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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2014年10月26日 イイね!

【家電】冷蔵庫の異音


 マンションの購入からすぐ、冷蔵庫を購入した。

 三菱電機製で、【切れちゃう冷凍】という高め温度で冷凍を設定できる、当時としては省エネモデルである。

 これが昨年あたりから異音を発するようになってきた。大概、家電が異音を発するようになると近々本格的にダウンする。
 実家も同じモデルを同時期に購入したが、先日買い換えたという。理由は聞いていないが。

 やはり10年を過ぎると耐用年数を過ぎる部品が出てくる。
 キッチンの松下電工製の蛍光灯も安定器が12年目あたりで見事に壊れている。うちでは自分で安定器をインバーターのものに交換したので安くすんだ。同時期に他の住戸でも多発しているので、メーカーの製品品質管理が見事だと言わざるを得ない。おそらく他家では業者に依頼し、照明器具そのものを交換しているのだろう。
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/25686210/
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/25779541/

 ガス熱源機もそのあたりで交換しているうちが出始めていた。うちでは浴槽のリモコンが壊れた。とりあえず中古リモコンを入手して交換している。とりあえず安価に延命できている。
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/31564089/


 **

 冷蔵庫と言えば家電としては結構な大物で、400Lクラスを買っているので買い換えとなると出費は大きい。

 もう14年近くたっているので修理は難しい(性能維持部品がストックされていない)し、買い換えざるを得ない。今のものはさらに省エネであるという言い訳も用意されている。しかし。

 大きな音が出るたびに戦々恐々としていた。

 しかし、どうしたことか、今年に入ってから、その大きな音を聞かなくなった。

 まさか自己治癒するとも思えないが、いまのところ動作に問題はない。

 これも懸念事項ではあるが、様子を見るしかない。

 もう一つの大物家電である洗濯機については、サンヨーの上部が開くドラム式洗濯機がリコールのため少し前に新品のドラム式に置き換わったので、当分問題はないと信じている。


 

 
Posted at 2014/10/26 12:04:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 家電 | 日記
2014年10月26日 イイね!

【家電】洗浄便座の異常、とりあえずメンテナンス


 我が家には、マンションを購入したときから標準装備で洗浄便座が備え付けられている。

 どういうわけか、トイレの部屋サイズに対して便器自体は少々小さめ(レギュラーサイズと言うことらしい)。実家が大きな便器であるために慣れないうちは使いにくかった。

 それはともかく、便器はAmerican Standardというアメリカのメーカーのもので歴史が長く、あちらで暮らしていた人によると、その名の通りトイレや浴室、キッチンなど水回り関連でよく見かけたという。一時期日本にもよく輸入されていたらしい。当時のマンションには採用例が多かったようだ。このメーカーは2013年に日本メーカー(LIXIL)が買収している。

 当家のアメリカンスタンダード社製便器の洗浄便座部分は、当時の松下電工によるOEM品であった。当時同型の松下電工の製品は見つけられなかったのだが、今はネットで生産終了品情報がありCH622P1というモデルのOEMであることがわかった。だが、取説やメンテナンス情報はなかった。


http://ctlg.panasonic.com/jp/toilet/clean-showare/CH622P1.html

 **

 ある日、その温水便座の便座の温度を変える部分のインジケーターが点滅していた。用を足したあと洗浄スイッチを押しても水は出るがノズルが伸びてこない。トラブル発生である。ビデの方も伸びてこない。

 取扱説明書を見るが,便座スイッチのインジケーターの点滅の説明はなかった。水勢スイッチの方は点滅がおきるとノイズによる異常だというのだが。


 とりあえず便器から便座を外し、ノズル部分を見てみると実に汚い。とても写真に撮ってお見せできるものではないので撮影もやめた。

 汚れを取り除き、ノズルを点検すると、動きが少々渋いようだ。見ると、カルシウムの結晶が付着している。

 この便座は中級品らしく、水はポンプで押し出されてくるが、ノズルはその水圧で伸びる仕組みだ。
 安いものだと水道の水圧で伸びるものもあるし、高いものだとアクチュエーターで動きを制御しているものもある。

 この便座は水圧で伸びるので、ノズルの動きが渋くなると影響を受けやすいのだろう。カルシウムなので酸で処理すれば簡単に取り除けるが、ノズルを何度か動かしたり爪で削り取っておいた。

 これでまずは復活した。

 しかし、その後、また点滅が起こり、ノズルが伸びてこないことが幾度かあった。

 点滅が起こると水は噴き出してもノズルが伸びてこない。
 ノズルが伸びてこないと点滅が起こるようになるわけではない。

 因果が逆になっている点が、単純なノズル部摺動不良によるものではない可能性を示唆する。
 ノズルが伸びたかどうかを物理的にセンサーで検知しているとは思いにくいので、ポンプの負荷を検知している可能性があり、ある程度の負荷がかかって初めて異常情報として記録し、ある程度の時間ごとにチェックして異常を点滅で知らせているのかもしれない。
 だが、初めて問題が起きたときには、事前にノズル伸縮の異常はなかった。原因はノズル関連ではないのかもしれない。
 それにしてはノズルさえ出れば通常通り動作している。

 そもそも便座温度スイッチのインジケーターなので、便座に問題があるときに点滅しそうなものだが、いまのところそれらしい異常はなく暖まっている。

 すでに14年を過ぎているものだけに買い換えを検討せねばならないのかもしれないが、大きな故障がおきている様子はないので、もう少し様子を見ながら、原因を突き止めていきたい。

 しかし、決して機械にとってよい環境ではなく、毎日何度も使うものなのに、故障なく14年も来たのだから、丈夫なものだと関心もする。





 



 
Posted at 2014/10/26 11:34:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記
2014年10月25日 イイね!

[PC]T42トラブル退治&Win7ビデオドライバ導入/Z60t廃熱関係


 メモ的な投稿。

 ThinkPad T42は2005-6年頃の、PentiumM 1.7GHz Memory1.5GbytesのWindowXPマシンで、今となっては時代遅れ。
 これまでこのマシンには試しにWindows7を入れたことはあったが、GPUであるRadeon7500がWindows7でサポートされていないことからアンインストールしてXPに戻し、実家で母親のマシンとなっていた。

 ところが熱暴走を起こすようになり、母親はT510に買い換えたので手元に戻ってきた。
 熱暴走の原因は異常な量の綿埃で、PCを置いている座卓で手芸をしているためであった。掃除したところ正常に動き出した。
 しかしながら、時代遅れのマシンでもあり、出番がなくなって引退していた。

 最近、CF-T5のために購入したSSDをテスト的に導入すると信じがたいほどきびきびと動くことから、Windows7を導入し戦線復帰させることを考えた。


 **

 Windows7を入れ、ドライバ類もだいたい問題なく当たっていたが、3つの大きな問題が解決できていなかった。

・GPU Radeon7500がサポートされず標準ドライバになってしまうこと。
・しばらく運用していると、一切のキーボード入力を受け付けなくなること。
・時折電源が入らなくなることがあること。

 Radeon7500なしでもオフィス系ソフトやブラウジングだけなら十分ではあったが、我が家では唯一宇宙シミュレータMitakaが快適に動く環境であったためになんとかそれを生かしたいと思っていた。

 Googleの世話になって情報収集するも、なかなか完全な解は見当たらなかった。Radeon7500は多くのノートPCに載っていただけにあちこちで困っているというブログ記事等には出会うのだが、あきらめるケースが多かったようだった。

 XPのドライバを使えるという話はあったがブルースクリーンが出るという話もあり、外部ディスプレイ端子が使えないとか、問題が多かった。

 Windows7登場時はここでギブアップだったのだが、今調べてみると、違った情報に出会うようになっていた。

 Thinkpad Clubや海外のBBSで、非純正のDNA-ATi 4.5.6.1-32x ドライバが使えるというのだが、ダウンロードサイトからダウンロードしようとすると『ページが見つからない』となってしまった。

 ようやく見つけたドライバを適用するも、いくつかのドライバを試しているうちに、Windows7が起動しても画面表示がされなくなるトラブルに見舞われ(外部ディスプレイ端子にも出力なし)、なぜか起動時F8連打でセーフモードに入ろうとしてもなかなかうまくいかず、インストールCDを使ってもWindowsの復元がエラー発生で効かず、途方に暮れた。再インストール(これまでに構築した環境を引きつぐため、アップグレードインストール)しようとしてもWindows実行時のインストールを求められ、再インストールできなかった。結局F5連打でセーフモードにて起動させ、標準ドライバを削除することで改めて標準ドライバがインストールされ事なきを得た。
 

 更に探すと、当方と同じくSSDを積みT4x系のマシンを復帰させている方のブログに有用な情報があった。

Windows物欲帳
THINKPAD T40(2373-92J)にWINDOWS7をインストール


 ここからリンクされているVista用ドライバーがインストールできた。
 標準ドライバーからの「ドライバーの更新」で、解凍したドライバーのあるフォルダーを指定することでインストールされた。


 Windowsエクスペリエンスインデックスはグラフィックスは1.9、ゲーム用グラフィックスは1.0と振るわないが、標準ドライバーより良い。
 今のところ特に問題も無く、Mitakaも以前と同様に動いている。

 **

 時間が経つとキー入力を受け付けなくなる点についても、原因追及をしていった。

 外部のキーボードでは起こらず、セーフモードやMsconfigを使ったサービスや起動プログラムを制限した状態では発生しないのでハードのトラブルではなく、何らかの(おそらくLenovoの)ドライバの問題であろうと推定できた。
 そこで、読み込むサービスやスタートアップ時のプログラムを変え、Lenovoの省電力マネージャーVer.6.xが原因であることを突き止めた。
(ググると、旧世代ThinkPadの他機種でも同様な問題が生じていることが分かった)

 だが、省電力マネージャーが使えないのでは、常に100%充電されることでのバッテリー寿命が極端に減る問題を回避できない。
 幸い、見てくれは悪いがXP用の省電力マネージャーがインストールでき、これは問題なく動いているようだ。


 **

 電源が入らなくなるのは何処かの接触不良であるとも考えられたが、一度突然電源断になったほかは物理的ショックで電源が落ちることはなく、いくらあちこちを触って物理的ストレスをかけるなどしてテストしても、電源が入るときと入らないときの物理的違いを見いだすことはできなかった。
 バッテリーの有無との関係は無かった。一度電源が入らなくなった後、バッテリーをつけている時に電源が入ることもあればないときに電源が入ることもあった。
 内部を見ても、無線LANのアンテナケーブルがネジ部ではさまれて被服が傷んでいたことのほか、問題は見いだせなかった。この件も関係が無かった。
 気まぐれに起きているようにしか見えなかった。極めて始末の悪いトラブルである。

 だが、バッテリーを抜いて電源コネクタを何度か抜き差しすると、比較的高い確率で電源が入るようになることが分かった。

 ここまでは消耗バッテリーを使っているときだったが、新品のバッテリーに交換すると、不思議なことに問題が起こらなくなった。
 
 明確な原因はつかめなかったが、バッテリーが異常になっていたことが本体に何らかの影響を及ぼしていたらしい。

追記:
 ThinkPadでは、バッテリーの不調で本体のトラブルが起こる例を時々見かける。最近は安価な非純正バッテリーが多くあるので、買えてみると解決に至ることがある様だ。
追記ここまで

 **

 と言うわけで、何とか問題を解消させることができたらしい。ようやく安定したので安堵している。

 このマシンのキーボードのタッチがとても良いので、なるべく長くつかっていきたいものだ。

追記:
 スリープを使うと復帰できなくなる。休止状態では問題ない。
 これがXP用の省電力マネージャーのせいかディスプレイドライバーの成果はまだ確かめていないが、スリープを一切使わない設定にすることで回避している。

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 Z60tも問題を抱えている。
 これはもともとPentiumM 1.4GHzを載せていた個体に2.0GHzの760を載せたことで廃熱が間に合っておらず、不安定になっているのだ。

 しかし、Z60tの2GHzモデルと同じCPUクーラーを使っていると言うことでそのまま載せ替えたような記憶がある。

 調べてみると、Z61tになってCPUがCore2 Duoになり設計も変わっているが、CPUクーラーも変更されているらしい。

Z60t 26R9554 (ヒートパイプ1本)
Z61t 42R9954 (ヒートパイプ2本)

 この2つには物理的な互換性がある様だ。現在Lenovoから部品をとると前者のモデルでもヒートパイプ2本のものが来らしい。廃熱問題対策で切り替えたのか、部品管理の合理化のためか。

 当方と同じく2GHzが載ったZ60tで、熱暴走している個体が、ヒートパイプ2本のCPUクーラーに載せ替えて劇的に改善したことを書いているものがあった。

Eugene's Weblog
Z60tのCPUファン交換


 1.4GHzから2.0GHzへの載せ替えは体感できる差がある。しかし、2.0GHzにしたことで温度が上がりすぎ、プロセッサーが安全のため動作クロックを下げてしまう。おかげで1GHzを切る低速で動いていたこともある。

 現在はThinkPad用のCPUファン回転数制御ツールで回転数を高めに設定し、Windows7のプロセッサー管理機能でクロックを制限(1.8GHz)して対応しているが、CPUクーラーの交換で改善させられそうだ。

 Windows7を導入すると不明なデバイスとして
Intel(R) 82801FBM LPC Interface Controller - 2641
が残る。特に問題がないので長年放置していたが、Windowsはそのドライバを持っているとのこと。不思議なことになぜか互換性がないと判断する。「ドライバの更新」からIntelのドライバを探すと見つかった。何をするInterfaceなのかは不明なままだが(注1)。

 Z60tの手持ちのモデルは廉価版で、GMA900というIntel内臓グラフィックを使っている。しかしRAMをメインメモリと共用する設計のためかグラフィックスを使うと動作が重いようだ。動画再生では音声がブチブチと途切れやすい。Radeon7500を使わず標準ドライバを使ったT42(PentiumM 1.7G)の方がスムーズだ。

 画面も1280×768でワイドであるものの縦が狭く、SXGA+(1400×1050)になれた身には少々使いにくい。
 T42と置き換える形で職場に置いておく(持ち運ぶ)PCとして使っていたが、T42の方が使いやすかった。CF-T5購入後はそちらに置き換えてしまった。その後は家で外部ディスプレイをつないでの固定使用になったが、長時間使うと廃熱問題で不安定になりやすかった。

 動作はイマイチ重く、グラフィック機能は冴えない。特に家庭用では必要な動画再生が重い。画面表示はワイドではあるが解像度が低い。A4ノートとしてはコンパクトではあるが質量が2kg程度と持ち運べるぎりぎりであるため決して持ち運びやすいとは言えない。Z61ではCPU性能が向上し、高解像度のものも存在するが、ワイド画面版のT61との差異が不明。
 CPUヒートシンクの容量が低い上に、底面に吸気口を持っているために吸気を妨げられやすい(ベッドの上などは最悪)。

 Lenovoに変わった第1世代の、家庭用を目指したThinkPadだが、どうも中途半端なマシンという印象がぬぐえない。
 T6xシリーズと設計が近く、同シリーズがワイド液晶を積んだことで存在理由がなくなり、Z61を最後にZシリーズはTシリーズに統合され、消滅してしまった。


(注1)
 LPC Low Pin Countは、ISAに変わるレガシーに接続するためのインターフェースだそうだ。周辺装置との接続用のサウスブリッジに内蔵されている。
 PCIやPCI Express,AGP,USBなどの新しいインターフェースではない以前からのポートやBIOSなどが接続される。
 おそらく、ノートパソコンの場合、少なくともWindowsからアクセスするデバイスはこのインターフェースを使わずに接続するよう設計されているのだろう。そのため、ドライバを読み込まずとも問題がなく、読み込む必要がなかったのかもしれない。
Posted at 2014/10/25 21:32:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | パソコン/インターネット
2014年10月19日 イイね!

[PC]古いPCのリフレッシュ


 先日から進めているSSD化の中で、もともと現役復帰させるつもりのなかったThinkPad T42が、思いの外使いやすいので再整備している。

 IDE仕様のSSDはもともとレッツノートCF-T5に入れるつもりで購入したのだが、訳あって2つ買うことになり、一つをT42に入れてみることにした。

 試しにWindows7を入れると、SSDのおかげで全く問題なくきびきび動く。1400×1050の広い画面空間、しっとりとしてストロークがあり打ちやすいキーボードなど、この機種の良さを改めて感じた。T60以降にはない打ちやすさは捨てがたい。(ThinkPad 600からT42に移ったときには600のキーボードを忘れがたく思ったものだが。)

 とは言え、2005年頃購入した機種で、あちこちガタが来ている。

 これまでにCPUファン交換(この機種は買って2年目ぐらいで異音を発するケースが多いらしい)、液晶交換、キーボード交換を行っている。

 バッテリーが既に消耗しきっていて、要交換。
 また、CPUファンの音が大きくなっているので要交換。

 SSDは結局CF-T5では使えなかったKingspecの128Gbyteのものを入れた。UDMA5モードで動いている。

 バッテリーは通販で購入した互換品3000円ほどのもの。
 CPUファンも、ヒートシンク一体のものが通販で3000円ちょっと(送料込み)があったので購入。

 いずれも早速取り付けた。

 CPUファン交換で音がてきめんに静かになり、まったく気にならないレベルに。職場に置いておくマシンなので、人の迷惑になってはならない。

 これらで極めて快適なマシンに生まれ変わった。

 **

 次なる課題はレッツノート CF-T5である。
 ファンレスで長時間使える設計。HDDがSSDになればWin7がきびきび使え、無音で最強のモバイルPC。
 これがSSD交換の本命にして、非常に難しい課題を抱えていた。

・レッツノートは分解が非常にめんどくさい。
・SSDとの相性が出やすく、確実と言えるのはCFD販売から出ていたものだけ。

 分解については先人がいろいろと資料を残してくれているので助かった。
 ↓会社がこういう資料を出しているというのも珍しい。

分解工房 Panasonic Let'snote CF-T5/CF-T4


 SSDについてはCFD販売のものを購入してみたが、実は最近新製品に置き換わり、旧製品がタッチの差で市場から無くなってしまったばかりだった。あと1ヶ月早く動いていれば何とかなったのに。
 今でも一つだけ見つかるが、以前の倍の価格で、SATAの中古レッツノートが変えそうな価格だ。

 それと知らずに購入してしまったものは、認識こそするがUDMA2モードでしか認識されないものだった。OEM元が変わってしまったのか、設計を変えたのか。いずれにしろ、本来、旧製品をよみがえらせるニーズに応えるためのものが、充分応えられない製品に変わってしまったのではどうしようもない。
 しかしそうも言っていられない。UDMA2しかつかえないものでも取りあえず組み込んで、ソフト的に対応する方針にした。もっとも、UDMA2でもHDDよりははるかにきびきび動く。

 SSDにクローンを作ってみたが、操作が悪かったかソフト(AOMEI Partition Assistnt)がうまく対処してくれなかったか、パーティション情報がうまく登録されておらず立ち上がらない。
 通常Windows7のインストールディスクから修正できるが、このマシンはCDレス。外部のドライブが必要になる。
 しばらく使っていなかったがこのところのSSD作業のために引っ張り出してきたLG製マルチドライブを積んだUSB外部ドライブを接続するも、なぜかCDを読まない。
 どうもドライブがご臨終になってしまったらしい。
 やむを得ず、お蔵入りしていたデスクトップからLG製マルチドライブを外してきて置き換えるも、これもCDを読まない(注1)。う~。
 別のデスクトップ(注2)から外してきて付け替えたら何とか読めた。

 これで何とかなるかと思ったが、スタートアップ修復をかけても延々何かをやった結果、修復できませんでしたと来た。
 元のHDDをUSBでつなぎ、立ち上げても途中でブルースクリーンになる。
 やむを得ず、TrueImage2011で再度クローンを作り直したら今度は立ち上がった。

 文字で書くとスムーズに進んだかのように見えるが、ここまでくるのに何回クローンを作り直したり、いくつもの機械を分解したり組み立て直したりしたことか。


 立ち上がって異常が無いのを確認すると、次はUDMA2病の対処。
 読み出しについては、SSDドライブに対してHDPARMというツールでパラメーターを書き換えると転送モードを書き換えることができる。これは休止状態になると書き換えられて失われてしまうので、そのたびに書き直す必要がある。スタンバイミーというツールが休止状態からの復帰時に任意のソフトを立ち上げてくれるのでこれで書き換える。
 これは管理者として実行する設定にしておかないといけなかったり、いちいち起動確認をされるのでUAC(ユーザーアカウント制御)をオフにしなくてはいけなかったりするが何とかなった。
 書き込みについてはPCのPCIレジスタを操作するWPCRSETというソフトで可能。これは休止状態を経ても維持されるとのことだった。
 しかし、CF-T5はその世代のものより新しいICH7というI/Oコントローラハブを使っていて、休止状態を経ると書き換えられて元に戻ってしまう。WPCRSETがコマンドではなくGUIアプリケーションのためスタンバイミーで立ち上げるにしても何らかの方法でGUI操作を自動化せねばならず、面倒になる今のところは対処していない。

 実際問題、SSDが少ない頻度でしか起きない書き込みでUDMA2でもそれほど実用では困らないし、どうしても速度が必要なら立ち上げ直せば良い。

 大変に面倒だったが、ネジ一本無くすことなく、組み立てて、実用状態に持っていくことができた。


注1 このドライブは、その後、ドライブを叩いて気合いを入れたら復活した。いつまで持つか……。

注2 そのデスクトップは1回目の電源操作では動いたが、2回目は立ち上がらなくなってしまった。何処かがご臨終になったのか。



 

 
 


Posted at 2014/10/19 16:14:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | 日記
2014年10月19日 イイね!

聖女 最終回



 ちょっと遅れたが、6,7回を見終えた。
 6回はお風呂に防水ケースに入れて持ちこんだアンドロイドタブレットで視聴。見終えたところで再起動してしまったところを見ると、袋に密封で動画視聴という重い処理のため、熱暴走したのかも知れない。

 さて。

 第6回を見ていて気付いたが、どうも一部の撮影は幕張新都心で撮影していた模様。ビルや歩道橋がそれらしかった。中村春樹がいた公園は幕張メッセとWBGの間の公園だし、雨の中肘井基子と中村春樹がタクシー待ちをしながらやり取りをしていた特徴ある外装の歩道橋は幕張新都心の何処か。

 それはそれとして、肘井基子の生き方が、悪女と言うよりも不幸な生いたちから必死に行きようとしてきた故であり、真実の愛に気付くことさえなければうまく人生を終えることができたのかも知れないと言うのが切ない。

 自分のまわりにも、真実の愛に気付いて悩んだ人が何人かいる。結婚したばかりだったのに、離婚して再婚したのもいれば、真実の愛に気付いて完全にとらわれるもあまりの強い思いで行動できず、周囲の言うことや相手の行動から訳わからなくなり、結局それまでの相手と結婚したのとか。

 ドラマの中で、「何で愛なんてどうしてあるんでしょうね」という台詞があった。
 この台詞はおそらく脚本家にとってどうしても言わせたい台詞だったのだろう。訪ねてきた年配弁護士に同じ台詞をもう一度言わせている。

 ただ、愛というのは、極論すればその人の脳にとってもっとも好みとマッチすると感じる状態のこと。遺伝的なものや生来身につけた経験から来る好みに基づいて扁桃体が反応し、A10神経からドーパミンが放出されて多幸感を感じる状態を【愛情】と言っているに過ぎない。これが強烈なものを【真実の愛】と呼んでいる。ただ、そのレベルの経験をできるかどうかは人に依るだろう。もっと弱いものを愛と思って満足している人の方が多いような気がする。

 【真実の愛】は強烈。それ故、人は愛に生き、人生を間違えたりする。

 一方で、【真実の愛】を知らずに人生を終わる人もいる。何となくとか、打算とかで生きているとそんな人生か。

 打算の中で、何かの拍子にこの【真実の愛】に気付いてしまったのが本ドラマの設定であるわけで、ここまで極端でなくても、ふとこれまで経験したことがないような愛に気付いてしまうことがあるわけだ。

 愛の感情、幸福感はまさに至高のもの。これにやられてしまうと世の見え方が全く変わってしまったりする。そのためにそれまでの人生を投げ捨ててしまったりする。それが良い選択か悪い選択かは全く分からない。
 最初からそんな愛で人生を生きることができても、その愛故に人生が最高になるものでもない。愛を信じて人生を踏み誤っていることはよくあるのだ。

 【愛】なんて脳が生み出す多幸感、その理由は勘違いに過ぎないのに、人はそれを最高のものと思って生きるしかない生き物なのだ。愛した人が最高の人なんて、その人の脳がそう判断したに過ぎない。他人が見たら性格破綻者であるかもしれない。

 幸せって一体何だろうか。自分にはどうもよく分からない。愛を知らずに生きるのも悲しいし、愛を知ったが故に幸せになれるものでもない。
 本人が人生に満足を感じられるかどうかなのだろうけれど。

 **

 それにしても、このドラマの脚本、最後のあれはないだろう。病院での肘井と年配弁護士のやり取り(実質独白シーン)でこの物語は全て終わっていた。そこで脚本のケリの付け方に困って全部なげうってしまった感じ。
 なぜか肘井基子の家を訪れる中村春樹。鍵は開いているのに本人がいないのを確認して何故か走って海岸をめざし、そのタイミングで入水自殺を図ろうとしている肘井基子。すぐ目の前に肘井がいるのになぜか追いつけない中村(本気で助けようとしていないようにすら見えてしまう)。そこに何故かやってくる中村の結婚相手。「先生」と呼び止め、振り返って笑顔を浮かべる明らかな死亡フラグ。そして更に歩みを進め見えなくなる肘井。あまりに都合がよすぎる「ドラマ」的展開。

 もし中村が肘井を助けてしまえばせっかく幸せな結婚生活を送っている中村らにひびも入るし、肘井が生き続けていれば常に喉に引っかかったトゲ状態。肘井自身も視覚を失い、愛にも生きられず、今後の生き方に困る状態で、そんな彼女に脚本家は死刑を言い渡してしまった。

 気付いてしまった真実の愛を失い、それでも他人の幸せを願える自分に気付いた肘井に、もはや脚本上存在理由がなくなっているから、死んでもらうしかないとは言え……。そのあとの人生をどう生きるかが、様々なことに絶望しながらも生きて行くしかない自分にとって見ていたいものだったのだが。

 本当の人生は、トコトン泥沼でも、トコトン苦しくても、視覚を失っても、愛を失っても、それでも生ある限りは、そう簡単に歩みをとめるわけに行かない。

 **

 感情を表現するための固定と手持ちの切り替え、ちょっとしたシーンのピントの使い方など、細かなカメラワークはさすがという感じだった。
 

 

 
Posted at 2014/10/19 13:25:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
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