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調布市のKAZのブログ一覧

2018年11月06日 イイね!

[エクシーガtS] DIXCEL FCR逆ベンチローター+Ks SPEED 3Dラウンドスリット

[エクシーガtS] DIXCEL FCR逆ベンチローター+Ks SPEED 3DラウンドスリットエクシーガtS(ブレンボキャリパー純正装着モデル)のフロントブレーキのメンテナンスブログです。摩耗したパッドの交換タイミングに合わせて、減肉したローターも新品に交換しました。

・ローター : 純正 → DIXCEL FCR(ハイカーボン) FPタイプベース
・パッド  : プロジェクトμ HC+ → エンドレス SSM

今回のブログは、交換した3Dスリットローター(ハイカーボン材+逆ベンチ構造)の紹介記です。

◎交換に至る前の検討ブログは こちら
  → [エクシーガtS] ブレンボ用ブレーキパッド&ローター 覚え書き(自分用のメモ)

■純正ローターも摩耗
ブレーキパッドを実際に交換する前に、ローターの状態も再確認したところ、「パッドとの摺動摩擦面」 と 「最外周のフチ(縁、ヘリの部分)」 との間に段差ができており、ローター自身もそれなりに減肉していることが気になりました。

ローター自体は(寿命まで)もう少し持ちそうでしたが、
 ・ここでパッドのみの交換とすると、中古ローターとの組み合わせとなる。
 ・その後 ローターを交換する際には、中古パッドとの組み合わせとなる。

いずれにしても、一方が中古の場合は なじむまでに時間を要するため、このタイミングで両者をセットで交換することがベスト、と考え、ローターも同時手配することにしました。


■ディクセルのローター
純正ローターの価格は目の玉が飛び出るほど高価だったはずなので、社外品を検討。「エンドレスのベーシックスリット」、「プロμのSCR無塗装タイプ」、「ディクセルのスリットローター」 まで候補を絞り込んだ経緯については、覚え書き(自分用のメモ) で既報。今回はその中からさらに、「ハイカーボン材+逆ベンチ構造」 という特徴を持つ FSタイプ(スリット入り)をチョイス。

ところが、ディクセルさんのWEBサイトで確認すると FSタイプは欠品(在庫切れ)。
ヤフオクの出品業者さんに打診しても、納期は数週間はかかる との回答。

しかし、ここでその出品業者さんから 次のような代替案をいただきました。
「ディクセルのプレーンタイプを母材として、スリット加工が可能です。」

聞くと、「3Dスリット加工」、「ディンプル加工」、「3Dスリット+ディンプル」 の各加工を選べるという。しかも、スリット加工は両端がディスクから突き抜けた貫通タイプではなく、両端に向かって徐々に浅くなるタイプ。本数は8本(オリジナルのFSタイプはストレートで6本)。まんま、当方の好みのタイプです。

結局、出品業者(Ks SPEED)さんの提案通り、ディクセルのFP(プレーン)タイプをベースに3Dスリットを追加工していただくことにしました。なお、Ks SPEEDさんはディクセルさんの 「正規一次取り扱い代理店」 とのことです・・・念のため。


■Ks SPEED 3Dラウンドスリット
加工終了し、現物が当方の元に送付されてきました。早速、開封の儀です。

<↓ベースはディクセルさんの部番:FP3617003。加工後のKs SPEEDさんの呼び番はFCR-3D7003>
 

<↓梱包されていた中敷きダンボールにも案内印刷が! こうしたユーザー配慮も親切ではある>
 

Ks SPEEDさんの推奨取り付け方向は逆回転セットですが、当方の意図する目的を達成するために、あえて正回転で組むことにします。その理由は、下記パーツレビューに示した通りです。

※ご参考 : パーツレビューは こちら
  → DIXCEL ディクセル・ハイカーボンFCR-FP逆ベンチローター+Ks SPEED 3Dラウンドスリット

<↓梱包から開梱した全景>


<↓スリット全体の近接画像>


<↓左:逆ベンチ構造が分かるショット(矢印は型割) 右:ベンチレーテッド構造の中柱はフィンタイプ>
 

逆ベンチ構造を採るため、ディスク部とハット部の間には、アルミ鋳造型の型割り部分が確認できます(すぐ上の画像の左側)。ここに分割ラインを形成する型設計をしているのですねぇ。その一方、純正ローターとは異なり、ベンチレーション構造を構成している中柱は楕円柱ではなく、ラジアル方向にラウンドした長さを有するフィンタイプになっていることも確認できました。

スリットを推奨方向の逆回転にセットすると、このベンチレーションフィンが(熱気を)負圧で排出させるであろう方向にセットされることになると思いますので、個人的にはその逆の正圧方向(フィンが、ローター中心方向へと走行風を積極的に取り込む形状となる正回転方向)にセットしたくなりますね。


■純正ローターの取り外し
自宅前の駐車スペースで、安全に配慮しながらサクッと交換します。DIY作業時は、もちろん安全靴を履いています。

<↓左:キャリパの台座としてバケツを活用。右:既存のネジ穴にボルトを通してローターを取り外し>
 

<↓無事に純正ディスクを取り外し(画像は右前輪)>


<↓新旧ローターの比較・その1>
 

<↓新旧ローターの比較・その2>
 

■3Dスリットローターの取り付け
ディクセルさん(Ks SPEEDさん加工後)のローターを取り付けする前に、せっかくの機会ですので、バックプレートの内側も清掃しておきます。ローターを組んでしまうと、手が届かなくなる部分ですので。

<↓パッドの摩耗粉というよりも、恐らくローターの摩耗粉が堆積。ゆっくりと丁寧に取り除いていく>
 

ローターと接触するバブ面や、スタッドボルトなど一連の清掃を行って、いよいよローターを取り付けします。ここで、もしも周辺部品とどこかで干渉するようであれば、発注したローターの部番間違い・・・なんてコトになるのでしょうけど、そんなコトもなく無事に装着が完了。大丈夫だと分かっていても、ホッとする瞬間です。

<↓無事に 「ディクセルさん(ベースローター)+Ks SPEEDさん(3Dスリット加工)」 の装着が完了 >


■備考(補足画像)

<↓3Dスリットの始点終点距離は約115mm。スリットの幅は3mm強>
 

<↓ディスク両面に挟まれた中柱の構造。純正は楕円柱が千鳥配置。ディクセルはスリット形状>
 

以上、ご参考まで。


続編:「ブレーキパッドの交換(プロジェクトμ HC+ → エンドレスSSM)」 に続く(見込み)。
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2018-11-22(Thu.) : 更新
[エクシーガtS] フロントブレーキパッド交換(エンドレスSSM←プロジェクトμHC+) をアップロードしました。
Posted at 2018/11/06 00:06:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2018年10月16日 イイね!

[近況報告] 8月~10月・後編(エクシーガ、レガシィ、本人など編)

[近況報告] 8月~10月・後編(エクシーガ、レガシィ、本人など編)お盆休みに家族そろってエクシーガで 「東京~網走」 を往復ツーリングしたあとは、器械体操の大会出場のほか、バイクやクルマのメンテナンスなどで大忙しの日々を送っていました。

実際に実行した事柄に対して、ブログや整備手帳、パーツレビューのアップロードが全然追いついていないので、いったん近況報告という形をとってまとめることにします。今回は後編(バイク以外)です。


◎近況報告・前編は こちら → 8月~10月・CBR250Four編

■全日本シニア体操競技選手権大会
今年も9月に開催の、1年に1度の社会人向け(=学生以外が対象)全日本体操競技選手権大会に参加してきました。今年度の会場は北九州です(来年は福井、再来年は群馬とのこと)。

名称が混沌として分かりにくいですが、シニア大会=プロ選手的な方々(コナミスポーツとか朝日生命とか徳洲会とか)と、マスターズ大会=アマチュア選手(○○大学体操部OBとか、○○体操クラブとか)の二部構成になっています。私はもちろん後者の枠での出場です。

演技は、床・鞍馬・吊輪・跳馬・平行棒・鉄棒の全6種目。この日のために、体重を6~7kgほど絞りました。以下、主な(というよりも、撮影ができた)種目の抜粋です。


<↓鞍馬。入りは馬端から、その後に中央に移動>


<↓中央のポメルを持って旋回。画像で見直すと、両足の先が割れている(そろえよう!>自分)>


<↓床。宙返りしている瞬間>


<↓床。倒立(静止2秒強)>


<↓吊輪。脚前挙。ここから倒立に向かうところ>


<↓吊輪。横向き十字懸垂(静止2秒)>


ちなみに、吊輪(2本のリング)は床面から2.8mの高さにあります。

<↓鉄棒。入り技で翻転から車輪に行くところ>


<↓鉄棒。正車(順手車輪)をしているところ>


ちなみに、鉄棒のバーも床面からの高さは2.8mで、これは吊輪と同じです。
素手ではなく、プロテクターという手具を付けて演技を実施します(吊輪も同様)。

私がエントリーしたマスターズ部門では各種目10点満点方式で、私の最高得点は跳馬の8.900点、種目別の最高位は平行棒で全国順位94位でした。(なお、6種目合計・60点満点での全国順位は177位(/全エントリー人数284名中)でした。)

ケガもなく無事に戻ってきましたが、まだまだ上達できるはず。身体の動く限り、「ムリせずに」「マイペースで」 生涯スポーツとして器械体操を続けていきたいです。


■エクシーガの近況
今年の8月から10月にかけてのエクシーガの変化具合は、次の通りです。

<↓北海道(網走)から戻って来てハンコックV12evo2に履き替え。空洞共鳴音の低減にもトライ>
 

◎ご参考(整備手帳) → [自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする

<↓今年の初めに買い置きして、暖かくなるまで貼るのを待っていたプロテクターを、やっと貼り付け>
 

STI から新発売になってすぐに購入していたドアハンドルプロテクター。外気温度の低い冬の貼り付けを避けて、「暖かくなってから貼ろう」 と取り置きしていましたが、少々寝かし過ぎ。このほど、ようやく貼り付けすることができました。・・・そのまま貼りたいところでしたが、下地のキズを研磨してから貼りました。

<↓ユピテルの新ドライブレコーダー取り付け。公式サイトから下取りセールの割引価格で購入>
 

◎ご参考(パーツレビュー) → ユピテル・ドライブレコーダー SN-SV70P(WEB限定モデル)

<↓今まで使用していたDRY-FH92WGはリヤに移植。画像は”やっつけ”で仮設置しただけの状態>
 

これまで使用していたユピテルのドラレコ(DRY-FH92WG)の撮影素子は、500万画素カラーCMOS。それに対し、今回の新型ナイトビューモデルは200万画素カラーCMOS。数値だけを見ると、単なるスペックダウンに見えてしまいますが、実際には記録動画の鮮明度には大きな差があります。

ドラレコに限らず、すべての工業製品の選定の際には、例えば 「排気量が大きなクルマの方が速い」 みたいな先入観(固定概念、決めつけ)を持たずに選んだ方が良いでしょうね。


■レガシィの近況
もともと、ドライブレコーダーはレガシィとエクシーガで同じモデルを装着してきました(どら猫2→ユピテル)。しかしながら稼働率の差によるためか、エクシーガのドラレコ(ユピテルDRY-FH92WG)はモニターが不調に。そこで、正常作動するレガシィの同型機と交換していました。

<↓こちらが元・エクシーガに装着していたドラレコ。起動してもモニタに表示切れやちらつきが発生>
 

この、明らかに故障しているドラレコ本体を下取りに出して新型ドラレコを購入した次第。
(※壊れていても、付属品が欠品していても、他メーカー製でも下取りOKキャンペーンのため。)


<↓エクシーガの時とは異なり、レガシィではすぐに設置場所のベストポジションを探索できました>
 

レガシィとエクシーガでは、フロントウィンドウの傾斜角も左右後退角も曲率(半径)も異なるため、レガシィの方が簡単に(=迷わずに)設置できました。このへんも、いずれパーツレビューかブログで備忘録代わりに上げる予定。

■備考(家族関係)
先日、ディーラーで 「ハッピースマイルフェア」 (という名称だったかな?)が開催されるとのダイレクトメールが届いたため、子供を連れて東京スバルに出向きました。受付で子供たちがくじを引いたところ、何とA賞が当たりました(もう一人にも引かせていただき、こちらはC賞でした)。

思いがけずA賞が当たってビックリ。
(本当に当たるんだ・・・。)
子供たちにとっても良い記念になったことでしょう。


<↓何とA賞を引き当てるとは・・・。本人もビックリ。C賞のハードケースも重宝しそうです>
 

こんな感じで8月~10月を過ごしました。

CBRのメンテがまだ残っており(フロントブレーキ系統、他)、エクシーガのフロントブレーキパッドも交換(ついでにロータも同時交換)する予定である一方、そろそろ(時期的に)家族を連れてぶどう狩りにも行かなければ・・・シーズンが終わってしまいそうです。

スバル関係の書籍(STI ~苦闘と躍進の30年~)も買ったのにまだ1ページも開いて読めていない。身体が3つあっても足りないくらい忙しい今日この頃。

以上、前編・後編に分けての近況報告でした。
Posted at 2018/10/16 00:04:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2018年09月30日 イイね!

[エクシーガtS] ブレンボ用ブレーキパッド&ローター 覚え書き(自分用のメモ)

[エクシーガtS] ブレンボ用ブレーキパッド&ローター 覚え書き(自分用のメモ)<自分用のメモ>

・日常点検の結果、もうじきフロントパッドが要交換(リヤはまだOK)。

・現在のパッドはプロジェクトμのHC+ (前後とも)
 交換日 フロント:2014年10月4日
       リヤ   :2015年 8月2日
 (フロントはちょうど丸4年が経過するところ。
  HC+ の割には、よく長持ちしたと思う。)

・我が家のクルマの使われ方を考慮して、次のパッドは低ダスト品。

<↓ブレーキパッドの候補(ブレンボ用)>


・効きの強いプロμ・HC+ の代償として、ローターの攻撃性もなかなかのものであった。
 (だからダストもすごい)
 それはそれで、そのような特性を求めて購入したので納得はしている。
 が、家族がメインで使うファミリーカーとしては、
 ブレーキパッドに求める性能のバランス点を低ダスト・ロングライフ側に転向させる。

・BPレガシィで実績を積んだエンドレスSSMが第一候補。
 (車輌は異なるが実際に使ったので特性は分かる。)

・対抗でDIXCELのタイプM。
 今まであまり製品知識が無かったが、WEBサイトを見ると好印象。
 特性を数値で語るなど、開発結果をユーザーに展開する際の説得力がある。
 実勢価格も安いこともポイント。


<↓ブレーキローターの候補(ブレンボ用)>


・今回はローター交換はパスするが、直近で交換予定のパッドが次に摩耗する頃には
 ローターも交換するタイミングに達すると思われるため、先行して状況を確認する。

・個人的な考えとして、次はスリット入りを候補とする。
 (パッドのセルフクリーニング効果→目詰まり防止→鳴き対策と、高温時のガス抜きなど。)

<エンドレス>
・エンドレスは直接的にはエクシーガtS用のラインナップを載せていないが、
   GDB A~Dタイプ
   SG9フォレスター STIブレンボ車
   BL5/BP5 STI純正ブレンボ車

 の各車で「フロント:ER716BS2(ベーシックスリット、税込み23760円)」、
 「リヤ:ER717BS(ベーシックスリット、税込み21060円)」 があるので適合するはず。
 ただし定価は1枚あたり(左右2枚セットの価格ではない)。

・エンドレスのスリットは直線的なものではなくカービングタイプなので、好みである。
 そのスリット(片面6本)は、WEBサイトで見る限り、外周で貫通しない寸止めタイプのようだ。
 (ただしヤフオク!出品画像の中には、外周貫通タイプもある。現行品はどっちだ??) 

・WEBサイトの画像から判断すると、左右ローターでスリットの入れ方を変えている
 (同一品ではない)ようだ。つまり車輌進行方向に対して、左右セットで
 回転方向に対するスリットの向きを、順方向・逆方向の任意にセットできそう。

<プロジェクトμ>
・プロジェクトμはフロントのみラインナップ。
 ベルハウジングの色は個人的にはあまり好みではないため、SCR無塗装タイプが候補。

・スリットはストレート片面8本タイプ。こちらも外周に貫通しない寸止めタイプのようだ。

<DIXCEL>
・スリットはストレートタイプの片側6本。アウターとインナーで、スリット位置を
 互いにオフセットさせてジャダー抑制に配慮している点はGOOD。

・スリットの向きは回転方向に対して逆回転セットを推奨している。
 が、ユーザーの意図により正回転セットも可能なハズだ。
 (スリットの機能に何を求めるか? によって、推奨すべき正逆の方向は変わるはず。)

<↓DIXCELの主張(公式WEBサイトからのキャプチャ)>



<私見>
とりあえず、パッドはフロントのみエンドレスSSMとし(前後セット購入より割高になるが)、
そのパッドが減るころに現状のリヤパッド(HC+)も寿命になるだろうから、
そのときには「前後ローター&前後パッドをセットで交換する」ことになりそう。
(その際は、前後パッドはDIXCELのタイプMになりそう。ローターも逆ベンチのFSか?)

現時点でザッと調べた感じは上記。
以後も随時、情報のアップデートが必要かつ重要>将来のオレへ。
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2018-11-06(Tue.) : 更新
[エクシーガtS] DIXCEL FCR逆ベンチローター+Ks SPEED 3Dラウンドスリット をアップロードしました。
Posted at 2018/09/30 20:25:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2018年03月29日 イイね!

[エクシーガtS] スタッドレス→夏タイヤへの交換(「子供たちがお手伝い」編)

[エクシーガtS] スタッドレス→夏タイヤへの交換(「子供たちがお手伝い」編)先日、エクシーガのスタッドレスタイヤ(ヨコハマのアイスガードiG50、17インチ)を、夏タイヤ(グッドイヤーの EAGLE F1 ASYMMETRIC 2、18インチ)に履き替えしました。

その際、子供たちが自主的にお手伝いをしてくれました。今回のブログは、その様子を備忘録として記すものです。


<ご参考:タイヤに関する過去ブログ>
◎アイスガードiG50 → スタッドレス選び2014年・その3 アイスガードiG50を入手して
◎EAGLE F1 ASYMMETRIC 2 → 【グッドイヤー・モニターレポート】 その8・ロングドライブ編

■思いがけない申し出
2018年の冬(1月)には関東地方にも久々の大雪が降り、レガシィ・エクシーガともにスタッドレスタイヤが大活躍でした。

<↓2018年1月22日~23日、関東平野部にも積雪がありました>
 

寒暖の繰り返しを経て、3月も中旬に入った頃、もうさすがに積もることはないだろうと判断し、夏タイヤに交換しました。倉庫から夏タイヤ4本を取り出して台車に載せて、駐車場まで運んで交換の準備を進めていたところ、子供たち(小学校4年生&1年生)が玄関先に出てきました。

子供たち : 「パパ、タイヤ交換、手伝うよ!」
私 : 「おう! それでは、(できる範囲で)お願いするよ。」

お願いされたワケでもないのに、自らお手伝いを申し出てくれるとは、ありがたいものです。私の背中を見て育ってくれているのでしょうか。


■声掛けしながら相互協力
我が家では、玄関前の敷地スペースの都合上、車両の左右片側ずつ(「左側の前後輪」、または「右側の前後輪」)でタイヤ交換します。交換しない側の接地輪に車輪止めを入れて、交換する側のサイドシルの前後にKYBのシザーズジャッキを2機掛けします。

<↓サイドシルの前後ジャッキアップポイントにKYBシザーズジャッキ(油圧)をズレないように掛ける>


フロントとリヤでは、フロントの方が軸荷重が高い(KYBの油圧ジャッキのハンドル操作力が大きい)ため、より年長(4年生)の娘に就いてもらいます。軸荷重が低めのリヤには、男子ですがまだ操作力が相対的に小さめな1年生を就かせます。

<↓ジャッキアップに際し、事前に子供たち同士が決め事(作業要領や注意事項など)を確認します>


<↓フロントとリヤで、互いに声掛けしながら同じストローク回数を保ちながら、ジャッキアップします>


<↓接地側には車輪止めを、浮かせて交換する側の中央には(万一に備えて)ホイールを入れます>


■子供なりに覚えていること
工程の要所や安全確認(随時)については、私が見るのですが、子供たちにとってはタイヤ交換作業自体は初めての体験ではないため、「これをやったら次はこれ」 というように、作業を 「一連の流れ」 で捉えているようでした。

その様子を伺い知ったシーンとして、例えば次のような場面。
私が子供に話しかけます。

私 : 「ホイールナットを外したり締めたりするときは・・・」
子供たち : 「対角でやるんだよね! となりあったナットではなく、向かい側の順番で。」

以前、話した内容もちゃんと覚えてくれているようでした。
今度は、締め付けトルクと摩擦係数μの話(→ 軸力として)でもしようかな。


<↓ナットを外す順番によっては最後にホイールが傾いてくることや、締めるときの対角締めも把握>
 

そんなこんなで、手を借りたのが子供たち(小学生×2人)の工数とはいえ、私としてはかなり楽をさせてもらうこととなりました。スタッドレス→夏タイヤ の4本交換で、所要時間は1時間強。あとの作業は、取り外したスタッドレスタイヤのメンテや、夏タイヤの空気圧調整などです。

<↓スタッドレスのサイプに入り込んだ小石についても、積極的に取り除いてくれる子供たち>


いや~、今回のタイヤ交換は、かなり楽な作業でした。とは言っても、大きな視野に立つと 「(単なるタイヤ交換であっても)安全に配慮すべき工程」 はたくさんあるのも事実。

危険性が懸念される恐れのあることに対し、単に 「○○してはダメ!」 と言うだけではなく、「もしも○○(=行為)してしまったら、△△(=危険性)になるので、やってはダメ(=理由を説明する)」 という親子の会話を通じて、クルマ談義につなげていきたいと思っています。

長女の時は、まっすぐに育ってくれたので(※こちら → 長女の初レガシィの巻 )、この小さな子供たちも、同様に まっすぐにクルマ好き になってくれたらいいな、と密かに思った今回の春支度でした。



「スタッドレス→夏タイヤへの交換」 レガシィ編 に続く。
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2018-04-03(Tue.) : 更新
[BPレガシィ] スタッドレス→夏タイヤへの交換(「再点検&スペアもエア補充」編) をアップロードしました。
Posted at 2018/03/29 22:18:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2018年01月24日 イイね!

[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・前編(2018年・関東地域への降雪対応)

[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・前編(2018年・関東地域への降雪対応)天気予報にて、1/22(月)の昼過ぎから関東地方に大雪の恐れあり・・・との情報を受けて、事前にレガシィとエクシーガにスタッドレスタイヤを履かせて、降雪に備えることにしました。

都内では(夏タイヤのままで雪道を走るドライバーが未だに多いので)、もらい事故防止のため 「クルマを使わない」 のが一番なのですが、家族の送迎(学童のお迎えや通院)などで、どうしてもクルマを使う必要が生じていました。

■まずはエクシーガから交換
スタッドレス用のホイール(17インチ、2セット)は、どちらもボレンボキャリパーに干渉しないホイールのため、エクシーガとレガシィで互換性があります。どのクルマにどのスタッドレスを履かせても良いのですが、今回は家族も運転するファミリーカーのエクシーガに より新しいスタッドレス(と言ってもiG50ですが)を履かせて、旧型スタッドレスのiG20をレガシィ(雪道では私しか運転しない)に履かせることにします。

<今回の措置>
・STI-RAYSホイール   +アイスガードiG20 : タイヤが古めなのでレガシィ(6速MT)へ
・ファイナルイレーザー改+アイスガードiG50 : より新しいスタッドレスはエクシーガ(5AT)へ

<↓(左)タイヤ交換作業中、車載バッテリも充電しておく  (右)保管していた個包装のスタッドレス>
 

<↓自宅敷地内スペースの都合上、車両右側(右前輪+右後輪の2本)から同時交換>
 

装着前に、スタッドレスタイヤの表面(側面も)状態に異常がないことを確認しておきます。もちろん、摩耗が少ない方をフロントに装着します。今回は該当しませんが、スタッドレスタイヤでも回転方向性の指定がある場合は要注意です。

車両右側の前後輪の交換(約30分間)が終わったら、車両左側の前後輪の交換に移ります。


<↓「KYBシザーズジャッキを2機使い+ホイールベース中央にホイール置き」 はいつものスタイル>

(※接地輪には車輪止めも併用)

4輪の交換で約1時間が経過した頃に、何となくチラホラと小雪が舞ってきました。引き続き、レガシィのスタッドレスタイヤ交換作業に入ります。

■次にレガシィでの交換
倉庫からスタッドレスタイヤを取り出し、台車に乗せてレガシィの前まで運びます。以前は右手に1本+左手に1本、小計2本ずつを転がしながら運んでいたのですが、あまりにも非効率だったため台車を導入しています。その甲斐あって、一度に4本の搬入(搬出)が可能になりました。

 

雪(みぞれ、あられ)が降ってきましたので、作業を急ぎます。

<↓約40~50分間で4輪のスタッドレスタイヤへの交換作業が終了、外した夏タイヤを点検して保管>
 

このあと、家の近所のガソリンスタンド(約4~5分の距離)に寄って、タイヤにエア(空気圧)を補充します(※その他の冬支度・・・例えばエアロワイパーのスノーブレードへの交換作業などについては、今回は割愛します)。

■空気圧の調整
エクシーガとレガシィとも、家から至近距離のガソリンスタンドでタイヤ空気圧の補充をします(※自由に使って良いGSです)。

<↓まずはエクシーガから。リヤタイヤの空気圧は、乗車人数によって純正の指定値に幅があります>


<↓スタッドレスタイヤであっても、用途と走行シーン(や好みなど)に応じて若干の空気圧調整はアリ>


<↓レガシィのヨコハマiG20はすでに旧々モデル。今回の積雪路での走行で余寿命を占うことになる>


スタッドレスタイヤの技術は日進月歩。基本的に、「一番新しいスタッドレスが一番良いスタッドレス」 だと言っても間違いないでしょう。私はそう思っています。・・・しかし、タイヤを含めてクルマを運転するのは人間です。

クルマの使用用途はもちろん、自己の雪道での経験や技術、地域性(根雪となるかならないか、粉雪かベタ雪か、ブラックバーンかシャーベットか、平坦路か坂道か、市街地か高速か、などなど)によっては、モデルイヤーの古いスタッドレスでも十分に役目を果たせます。・・・少なくとも、都内でノーマルタイヤ(チェーンも無し)のまま雪道に出て来る迷惑ドライバーよりも安全でしょう。

とは言え、「オレのスタッドレスは最新モデルではなく古いモデルなのだ」 と意識しながら、ムリしない運転に徹することは必要。今回は(都心に積もる雪という限られたシーンではありますが)iG20 の余寿命も確かめるつもりです。


<↓レガシィとエクシーガ、両車ともにスタッドレス履き替えなどの冬支度を済ませた夕方に、積雪あり>


スタッドレスタイヤへの交換から数時間後には、上記画像のごとく雪が積もってきました。雪慣れしていない人々(や交通機関)は、きっと麻痺してしまうのでしょうねぇ。私は 「慣れていない」 こと自体を責めるつもりはまったくございません。「慣れ」 は環境の成せる業ですので。ただ単に、他人を巻き込むような無謀なことは遠慮願いたいだけで。

とはいっても、例えば 「ワシは大丈夫じゃ!」 と言ってクルマを運転しようとする ご老人を、そのご家族が 「頼むから免許返納して!」 と嘆願する事例があるのと同様、「オレは雪道大丈夫だ!」 と(本人だけが)思い込んでいて、同僚が 「あいつは危ないから運転させるな」 と思われているような事例もあるかもしれません。

雪道走行では 「自信」 が 「過信」 に化けるリスクあり。
健康・安全(故障なし、事故なし)が一番ですね。



「後編」 に続く。
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2018-01-25(Thu.) : 更新
[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・後編(2018年・関東地域への降雪対応) をアップロードしました。
Posted at 2018/01/24 00:28:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

プロフィール

「@よっし☆ その後、朝7時頃に段階を踏んで試したら投稿できるようになっていました。結果としては大丈夫になったようですが、原因不明です。明日も再発するのかな…。」
何シテル?   10/15 07:40
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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