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2023年03月05日

[CBR250Four] ブレーキマスターシリンダーその2・部品発注&準備作業の巻

[CBR250Four] ブレーキマスターシリンダーその2・部品発注&準備作業の巻 私の愛車、ホンダ CBR250Four は1986年式の現役バイク(4気筒16バルブDOHC45PS)。

経年37年目の2023年の冬(2月)、フロントダブルディスクブレーキのブレーキタッチがスポンジー(手応えが希薄)に。緊急点検を行った結果、シール部品の経年劣化によるブレーキフルード漏れが原因と判明。…というところまでが、前回のあらすじです。


<関連ブログ>
◎「その1」 → 緊急点検&応急処置の巻


■ホンダ純正部品の在庫確認
ブレーキマスターシリンダーに内蔵されている作動ピストンをシールしている密封部品(シールリング? >正式名称不明)について、バイクの部品用品店(ナップス)に出向いて、メーカー在庫があるかどうかを確認します。

<↓ナップス。自宅の近所にバイクの部品用品店があるので、大変助かっています>


店舗に入り、部品の在庫確認&発注コーナーへ向かいます。
ここには各メーカのパーツリストが備えられており、自分でリストを見ながら部品番号を調べ、伝票に必要事項を記入すると在庫有無の確認をお願いすることができます。


<↓純正部品の在庫確認&発注コーナー。各メーカのパーツリストが備えられている>


<↓1986年式(今から37年前!)のCBRのパーツリストも備えられているとは、素敵>


結局、必要な部品(シールリング)は単体では部番が設定されておらず、いくつかの部品とのセット部番となっていることが判明。

<↓この際なので、必要部品のほか関連周辺部品も部番参照して、同時に在庫確認を依頼>


受け付け後、店内で約10分間ほど待機していると放送で呼び出しされました。在庫を確認いただいた結果、「フロント・ブレーキマスターシリンダーAssy(込み込み部品)」は廃盤と判明。ただし、構成する個別部品はまだ在庫があるようです。

<↓リアルタイムでメーカ在庫有無が分かるのはありがたい。結局、在庫あり品を注文>


部番の中央3ケタが「KT7」(←CBR250専用部品)ではないものは、基幹車種だったり後続車種だったりと共用部品であることが多いので、発注できたという次第。さすが大メーカのホンダ。

「純正部品の発注は前払い」というシステムになっています。その場で費用を支払い、納品を待ちますが、数日もあれば入荷するとのこと。さすが大メーカのホンダ。クルマで言うとトヨタ(当日注文で翌日入荷が多い)に近いものがあります。


<↓結局、2023年02月13日に注文し、同年02月15日に諸々の部品を受け取りました>


<パーツレビュー>
◎こちら → ホンダ(純正) マスターシリンダーセット(フロントディスクブレーキ用、45530-MA4-671)


■本番前の準備作業
経年劣化により破損したシールリング(正式名称不明)の交換は、都合により2日間に分けて行うことにします(※土日とも昼間は器械体操の練習を優先させているため)。

まず土曜日の夕方に事前準備(劣化した部品の取り出し)を行い、日曜日の夕方に取り寄せした新品部品を装填します。今回のブログは前者の作業についてです。


<↓今から思うと、ブレーキレバーの塗装が少しずつ剥離していたんだよね…>


ブレーキレバーはその昔、後輩にバイクを貸したらコカされたときに曲がってしまったので、当時流通していた社外品に交換していました。ここ最近、その社外品のブレーキレバーの塗装が少しずつ剥離していたので、当初は「これが(経年劣化による)社外品のクオリティか…」と思っていました。

<↓ブレーキレバーの塗膜の剥離。当初は社外品の耐候性のクオリティか…と思っていましたが>


でも今から思い直してみると、ブレーキレバーの黒色塗装の剥離は、ブレーキフルードが少しずつ滲(にじ)み出していたために塗膜が影響を受けた…のだと推定できます。実は、こんなところにも兆候があったとは…(>ブレーキタッチの変化以前に、こうしたストーリーを気づけなかったことに反省)。

<↓マスターシリンダーのキャップを外し、残っていたフルードを吸い取り>


<↓マスターシリンダーの内部も、ローリントペーパーでキレイに拭き取る>


<↓こんな感じ>


次にブレーキレバーを外し、マスターシリンダーのハンドル側ホルダーを取り外しします。

<↓ブレーキレバーは上側に貫通ボルト、下側にナットがあり、それらを緩めると外れます>


<↓今回は外すだけ。いつか時間を作って、ブレーキレバーも再塗装しよう>


<↓マスターシリンダーをハンドルに固定しているホルダーキャップをゆっくり外します>


<↓いよいよ外れたマスターシリンダー。内部のピストンを覆うシールリングが現認可能に>


<↓うん、これじゃあブレーキフルードも滲み出すよね…経年37年目の出来事>


本日の目的は準備作業。翌日、新しいシールリングを打ち替えできるようにしておくべく、古い(=劣化した)シールリングを引き抜いておきます。ラジペンの類で、少しずつ慎重に引き抜いてみました。

<↓ドッギャァアァーン! ってか?>


劣化した部品はすぐには捨てずに、よく観察しておきます。形状や構造など、いろいろと得られる情報が多数だからです。ザッと見ただけでも、ゴムの内周に金属の円環(リング)が内蔵されており、これが緊迫力を発生させているであろうことが読み取れます。

とすると、新品のシールリングは真っ直ぐに打ち込むための治具が必要になりますね。まぁ分かっていましたが。何かで代用しましょうか…。

「その3(最終話の予定)」に続く。

 ↓
 ↓
2023-03-09(Thu.) : 更新
[CBR250Four] ブレーキマスターシリンダーその3・修理完了&完全復活の巻 をアップしました。
ブログ一覧 | 【ホンダ・CBR250Four と四半世紀】 | クルマ
Posted at 2023/03/05 23:17:18

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