍川もち屋「やまだいち」へと行ってきました。訪れるのは2018年2月以来、5年ぶりになります。2020年9月にもお店へ行きましたが、この時は新型コロナの影響で休業中でしたからね。

お店へと向かう前に1か所寄り道。宇津谷隧道へとやって来ました。


丸子側の坑門。何度も訪れているトンネルなので、もう特筆すべき事柄はありませんけどね。


坑門がどんどん苔に浸食されています。きれいに剥がしたくなりますが、これはこれで風情と言えなくもない。


内部は、側壁部分が焼過煉瓦、アーチ部分が赤煉瓦で積まれています。


雰囲気を壊さないよう、暗めの照明が灯っています。






岡部側の坑門。




土留めの石垣。


こちらはトンネルの西側にある案内板。






引き続いて、旧東海道の宇津ノ谷峠を登ります。




多少埋もれているのかもしれませんが、天下の東海道とは思えない道幅の狭さです。この狭隘・急坂な峠道では、明治になって早々にトンネルを掘削しようとしたのも頷けます。


峠の東側にある地蔵堂跡。




雁山の墓。案内板によると、俳人だった雁山は旅先で音信不通になり、駿河の文人仲間が墓碑を建てたが、実際は生存していて82歳で亡くなったとあります。生きていたのがわかってからも墓碑を撤去しなかったのは、ちょっとした酔狂だったのでしょうかね。




ただの山道にしか見えない旧東海道を下っていきます。




宇津ノ谷集落側の峠道の入口付近にある馬頭観音。


こちらは光背に嘉永五年(1852年)の年号があります。


こちらは大正五年(1916年)の年号。すでに宇津谷隧道がある時代ですが、大正当時からこの場所に立っていたのでしょうか。


旧東海道(明治期車道)へと出てきました。左側が宇津ノ谷集落、直進が宇津谷隧道へと向かいます。




宇津ノ谷集落の眺め。峠直下の集落ということで休憩場所として栄えたそうです。


この後は「やまだいち」へと移動。長らく休業していたせいか、お店は順番待ちするほどの混雑。周りの会話を聞いていると、関西方面からのお客さんもいるようでした。

ちなみに私はお雑煮を食べました。冬にこのお店へ来ると決まってお雑煮を食べています。


弟としてはこれで今回の目的は達成。あとは私の勝手で、もう1か所寄り道しました。


やって来たのは、これまた何度も訪れている旧東海道本線 石部隧道。一時は手入れをしている人がいたようですが、この篠竹の繁茂ぶりから見て、また放置されている状態に戻ったようです。


トンネル内のガラクタもそのまま。


トンネル付近の海岸の様子です。












































風雨や波の力により破壊され続けている遺構ですが、今のところはまだまだ巨大な残骸が海岸のあちらこちらに無造作に転がっています。あと何年、何十年残り続けるのかわかりませんが、今後も様子を見に時折訪れたいと思っています。弟はもう飽きたようですが(笑)。




出入口となる水路を登り、「駐車場」へと戻ってきたら、入れ違いにジムニーがやって来ました。車から降りてきたのは「つなぎ」を着た若い女性の二人組。その服装や靴、装備から見て、廃線・廃道趣味の人達だったのかな。


Posted at 2023/03/07 14:03:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記

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「新車「エブリィワゴン」でドライブしてきました(2) http://cvw.jp/b/1796277/48744226/
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「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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