ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気の卓上式ツースピーカーラジオ
「かなりやJ 6ZL-609」であります。
発発売は
昭和37年(1962年)、当時の定価等は不明でして、本格的な東芝の卓上式ツースピーカー真空管ラジオとしては、
最後のモデルだと云われております。
( ̄▽ ̄)b
フロント全面をクリアパーツで覆ったキャビネットは直線基調のスッキリとしたデザインで、落ち着いたブラックとアイボリーの筐体も、とても良い雰囲気でありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
左右に
4インチ・コーン・スピーカーを配した堂々とスタイルなのですが、スピーカーが二個付いていると云うだけでして、当然のように
モノラル再生となりますw
(`・ω・´)
サイズは幅425mm×高160mm×奥150mm、と、ツースピーカーモデルの中では小型のサイズとなりますが、やっぱり邪魔な横幅ではありますよねーw
( ̄ー ̄)σ
四個のダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼音質調整、ボリューム調整、フォノ(PHONO)切替スイッチ兼バンド切り替え、そして、選曲チューナーとなっております。
(`・ω・´)
使用真空管は、
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4-6ME10マジックアイ)、東芝の
かなりやシリーズの中では、唯一、マジックアイを搭載したモデルでありました。
(⌒∇⌒)ノ
ということで、今回も格安で見つけた
超絶ジャンク品から当方でレストア、キャビネットに変色があるけと、とりあえず受信はしている、と云うラジオでありました。
そんなわけで、早々に到着したラジオのレストアを開始となりましたが、前面の4個のツマミを抜こうとしたところ、
バンド切替部分のツマミが固くて、ビクともしないではないですくわw
このツマミを引き抜かないことには(ツマミが引っかかって)キャビネットからシャーシーを引っ張り出すことすらできないですし、これは大問題であります。
(´・ω・`)
一時間ほど必死で頑張ってみました全然ダメでして、結局、キャビネットとツマミの僅かな隙間から、金鋸を突っ込んで、
ツマミの軸を切断するハメになってしまいますた。
( ̄^ ̄)b
これでやっとシャーシーが引っ張り出せましたが、ツマミの軸は、なんと、接着剤でガッチリと固定されておりましてw、これでは、どんなに引っ張ってもラチが開かないハズですよねーw
おそらく、以前の持ち主が、抜けやすくなったツマミを接着してしまったのでしょうけど、これが原因で満足な修理すらできずに放置されたと思うと、勿体ない話でありますよねー
そして、電源の投入となりましたが、
「通電、受信は一応確認出来ましたが、」と云う出品説明とは裏腹にw、
ウンともスンとも物を言いませんw
( ̄^ ̄)b
テスター片手にチェックを開始したところ、
ヒューズボックスが破損したための接触不良と判明、アマゾンで仕入れた
フタ付きヒューズボックスに交換してやりました。
(`・ω・´)キリッ
これで電源も入りましたので、劣化したペーパーコンデンサ数個と電源ケーブル、音が絞れなくなった
ボリュームを交換、IFTを455KHzに調整してやって、とても良い音で受信を始めてくれました。
つづいてキャビネットですが、以前の持ち主さんが、無造作に筐体全体にクリアラッカーを吹き付けたらしく、一部の汚れなんかも一緒に塗り込まれてwしまっております。
( ̄^ ̄)b
そんなわけで、まずはラッカーの除去から開始、筐体と透明部品を分けて、800番程度の耐水ペーパーでラッカーを削り落としてやって、全体をピカールで磨き上げてやりました。
軸を切断してしまったツマミと、元々一個だけ飾りが紛失していたツマミは、ジャンクボックスから同じデザインで色違いのものを発掘、四個とも交換してやりました。
最後に動画もアップしましたが、音声に歪みもなく、とても良い音で鳴っていまして、さすが、
ツースピーカーと云ったところでありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、まだまだ暑い日が続きますけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2022/08/16 19:08:37 | |
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