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2005年05月11日 イイね!

疲労時のドライビングポジションについて

疲労時のドライビングポジションについて疲れているときの着座姿勢と
アシスト器具についての話。

人間、朝起きたときと夜寝るときでは、身長が異なることがある・・・というのはご存じだろうか?「身長が異なる」と書くのは少々大げさだが、要するに勉強や仕事などで疲れる前と後とを一日のスパンの中で較べると、時間の経過とともに背骨の伸び具合や姿勢(猫背など)が微妙に異なってきて、見かけ上は身長が縮んだように感じられてしまうことがある、ということだ。

たとえば、朝、出勤時にクルマに乗り込んだとき、ルームミラーの角度をリヤウィンドウの視界にバッチリと合わせたハズなのに、夜、退社時にクルマに乗り込むと、ルームミラーの角度とリヤウィンドウの視界が一致しなくなっている・・・(背が縮んだ?)・・・という経験をお持ちの方々は少なからずいると思う。これは、疲労がたまったときの姿勢が、そうではないときの姿勢とは(意図せずに)異なることを示唆している。

さて、運転時には正しい姿勢で着座することが重要だ。正しい姿勢で着座していないと、正しい運転操作ができないからだ。「正しい着座姿勢」の具体的な説明については専門書や解説書に譲るとして、以下、私なりに思うことを述べてみたい。

私見だが、この「正しい」という言葉の解釈は簡単なようで実は難しい。長時間運転しても疲れにくい着座姿勢は、疲労を残しにくい点では「正しい」し、イザというときに素早く的確な操作ができる着座姿勢は、危険回避という点では「正しい」。このように考えていくと、一言で「正しい」とは言っても、その意味は実に奥深いことになる。

その点を理解したうえで誤解を恐れずに書くと、私自身は「正しい着座姿勢」というのは概念的なものであって、必ずしもひとつの絶対的な姿勢に限るものだとは思っていない。クルマによってシートの形状は異なるし、ステアリングホイールやABCペダルの位置も異なる。さらには、いわゆるインターフェース(ウィンカーレバーやシフトノブ、あるいは各種スイッチなどの位置)も異なっている。もちろん、運転手一人一人の年齢や体格も異なるだろう。「正しい姿勢」の意味は、そのようなクルマや運転手に固有の特徴(制約条件とも言える)の中で、いかに「より安全な操作性を確保できる運転姿勢が取れるかどうか」といったことに帰着されると思う。

そういった意味で、私が日頃から心がけていることは、「(いわゆる基本的で)正しい着座姿勢を取る」ことに加えて、「その日の体調も加味したドライビングポジションを取る」ことである。換言すると、「常にベストな(≒体調の変化を補正した)状態で運転できるように注意する」ということだ。左上の画像は、BGレガシィに装着した レカロ SR-IV のバックレストに エアポンプ式ランバーサポート を内臓させている様子を写したものであるが、私は運転前はもちろん運転途中であっても、その瞬間瞬間のドライビングポジションに何らかの違和感(>違和感と書くと大げさだが・・・)が感じられたなら、すぐにクルマを駐めて背もたれのリクライニング角度をその時点での体調に合わせて微調整したり、あるいはわずかに空気を入れたり抜いたりしてランバーサポートのエアアシスト量を微調整したり、フィッティングがその時点でベストになるよう追求(>追求と書くと大げさだが・・・)するのだ。

もちろん、運転時にはしかるべきタイミングで休憩は取るし、本当に体調が悪いときには運転を控えるのは言うまでも無い。今ここで話題にしているのは、そういった危機的な状況での体調についてではなく、普段の生活の中での何気ない体調変化に対しても、ドライビングポジションを細かく補正しマッチングさせた方が、ほんのわずかではあっても安全性向上につながるのではないか?と言いたいワケである。

同じ人間が同じクルマの同じシートに着座するのだから、基本的なドライビングポジションに変更は無い。ただ、冒頭で前述したように、その日の運転時間帯や疲労具合によっては、意図せずとも体調(姿勢)が前回の運転時とは微妙に変化している可能性がある。そんなときにも、そのわずかな体調(姿勢)の変化を補うべく、アシスト器具の微調整を行っているというワケである。幸いにもレカロは無段階リクライニングであること、またエアポンプ式ランバーサポートも無段階にアシスト量を変化させることができることから、街乗りの短距離から帰省時の長距離まで走る機会の多い私にとっては、非常に助かっている。
Posted at 2005/05/11 23:59:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ

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