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2016年05月04日

[BPレガシィ] 東京→札幌 帰省準備(グッドイヤー・モニタータイヤの表面観察)

[BPレガシィ] 東京→札幌 帰省準備(グッドイヤー・モニタータイヤの表面観察) 5月連休はレガシィの自走(東京→青森→函館→札幌)で帰省するため、モニター当選したグッドイヤーのタイヤ 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 をエクシーガtSからレガシィGT spec Bに履き替えます。

片道1000km超のロングツーリング・レポートとするため、評価車両を入れ替えします。その履き替え時に、グッドイヤータイヤに また新たな発見がありました。


■モニタータイヤ評価車両の入れ替え
グッドイヤーのタイヤモニターに応募した当初から、使用用途として 帰省旅行(一般、渋滞、高速、登坂を含む片道1000km超レベル) を挙げていました。幸運にも、実際にモニターに当選できたあとの第一回報告ブログでも、メインレポート車種(エクシーガtS)のほか サブレポート車種としてレガシィGT spec B を挙げています。

宣言した通り(公約を果たすべく)、長距離ツーリングでの 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 の印象をつかむため、帰省準備の一環としてエクシーガからレガシィにホイールごと履き替えしました(※STI ホイールはエクシーガとレガシィで装着互換性がありますので、ポン付けでいけます)。


<↓エクシーガからグッドイヤーを外してヨコハマを仮装着。レガシィはハンコックを外してグッドイヤーを装着>
 

■トレッド面の観察(その1)
エクシーガから 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 を取り外した際、トレッド面を目視観察します。

念のため作業工程を記しますと、KYBシザーズジャッキの2機掛けにより、車両左側(前後輪)を同時脱着で約20分間。次いで車両右側(前後輪)を同時脱着で約20分間。記録用の画像撮影などデッドタイムを含めて、車両1台あたりのタイヤ&ホイール履き替えに要する時間は約45~50分。これをエクシーガ、レガシィの順に行い、タイヤ収納作業など込みのトータルで約2時間弱。

まずは左後輪のグッドイヤーから目視確認します。すると、トレッド面に明らかな境界線が生じていることに気がつきます。以下、順を追って画像で説明します。


<↓左後輪を取り外した様子>


<↓左後輪のトレッド面の全景。見た目でも、明らかに接地面と角R部分との間に境界線が認められます>


一見すると、熱が加わった部分とそうではない部分の境界のように見えます。・・・それでは、駆動力だけでなく操舵力も加わることにより、より大きな負荷が加わっていると思われる前輪のトレッド面の性状は、どうなっているでしょうか。

<↓左前輪(助手席側フロント)を取り外した様子>


<↓左前輪のトレッド面の全景。やはり、明確な境界線が認められます>


<↓境界部分の拡大画像。路面と接地する部分のゴム表面は、荒れている?>


<↓さらに拡大した画像。路面とのコンタクトによる発熱で、表面が凹凸状に荒れたのか?>


上記画像に示した境界線は、タイヤのトレッド面のOUTSIDE(外側)でした。それでは、INSIDE(内側)はどのようになっているでしょうか。同じ左前輪の、車両内側も観察してみます。

<↓取り外した左前輪の全景>


<↓INSIDE(車両内側)にも、トレッド面と側面をつなぐR部に、入熱の痕跡と思われる境界がありました>


<↓上の画像の拡大。ブロックのエッジ部も、微視的には剥がれていることが分かります>


■トレッド面の観察(その2)
上記に示した画像は、すべて車両左側のタイヤでした。次は車両右側のタイヤについても、同様にトレッド面を目視観察してみます。

<↓右前輪(運転席側フロント)のタイヤトレッド面の表面性状を観察します・・・結果、右前輪と同様の兆候>
 

<↓「トレッド~サイドウォール部」をつなぐR部分の拡大図。左:OUTSIDE(外側)、右:INSIDE(内側)>
 

最後に念のため、右後輪についても 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 のトレッド面を性状観察します。

<↓取り外した右後輪の全景>
 

<↓「トレッド~サイドウォール部」をつなぐR部分の拡大図。前輪と比較すると、後輪の方が荒れ?が小さい>
 

■小休止
さて・・・グッドイヤーさんのフラッグシップタイヤ 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 のトレッド面に、目視レベルで分かるほどの微少な凹凸を確認した際、ふと空を見上げてみました。作業スペースのすぐとなりの木の枝には、小鳥が佇(たたず)んでいました。

<↓タイヤ脱着作業スペースのとなりには、小鳥が止まっていました>
 

グッドイヤーさんのロゴマークは、足に翼が生えたものでした。
翼を持つ鳥からは、グッドイヤーのタイヤはどのように見えるのでしょうか。


■トレッド面の観察結果と私的な雑感(小まとめ)
これまでの使用履歴、トレッド面の目視観察結果、そして私的な雑感をまとめると、次のようになります。

<基礎データ>
◎使用期間 : 2016年3月21日~2016年4月30日
◎走行距離 : 約882km(@エクシーガtS)
◎走行状況 : 市街地=約7割、高速=約1割、郊外&登降坂=約2割

<確認事実>
(1)トレッド面とサイドウォールをつなぐR部に、色味や表面性状の異なる境界を認知しました。
(2)境界は、OUTSIDE(車両外側)/INSIDE(車両内側) の両方に認められました。
(3)路面と接するトレッド部の表面性状は、発熱によると思われる微少な凹凸が生じていました。
(4)上記(3)で述べた微妙な表面の凹凸性状は、リヤよりもフロントの方が顕著でした。
(5)上記(4)にからみ、トレッド面のブロックのエッジにも、微視的な欠けが見られました。

<私的な雑感>
◎接地面に凹凸が生じて荒れているように見えますが、それが直ちに 「不適」 とは思いません。
◎恐らくそれは、グッドイヤーさんが言う 「3次元ブロック・デザイン」 の影響(or 効果)なのかも。
◎さらに一歩進んで考えますと、その境界の左右で コンパウンドの材質・構成・比率などを
  意図的に変えている可能性があるのでは? と推定します(※あくまで個人的な雑感です)。

以上、「事実」 と 「個人的な雑感(推定)」 を切り分けて記しました。


■レガシィに装着
エクシーガから取り外した 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 は、前後方向のみローテーションしてレガシィに装着しました。レガシィでは、「東京←→札幌」 片道1000km超のロングツーリングの往復を行い、これまで街乗りでしか見られなかったグッドイヤータイヤの性格を、より深く探っていく予定です。

<↓左:グッドイヤーのモニタータイヤをレガシィに移植装着  右:センターキャップは方向合わせで装着>
 

<↓エクシーガtSに純正装着のSTIホイールは、実はレガシィの方が似合っているように感じられます>


<↓レガシィの前後輪にモニタータイヤを装着(※フェンダー頂部の○印は、車高を計測する際の基準点)>
 

■備考
これまでレガシィに履かせていたハンコック・VENTUS 12evo と、今回のモニタータイヤのグッドイヤー・EAGLE F1 ASYMMETRIC 2 とを、並べて撮影してみると、次のようになります。

<↓モニタータイヤのグッドイヤー ASYMMETRIC 2 と、ハンコック VENTUS 12evo>


※ハンコック : 2014年7月13日~2016年4月30日
  約1年9ヶ月で12322km走行したあとの画像

※グッドイヤー : 2016年3月21日~2016年4月30日
  約1ヶ月と1週間強で882km走行したあとの画像

<↓ハンコック(右)のブロックが3次元形状であるのに対し、グッドイヤー(左)はコンベンショナルなイメージ>
 

以上、ロングツーリングによる印象を捉える前に、モニタータイヤで気がついたことの事前報告でした。

(第二回・正規レポートにつづく予定)

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この記事へのコメント

2016年5月4日 2:55
GDBで例えると前後の重量バランスは単純に四捨五入すると2:1です。
しかもハンドル切って、ただでさえ駆動力が加わっているのにゴムを千切ろうとする力まで加わる・・・ということで、タイヤが新しい間は表面が荒れるの気になりましたが今となっては、まぁそりゃそうなるだろうね程度です(^^;)

ただどのタイヤでもゴムが磨り減ってブロックの角がなだらかになることに比例して、ブロックの角が欠けるようなことも無くなっていく印象です。

或いは、タイヤも慣らしが必要だという説があり、それを肯定するかのように解説しているタイヤメーカーもありますから。高速走行させるのがちょっと早かった・・・のかも?????
コメントへの返答
2016年5月4日 7:50
素直なコメント、ありがとうございます!今回のブログは拍子抜け(なんだ、そんな程度のコトを上げんでも系)に感じられたでしょうか。

ブロック表面の「荒れ」というよりも、細かな「凹凸」が顕著でしたので、「(1)これは、もともとそのように開発されたコンパウンド設計によるものではないか?(→だとすれば、心配無用)」「(2)今から表面がただれたようになるのなら、耐摩耗性は大丈夫なのか?(→今後の懸念)」と感じたため、備忘録として書きました。

(2)やブロックのエッジ欠けは、レグノやルマン(吸音スポンジシートタイヤ)と較べても程度が大きい印象だったので…。

また、左前輪の2枚目(ブログトップの画像を含めると、通算7枚目)の画像を見ていただくと、「明らかに路面と接地している部分なのに凹凸状に荒れていない領域がある(=白く変色している境界線は、実際の接地面よりも幅方向で狭い)」ので、「(3)外側のブロックは、境界線の左右でコンパウンドを変えているのでは?(→グリップ力と乗り心地などの両立狙い)」と思った次第。

慣らし(皮むき)は必要でしょうけど、「タイヤ製造の金型から取り出したときの離型剤が抜ける程度に距離を重ねる」「その間、急な操作をしない」程度であって、”もしも”ユーザーに買ってしばらくの間は高速を走るなとか駐車場でのフル転舵(切り返し)を避けてとか使用状況を指定するタイヤメーカーがあるとすれば、個人的には失格だと思っています。

プロフィール

「[整備] #エクシーガ [ブレーキランプの球切れ] 純正→小糸への交換(走行約123693km、経年11年7ヶ月) https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/7766193/note.aspx
何シテル?   04/25 23:10
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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