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調布市のKAZのブログ一覧

2021年05月07日 イイね!

[エクシーガtS] 自己融着テープの出番(HDDナビのエラー解消・SP配線の改善)

[エクシーガtS] 自己融着テープの出番(HDDナビのエラー解消・SP配線の改善)COVID-19対応のため、今年の5月連休も帰省は取り止めして、自宅で過ごしていました。ほぼ家庭内とクルマのDIYで終わったような気がします。

エクシーガ(2012年式ですので、今夏で9年が経過します)では、HDDナビのエラー表示からスピーカー配線を引き直ししたほか、バックランプをLED化しました。これらの様子を備忘録として記すことにします。


■直近の出来事の振り返り
つい先日、エクシーガのHDDナビの画面が真っ白(ホワイトアウト状態)となり、何も写し出さなくなったこと。その復旧時に「ハーネスコネクタの経年による端子接触状態の変化がありそう。予防措置として配線チェックと端子清掃を行った方が良さそうだ」「その際に、融着テープが役に立つときが来るだろう」とブログに記していました。

今回、まさしくその通りになった…という話です。
以下、事実を時系列で並べてみます。


・2021年04月06日: ダイソーで自己融着テープを購入。
  (※以前から目を付けていたが入荷がなく、このときに運良くゲット。)
・2021年04月18日: HDDナビの画面がホワイトアウト状態に。
  (※エンジン再始動で解消。このときの様子の詳細は → こちら。)
・2021年04月27日: 「その後」の状態を様子見。
  (※配線チェック&端子清掃の必要性、またその際には融着テープが
   役に立つであろうことを予想。この際の詳細ブログは → こちら。)
・2021年04月30日: 家族が使用中に、HDDナビのエラー表示が出現。
  (症状の認知が夜だったため、当方の点検は翌日に持ち越し。)
・2021年05月01日: 融着テープを使用して配線を見直し、エラーを解消。
  (本日のブログは、この様子(↑)の紹介を兼ねた備忘録。


■ナビのエラー表示が示すもの
家族からの報告を受けた翌日、HDDナビ(パナソニックCN-HW1000DFA)を確認してみます。症状は再現し、エラー表示もそのままの状態を保っていました。

<↓画面OFF状態であっても、エラー表示は継続されていました>


実は、上記のエラーメッセージには見覚えがあります。「配線の不良または機器の故障の可能性」とありますが、当方の経験では、スピーカー配線の不良(短絡など)の可能性が高いです。

<↓エラーメッセージの表示中、音声出力はされないが、画像出力はされることを確認>
 

VISUAL系ではなくAUDIO系にイレギュラーが発生しており、HDDナビ本体としては自己保護機能が働いて音声カットしているのだと推定しました。

■スピーカー配線の総点検
ターゲットをスピーカー配線(コネクタ含む)に絞り、前後左右の全ドアのSPケーブルの点検に移ります。まずはドアパネル(ドア内張り)をサクッと取り外します。

<↓ドア内張りは、盲栓外し用のマイナスとタッピングスクリュー用のプラスドライバーがあればOK>
 

助手席ドアのスピーカー(以下、SPと表記)配線から点検開始。ケーブルの配策、コネクタの接続、コネクタ内の配列ピン、ピンの接触摩耗も問題なし。次に後席左側のSP。こちらもケーブル、コネクタ、ピン(端子)とも問題なし。さらに回って今度は運転席ドアのSP。同様に問題なし。

あれ? おかしいな…。
当方の見立てだと、スピーカー配線が怪しいのですが。それともドア側ではなく、ヘッドユニット側の配線に異常が発生したのだろうか?

最後に、残る後席右側SPの点検に移ります。ここでSPケーブルをコネクタごと揺すってみると、音が出たり出なかったり。「うおー、これか!」試しにSPケーブルを抜いて無効化(フロント左右+リヤ左のみ駆動)状態にすると、ナビ画面のエラー表示が消えます。

原因は、SPケーブルとコネクタピンの接触状態が不良となっていたためと判明。恐らく、車両の使用過程において路面振動による影響を受けたことに起因すると推定しました。


■自己融着テープの出番
対策として、各SPの+/-の絶縁強化、ケーブルとピン(ギボシ)の固定状態、端子摩耗無きこと、コネクタの嵌合などの確認、そしてケーブルとコネクタの固定強化(車両振動で揺動しない)、などの改善を図りました。

<↓今回、ダイソー(百円均一店)で入手した「自己融着テープ」の出番が早速やってきました>


<↓融着テープ自体は、初期状態(伸ばす前)では そこそこの厚みがあります>


◎ご参考: (株)大創産業・DAISO伸ばしてくっつく融着テープ(電気小物No.124)
 パーツレビュー(製品詳細)は → こちら


<↓コネクタ本体にSPの極性を記しておくと、その後の点検時に何かと便利>
 

自己融着テープの特徴や使い方は、上記(別ページ)のパーツレビューをご覧いただくとして、今回は配策するハーネスやコネクタの絶縁・固定に有効活用することができました。

<↓「素線からコネクタを一体化して」のように、異形(異径)部材でも連続的な固定が可能>


上記はSPケーブルやコネクタ類の配策改善(絶縁/固定/振動対策など)のほんの一例ですが、音質を保つためには、コネクタのピン(端子)同士の表面酸化や接触摩耗などについても定期的に点検した方が良さそうです。…まぁ、DIYの範疇でしたら「どこで自分が手打ちするか」の世界かもしれませんが。

■点検作業と前後して
こうして、ナビのエラー表示は無事に(予想通りに)解消されましたが、その点検作業の間も、車載バッテリーは電力を消耗することになります。そこで、すかさず車載バッテリーもフル充電しておきます。

<↓単に電装品のためだけでなく、エンジンに良い火花(燃焼)を与えるためにもバッテリーは重要>


ついでにSDカードからHDDナビに、手持ちの音楽データも移行させます。
(使用用途は、あくまで個人の趣味の範囲。)


<↓最近はCDのリッピングよりも、SDカードからの音楽データの移行が多い>
 

<↓最近、聞くようになったユニット(の一例)です>


<↓令和の時代に、こんな曲も楽しんで聴いております>


以上、あらかじめ入手しておいた自己融着テープが、予想通りに有効活用されるシーンがやってきて事なきを得た…という事例の紹介(という体を採った備忘録)でした。
2021年04月18日 イイね!

[エクシーガtS] パナソニックHDDナビCN-HW1000D不調・ホワイトアウトからの復旧

[エクシーガtS] パナソニックHDDナビCN-HW1000D不調・ホワイトアウトからの復旧エクシーガのHDDナビは、前車から引き継いで使い続けているパナソニックの CN-HW1000DFA (スバルのディーラーオプション品)です。

そのナビが、エンジン始動とともに画面が真っ白になり、何も映らない状態に。

「やれやれ…また故障か」と思いましたが、あっさりと復旧した。という出来事の備忘録ブログです。


■パナソニックナビの経歴
現HDDナビ・CN-HW1000DFA は(前車の納車時に合わせて)2008年の購入ですが、地図データは最近、2020年度版にアップデートしたところですので、まだまだ現役です。

<関連ページ>
◎2020年版 地図データのパーツレビューは → こちら
◎エンジンをかけないナビの更新作業風景は → こちら

■画面の突然のホワイトアウト
本日、家族を駅まで迎えにいくためエンジンを始動。ナビに12V電源が印加されるのですが、いつものオープニング画面にはならず、画面は真っ白くホワイトアウトした状態のまま。「おいおい、マジかよ…。」

でもHDDミュージックは鳴り始めます(※)。


(※注)当方はエンジンを停止する際には、エアコンなどの電装品は電源をOFFにしてからエンジンを止めるのですが(∵次回始動時の起電力の抑制などのため)、家族も使うクルマですので毎回それが実行されるのではなく、HDDミュージックONのままエンジンOFFされると、次回エンジン始動時は音楽がそのまま続きから再生されます。
 
<↓画面はホワイトアウト状態で何も映らず…でもHDDミュージックは再生される>


ここで物理ボタンである「メニューボタン」を押してみます。iPhoneに例えるとホームボタンのようなものです。すると…。

<↓メニューボタンを押すと、今度は画面が真っ暗に…>


ホワイトアウトだった画面は真っ黒に。
ついでに私の気分も一瞬だけ真っ暗に。


■引き続き、状況の把握
あっという間にホワイトアウトから暗転した画面。この反応は予想外でした。「でも待てよ?」「この瞬間も、変わらずにHDDミュージックが再生されたままだぞ。」

…そう、ナビがウンともスンとも言わないのではなく、少なくとも「本体は生きていて、画面が死んでいるだけの状態」と思われます。とすると、致命的な故障ではないような気がします。

今度は画面にタッチしてみます。


<↓すると再び画面がホワイトアウト状態に…>


画面は再びホワイトアウトに転じるとともに、縦方向(上下方向)に緑色やピンク色など複数のスジが目立つ状態となりました。

「重症か?」「いやいや、いま画面にタッチした際、ピッという作動音がしたぞ。」「タッチセンサは生きているな。」「…では次は、タッチするエリアをちゃんと認識するかどうか試してみるか。」

エクシーガのHDDナビは、正常作動時のメイン画面は左半分をオーディオメニュー、右半分をナビメニューとしています。アイコンの配列は2行×4列の8アイコン表示で、次のようになっていたはずです(←記憶をたどります)。

---------------------------------------
  HDD MUSIC / 地デジ / 名 称 / 住 所
  ←オーディオ操作    ナビ操作→
  Music Stylist / DISC / 登録地 / 自 宅
---------------------------------------

いま画面は表示機能を喪失していますが、指で触れると反応があることから、「触れるエリアで再生されるソースも切り替わるか?」を試します。

「画面の左上エリアをクリックするとHDDミュージックが再生され」、「左端中央をクリックするとオーディオ操作画面が展開され→その状態で(記憶の中にある)ラジオのアイコン位置をクリックするとラジオが流れる」ことまでを確認できました。

どうやら画面が正しく表示されないだけで、タッチパネルとしての機能は生きているようです。取り急ぎの現状把握はここまで(この間、2~3分間)。そろそろ家族を迎えに行かなければなりません。


■対応策の検討
HDDナビ本体は生きており、画面のタッチ機能も生きており、単に表示機能がうまくいっていないだけのようです(画面が白くなったり黒くなったりしていますが)。とすると、考えられる対処法は次の3段階。

<頭の中でザッと思い浮かべる対処の段階>
(1)いったんエンジンを切って再始動
(2)HDDナビのリセットボタンを長押し
(3)センターコンソールからHDDナビを取り外し、裏の配線チェック

実はこの時、私は胸ポケットに新品のつまようじを入れておりました。エクシーガtS(2012年式)よりも古いBPレガシィ(2006年式)に乗る身としては、ナビやドラレコを強制リセットさせなければならないときに備えて、あらかじめ細長い針状のモノとして、つまようじを常備していたのでした。


<↓旧車に乗る際には、電装品のリセット道具として爪楊枝(つまようじ)を常備>


<↓パナソニックHDDナビ・CN-HW1000DFA の強制リセットボタンの位置はココです>


ですので、たとえ出先であっても上記(2)のリセット操作は対処可能で、先に家族を駅で拾ったあと、コンビニの駐車場などですぐに試行に移すことが可能な状態でした。そのため、症状の軽さと合わせて「何とかなるだろう」と考え始めました。

■あっさり解決
無事に駅で家族を拾って帰宅する途中で、買い物をするためコンビニに立ち寄りました。クルマを駐車場の一番端に駐め、エンジンを停止。2~3分間おいてから、エンジンを再始動してみました。まずは前述の対処法(1)からのトライです。

すると、先ほどとはナビ画面の様相が異なります。
今回はオープニング画面が立ち上がったのです!


<↓オープニング画面としてスバルマークが立ち上がる(∵ディーラオプションナビのため)>


「うを!労せずして解決か?!」…念のため、各種操作をしてみますが、まったくもって正常作動します。何ともアッサリと解決したようです。

<↓その後は何もなかったかのように、各種操作とも正常作動となって復旧しました>


単なるノイズが乗ったためだったのか、前日の雨天など湿度の影響があったのか、真因は不明ですがしばらく様子見ですね。でも2020年度版に地図データを更新したばかりのHDDナビが(故障で)ムダにならずに済んで、本当に良かった良かった!

■帰宅後にメーカーサイトで確認
その後、帰路でHDDナビの作動は問題なし。自宅に着いてからパナソニックの公式サイトを確認したところ、現時点(2021-04-18現在)でも CN-HW1000D の取扱説明書(PDF)は掲載されており、ダウンロードが可能でした。

<↓検索ワード:「CN-HW1000D」「取説」で、すぐに当該ページにたどり着けます>


<↓「CN-HW1000D」を選択してクリックすると、下に示すパートが出現>


念のため「故障かな!?」の項目を確認していきます。
今回の症状と同じ、または類似の症状に対する処置が載っているでしょうか?


<↓「モニターに何も表示されない」の項目はありましたが、当たり前の「原因と処置」>


<↓「音声は出るが、映像が出ない」の項目も、「原因と対処」は当たり前 過ぎる…>


いや、いくらなんでも「画面がOFFになっている」とかは無いでしょう。その場合はユーザー自身のチョンボ(ミス)でしょうから。百歩譲って「サイドブレーキコードの接続が外れている」はあるかもしれませんが、わざわざ取扱説明書で故障の解決法を確認したいユーザーは、そんな初歩的な情報を求めているのではないでしょうに(…と思います。私見ですが)。

ちなみに、強制リセットのページを載せておきます。これは覚えておいて損はないですね(>市販の CN-HW1000D ユーザーも、スバル純正オプションの CN-HW1000DFA ユーザーも)。


<↓パナソニックHDDナビ・CN-HW1000D 系のリセットの仕方(公式サイトより)>


以上、DIY修理までも至らない、極々簡単な確認手番でナビが復旧した…という事例の紹介でした。
2020年08月08日 イイね!

[エクシーガtS] 近況:バックモニタ(Panasonic)が映らない…への対応

[エクシーガtS] 近況:バックモニタ(Panasonic)が映らない…への対応現エクシーガtS(2012年式、Eタイプ)のHDDナビは、先代エクシーガGT(2008年式、Aタイプ)から移植して使い続けている Panasonicナビ・CN-HW1000DFA です。(※過去のナビトラブルは こちら→ 死んだHDDナビが生き返った、の巻)。

今回、バックモニタが次第に映らなくなっていくというトラブルが生じたので、その対応状況について(現在進行形ですが)備忘録として記します。

■バックモニタが次第に映らなくなる
ATのセレクトレバーをリバースにセレクトすると、連動してナビ画面には車両後方の様子が映し出されます。この画像が時々映らなくなる…という兆候が、今夏に出始めました。先代エクシーガから使い続けているナビ&バックカメラですので、ちょうど12年間が経過したところです。

以下に、その状況を説明します。


<↓(1)PanasonicナビCN-HW1000DFA で音源をHDDミュージックにして聞いているところ>


HDDミュージックを再生しながら目的地に着いた。
駐車場にバックで車両をいれようとして、R(リバース)にセレクト。


<↓(2)セレクトレバーをRにセレクトするが、ガイド線のみが表示され、背景画像が映らない>


目的地から自宅に戻り、車庫入れ。
バックモニタ作動前のナビは、HDDミュージック再生状態。


<↓(3)パナナビは経年12年となるが、オーディオ系には作動不調はない>


<↓(4)車庫入れでRにセレクトすると、この時点では後方画像は映し出される>


<↓(5)しかし、据え切り(方向転換)でいったん前進ののち後退する際に、また映らなくなる>


当座のしのぎとして、セレクトレバーの操作を N→R→N→R…と繰り返すとバックモニタが復活することもあり、まずは配線の(経年による)接触不良の可能性を検討することに。この時点では、バックモニタが映らない頻度は約5割~6割でした。

ちょうど数日後に、スバルディーラーに12ヶ月点検で入庫する予約をしていたので、バックモニタが映らない件も同時点検いただくよう、お願いしました。


■ディーラーでの簡易点検結果
ディーラーでの点検結果は、「配線には異常なし」「カメラ本体の不良と思われる」というもの。…まぁ、12ヶ月点検の工数枠(約2.0H強)の中で診ていただいたので、更なる点検のためには時間が必要…というコメントも納得ではあります。

<↓もともと予約していた12ヶ月点検のタイミングに合わせて、バックカメラ周りの配線点検を依頼>


<↓点検結果は、配線に異常は見られずカメラ本体の不良が考えられる、との判断コメントでした>


# 他にも気になる点を挙げていますが、
# 今回はその内容は割愛します。

ディーラーから車両を受け取った段階で、バックモニタに映像が映らない状況は100%(常に再現性あり)という状態と化していました。一応、ユーザーである私自身も “念押し” の意味を込めて、配線関係を再度確認してみることにしました。

■リヤゲートトリムの取り外し
翌々日、時間を作って自宅前で作業開始。リヤにドライブレコーダーを(DIYで)取り付けした際には、リヤウィンドウ上部のトリムしか外さないで済みましたので、リヤゲートトリム全体の取り外し作業に着手するのは、実は今回が初めて。

<↓初めての作業なので、まずは各部を観察。まずはアシストグリップの隠しネジ?から外す>


<↓リヤウィンドウトリムとリヤゲートトリムの接合部を切り離す。ムリに引っ張って割らないように>


# 今は夏だから問題ないですが、外気温度の低い冬期では
# 樹脂が固くなるので「割らないよう」注意が必要ですね。

<↓一つ上の画像の樹脂クリップを取り外したところ。中でツメが広がるタイプは要注意かな>


それほど労せずにトリムを取り外しできました。
早速、バックカメラの配線(や引き回し具合など)を確認していきます。


<↓(全景・その1)まぁ、こんな感じ>


<↓(全景・その2)アングルを変えて横方向から>


<↓リヤゲート外側のカメラ側から配線を追っていきましたが、特に異常は見当たらず>


バックカメラの型番は、ナビと同じ Panasonic ブランドの CY-RC70KD です。このモデルは、バックカメラ近傍に接続コネクタが存在せず、ナビ側(車両ルーフ側)まで配線コードがずっと伸びているタイプです。

…ということで、コネクタへの水侵入による接触不良などはそもそも発生せず、配線の引き回し(ムリなツッパリや屈曲はないか?)についても問題無いことを確認しました。要すればナビ本体側の接続確認も行いますが、この時点ではバックカメラ本体の不調が怪しくなってきました。


<↓作業風景の一コマ。ここまで確認したので、また元通りに戻します>


■バックカメラ(現行品)の情報確認
ここは思い切って、カメラ本体を買い換えることにします。もしも故障の原因がバックカメラではなかったとしても、新規購入するカメラは「フロントカメラ(フロントバンパーのナンバープレート周辺に、死角を補うためのサポートカメラ)」として、ナビに外部入力切り替えで活用させればいいや…と考えました。

早速、パナソニックのWEBサイトでバックカメラの情報を漁ります。
すると以下のことが分かりました。


<↓当方が使っているモデルから、現行品は2世代分の進化がありました>


当方の型番:CY-RC70KD(故障中)に対し、マイナーチェンジされた CY-RC90KD も現時点で最新モデルの CY-RC100KD とともに併売されていますが、
 ・RC70 → RC90 への変更は、
  画素数(約25万→約31万)と画角拡大がメイン
 ・RC90 → RC100 への変更は、
  HDRへの対応(白とび/黒つぶれ 抑制)がメイン

とのことですので、迷わず RC100 を選びます。


<↓取り付け者の目線からは、すごく当たり前のことが今まで採用されていなかった模様>


■ディーラーでバックカメラを注文
Panasonic ナビ用のバックカメラを CY-RC100KD に選定し、その上でディーラーに向かいます。エクシーガのナビはディーラーオプションナビですので、もしかするとバックカメラにも、補修品としてスバルの純正部番が割り振られているかもしれないから…です。

もしもバックカメラにスバル純正部番が割り振られていれば純正部番で注文を、そうでなければ カメラ単品での取り寄せが可能かどうか、を尋ねます。

結果は「(補修品として)スバル純正部番は無し」「単品でメーカ取り寄せ可能」との回答でした。通常ならば、
 ・部品のみ注文して持ち帰り(またはヤフオク!で落札)、
 ・自分で交換、取り付け、作動確認をする
ところですが、
 ・前々日の12ヶ月点検でいったんは確認いただいていること
 ・ディーラーさんとの長い付き合いがあること
から、今回はカメラ注文と取り付けも含めて、ディーラーさんにまとめて作業をお願いすることにしました(>部品代と作業工賃は定額給付金を充てるってコトで)。

その後、本日ディーラーさんから電話連絡があり、
 ・納期はお盆休み明けになること
 ・作業は8月後半に1泊2日(車両預け)とすること
を合意しました。 ← いまココ。
(※残念ながら、代車はいっぱいいっぱいで空きがありませんでした。)

私自身はバックカメラに頼るシーンはあまり無いのですが、家族も運転するクルマですので、早めに手を打って早めに復調させたいと思っています。

以上、今回のブログはナビのパックカメラに関する近況報告でした。

 ↓
 ↓
 ↓
追記:その後の状況はこちら。
Panasonic パナソニック・バックカメラ CY-RC100KD(31万画素、HDR搭載だが夜の画質は悪い)
2012年02月28日 イイね!

[その後] panasonic 死んだHDDナビが生き返った、の件 → 経緯観察後

[その後] panasonic 死んだHDDナビが生き返った、の件 → 経緯観察後YA5A型エクシーガGTに装着している、Panasonic製HDDナビ・CN-HW1000DFAが一度死んだあと、なぜか 数日後に自己復活した・・・という話の 後日談(経緯 観察結果)
   ご参考 : 過去ログ (その1)・事前状況は → こちら
                (その2)・症状確認は → こちら
                (その3)・まとめは   → こちら

HDDナビが(原因不明ながら)復活したのが去年の8月。今回は、それから約3ヶ月が経過したときの話です(それでもまだ昨年11月 : 過去の出来事になってしまいますが・・・)。

CDのリッピングやSDカードからのファイルコピーなど、ミュージックサーバとしての機能は不都合なく使えていたのだが、ある日、ナビ表示画面を見ていて ふとした違和感を覚えた。

<↓左:道路表示に違和感あり。何か変だ。。。>    <↓右:画面をスクロールさせて状況確認すると・・・>
道路表示に違和感あり。何か変だ。。。  画面をスクロールさせて状況確認すると・・・

ナビ画面上で、路線番号案内標識(国道○○号線とか、県道○号線などの番号表示)が抜けている ではないか! 路線番号の背景は描画されているが、肝心の数字が表示されていないことを この時点で認知した。

<↓路線番号案内標識の数字が表示抜けした状態の例。画面をスクロールさせてみても、状況に変化なし>
路線番号案内標識の数字が表示抜けした状態の例  画面をスクロールさせてみても、状況に変化なし

ところが画面をさらにスクロールさせて他の地域に飛んでみたり、表示倍率を800mスケールから1.6kmに縮小(広域表示)に変えて見ると、場合によっては路線番号が 表示されることもある ことが確認できた。

・・・あれ~? このナビ(CN-HW1000DFA)、最初からこんな挙動だったっけな??
まぁ、本来の道案内機能は生きているので、あまり困ることはないのだけれども、決して気持ちよい状態ではない。
個人的には、レガシィに装着している年式のより古いナビ(panasonic CN-HD9000WD)の表示エンジン(ロジック)の方が、描画をはじめとするナビ画面が美しく使いやすいと感じてしまったのであった。

 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

その後、さらに3ヶ月間ほど経過を観察してみた(=現時点 : 今年の2月末に至る)。
結果は次の通り。
 ・表示が6.4kmスケールでは、国道など主要路線番号は表示される
  (それ以上のスケールでは、もともと表示されないと思われる)
 ・3.2km~1.6kmの表示スケールでは、路線番号はほぼ表示されない
  (表示地域によっては、まれに県道番号が表示されることもある)
 ・800mの表示スケールでは、数字無しで路線番号の輪郭のみ表示される
 ・400m以下の表示スケールでは、路線番号も表示される
 ・100m以下の表示スケールでは、画面を指でタッチした箇所が道路上だった場合、
  画面上の表示タブ欄に路線番号も表示される(下の右画像を参照)

<↓左:6.4kmスケールでは路線番号表示あり。右:縮尺拡大では、表示タブ内に路線番号が出ることもある>
6.4kmスケールでは路線番号表示あり  縮尺拡大では、表示タブ内に路線番号が出ることもある

果たして800mスケールで路線番号が表示されない(数字無しで青色輪郭だけが出る)状態は、標準的な 「仕様」 なのだろうか? あるいはバグった状態なのだろうか? 購入当初には特にこのような不都合は認識していなかったので、やはり 「一度死んだHDDが生き返った」 ことの代償なのだろうか?

同型機(panasonic CN-HW1000D~系)をお使いの方々、
800mスケールでもちゃんと道路の路線番号は表示されているでしょうか?
2011年10月15日 イイね!

[Panasonic] 死んだHDDナビが生き返った、の巻(その3/3)

[Panasonic] 死んだHDDナビが生き返った、の巻(その3/3) YA5A型エクシーガGTに装着している、Panasonic製HDDナビ・CN-HW1000DFA(※)が一度死んだあと、なぜか 数日後に自己復活した・・・という話の紹介(その3)。

 (その1)・事前状況は → こちら
 (その2)・症状確認は → こちら

取り急ぎ、リセットボタンでのシステム復旧を試してみる。正常時は電動で開閉する画面を手動操作でスライドオープンさせて、先の細いものでリセットボタンを押す。私見だが、異常発生時に画面を手動で強制開閉させなければアクセスできない位置にリセットボタンを配置するのはいかがなものか。システムに異常が生じているときに使うスイッチだからこそ、リセットボタンは前面に備えて欲しい(もともと誤操作防止のため凹み形状を採っているのだから、アクセス性を重視すべき だと思うのだが)。

さて、取扱説明書に沿ってリセットボタンを押してみたものの、何も変化は無し
念のため、もう一度二度、リセットボタンを押してみたが、画面は暗いままで変わらない。
ただ、操作ボタン(の表示)自体は光っているため、電源自体は通電しているようである。

しかし 前回ブログの(その2) でも書いた通り、故障直前にOFF操作をしていなかったせいなのか、エンジンを始動させるたびごとにナビがプログラムを読み出そうとするようで、次第にその作動音が大きくなってくるような気がした。・・・と、本体から 「カラカラカラ・・・カラカラ・・・」 という、不吉な音 が聞こえ始めるではないか! パソコンのHDD昇天を経験されたことがある人ならお分かりと思うが、その時と同じようなイヤ~な感じの音である。

この時点でナビのHDD交換を覚悟した。実は以前、納車後にナビ不調によるHDD交換を一度経験しており、音楽データ(リッピング済みのCD音源)を失ってしまったあとの苦労(元の環境に整えるまでの復旧作業)が思いやられてしまった。この日はあまり時間が取れなかったため、取り急ぎ 「リセットボタンでシステムが復旧しなかったことの確認作業」 だけで終わることにした。

       + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

その後、出張不在などが続いて一週間ほどナビを放置状態に(クルマ自体は家族が毎日使っている)。そして私が戻ってきたときには、所用で東京から山梨方面にクルマを使う予定となっていた。超久々に「アトラス」と「マップル」(どちらも冊子の紙地図)を本棚から引っ張り出してクルマに乗り、目的地へと向かう。今回の目的地は、西湖・いやしの里・根場だ(ナビは相変わらず不調だが、人間くらいは目的地名と同様に癒されたいものだ・・・)。

<↓災難続きのときには、いやしの里で癒されたいものだ>
災難続きのときには、いやしの里で癒されたいものだ

目的地まであと数km、まで近づいたとき、奇跡が起こった。
何と、ナビ画面に急に 「スバル純正のオープニング画像」 が現れたのだ!
(このブログのタイトル画像を参照 ; ナビをカスタマイズする前のデフォルト画像である。)

<↓左:走行中、スバルCIマークが急に現れてこの画面に   ↓右:GPSも正常に機能しているようである>
走行中、スバルCIマークが急に現れてこの画面に  GPSも正常に機能しているようである

おおお!
何だか知らんがナビが生き返ったぞ!
ついこの間まで、「カラカラカラ。。。カラカラ」 と不規則な回転音がしていたというのに。
表示画面が、今まさに走っている地点とリンクしていることも確認できた。

だが待てよ・・・ぬか喜びかもしれん。「エンジンを切って再始動したときに、また表示されなくなるかもしれない。」 という不安をよそに、再始動後も ”まるで何事もなかったかのように” 起動してくれた。丸々一週間以上、正常起動することが無かったのに、あるとき突然、ナビが生き返ったことになる。一部設定がデフォルト状態(購入時の初期状態)に戻っていたが、音楽データ(HDDミュージック)は、CDからリッピングしたものもPCからSDカード経由でコピーしたものも、すべて無事であった。

今回は真の原因が不明であるが、経験則として注意点をまとめる と、次のようになるかと思う。
  (1)クルマのキーをOFFにする際には、アクセサリー機器の電源を先にOFFにしてからの方が無難。
  (2)パナソニック製の一部ナビでは、車載バッテリ上がりに注意。
    (他のネット情報によると、HDD無交換でICチップ4枚の交換 に至る修理事例があるようだ。)
  (3)リセットボタンでシステム復旧しなくても、運が良ければ、数日後に ”たまたま” 復旧することがある。
  (4)たまたまシステムが復旧した際、HDD内の画像データや音楽データは無事であった。
    (上記(2)のネット情報と矛盾しない。)

真の原因(故障から復活までのメカニズムストーリー)が不明であるため、今後の再発有無が心配される のだが、現時点でナビの自己復旧から2ヶ月ほど経過しているが特におかしな症状は現れていない。皆様におかれましては、「こんな事例もあった」 ということで記憶の片隅にでも置いていただけると幸いです。


おまけ

<↓左:西湖・いやしの里・根場の様子(昼間)         ↓右:期間限定で、夜間ライトアップされた状態>
西湖・いやしの里・根場の様子(昼間)  西湖・いやしの里・根場の様子(夜間、ライトアップ状態)

プロフィール

「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
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