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調布市のKAZのブログ一覧

2021年07月26日 イイね!

[BPレガシィ] 7回目(15年経過)のユーザー車検・後編(本番当日&後日談)

[BPレガシィ] 7回目(15年経過)のユーザー車検・後編(本番当日&後日談)愛車・BP5D型レガシィ(2006年式、2.0Lターボ6速MT)の7回目(15年経過)の車検を、これまでと同様、ユーザー車検で通してきました。

ただ今回は、小学生の息子を「夏休みの自由研究」を兼ねて、一緒に車検場に連れて行きました。このブログは、その様子の「後編」です。


◎「前編」は こちら → 事前準備の巻

■多摩自動車検査登録事務所へ
7/21(水)。いよいよユーザー車検当日を迎えました。私は仕事の休暇を取りましたが、小学校はちょうどこの日から夏休み開始です。「夏休みの自由研究のテーマになる」という理由で、息子を助手席に乗せて朝9時過ぎに自宅を出発。現場には、受付開始時間の10時頃に到着しました。

息子は、クルマだけでなくバイクも来ていることや、ナンバープレートのない車両(や改造車)もあったことに、ちょっとした驚きがあったようです。早速、継続審査用の用紙3点セットを別棟で入手し、重量税を納付します。


<↓こちらの別棟で継続審査用の用紙3点セットを入手し、印紙を貼ってもらったあと本館に移動>
 

継続審査の用紙3点セットとは、以下の画像に示すものです。
黄色い枠内に必要事項を記入します(一部は鉛筆書き)。
こうした手続きの流れも、小学生の息子に説明します。


<↓「自動車検査票1」:自動車審査証紙1400円、自動車検査登録印紙400円>


<↓「自動車重量税納付書」:私のレガシィは15年超で45600円になります>


<↓「継続検査申請書」:記入後に押印を忘れないように>


<↓筆記用具(ボールペンと鉛筆)と当日のカレンダーは、記入台に備わっています>


記入チェックを終えたら、多摩の陸事では6番窓口がユーザー車検受付窓口になります。先ほどの用紙3点セットのほか、現状の車検証、現状と向こう2年間の自賠責保険証、記入済み点検整備記録簿のコピーを添えて6番窓口に提出します。

■検査の車列に並ぶ
受付が済んだら、いよいよ検査の車列に並びます。いつもの3番レーンの最後尾に並びます(4WD車は3番または4番レーンですが、4番は工事中のため必然的に3番に)。

<↓4番レーンが工事中のためか、いつもと較べてクルマの量が多く、なかなか進まない>
 

検査ライン(建屋)に入る前には、同一性の確認(車体番号のチェック)や灯火類の検査などがあります。検査員が先行車を1台1台、確認していく様子を助手席の息子に説明します。

息子は、この炎天下の暑い中、時には路面に這いつくばって下廻りをのぞき込む検査員さんの真摯な姿を見て、その苦労に思いやっているようでした。

そしていよいよ、私のレガシィの順番がやってきました。
 ・ボンネットフードを開けて車体番号の確認 → OK
 ・前後の灯火類の確認(リヤフォグ含む)→ OK
 ・ワイパー&ウォッシャの作動確認 → OK
 ・ホーンの作動確認 → OK

続いて私はクルマから降りて、検査員が運転席まわりを眺めながら
 ・インパネの警告灯のエラー表示無しの確認 → OK
 ・フロントウィンドウ上端20%を超える貼付物なしを確認 → OK
 ・運転席と助手席のサイドウィンドウにフィルムありを確認 → 審議(※)
だけで終わらず
 ・リヤドアを開けて後部座席とその周辺の様子を確認 → OK
さらに
 ・マフラーの音量計測(@4200rpm、空ぶかし) → OK

という流れでチェックしていきました。特に、運転席と助手席のサイドウィンドウのフィルム(※ディーラーで貼ってもらったUVカットフィルムで、非着色タイプ)は、ガラス端をよーく観察しないとフィルム自体の存在が分からないほどなのですが、しっかりと「貼ってありますね」と検知されました。

結果、検査の本ライン(3番レーン)が終わったあとに、窓フィルムの検査を受けるために「0番レーンに並んでください」との指示を受けました…。

多摩自動車検査登録事務所では、前回(2年前)のときもそうでしたが、運転席と助手席のサイドウィンドウのフィルムについては厳しくチェックされますので、要注意です。


<↓サイドウィンドウに非着色のUVカットフィルムを貼っただけなのですが、別ラインに並べ…との指示>


なお、APEXi(アペクセラ)のアクティブテールサイレンサーについては、(前回もですが)まったく何も言われませんでした。

■検査員さんの取り計らい
メインライン(3番レーンの検査ライン)にたどり着いた時には、11:30を回っていました。受付してから、かれこれ1時間以上、順番待ちをしていたことになります。

その間、息子には「サイドスリップ(斜行などしないか)」「スピードメーター(速度表示は範囲内か)」「ブレーキ(確実に効くか)」「排ガス(濃度は基準値以下か)」「ヘッドライト(明るさと向きは適切か)」「下廻り(異常はないか)」といった検査の内容を、口頭で説明してありますが、実際に見て(体験して)みないことには、なかなか理解できないことでしょう。

いよいよ私たちのレガシィの順番になりましたが、2年前とは検査項目の順番が変わっており、最初はガス検からでした。しかも、検出棒(センサー)をマフラーエンドに挿入したあと、ドライバーが所定の場所(荷重センサーあり)に立たないと排ガス測定が開始されない…というシステムに改修されていました。


<↓車両から離れて、この場所に立たないと排ガス測定が開始されない…のは、安全への配慮からか>


ここで、検査員さんから声がけいただきました。

本来は、3番レーンと4番レーンの間に「見学通路」があるのですが、いま4番レーンは工事中であること。また、小学生の子供を一人で「見学通路」を歩かせるよりも、「父のクルマに乗ってもらった方が安全」とのご判断をいただき、何と「助手席に同乗したまま検査ラインを通っても良い」許可をいただきました。

思いがけず、大変ありがたい温情です。
(息子も喜んでおります。)


■検査ラインの様子(ドラレコのデータより)
ここからは、ドラレコのデータから拾い読みします。
(※クリックで画像は拡大します。)


<↓ガス検の次は、サイドスリップ。右側の信号が赤から青に変わると、進むことができる>


<↓サイドスリップの検査結果は「○」。車両が進むうちにリアルタイムで結果が表示される>


以前は、天井からぶら下がった「電光掲示板」に「進め/止まれ」などの指示や検査結果が表示されていた記憶なのですが、今回は「大型のカラーディスプレィ」に置き換わっていました。検査ラインも、設備のアップデートがされているのですね。

<↓続いてスピードメーター。「4輪をテスタに乗せる」との指示表示あり>


4輪をローラー(四駆シャーシのようなもの)の上に載せます。係員から窓越しに、「まるで病院のナースコールのような」押しボタン式スイッチ(有線)を渡されます。ローラー(ダイナモ)上で2速ないし3速で加速し、車速が40km/hに達したタイミングで押釦します。

<↓スピードメーター検査は、特に問題もなくパス>
 

<↓次はヘッドライトの検査です。ロービームを点灯させて待機します>


自動検査機が自車の前を横切る形でスライド移動し、ヘッドライトのポジション(高さ)に合わせた位置でいったん止まります。

<↓ヘッドライトの検査中(右側、左側、それぞれで自動的に検査)>


<↓事前に樹脂の黄ばみを除去&UVコーティングし、光軸も調整しておいた甲斐あって問題無くパス>
 

<↓次はフットブレーキとパーキングブレーキの制動検査。モニター表示の指示に従って操作します>


ブレーキを含めて、ここまでは問題なし。
車両を進め、下廻りの検査の前に、いったん結果を用紙に印字(記録)させます。


<↓モニターは「前進して記録」の表示>


ここまで来たら、あと少し。3番レーンでは、最後の検査となる下廻りです。息子には「車体が大きく揺れるからね!」と伝えておきます。

<↓下廻りの検査中。車体を大きく揺すられたり、締結部を打診棒でカンカン叩かれたりします>


息子は助手席に乗ったまま、車体の下で脚周りや締結チェックを受ける様子を肌で直に感じて、大変驚くとともに感嘆していました。「これもクルマの健康診断のひとつなんだよ」と伝えると、納得した様子でした。

<↓下廻りの検査も無事にパス>


<↓メインライン(3番レーン)の検査はすべて一発でOK結果>
 

これで終わり…と言いたいところですが、実はまだ一つだけ検査が残っています。最初に指摘いただいた「窓フィルム」の透過率の検査です。

■ウィンドウフィルムの透過率の検査
運転席と助手席に、着色ではない単なるUVカットフィルムを貼っていても、フィルムはフィルム。経年劣化によって、所定の透過率を下回る可能性はあります。言い訳無用で0番レーンにレガシィを移動させます。

<↓フォルムの透過性検査を受けるため、0番レーンに並んで順番待ち>


0番レーンも順番待ちのクルマが多く、しばらく待つことになりました。ここで2年前の嫌(いや)~な記憶がよみがえります。

2年前の6回目(13年経過時点)のユーザー車検の際に、それまでただの一度も指摘をいただいたことの無かったフィルム検査を受けることになり、結果、フィルムを剥がして対応…ということがあったのです。(その後、新品のUVカットフィルムをディーラーさんで貼り直しして、現在に至る。)

ディーラーだと指摘されないのに陸事(@多摩)では指摘されるフィルムですが、もしも今回、微妙に透過率が下回ってしまうと、またフィルムを剥がして貼り直ししなければなりません。

そんなことを考えながら、ふと思い立ったことが…。そう言えば、今回は全然洗車しておらず、窓の外の汚れもそのままだ。窓の内側の(気づかない)曇りもそのままの状態だ。今から一生懸命、窓拭きをすれば「悔いが残らない」のでは…。


<↓運転席のドアポケットに、ちょうど「くもり止めクロス」がありました>


クロスを発見するや否や、速攻で車外に降りて、運転席&助手席の窓ガラスを拭きにかかります。ひたすら拭き続けます。そしてクロスを裏返して、今度は車内から窓ガラスの内側を、息を吹きかけながら拭き取ります。

思いっきり窓拭きを行っても、自車の順番はまだ来ません。汗だくになりましたが「…ふぅ、間に合った。」そして、いざ順番がやってきて透過率の検査です。用紙を検査員に手渡すと、専用の測定器を持ってレガシィの前にやってきました。

私  :「ガラスの”うろこ”も、透過率のデータに含まれてしまうのですか?」
検査員:「(少々待って)う~ん…。そこまで感度は高くないと思いますが。」

お茶を濁したようなコメントをいただきましたが、ガラスがフィルム要因以外で汚れていたなら、きっとその汚れの影響も含んだ透過率になるはず。

検査員:「このあたりの測定で良いですか?(後ろ寄りの上下中央あたり)」
私  :「はい、よろしくお願いします。」

検査員はいくぶん気を遣っていただいたのか、測定部位の同意を私に求めて(確認して)くれました。まぁこれでNO!と言うことはないですけれども。で、結果は次の通りでした。
・運転席側:透過率71%でOK(>基準70%以上、に対し)
・助手席側:透過率72%でOK(>基準70%以上、に対し)


<↓フィルムの透過率はギリギリでOKだったよ! 直前の窓拭き清掃が効いたっぽい!!>


これで高価なフィルムを剥がして貼り直す、という出費は避けられて非常にホッとしております。と同時に、すべての検査にパスしたことになるので、晴れてユーザー車検に合格です。向こう2年間、大手を振って公道を走れます。

<↓息子も貴重な体験をしつつ、納得の表情。「夏休みの自由研究」としてまとめられそう>


最後に3番レーンの検査小屋に戻り、書類に最終押印をいただき、本館の7番窓口にすべての書類を提出。晴れて、新しい車検証とステッカーを交付いただきました!

帰路はコンビニで息子にアイスクリームとドリンクを与えたのち、ファミレスで好きな料理を食べさせました。本人にとっても、社会勉強を兼ねた貴重な経験となったことでしょう。


■後日談・その1
ユーザー車検を通したその日は、レガシィを自宅前の駐車スペースに駐めるところまでで終わりとしました。新しく交付されたステッカー(フロントウィンドウの上端に貼るもの)は、疲れたので後日の貼り付け作業としました。

<↓疲れたのでステッカー貼りは後日の作業とした。当然、古いステッカーの表示期限は今月7月まで>


数日後、レガシィを見てみると…。

<↓ワイパーにめざとく「現金にて高価買い取り」のチラシが挟まっていた…>


となりに並べて駐めていたエクシーガのワイパーにはチラシが挟まっておらず、「車検切れ間近か」と踏んだ業者が選択的に置いていったようです。でも実際には「まだ乗り続けますからー!!残念!(波田陽区さん的に。ちょっと古いけど。)」

■後日談・その2
小学生の息子の「夏休みの自由研究」として、取り上げたテーマが「ユーザー車検について」。父親からの伝聞だけではなく、何といっても自分自身が助手席に同乗して体験した…ことが強みです。

早速、息子が自分で撮影したショットを含む画像を数枚、(全体の中から)セレクトして写真用紙に印刷。それをA3用紙に切り貼りして、説明文を載せる…という作業に、翌日から取り組んでいます。


<↓画像の選択や並び順、レイアウトなどは本人が決定。大人が見ても「渋い自由研究」になるかも>


それと前後して、クラスの担任の先生と保護者面談を行ったのですが、その際に「夏休みの家庭での過ごし方」の例として「父親といっしょに車両点検を行ったり、陸事にユーザー車検に行ってきた」ことを報告したところ、先生からも「良い社会勉強になりましたね」とのコメントをいただきました。

息子は普段はパソコンでゲームをするなどインドア派ですが、機会をとらえて積極的に外に出ることもしてくれています。こうした経験は、大人になっても記憶に残ってくれたらいいな…と思っています。

長女のときはレガシィでMT車の運転の練習を行い、長男(今回の息子)のときはレガシィが点検整備の題材となり、我が家では長きに渡ってレガシィがいろいろな面で活躍してくれております。

以上、長文になってしまいましたが、2021年・7回目のユーザー車検の記録でした。
Posted at 2021/07/26 00:01:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2021年07月23日 イイね!

[BPレガシィ] 7回目(15年経過)のユーザー車検・前編(事前準備の巻)

[BPレガシィ] 7回目(15年経過)のユーザー車検・前編(事前準備の巻)今年は愛車のBP5D型レガシィ(2006年式、2.0Lターボ6速MT)の車検の年です。新車で購入してから、あっという間の15年が経過しました。今までで一番長く乗ってきたクルマです。

今回も例によってユーザー車検で通してきました。トピックは、小学生の息子を「夏休みの自由研究」を兼ねて、一緒に車検場に連れていったことです。以下、その様子を前編と後編に分けて記します。


■ユーザー車検の事前予約
これまでも何度か「ユーザー車検」のブログカテゴリーで記してきたと思いますが、受検日は事前にネットで予約します。受検枠は1日あたり4コマ(午前2コマ、午後2コマ)あるうち、今回も午前の2コマ目(10:00~から受付)で予約しました。

<↓確認メールをケータイに自動転送しておくと便利>
 

■経年15年での懸念点
ユーザー本人としての懸念点は、ズバリ「樹脂製ヘッドライトの黄ばみによる光量不足」です。そこで、あらかじめ今年(2021年)の新年初売りセールで購入しておいた、ヘッドライトクリーナーを使ってメンテしておきます。

<↓イエローハットの初売りセールで購入しておいたクリーナーが、いよいよ出番になりました>


◎参考ブログ
[2021年・初売り] イエローハットにて(私的な備忘録)→ こちら


<↓中身は、洗浄シートが2パック、コーティングシートが1パックの構成(アルミパックで成分の揮発も無し)>
 

◎参考パーツレビュー
スマートビジョン(株)
ヘッドライトキレイ.com(洗浄・下地処理・コーティング剤) → こちら


<↓施工前の状態。よく見ると、樹脂カバーの表面に若干のくすみがあります(割れは無し)>


<↓洗浄シートで樹脂ヘッドライトカバーを擦ると、汚れがみるみるうちに取れてきました>
 

<↓最終的にUVカットのコーティングシートで処理したあとの状態。透明度が十分に復活しました>


■下廻りの点検
次なる点検部位は、下廻り全般です。もしもドライブシャフトブーツが切れていたりすると、もう大変です(今回は無いとは思いますが)。その他、オイル滲みや締結部の緩みなどの異常が無いかどうかを、自宅の地下ピットで点検しておきます。

<↓久々に地下ピットの稼働です。この機会にピットの床面や壁面の清掃も実施します>


<↓今回は小学生の息子も地下に潜り、下廻りの点検をいっしょに手伝ってくれました>
 

<↓画像では工具を持っていませんが、アルミアンダーガードの締結部の緩みチェックを担当>


<↓こちらは麓技研さん製 スバル純正OPパーツ(OEM)のワンタッチドレンボルトもオイル滲み発生無し>
 

# ワンタッチON-OFF切り替え式ドレンボルトは
# ボール部からの滲みもなく、耐久性は優秀ですね!

その他、ネット上では「マフラーのサイレンサーは溶接してないとダメ」とかいう噂がありましたが、私のレガシィではAPEXi(アペクセラ)のアクティブテールサイレンサー(※)をそのまま装着した状態でユーザー車検に臨むことにします。
(※ボルトによる締結+割ピン止めの構造。)


<↓純正で左右2本出しマフラーのうち、左側(=歩行者側)のみにアクティブテールサイレンサーを装着>


車載バッテリーは全自動充電器でFULL充電済み。灯火類もハイマウントストップランプやナンバー灯を含めて球切れ無し。そのほか、点検整備記録簿に記載の項目に沿って点検を実施。

仕上げとしては、後日ディーラーさんに車両を預けてヘッドライトの光度を実際に測定(光軸も調整)していただき、下廻りもスチーム洗浄を依頼することにします。


■息抜きタイム
ユーザー自身が実施できる点検を終えたあとは、小さなアシスタント(小学生の息子)の労をねぎらうため、調布市の深大寺に連れて行き「深大寺そば」を食べてきました。

<↓深大寺(@東京都調布市)の近くにあるお店の例>


<↓左:深大寺そば(ざる蕎麦)  右:鬼太郎茶屋の前にて>
 

■ディーラーにて
事前点検の総仕上げとして、「ヘッドライトの光度測定(光軸調整)」、「下廻りのスチーム洗浄」のほか、「自賠責保険の更新手続き」をディーラーさんにお願いします。

<↓癒やしの「のれん」、再び>
 

<↓ヘッドライトの光度はOKでしたが光軸調整が必要でした。下廻りは問題無くOK>


メカニックさんに話を聞くと、光軸は下向きだったので上方を照らすように調整した…とのこと。「経年で光軸が下向きになる変化を起こしていた」という事実から考えると、リヤの車高が上がる方向の変化は考えにくいので、フロントの車高が相対的に下がった…ということになるのだろうか。

しかし、フロントの脚周り(車高調)はCUSCOのピロアッパマウント(ゴムマウントではない)なので、マウントのへたりということはないだろう。車高に関与する因子は直巻バネですが、swiftのバネがヘタるのも考えにくい。このへん(原因について)は深掘りが必要です。

ところで、ディーラーさんの伝票を見ると、スチーム洗浄の欄に「車検適合状態か」との記述があり、「オイル、グリス漏れ、ブーツ損傷等はございませんでした」との点検結果が記載されています。

作業依頼時に「ユーザー車検を受けるので」と伝えてはいましたが、単に洗浄をするだけに留まらず、各部の点検まで実施いただいて非常に有り難かったです。ディーラーさんからすると「ディーラーではなく陸事で車検を受ける」こと自体が「儲からない客」のはずですが、親身になって対応いただいて感謝です。


# クルマを長年、買い替えずに乗り続けること
# 自体も、「儲からない客」のはずなんですが、
# 良好な関係を維持させていただいております。

<↓自賠責も更新>


かつて車検の際には、(4月1日時点の所有者に課せられる)自動車税を納めた証となる半券が必要でしたが、今はオンラインでデータ更新されているので、陸事(車検場)に半券の持参は不要です。

あとは、サービスノートの「24ヶ月点検記録簿」のコピー(※ユーザー車検なので自分で点検結果を記入します)を取って、本番に備えます。



「後編」に続く。
 ↓
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2021-07-26(Mon.) : 更新
[BPレガシィ] 7回目(15年経過)のユーザー車検・後編(本番当日&後日談) をアップロードしました。
Posted at 2021/07/23 19:57:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2019年07月29日 イイね!

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検・後編(予期せぬ指摘への対応)

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検・後編(予期せぬ指摘への対応)初年度登録から丸13年が経過したBP5D型レガシィ(2006年式)の、6回目の車検もユーザー車検で通しました。

主な整備は自分で行い、計測器で数値判断する検査項目はディーラーに依頼して、万全を期したつもりでした。が、陸運支局では予期せぬ指摘をいただき、その場で対処するという経験を重ねることに。

備忘録を兼ねた今回のブログは、ユーザー車検本番の「後編(最終話)」です。


◎「準備・その1」 は → 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その1(ヘッドライト磨き)
◎「準備・その2」 は → 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その2(フロントリップ外し)
◎「本番・前編」 は → 6回目(13年経過)のユーザー車検・前編(検査ライン当日の状況)

■前編までのおさらい
今回のユーザー車検では、
 ・陸運支局にて、これまで過去に一度も指摘されたことの
  なかったウィンドウフィルムについて受審するよう指示された。
 ・それ以外の各検査項目については、問題なくクリアした。
という点がトピックスでした。


<↓検査ラインの3番レーンで、下回り検査を終えた直後の状況(後方を振り返り)>


<↓ここが掘り下げピットになっている部分(車両の下回りの検査工程)>


■検査結果の印字
ここまでの検査で不適合項目はありません。3番レーンの最終工程のあとに設置されている記録機に、自動車検査票(審査依頼書)を挿入して検査結果を印字させます。

<↓3番レーンでの検査工程を終えたあとの記録状態>


<↓この時点までの各検査項目にNGはない>


車両をいったん「3番ライン」から出したあと、あらかじめ追加指示されていた「0番ライン」に車両を並べ直します。運転席と助手席のウィンドウフィルムについて、計測器を用いた判定を行っていただくためです。

■透過率の測定
レガシィについては、かつて乗っていたBG(2代目)レガシィの頃からユーザー車検で通していますので、かれこれ20年間くらい(?)の経験があるのですが、フィルムの透過率の実測を指示されたのは、今回が初めてです。今まで一度も、そんなことはありませんでした。

<↓初めての「0番ライン」。建屋の一番端の奥まった場所にあり、目立たない>


<↓私の前の受審車は2輪。「0番ライン」は個別事情に沿って検査するラインのようだ>


順番が回ってきて、私は「ウインドウフィルムの透過率の計測をお願いします。」と申告しました。検査員は一瞬「?」という表情を見せたあと「あぁ、そうですか。」という感じで、ライン横の詰め所に消えていきました。

別の検査員の誘導に従い、レガシィをラインの先へと進め、パーキングエリアに停車させます。そこに先ほどの検査員が、計測機器を持参してやって来ました。

検査員は、発信側と受信側が対になった(2個セットの)円筒状のものをキャリングケースから取り出しました。筒状のものの直径は、目測でおおよそ10cmくらい。それを、レガシィの助手席ウィンドウを「外側と内側の両方向から」ガラスをサンドイッチする形で挟み込みました(※この間の画像は無し)。

結果、得られた測定結果は次の通り。
 ・運転席 : 52%(基準値=70%以上)
 ・助手席 : 59%(  同  上   )


<↓測定結果は、予想を遙かに下回る数値に・・・>


■検査員とのやりとり
検査員は透過率を測定する際に、実は少々手こずっていました。理由は、送信側と受信側の2つの円筒形センサ(の合わせ面)が平板であるのに対し、実際のドアガラスはカーブを描いており、曲面状に成形されています。そのため、重ね合わせ具合を何度かやり直して測定していたからです。

恐らく、理想的にカップリング(向かい合わせ)しないと正確な数値が出ないのでしょう。今回のレガシィでは、着色フィルムではなくほぼ透明のIRカットフィルムで透過率が左右で52~59%と出ていることも、測定バラツキが大きいように思えます(同じ経年変化に晒されている環境条件も考慮)。

そこで私は、その場で検査員に次のように話しかけてみました。


+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

私  :「車検対応と銘打ったフィルムにも関わらず、かなり数値が
     低下していますね。決してクレームではなく、どうして
     そのように低下するのか、教えていただけますか?」
検査員:「最新のクルマは、もともとメーカー純正のガラスだけの
     状態でも、透過率がギリギリ70%とか72%なんですよ。
     なので、フィルムを貼っただけでNGのことも多いのです。」

私  :「この車両は最新型ではなく、10年以上前のクルマですが。」
検査員:「あ~、いやいや、昔のクルマでも同様ですよ。」

私  :「経年変化でフィルム自体も劣化するからでしょうか?」
検査員:「そうですそうです、フィルムも劣化するからです。」

私  :「それでは今ここでフィルムを剥がしますから、剥がした
     あとの純正ガラスだけの状態で、透過率を再計測して
     いただけないでしょうか? 」
検査員:「いやいやいや、それはしません。」

私  :「そうすることで、剥がす前後の数値の差分を比較すれば、
     純粋にフィルムだけが寄与した透過率低下分がわかりますよ?」
検査員:「いやいやいや、それはできません。」


+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

これは単に私の想像の域を出ませんが、
 ・透過率についての質問(やクレーム)が来るのは想定内。
 ・その理由についても、経年劣化とすべきことも想定内。
 ・ただし、フィルムを剥がすからその場で純正ガラスだけの
  状態で比較測定してほしい、というコメントは想定外。
だったのではないか、という気がします。

私としては、クレームを付けるのが目的ではなく事実を正確に把握したかったのですが、それは叶いませんでした。個人的には「検査員は歩く法律」と私は解釈しているので、0番ラインからレガシィを出して、素直にフィルム剥がしにかかります。


■応急措置
「ディーラーの事前検査でも指摘されなかったのに」とか「陸運支局でも、今まで一度も指摘されなかったのに」とか言っても仕方ありません。ユーザー車検を予約している、午前中の2ラウンド(10時半~12時の枠)の中で、すべての作業と手続きを終わらせる必要があります。

<↓人間の感覚としては、この程度の差でハネられるとは残念>


<↓剥がす際に、フィルムが途切れ途切れにブツ切れにならなかっただけマシ>


<↓運転席、助手席とも剥がします。さらば、断熱IRカットのシルフィードFGR-300>
 

「フィルムを剥がしたあとは、元の検査ラインの係員にお伝えください」との指示を受けてたため、3番ラインの下回り検査工程のあとの最終検査員にその旨を申告したところ、「今、身動きが取れないのでもう一度、検査ラインに並び直してください。」との再指示を受けました。

■再検査
気を取り直して、再び3番ラインの最後尾に付けます。時刻は11:40頃。書類手続きを含めて12時前には終わらせたいところ。手の空いている検査員(先ほどは別の検査員です)に「フィルムを剥がしたので再検査をお願いします。」と話しかけます。

<↓剥がしたフィルムの現物を検査員に見せながら、これまでの経緯を説明します>


検査員は「運転席だけですかね?」と聞くので「助手席もです。」と答えましたが、運転席のウィンドウにも助手席のウィンドウにも目もくれず、自動車検査票(審査依頼書)に押印いただきました。

先ほどの検査員には、なめ回すようにレガシィの室内をのぞき込まれたのに対し、今回の検査員はウィンドウに一別もくれずに押印。もしもここで「フィルム剥がしました」とダミーのフィルム(ニセモノのゴミくず)を見せても押印するんじゃないか?と思われるほどアッサリと押印いただき、逆にこちらがビックリしたほどです。


<↓かくして、最終的には無事にすべての検査項目をパス>


<↓保安基準に適合した車両であることが証明されました>


<↓透明フィルム、という予想外の指摘がありましたが、最終的な結果は問題なし>
 

まぁ客観的に見れば、このタイミングで運転席&助手席のフィルムを貼り替えしても不思議ではないことでしょう。そのキッカケを与えていただいた、と前向きに捉えた方が吉ですね。

■備考
さて、新しい車検証を発行いただいた際に、窓口で次のようなA4用紙もいっしょに配布されました。受審した車両に対するリコール実施情報です。

<↓意訳:「あなたの車両には次のリコールが出ている。対策がまだなら急げ」>


<↓良く見ると、燃料ポンプのハーネスに関するリコール(の注意喚起)>


しかし、実際にはすでにディーラーでこのリコール対策は実施済みです。

<↓ちゃんとメンテナンスノートにも、リコール対策済みの印が押されている>


これは、ディーラーでリコール対策を実施いただいたときからあまり日数が経っておらず、処置済みであることの車両情報がサーバに反映されていなかったからでは? と思いました。アップデートされるまでには、タイムラグがあるのでしょう。


以上、ユーザー車検の当日に、陸運支局(現場)で予想外の指摘をいただきましたが、最終的には無事に「有効期間が今後の2年間」の車検証を手にすることができました。

長文になってしまいましたが、一連のブログが何らかの参考になれば幸いです。
Posted at 2019/07/29 22:49:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2019年07月25日 イイね!

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検・前編(検査ライン当日の状況)

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検・前編(検査ライン当日の状況)2006年に新車で購入したBP5D型レガシィも、今年で丸13年が経過。6回目の車検もユーザー車検で通しました。

主な整備は自分で行い、計測器を用いる(数値判断する)検査項目は、念のためディーラーに依頼して万全を期しましたが、陸運支局では とある箇所で予期せぬ指摘をいただき、その場で対処することに・・・。

備忘録を兼ねた今回のブログは、ユーザー車検本番の「前編」です。


◎「準備・その1」 は → 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その1(ヘッドライト磨き)
◎「準備・その2」 は → 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その2(フロントリップ外し)

■事前準備の仕上げ
スバルディーラーでは、サイドスリップや排ガス濃度など計測器を用いた検査項目についてもまったく問題ないことを事前確認いただくとともに、リコール対策(BPレガシィの燃料ポンプハーネス)についても、車検当日を迎える前までに実施いただきました。

自賠責保険も新たに向こう24ヶ月分の更新を済ませてあります。あとはユーザー車検当日に備え、ネットで予約した際の受付番号などを分かりやすく控えたメモなどを作成しておきました。これで準備万端、整ったことになります。


<↓予約状況はメールで受信済みですが、現場でスマホを出さなくても良いように配慮>


<↓一応、ディーラーで点検済みであることを示せるように点検記録簿のコピーも準備>


■多摩自動車検査登録事務所にて(書類編)
ユーザー車検当日の天候は小雨。梅雨明け前です。これまではカンカン照りで、熱中症に注意すべき天候が多かった かつての日々とは対照的でした。自宅を出る前に、いま一度、リヤフォグランプやナンバー灯の点灯も念押し確認しました。そしていよいよ出発の時間です。

<↓自動車検査登録事務所にて。まずは継続検査用の用紙3枚セットをこの建屋で入手>
 

窓口にて「継続検査用の用紙をお願いします。」と言って現在の車検証を提示。「用紙」とは、次の3枚セットです。
 (1)自動車重量税納付書
 (2)自動車検査票(審査依頼書)
 (3)継続検査申請書


<↓(1)自動車重量税納付書>


<↓(2)自動車検査票(審査依頼書)>


<↓(3)継続検査申請書>


ここでそのまま、自動車重量税に相当する金額を支払って印紙を用紙に貼り付けしていただきます。今回はその際に「BPレガシィ(2リッターターボ)は経過13年車なので、重量税が増税されること」の説明を受けました。
 (従来の重量税):32800円
 (今回の重量税):45600円
--------------------------------------
      差額:12800円(増加)

愛着のある車両に 永く乗り続けていると増税 かぁーー。
これが日本の「自動車”文化”」なのでしょうか。”文化”の定義が違うような気が。
BPレガシィ(2006年式)なんて、まだまだ若いのにね。


<↓上記(1)~(3)のそれぞれの用紙に、必要事項を記入する(赤い部分はマスキング)>


用紙に記載する項目(車両およびユーザー情報)には変更はありませんが、フォーマットが少々変更されていました。以下はご参考。

<↓長い目で見ると、記入レイアウトが微妙にマイナーチェンジされていることがある>


すべての記入が済めば、通路を挟んで反対側の建屋に移動します。カウンターの奥(北側方向)に「ユーザー車検受付窓口」があるので、ここに書類を提出して確認を受けます。不備が無いことの確認をいただければ、外に出ていよいよ車両を検査ラインに通すことになります。

■検査ラインにて(灯火類、同一性、マフラー類)
慣れた3番レーンの最後尾にレガシィを着けます(不慣れな人は、係員の誘導が得られる4番レーンに並んでください、との看板もありました)。今回は「週明けの月曜日でもなく」また「小雨が降る天候である」ためか、検査ラインの順番待ち台数は少なかったと思います。

また「(普通では)通らないクルマを通しに来た」ような、「いかにも」なクルマやバイクも無かったです。


<↓2ラウンド(午前の2コマ目)を受審したが、全般的に台数は少なめでした>


順番が来て、まずは灯火類と同一性の確認、続いてマフラーの音量測定です。灯火類は、左右ウィンカー、ハザード、スモール、ヘッドライト、ハイビーム、フォグランプの点灯と、ホーン、ワイパーの作動を示します(@フロント)。リヤはブレーキ、バックランプ、リヤフォグも点灯させます。

問題ないので灯火類に関する押印をいただき、同一性の確認です。簡単に言うと、申請書の車体番号と実車の車体番号が同一であるかどうかを確認いただきます。

ここで次はマフラーの音量計測か・・・と思いきや、検査員がしげしげと、いつになく時間をかけてレガシィの車内をのぞき込んでいます。そして「ノーマルですね。」とつぶやいてきました(改造車と思われていたのか?)。

そして「運転席にウィンドウフィルム貼ってます?」と尋ねてきました。今まで何度もユーザー車検を受けてきましたが、そんなことを聞かれたのは今回が初めてです。素直に「はい」と答えました。

レガシィの運転席と助手席のドアガラスには、「車検対応、透過率70%以上」と謳われる断熱IRカットフィルムの「フォルフィード:FGR-300」を貼ってあります(詳細はこちら → 2007年06月04日付けブログ:[赤外線カットフィルム] ”シルフィード” を貼ってみて )。

検査員は おもむろに自動車検査票(審査依頼書)の「06保安装置、窓ガラス(着色フィルム等)」の欄にチェックを入れましたが、これが後々、面倒くさいことになるとは思ってもいませんでした。下の画像が、その時の指摘項目です。


<↓聞くと、「3番コース終了後、改めて0番コースに並び直してください」とのこと>


そしてようやく、マフラーの音量計測に移ります。

<↓検査員が可搬タイプの音量計を持ってきて、その場(検査ラインの建屋外)で計測>
 

こちらはいつも通り、ギヤをニュートラルに入れて4200rpmまでアクセルを空ぶかしさせます(そのときの音量を計ります)。ただ私がこの操作を行う際にも、検査員は運転席の窓から室内(インパネ)をしげしげとのぞき込み、「本当に4200rpmまで空ぶかしさせているかどうか」の確認を怠りませんでした。

 ・今年の結果は(@2019年)は89dB。
 ・ちなみに前回(@2017年)も89dB。

2年前とまったく同じ数値でした。消音効果をグラスウールに頼らない、APEXi N1マフラーの美点(経年劣化しにくい構造)と言えるでしょう。


<↓マフラーの音量も問題ないので押印いただく>


■検査ラインにて(スピードメーター、排ガスなど)
灯火類、同一性、マフラー音量計測が終わったあとは、いよいよ検査ライン(建屋の中)へとクルマを進めます。

<↓(2年前に受審したときに対して)建屋の表示が分かりやすい表示に変わっていた>
 

右上に示す画像を見ると、このラインは四駆対応でローラー軸間距離(ホイールベース)が1.8m~3.2mまで対応可能、などという設備的な特徴も容易に理解できるように改められていました。

<↓慣れた3番ラインで通す>


<↓前方頭上に位置する表示板(電光掲示板)の指示に従い、次工程にクルマを進める>


さて、この時点での受審結果は次の通り。
 ・サイドスリップ:問題なし
 ・スピードメーター:問題なし(車速40km/hでパッシング)
 ・ヘッドライト:左右とも問題なし(ロービーム)


<↓ヘッドライトの検査中>


<↓ブレーキ、スピードメータ、ヘッドライトの検査が終われば、次はガス検に進みます>


 ・排ガス:問題なし(画像記録無し)

排ガス検査にも問題がなければ、いったんここで記録用紙に結果を印字させます。印字後は、次工程(車両の下回り点検)に進みます。


<↓地下ピット(掘り下げピット)を左右輪でまたぐようにして停車させる>


<↓ミラーで後続車の進度や自車の下回り点検の様子を見ることもできる>


とりあえず、ここまでは順調です。
自動機に記録用紙を挿入して、OK結果を印字しておきます。


<↓各検査工程で問題(要改善項目)がなければ、最後に結果を用紙に印字する>



「後編」 に続く。
Posted at 2019/07/25 23:17:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2019年07月16日 イイね!

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その2(フロントリップ外し)

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その2(フロントリップ外し)2006年に新車で購入したBP5D型レガシィも、今年で丸13年が経過。6回目の車検もユーザー車検で通す予定です。

自分でできる点検を自分で行い、計測器を用いる整備(数値で可否判断する項目)は、念のためディーラーに依頼して万全を期すことにします。今回のブログは、その準備状況(備忘録)のその2です。


◎「その1」は こちら → 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その1(ヘッドライト磨き)

■冬場にラッセルしたスカートリップ
BPレガシィには純正オプションのフロントスカート(樹脂)に加えて、スカートリップ(ゴム)を装着しています。実はこのスカートリップは、雪道走行時に一部分が剥がれてしまっていました。

もちろん、リップ本体はスカートにボルト止めされているため脱落することはないのですが、両者の間にスキマが生じてしまったため、応急処置としてガムテープで止めてスキマを目立たないようにしていました。


<↓固定ボルトは生きているとはいえ、何とも応急処置感があふれる状態でした>


■フロントスカートの取り外し
さすがに車検時はそれではマズイでしょう(>大変スミマセン)。・・・ということで、今回はフロントリップをスカートごと取り外してしまいます(リップは後日、買い直して再装着する予定)。

<↓フロントスカート&リップを下側から覗き上げた様子>


<↓現物を見ながら樹脂クリップとボルトを取り外していく>
 

<↓いずれ交換するのだから、もっと早くに着手するべきでした(反省)>


<↓あっけなく取り外しできたフロントスカートwithリップ>


新車購入時(納車時)からずっと「フロントスカート+リップ」の姿に見慣れていたのですが、今回初めて取り外ししてみると、バンパー下端が曲面を描いていることから女性的な見切りラインに見えます(※私見ですが、エッジの効いたラインから→まろやかなラインに変化したように感じます)。

<↓GT spec B の純正バンパー。各部にRが付いており、シャープなイメージは薄い>


このあたりで日没が近くなり、続きの作業はまた後日、ということに。

■ワンタッチドレンボルトの確認
BPレガシィには(エクシーガtSにも、ですが)ワンタッチON-OFF切り替えバルブ付きのドレンボルトを装着しています。

◎ワンタッチON-OFF切り替えバルブ付きドレンボルト → こちら(スバル純正部番:005400620)

このドレンプラグのボールジョイントから、オイルにじみが無いかどうかを念押し確認します。・・・ふーむ。2009年に装着してから、丸10年が経過するのですね。時が経つのは早いなぁ。

<↓仕事を早めにこなしたあと、日没までの間の短時間でオイルパン周りを点検>


<↓PROVAのアンダーガードを装着していますが、こちらはメンテナンスホール付き>


<↓左:まったくオイルにじみ無しを確認  右:オイルパン底をウェスで拭いておく>
 

ボールジョイントからのにじみは全然無かったですね。やりますね>麓技研さん。
(そうでなければ純正OP部番を取得できないか・・・。)

ここで雨が降ってきたので、撤収。
この日のオイルパン確認作業を終了します。


■燃料ポンプ関係のリコール
さて、BPレガシィには燃料ポンプ(コネクタ)のリコールが出ており、当方のレガシィも対象車です。ちょうど車検前のタイミングで案内(封書)が送られてきたので、ディーラーに(計測器を使う検査項目を)依頼する際に、いっしょに処置していただくよう調整しました。

<↓恐らくメーカとしても、経過月数に対するリコール対策実施率の推移を集計するはず>


<↓リコールの中身はこんな感じ。ガソリンの残量によって作業時間が変動します>


■ディーラーさんへの作業依頼
自分で点検できない項目(COやHCなど排ガス濃度測定、サイドスリップの計測)を念押しでディーラーさんに依頼するにあたり、付随してお願いすること、実施してほしくないことなどを記載した「連絡票」を作成します。

今回、スバルカード会員向けの「エンジンオイル無料特典」を使う予定なのですが、前述の通りドレンボルトはワンタッチ式で脱着不要→パッキン(ガスケット)も不要。・・・などといった個別事情があるため、その説明を兼ねた「作業指示書」を「連絡票」として申し送りするのです。

そのほかにも、ディーラーさんのことですから、もしも何も言わずに車両点検を依頼したならば、
 ・ワイパーのゴムを替えておきましょうか?
 ・トランスミッションオイルを交換しましょうか?

などと提案してくることでしょう。もちろん 善意でのご提案 でしょうけど、提案後に不要と連絡するくらいならば、最初から交換不要(or 手を加えなくても良い)と考えている項目をサービスフロントに伝達しておいた方が、お互いに労力が省けます。そういった意味でも、間違い防止のために「連絡票」は有効だと考えます。


<↓今回作成した「連絡票」>


<↓ディーラーさんに備え付けのキー入れ(封筒)に「連絡票」も同封して車両を預ける>
 

その他、細かいことでは
 ・発煙灯の期限は大丈夫か?(→ LED灯があります)

といったことなど、ユーザー車検(@自動車検査登録事務所)では何ら問われない項目に関しても、ディーラーさんでは確認してくることが予想されますので、あらかじめこちらから「(ユーザーが不要だと考える)作業情報」を正しく伝達することは、(後の作業工賃見積書にも影響してくるので)重要かと思います。



その3、に続く。
 ↓
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2019-07-25 : 更新
[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検・前編(検査ライン当日の状況) をアップロードしました。
Posted at 2019/07/16 02:21:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ

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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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