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2013年05月02日 イイね!

[エクシーガtS] 続・裏話・・・ヤフオクで検索編(Vol4.結局、DIYでワンオフ製作に)

[エクシーガtS] 続・裏話・・・ヤフオクで検索編(Vol4.結局、DIYでワンオフ製作に)86/BRZ に純正装着されているサウンドクリエーター(R)を、エクシーガtSに移植した際の舞台裏の紹介です。
今回は、ホームセンターを「はしご」した後、Yahoo!オークション(当時名。現名称は「ヤフオク!」)で素材を入手して、吸気ブーツをDIYでワンオフ製作するに至る過程を描いてみようと思います。

<関連 過去ブログ>
  ◎予告編 は → こちら (部品加工中の様子)
  ◎「その1」 は → こちら (移植成功の速報 編)
  ◎「その2」 は → こちら (かめはめ波かマカンコウサッポウか)
  ◎「その3」 は → こちら (ホームセンターで物色編)

前回(その3)の続き。
樹脂製の異径三方管を探す(あるいは自作する)のはちょっと困難な状態であることが分かってきたため、次は樹脂ではなく 「シリコンホースの三方管」 について、リサーチすることにしました。

エクシーガ(BP/BL型レガシィも)のEJ20型ターボエンジンの吸気ブーツは、上流側と下流側で口径(φmm)が異なっています。上流:エアクリーナーBOX側の口径が約φ80mm、下流:エアインテークダクト側の口径が約φ70mmです(>HKSのサイトなどで確認が可能)。つまり異径ブーツと言えます。

したがって、市販のシリコンホースの適用を考える場合も、単にT字型の同径ホースだけでなく、途中でジョイントとなる異径ホースを挟む必要が生じます。具体的には、「φ80またはφ70のT字型シリコンホース」の前後どちらかに、「φ80-φ70の異径屈曲ホース」を接続させることになります。

さらに細かく見ると、前者の「T字型シリコンホース」にも、分岐径がφ25のものとφ35のものが存在することが分かりました(残念ながら、一番必要なφ40:サウンドクリエーター側のダクト径・・・を分岐に持つT字型ホースは、ラインナップにありませんでした)。

これらの情報をメモした検討図は、次のようになります。この時点では、Yahoo!オークションで(たとえ複数の異なる出品者から落札しても)送料を含めたトータルの金額が一番少なくなる組み合わせを検討することになります。

<↓複数アイテムを複数出品者から落札する場合に、最小合計金額となる組み合わせを検討する>



この時点では、「せっかく社外品のシリコンホースを使うのだったら、一目でノーマルではないことをアピールできるよう、青色ホースで統一したいな・・・」 と考えていました(後に方向転換しますが)。

ただし、先にも述べたように、T字型シリコンホースの分岐径は内径φ25かφ35に限られます。もしもφ35を選んだ場合、サウンドクリエーター側の純正ダクトに接続するためには、たった5mm分だけ拡幅させなければならず、事実上は困難。サウンドクリエーター側の純正ダクトを廃して、直接サウンドクリエーター本体(のみ)をT字型シリコンホースに直付けする案も考えたのですが、本体を固定できなくなるため却下。

<↓T字型シリコンホースにサンクリを直付けする案も検討したが、本体が固定できなくなるためボツに>


したがって、ここはφ25を選択した上で、φ40に拡幅する異径ホースも別途手配することにします。
でも無いんだよね~。φ25→φ40の異径ストレート・シリコンホースが。よ~し、シリコンホースが無いなら、同等の代用品を探すしかない。・・・ってことで、またまたホームセンターめぐりを開始しました。

<↓ちょうど都合の良いことに、φ25→φ40の塩ビ管を発見!最悪はコレを使うことも検討する>
  

<↓しかも、形状は同じで材質違いのバリエーションが存在することも発見。コレで何とかなる?>
  

・・・いやいや、単にφ25→φ40の塩ビ管を見つけただけではダメで、そこから先に(サウンドクリエーター側の純正ダクトと)つなげるホースも同時に見つけなければ意味がありません。果たして内径φ40(相当)をカバーする接続ホースはあるのでしょうか?

<↓そもそもφ40mm対応のホースはあるのか?ってコトで、いろいろなホースを探索するのだが・・・>


もはや水周り(シンク、流し台)関係のホースで流用できそうなものは無し。掃除機関係は、上の画像のようにちょっとムリがある。それじゃ、園芸コーナーや汎用エンジンなどのコーナーはどうだ?燃料ホースとかも置いてあるよね?

<↓各種ホースを探索すると、内径φ38のパワーホースが流用できそう、しかも10cm単位の切り売り可>
  

こんな感じで、「T字型シリコンホース・分岐径φ25(ヤフオク)」+「φ25→φ40拡管の塩ビ管(ホームセンター)」+「パワーホースφ38(ホームセンター)」の組合せで、何とか吸気脈動分岐回路を形成できそうなメドが立ってきた。

<↓イメージはこんな感じ。ただし、見栄えや耐久性を考慮すると、コレを採用するか否かは 別問題


<↓念のため、最悪時のバックアップとしてこんな製品があるコトもチェックしておく(知識の引き出しに)>



・・・しかし、上記の案は(自ら)ボツにしました
ボンネットフードを開けたときの見栄えが良くないし、エンジンルームに置かれるパワーホースの耐久性(と言うよりも耐熱性。耐寒性はあるかもしれませんが)が不明。そして何より、エクシーガtS純正の吸気ブーツ(実物)を採寸して、よ~く観察すると、以下の決定的なレイアウト上の制約により、シリコンホースが使えないことが判明したためです。

<↓異径シリコンホースの屈曲角度に60°のバリエーションが存在しないことが発覚し、実現困難に>



・・・そう、世の中の汎用シリコンホースは、曲げ角度が45°、90°、135°のものは存在するのですが、60°のものは存在しないのです。ここで45°のものを強引に代用した場合、置換するシリコンホースの全長が伸びてしまい、エクシーガtSの「エアクリーナーBOXからエアインテークダクトまで」のコンパクトなスキマに収まらなくなってしまいます。その意味するところは、と言うと。

「(全ての検討は)振り出しに戻る」。 ・・・ガーン! ガーン!・・・

しかし、ここで諦(あきら)めるワケにはいきません。
その後、いろいろと情報を収集するうちに、例の 「耐熱&金属接着GM-8300」 を発見するとともに、ちょうど良さそうな外径(両端バルジ=抜け止め加工付き)のアルミ汎用ストレートパイプが代用できそうなことも見つけ出し、「コレならイケル!」との判断を下して、一連の整備手帳に紹介した工程へとワンオフDIYへの道を進んでいくことになったワケです。

<↓2種類のアルミパイプをGM-8300で接合するという手法にたどり付けたことが、最大のキーポイント>



以降は、整備手帳で公開してある通り です。

このように、多少の遠回りをしてしまいましたが、最終的には「流用する部品は可能な限り、スバル純正部品とする」、「色はあえて黒色を基調とする(純正然としたたたずまいとする)」、という方針に決めて、無事にサウンドクリエーターのエクシーガtS(EJ20型ターボエンジン)への流用実現にこぎつけたのでした。

<↓恐らく日本初かつ世界唯一?の「エクシーガ+EJ20型ターボエンジン+サウンドクリエーター」仕様>



今回も長文になってしまい、申し訳ございません。
が、今後も 「私なりの視点で」 様々な情報を発信していこうと思います。
私にしか書けないことを書く。」「情報は出し惜しみしない(ネガな内容も)。」

以上、改めて、今後ともよろしくお願い申し上げます>ALL。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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