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調布市のKAZのブログ一覧

2018年12月25日 イイね!

[CBR250Four] サイドスタンドスプリングの交換(経年32年の劣化品→新品)

[CBR250Four] サイドスタンドスプリングの交換(経年32年の劣化品→新品)今回と次回のブログは、昭和61年(1986年)式の現役車・ホンダCBR250Four についてのメンテナンス記録(備忘録)です。

先月11月度のDIYメンテは、軽作業を2件、実施しています。1件目は 「サイドスタンドスプリングの交換」 で、2件目は 「カウル付近のカタカタ音対策」 です。まず前者からブログアップします。


■純正スプリングの在庫あり
CBR250Four は、経年32年目に突入した頃からサイドスタンドのスプリング力が低下したため、DIYで適当なアシストスプリングを追加していました。この件は、2018年04月05日付けブログにて既報です。

◎関連 過去ブログ
  → [CBR250Four] サイドスタンドにアシストスプリングを追加(ばね力のヘタリ対策)

ところがその後、ホンダのパーツセンターに純正サイドスプリングの在庫があることが分かり、新品を取り寄せして購入することができました。「劣化スプリング+DIYアシストスプリング」 よりも、「新品の純正スプリング」 の方が信頼性に優れると考えて、準備が整い次第、交換作業に着手しました。

<↓ホンダ純正のサイドスタンドスプリング。部番:95014-72402 (恐らく汎用区分の部番)>


■旧品の取り外し
耐久信頼性の高い純正品が手に入ったので、早速、これまで使用していた旧品を取り外します。CBRには(新車購入時から)メインスタンドが備わっていませんので、そこらへんの壁に車体が傷つかないように寄りかからせます。具体的には、右ハンドルに軍手を巻いて、そのバーエンド部分で屏への支えとします(@ブログのトップ画像)。

<↓今回、取り外す「劣化SPR+アシストSPR」>
 

スプリングの上下2カ所のフックのうち、下側を脱着させた方が作業がやりやすかったです。J字型のフックにマイナスドライバーの先端を引っかけて、てこの原理で作用させると一発で脱着が可能でした。

<↓(左)取り外し作業風景  (右)外した旧品(劣化SPR+アシストSPR&カバー)と新品SPR>
 

画像では分かりにくいのですが、古いサイドスタンドスプリングは端部が変形しており、自由長も伸びてしまっています。一度変形してしまったスプリングは、元の形状に強制変形させても所定の機能を果たすことは難しいでしょうから、純正の在庫があるなら交換するのが正解でしょう。

その一方、まだ使えるスプリングカバー(透明のビニールの筒)については、貧乏性ですので洗浄して再利用します。


<↓機能部品は思い切り良く交換しますが、差し支えない部品は寿命までキッチリと使う主義>
 

■新品の取り付け
新品スプリングの取り付けは、旧品の取り外しの逆順でOK。特に手こずることもなく、サクッと終了しました。本当に軽作業です(この間、不安定気味に思えた車体の揺れも無し)。

<↓両端のフックにシリコングリスを塗布しようかと思いましたが、拡散を避けたいのでやめました>
 

こうしてサイドスタンドスプリングの交換作業は終了し、記録代わりに画像撮影していたのですが、サイドスタンドを写すたびごとに車体の汚れで気になる部分があり・・・。

<↓ついでですので、この部分も軽く洗浄します。これだけでも、見栄えが大きく変わりますね>
 

なお、サイドスタンドスプリングの詳細については、すでにパーツレビューで紹介済みですので、興味のある方はそちらもご覧ください。

◎CBR250Four のパーツレビュー
  → ホンダ(純正)  サイドスタンド・スプリングD 95014-72402

■備考
DIYでアシストスプリングを追加したのに、新品スプリングの在庫があると知るや否や、速攻で取り寄せ購入した理由は、「スプリングの保持力低下は事故につながる恐れがある」 と考えているためです。

以下のカワサキの事例では、当方のCBRとは原因も部品構成もロケーションも異なりますが、「スプリングの脱落により転倒につながる恐れあり」 としてリコールの届け出が されています。


<↓センタースタンドスプリングの脱落により、転倒の恐れがあるとしてリコール判断された事例>
 


たかがスプリング、されどスプリング。」 スプリングも、その機能を軽視すれば事故につながる恐れのある重要部品である・・・というのが私の認識です。以上、ご参考まで。


次回は、11月の軽作業・その2 「カウル付近のカタカタ音対策」 を載せる予定です。
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2018-12-26(Wed.) : 更新
[CBR250Four] カウル付近からの走行時のビビリ音対策 をアップロードしました。
2018年12月11日 イイね!

[CBR250Four] フロントブレーキディスク・パッド・フルードの交換、そして雑感

[CBR250Four] フロントブレーキディスク・パッド・フルードの交換、そして雑感昭和61年(1986年)式の現役車・ホンダCBR250Four(4気筒16バルブDOHC・45PS)のリフレッシュ大作戦・・・今回のブログは、フロントブレーキのメンテに関する備忘録(と雑感)です。

※(ご参考)
マフラーのレストア(リフレッシュ)記 → 2018年11月11日付け ブログ
ホイールメンテ&ドレスアップ記 → 2018年11月26日付け ブログ
劣化した無塗装樹脂のつや出し → 2018年12月5日付け ブログ


■メーカー在庫無しの部品の入手
クルマもバイクも、古い車両を維持していくうえで深刻になることは、メーカーのパーツセンターにも在庫の無い部品が必要になったときです。

まず真っ先に欠品となるのは、ボディなど外板部品(バイクだとカウルやフェアリング類)。その車種の専用部品は、製造中止になる前に作りだめされたとしても、補填されることがなければ結局は補修品も在庫が尽きてしまいます。

互換性のある他車種向けのパーツを流用したり、ワンオフで製作することが可能な部品は、そういった知恵や力技で対処が可能なことでしょう。しかし、消耗品でありながらメーカー在庫が切れてしまった部品(流用やワンオフ制作が困難な部品)については、ヤフオクなどでデッドストック品や程度の良い中古品を入手することくらいしか、個人では手が打ちにくいです。

CBR250Four(MC14型)のフロントブレーキパーツについても、そのような入手困難品になっていますが、私の場合は幸いにしてブレーキパッドは新品のデッドストック品を、ブレーキディスクは中古品を落札できました。


<↓ブレーキパッド:互換性のある他機種(MC17型CBR250R)用を落札。これは未使用品>


◎ブレーキパッドの詳細は、こちら → パーツレビュー

<↓ブレーキディスク:これは程度の良さそうな中古品(そこそこ いい値段がします)>


<↓偏摩耗やうねりが無さそうな、程度良好なものと判断(MC14型CBR250Four用)>
 

◎ブレーキディスクの詳細は、こちら → パーツレビュー

■工具は適切なものを選ぶ必要あり
CBRのブレーキパッドは摩耗により使用限界を超えているため、早急に交換する必要がありました。パッドに合わせてブレーキディスクも同時交換します(落札により、パッドとディスクの両者がそろうタイミング以降で交換作業を行います)。

<↓NISSIN のブレーキキャリパでは、ピンプラグ(盲栓)を緩める作業が必要>
 

ネットでニッシンのキャリパを検索すると、このピンプラグを「なめて」しまい、緩まずにドツボにはまる事例が多数ヒットしました。私も気をつけなければ。・・・ということで、緩めトルクのかからないマイナスドライバーではなく、マイナスビットソケットを用意することにしました。

◎ピンプラグを緩めるためのマイナスビットソケットを購入 → パーツレビュー

<↓ピンプラグの下にある、ハンガーピン(パッドピン)は六角ソケットで緩めます>
 

<↓ブレーキディスクのボルト頭は内六角。これも六角ソケットで緩めます>


■交換準備を進めたが・・・固着あり
順調に進んだかのように思えた分解作業ですが、ダブルディスクのもう一方の方のキャリパで手こずりました。何と、あのパッドピン(盲栓)がまったく緩まないのです。トルクをかけても、マイナスビットソケットの先端が歪んできます。これはもう、ショックドライバーくらいしか手がなさそうに思えます。

ここで再度、冷静になって考えてみます。
ショックドライバーについては、私は工具として持っています。

しかし、それを使った経験は1~2回しかありません。いま、バイク(CBR)の姿勢はサイドスタンドのみで駐車した状態。メンテナンススタンドに立てているワケではありません。ショックドライバーにインパクトを与えるには、若干不安定な車両状態かもしれません。

それに、よくよく考えてみると、フロントブレーキディスクの交換の際にはフロントホイールを(一時的にせよ)外すことになり、そのシーンでも車体の支えが必要になります(例:ホイストでトップブリッジを吊り上げるとか)。とすると、作業上でリスクが残っていることになります。

ここは失敗が許されない部分ですので、ピンプラグが固着していることが判明した以上、思い切ってプロに作業を依頼することにしました。


■作業を断られる
そこでまず、ナップスにお出かけしました。純正部品の持ち込みで作業依頼する場合の工賃を尋ねます。クルマの場合と違ってバイクの工賃は安いな~、などと思いながら店員さんと会話を進めていたのですが、

店員さん : 「持ち込みの交換部品は純正ですか?」
私     : 「はい、パッドもディスクもホンダ純正です。」

店員さん : 「分かりました。問題無さそうですね。新品ですか?」
私     : 「パッドは長期在庫の新品で、ディスクは中古品です。」
店員さん : 「あ~、中古品ですと、うちでは作業できないです。」

私     : 「理由はどうしてでしょうか?」
店員さん : 「中古品は履歴が分からないことと、新品でも長期在庫品は
        劣化状態が不明なため保証できず、作業はお断りします。」

車検も扱う認証工場なので、中古品の持ち込みは、すべて交換作業を断っているとのこと。恐らく、他の認証工場に依頼しても同じ対応ですよ・・・と教えてくれた。思わぬ壁にぶち当たってしまった。


■2りんかんにて
いったん帰宅して、2りんかんに電話で問い合わせ。「持ち込み部品での交換作業工賃はいくらでしょうか?」 との問いには、「パッド交換で○○円」「ブレーキディスク交換で○○円」との丁寧な回答。会話の中では、新品か中古かは問われませんでした。

ただ、先方が気にしていたのは「CBR250Fourは古い車種なので、(持ち込み部品よりも)車両本体の程度を見て判断したい(車両の状態があまりにも悪い場合は、整備が標準手番で収まらず時間がかかるため)」 とのこと。そのため、交換部品を持参して、バイクを直接持っていくことにしました。

結論から書きますと、
 ・持ち込み部品はOK。
 ・車両の状態もOK。
 ・ただしブレーキディスク交換の際、ディスクボルトは新品にして下さい。

とのことでしたので、その指示に従ってディスクボルトを店内在庫のものに交換する意思のある旨を告げて、作業を依頼しました。しかしながら、CBR250Fourはフロントダブルディスクのため、ボルトは全部で12本が必要。純正の在庫が5本、互換性のある社外品(キタコのステンレス製)が5本。両者を全部購入しても、2本分が不足してしまいます。

<↓ホンダ純正&社外品(キタコ)の店内在庫を かき集めても、まだ新品2本が足りない状態>


そこで「車両から取り外した12本の中から、程度の良い2本を再利用」する案でお願いしたところ、こちらも了承していただき、ブレーキフルード交換も含めて、実作業に移行していただきました。

個人的には、「キャリパが2つあるのでフルード交換工賃は2倍になります」 と言われたことが少々納得いきませんでしたが(∵確かにフロントのキャリパはダブルディスクで2個あるけれど、ブレーキフルード回路としては1系統しかないため)、作業を受け付けてくれるだけでもありがたい、と思い直しました。


<↓作業していただけるだけでも、ありがたい!と感謝しなければ・・・>


お店側にとっては、旧車は作業中にどんなトラブルが付随して起きるか分からないですよね。ターゲット部品以外の周辺部品も劣化していますから。ある部品を分解する際に、手順として先に手前の周辺部品を分解する必要がある場合、その周辺部品が破損してしまう恐れはあるわけです。そういった意味でも、作業を受け付けていただいたことを感謝すべきですね(実際、ナップスでは断られていますし)。

■メカニックさんの気配り
スタッフさん : 「おおよそ3時間ほどかかります(PM5時受付→PM8時に終了の
          見込み)、いったん帰宅されますか?店内で待たれますか?」
私       : 「店内で待ちます。作業が終わらず、
          明日に持ち越しとなる場合もありますか?」
スタッフさん : 「いや、それはないです。閉店までには終わらせます。」

上記のような会話を経て、私はスタッフさんに
 「急いでいませんので、多少の時間がかかっても構いません。」
と お願いしました。作業が完了すれば、店内放送で呼び出しされます。

しかし、閉店時間が過ぎても一向に呼び出される気配も無く。
そのうち店舗の入口シャッターが半分、閉ざされます。
それでもまだ、作業完了の店内アナウンスが流れません。

3時間半が経過したころ、ようやく店内アナウンスが流れました。
メカニックさんのいる作業場(店舗の裏)に直接、CBRを引き取りにいきます。

私       : 「すみません、古いバイクで手こずったでしょうか?」
メカニックさん: 「ブレーキピストンの動きが少し渋めでしたので、洗浄していました。」

私       : 「どうもありがとうございます。ところで年式の古いバイクが来たら、
           余計なトラブルが発生しないか、気になったりしないでしょうか?」
メカニックさん: 「いえいえ、ふだんは目にすることのできない車体に触れることが
           できるので、勉強になるのですよ!」

私のCBR250Fourを担当されたメカニックさんは、「古いバイクだから」 と敬遠するどころか、「古いバイクだからこそ(貴重で)勉強できる」・・・と言ってくれました。予定外のブレーキピストン洗浄まで実施いただいて・・・。だから整備に時間がかかっていたのですね。


<↓時間がかかった理由は、メカニックさんが親切にも予定外の清掃を実施していただいたため>


その後、店舗はすっかり閉まってしまいましたが、その親切なメカニックさんとしばしの間、歓談。今回の(お店側の)整備内容の相互確認や、(私がDIYで行った)リフレッシュ作業のこと、そして今後 気をつけて乗って欲しいことなどのアドバイスをいただきました。いや~、本当にありがたいものでした。

<↓「状態を確認するため、回収するので捨てないでください」とお願いしていた部品も引き取り>
 

正直に言うと、旧車のメンテは時間が掛かることを(私自身がDIYで)実感しているので、ショップや整備所に点検に出すことに気が引けていた部分がありました。しかし、「普段、見ることのないバイクに触れることができることが、勉強になる」 と言っていただけただけでも、私も何だか温かい気持ちになれました

# DIYで自己判断や問題解決できる整備スキルのアップだけでなく、
# 人間能力(周囲の人々への気配り)のレベルアップも重要ですよね。

乗り手である私自身が、DIYで整備するスキルを身につける(レベルアップしていく)ことも重要ですが、たまにはプロに作業を委ねて、そのコメントをいただくことも重要だな、と実感した次第です。


<↓3点セット交換後は、カチっとしたブレーキフィールが復活。ブレーキングも気持ちよく快調!>


CBR250Four との付き合いは、すでに32年以上が経過。
これからもメンテを通じて私自身が鍛えられ、そしてまだまだ愛着をもって乗り続けていきますよ。



次の整備記録ブログは、時期を見て「メインスタンドスプリングの交換」をアップする予定。
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2018-12-25(Tue.) : 更新
[CBR250Four] サイドスタンドスプリングの交換(経年32年の劣化品→新品) をアップロードしました。
2018年12月05日 イイね!

[CBR250Four] リヤフェンダーのつや出し(シュアラスター・タイヤコーティング+R)

[CBR250Four] リヤフェンダーのつや出し(シュアラスター・タイヤコーティング+R)昭和61年(1986年)式の現役車・ホンダCBR250Four(4気筒16バルブDOHC・45PS)のリフレッシュ大作戦・・・今回はリヤフェンダーの ”つや出し” に関する備忘録です。

※(ご参考)
マフラーのレストア(リフレッシュ)記 → 2018年11月11日付け ブログ

ホイールメンテ&ドレスアップ記 → 2018年11月26日付け ブログ


■無塗装樹脂は白化する
経年32年のCBR250Fourについて、(機関だけでなく)外観もリフレッシュさせるぞ! と決意し、ホイールの洗浄やリムステッカーを貼ったことは既報です。すると今度は目に付くのは、退化したリヤフェンダー。無塗装樹脂ですので、経年劣化により白色化しています。

<↓今度のリフレッシュ対象部品は樹脂リヤフェンダー>


<↓全体的に白色化(劣化)して、かなり 「きて」 います>


■表面の汚れ落としから
まずは汚れ落としから開始します。ただ水洗いするよりも、樹脂表面に軽~くペーパーを掛けた方が良いだろうと判断し、#1200番手で水研ぎします。

<↓あくまでも汚れ落としの手段としての水研ぎ。水研ぎで樹脂の黒さを戻すのは困難>


樹脂の表面層を数100μmオーダーで削り取れば別でしょうけど、表面の汚れ落とし目的の水研ぎ程度では、白色化した樹脂を黒くするには至りません。

<↓フェンダー上部や左側面も、汚れ落としの水研ぎをします>


<↓樹脂フェンダー全体を水研ぎしたところ。細かな汚れが浮いてきたので、洗い流します>


■シュアラスターの再度の出番
ここでシュアラスターさんの 「タイヤコーティング+R」 を引っ張り出してきました。これは、かつてのみんカラのモニター当選品です。当時も同じようにフェンダーなどに施工して、つや出し効果が得られていたので、今回も再施工するのです。一度施工して劣化した表面に再施工して、果たして再びつや出し効果が得られるのでしょうか。

<↓かつてのモニター当選品、シュアラスターさんのタイヤコーティング+R(スポンジ付き)>


<↓ただし今回は作業性を向上させるため、ビニール手袋の上に軍手をはめて使用します>


<↓「白いねっとりとした液体がドッピュ!」「あぁ~っ」・・・とならないように注意します>


スポンジ代わりの軍手を使って、リヤフェンダーにタイヤコーティング+Rを刷り込みします。軍手の内側にはビニール手袋をはめているので、素手がヌルヌルになることはありません。

<↓樹脂リヤフェンダーの表面に、均一に塗り伸ばしていきます>
 

<↓フェンダーはチェーンカバーも兼ねた一体成形ですが、軍手は奥まった部分にも届きやすい>


<↓まずは施工1回目直後の状態。樹脂の黒さが表面に戻ってきましたが、ムラがあります>


■繰り返しの施工
ここで終わらずに、しばらく時間を空けてから、再施工します。樹脂の表面が劣化(硬化)していますので、成分が弾(はじ)かれているかもしれませんし、浸透するまでに時間もかかるかもしれないため、塗り増しする(追い込みをかける)のです。

<↓時間を空けて、2回目の施工をしたところ。次第にムラが少なくなってきました>


<↓さらに時間を空けて、塗り込みの追い込みをかけた3回目の施工後。つやがかなり復元!>


<↓反対側(車両左側)も、黒さとつやが回復(フェンダー端の赤色ストライプはいずれ修復予定)>


タイヤコーティング+Rを、塗り増し(時間をおいて重ね塗り)することで、この時点で生産から32年間が経過した劣化樹脂フェンダーも、見違えるほどの黒さつやを取り戻すことができました。今後は、定期的に施工すれば、より長持ちすることでしょう。

これで外観上のリフレッシュも、一区切りがつけました。細かなことを言うと、タンデムステップステーやグラブバーの黒色塗装がまだら状に剥げかかっているので再塗装したいとか、細かな部分は残っていますが、これはまた機会をみて計画したいと思います。


<ひとまず 「見れる」 状態までにはリフレッシュできたかな(細かな部分は、また後日)>


■備考
今回のフェンダーリフレッシュに関連する記事は、次の通り。

◎CBR250Four・パーツレビュー
  → シュアラスター・タイヤコーティング+R(内容量100ml) S-89

タイヤコーティング+R のモニターレポート(過去ログ)は、次の通り。

◎レポート第一弾
  → 2013年11月29日~12月3日(小計5回)
◎レポート第二弾
  → 2014年4月17日~4月19日(小計2回)
◎レポート第三弾
  → 2018年5月1日(小計1回)


なお、今後のCBRに関するブログ更新は、
 ・フロントディスクブレーキローター&パッドの交換
 ・メインスタンドスプリングの交換
を予定しています。
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2018-12-11(Tue.) : 更新
[CBR250Four] フロントブレーキディスク・パッド・フルードの交換、そして雑感 をアップロードしました。
2018年11月28日 イイね!

[CBR250Four] ホイールのメンテ後編(洗浄・研磨&リムストライプ貼り)

[CBR250Four] ホイールのメンテ後編(洗浄・研磨&リムストライプ貼り)昭和61年(1986年)式の現役車・ホンダCBR250Four(4気筒16バルブDOHC・45PS)の純正ホイール・メンテナンス&ドレスアップ記の後編です。


ホイールメンテ&ドレスアップ・前編 → 2018年11月26日付け ブログ

※(ご参考)
マフラーのレストア(リフレッシュ)記 → 2018年11月11日付け ブログ


(前編からの続き)

■水研ぎ(#1200)の巻
とりあえず、番手が#1200程度の研磨紙を用いて水研ぎし、ホイールの表面汚れを落とします。CBR250Four のホイールは、ホンダが謳うところの 「軽量・高剛性ホイール」。スポークは3本しかありませんが、そのスポークの断面形状が 「S字型」 をしています。つまり、掃除が大変・・・というホイールでもあるのです。

<↓表層に付着(膜厚的な堆積)した汚れを落とすには、表面の研磨(ただし均一に)が効果あり>


<↓形状的に入り組んだ細かな部分は、やっぱり直接、「自分の手」 で水研ぎするのが一番確実>


<↓前輪の「水研ぎ」作業だけで、4~5時間もかかってしまった・・・。でも、ここまでキレイさが回復>


今回は、日のあるうち(外気温度が1日の中で高くなる、正午から昼過ぎの時間帯)にリムストライプの貼り付けができるように、周辺作業を進めます。

<↓前輪のホイールのリム(無塗装)部分>


■ホイールストライプの貼り付けの巻
水研ぎを行ったホイールに、いよいよリムストライプを貼り付けします。購入したストライプは、リムの片側1周で4本使用するタイプです。前輪で小計8枚(@左右両側)、後輪で小計8枚(@左右両側)、使用することになります。

<↓実際のリムストライプには、予備として枚数が多めに入っています(親切ですね)>


<↓ホイールの回転方向に注意しながら位置決めし、慎重に貼っていきます>
 

<↓重ね貼りする際には必要に応じて、あらかじめ 「逃げ(剥がせる部分)」 を作っておくと便利>


<↓ストライプを貼った前輪を別角度で写してみたところ>


うん、なかなかよさげです。
(白地にピンクの組み合わせも、悪くない・・・というよりも良い感じかな。)


■後輪の水研ぎの巻
このブログを書いているタイミングは11月下旬になってしまいましたが、リムストライプ貼りの実作業日は、10月初旬。昼間ならば、まだ外気温度が暖かめです。逆に言うと、夕方になってしまうと冷えるのでストライプ(ステッカー)の粘着力も低下してしまう恐れがあります。

そのため、「この日のうちに前輪・後輪ともリムステッカーを貼り終えること」 を作業目標にします。水研ぎや洗浄が部分的に残ってしまう箇所は、日を改めて作業します。


<↓後輪のリム部分、洗浄前後の比較画像>
 

<↓貼り付け作業途中の例。外気温度が低下する夕方前までには、貼り付け終了できました>


本当は、「ホイールの洗浄をやり遂げてから、最後にリムストライプを貼りたい」 ところだったのですが、洗浄作業に(ここまででも)思いのほか時間がかかっていました。もしも 「洗浄 → 貼り付け」 という作業順にこだわっていたなら、工程の最後に来る貼り付け作業が 「翌週 → 翌々週」 ・・・という具合にどんどん延期されてしまいます。その際には、昼間でも肌寒い状態になって粘着力も低下する恐れがあり、それを避ける(最終洗浄は後回しにする)ことにした次第。

■日を改めて再研磨の巻
作業工程の都合上、リムストライプの貼り付けを優先させたので、仕上げ研磨は日を改めて実施しています。軍手状の研磨グローブを使ってみて、ホイールの入り組んだ箇所の洗浄が効率良くできるかどうか、試してみます。

<↓パープルマジックと手袋型スポンジを用意>


<↓手袋型スポンジは、アルミたわしのような性状>


<↓入り組んだ場所の汚れ落としに効果を発揮>
 

<↓前輪を再洗浄した図。ホイールの中心付近の汚れも、かなり落とすことができました>


次に後輪の仕上げ磨きです。

後輪はスポット的な汚れが残る箇所があり、「アルミたわし」 的な手袋型スポンジで力を入れて同じ箇所だけを繰り返し使用し過ぎると、予期しないキズ(塗装膜の厚みを打ち破って研いでしまう)に苦労するかもしれない・・・と考えて、基本に戻って 「研磨紙での水研ぎ(ハンド作業にて)」 に戻ることにしました。


<↓作業用のタイトフィットグローブを使いましたが、指紋が消えそうなくらい、水研ぎをしました>
 

■ホイールのリフレッシュ後の状況
こうして、工程的には いろいろと試行錯誤が入りながらの進捗でしたが、最終的にメンテを実施したあとのフロント&リヤホイールの状態を載せておきます。

<↓フロントホイールの状態>


<↓リヤホイールの状態>


これで、マフラーのレストア(既報)と合わせて、外観的にはリフレッシュがかなり進んだことになります。つい2~3ヶ月前の 「使い古したような」 外観状態と較べると、新車の頃のコンディションに近い外観状態を取り戻せたと思っています。

<↓リフレッシュ前と後の比較画像(上記の後、リヤフェンダーのツヤ出し・・・も行いました)>



ホイールのリフレッシュ編はこれで終了。
次は別のメンテ状況をお知らせする予定です。
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2018-12-05(Wed.) : 更新
とりあえず、メインスタンドスプリングのDIY交換記をアップする前に、[CBR250Four] リヤフェンダーのつや出し(シュアラスター・タイヤコーティング+R) を先にアップロードしました。
2018年11月26日 イイね!

[CBR250Four] ホイールのメンテ前編(洗浄・研磨&リムストライプ貼り)

[CBR250Four] ホイールのメンテ前編(洗浄・研磨&リムストライプ貼り)昭和61年(1986年)式の現役車・ホンダCBR250Four(4気筒16バルブDOHC・45PS)の純正ホイール・メンテナンス&ドレスアップ記の前編です。

※ホンダ・CBR250Fou・SE(限定車)
  詳細はこちら → メーカー公式ニュースリリース

※(ご参考)マフラーのDIYレストア記
  前編 → 2018年11月11日付け ブログ
  後編 → 2018年11月14日付け ブログ

■マフラーをレストアしたあとは・・・
CBRは新車で購入後、7~8年くらいまでは週末に洗車をしていました。が、10年が経過し、20年が経過すると、洗車の頻度もめっきり減りました。そして30年が経過した頃(2年前の2016年あたりですね)になると、メンテの頻度は急増しましたが洗車の頻度は激減・・・。

クルマの場合、「おしゃれは足元から(>アルミホイールのドレスアップ)」などと言われますが、バイクだって足元(アルミホイール)が汚れていれば、車体全体がみすぼらしく見えてしまいます。つい先日は、マフラーのレストアをして見栄えも向上したばかり。そこで一念発起し、ホイールについても徹底洗浄することにしました。


■ホイールの汚れ落とし(前輪)
これまでの経験上、CBRのホイール汚れはガンコであり、コンパウンドを使わないと白さを取り戻すことは困難だと分かっていました。そこで、あらかじめこの日のためにホームセンターで選んでおいた 「汚れ落とし剤」 を使用します。

<↓ソフト99のホイールクリーナー(B-031)。ブレーキダストの汚れを考慮した、研磨剤入りです>


<↓洗浄前の状態。純正オリジナルのホイール状態は、リム部が無塗装でそれ以外は白色>


<↓汚れたホイール表面にクリーナーを塗布し、ペーパータオルですり込み&拭き取りしてみる>
 

<↓水洗いでは落ちなかった汚れが、(研磨剤入りのため)そこそこ落ちています>


<↓ホイールの純正塗装面(外周部)の汚れ落とし範囲を広げていきます>


ホイール塗装面の汚れは、完璧ではないものの、そこそこ落とせることが分かりました。続いて無塗装のリム部分にも試してみます。

<↓無塗装のアルミ部分も、そこそこ汚れは落ちる(多少、斑点状に汚れは残る)>


<↓時間をかけて、丹念に作業すれば汚れも落とせそうだが、手間がかかりそう>


■ホイールの汚れ落とし(後輪)
この日は、作業全体のボリュームを見積もる(ホイールの洗浄に要する時間を読む)ためもあり、後輪の作業に移ってみます。フロントホイールは、ブレーキパッド(ダブルディスク)のダストの影響を受けますが、リヤホイールはドラムブレーキであるため、前輪ほど汚れ落としに時間はかからないはず。

<↓洗浄前の後輪の状態>


<↓ホイールクリーナーでリム部分を洗浄してみたところ>


<↓後輪:リム部の拡大(洗浄前)>


<↓後輪:リム部の拡大(洗浄後)>


あくまで簡易的な作業ではありますが、後輪に限っては、リム部はホイールクリーナーを使うことで割とキレイに汚れが落とせることが分かりました。そこで、前輪のリムをキレイに落とすことを前提で、以前から構想していた 「リムストライプの貼り付け」 を実行することにします。

■リムストライプ選び
旧車のCBR250Fourであっても、要所をアレンジ(ポイントを絞っての効果的なドレスアップを)することで、現代的なバイクのエッセンスを注入することはできると考えます。・・・もちろん、デザイン(造形)そのものは変わりませんけれども。

ナップスに出向いて、ホイールリムストライプ(リムステッカー)を眺めます。
私のCBR(ボディカラー:キャンディアリューシャンブルー)に見合うものはあるかどうか。


<↓売り場の中で目に付いたものは、こんな感じのバリエーション(16~17インチ用)>


<↓モノカラーよりも、グラフィカル&デカール付きの方が、より現代的なイメージですね>


<↓個人的にはこうした感じのカラーも好みではあるが、CBRとのマッチングはイマイチか>


リムステッカーは13インチ前後のホイール(ミニバイク)用のラインナップが多く、16~17インチ用は種類は少なめでしたが仕方がありません。

<↓私のCBRと同系色の 「キャンディブルー」 なるリムストライプもあったが・・・>
 

「青のボディカラーに青のリムストライプ」・・・というのは違和感が無さそうですが、私の感性では、何だか当たり前すぎてピンときません。ホイールの色が白色ですので、果たして青は白に映える色かどうか・・・?という気もします(※あくまで個人の感想です)。

青よりは赤かな。
でも、鮮やかな赤はラインナップに無いんだよな。。。

結局、消去法的なセレクトにもなってしまいましたが、赤に近いピンクを選びました。
(オレンジもありましたが、白とのマッチングを考えて、候補から外しました。)


<↓いろいろと検討を重ねて、結局、(赤に近い)ピンクを選択。同時に洗車用のグローブも購入>


こうしてリムストライプ(リムステッカー)を選びましたので、このストライプを活かせるように、ホイールの洗浄をしっかりとやり直しすることにします。具体的には、研磨剤入りのクリーナーではなく、実際に耐水研磨紙を用いてホイールの表面を水研ぎすることにします。


「後編」 に続く。
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2018-11-28(Wed.) : 更新
[CBR250Four] ホイールのメンテ後編(洗浄・研磨&リムストライプ貼り) をアップロードしました。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] リフレッシュ済みテールカウルの装着 (2)タンデムグラブバーの ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8345255/note.aspx
何シテル?   08/26 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
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