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調布市のKAZのブログ一覧

2014年03月17日 イイね!

[スイフト・スポーツ] その6・6速MTに試乗、前編(シフトは軽いがストロークが大きい)

[スイフト・スポーツ] その6・6速MTに試乗、前編(シフトは軽いがストロークが大きい)2.0Lの4WDターボを乗り継いできた私が 「一度は乗っておかなくっちゃ!」 と思っていたスズキの スイフト・スポーツ(CVT&6速MT) に、ついに 試乗 できる機会を得ました。

スバルユーザーの立場から見た、スズキディーラーの印象とスイフト・スポーツに関する雑感を、複数回に分けて述べています。

今回は 「(その6) ・ 6速MT車に試乗、前編」 です。
(※シフト操作力は軽いがストロークが長い)



<「スイフト・スポーツ試乗」 関連ブログ>
◎「その1」 は こちら → 試乗に至るまで 編
◎「その2」 は こちら → スズキディーラーの印象 編(トイレまで徹底した「お客様主義」)
◎「その3」 は こちら → CVT車に試乗、前編(チャイルドシートの装着性)
◎「その4」 は こちら → CVT車に試乗、中編(冷態時の発進加速性)
◎「その5」 は こちら → CVT車に試乗、後編(CVTの変速特性とマニュアルモード)

(その5)からの続き
■軽いシフト操作力(静的)
6速MTの試乗車の準備が出来るまでの間、ショールームに展示してあるスイフト・スポーツに乗り込みます。展示車も6速MT仕様(ボディカラーは赤:アブレイズレッドパール2)です。

<↓ショールームの展示車も6速MTなので、シフトの感触を試してみます。「店長一押し」 のポップ付き>
  

展示車の運転席に座り、シートポジションを調節し、シフトレバーに手を添えて(クラッチを踏みながら)ニュートラルから1速→2速→3速・・・とシフトレバーを操作してみます。

(驚)!
なんてシフトが軽いんだ!


エンジンもかかっていない停止状態ではありますが、シフトの引っかかり感もなく、スコスコと軽い操作力でレバーがギヤ段に入ります。インプレッサSTI(や、レガシィの6速MTも)の1速の入りづらさ(重い操作力)と比較すると、雲泥の差です。

ただし、これはあくまでも 静的な状態 (インプットシャフトが回転していない状態)での話。
走行中のシフト操作・・・シンクロ内でボークリングが差回転を吸収しながら同期して、スリーブがカチッとハマっていくとき・・・の 動的な操作力 とは別モノと考えておいた方が無難です。世の中には、停車状態ではシフトレバーの入りが良いのに、走行中になるとシフトの入りが重くなってしまうクルマは存在します。

そこで試乗の際は、この 「操作力の軽さ」 が 走行中のシフトアップ/シフトダウン時にも保たれるかどうか? が見るべきポイントの一つになると私は考えました。

■動的にも軽いシフト操作力、しかしストロークが長い
試乗車の準備ができたと連絡がありました。後席に持参したチャイルドシートを再び装着して幼児を乗せ、助手席には先ほどCVT車の試乗の際に対応いただいたときと同じセールスマンに同乗いただき、CVT車と同じコースを踏襲します。

出発前に、私のシートポジションやミラーの位置が合っていることをセールスマン自らも確認する様子は、前回CVT車を試乗したときと同じ。一貫しています。

軽めのクラッチを踏み、ギヤを1速に入れます(BG5B型レガシィGT-B、BP型レガシィGT spec Bのクラッチ踏力に慣れた私からすれば、スイフト・スポーツのクラッチ踏力は軽い 部類です)。シフト操作力は軽いのですが、ストロークは長い。つまり、シフトノブ上で、ニュートラルから1速までの距離があるため、1速が遠い感じ がします。

走り出して2速にシフトアップ。やはり 「1速→2速」 へのシフトストロークが長く感じられます。先ほどまではシフト操作力の軽さに驚かされましたが、冷静に見ると シフトレバーの縦方向のストロークがやや長すぎる ように感じました。少々オーバーな表現をすると、BPレガシィの6速MTは 「手首の返しでシフトノブを操作する」 イメージですが、スイフト・スポーツでは 「腕を操作してシフトする」 イメージです。

言葉では伝わりにくいので、説明用の画像を以下に用意しました。
スイフト・スポーツ(6速MT)のシフト操作範囲と、私が今 乗っているBPレガシィ(6速MT)のシフト操作範囲を比較してみます。まずは、1速・2速(左側ゲート)と5速・6速(右側ゲート)の単独ポジションの比較画像です。

<↓スイフト・スポーツのシフト操作範囲。左画像:1速(左上シフト位置)、右画像:2速(左下シフト位置)>
  

<↓スイフト・スポーツのシフト操作範囲。左画像:5速(右上シフト位置)、右画像:6速(右下シフト位置)>
  

<↓BPレガシィGT spec Bのシフト操作範囲。左画像:1速(左上シフト位置)、右画像:2速(左下シフト位置)>
  

<↓BPレガシィGT spec Bのシフト操作範囲。左画像:5速(右上シフト位置)、右画像:6速(右下シフト位置)>
  

1速・2速(左側ゲート)と5速・6速(右側ゲート)の単独ポジションは上の画像に示す通りですが、これだけではまだ分かりにくいですので、「縦方向のストローク」 が直感的に分かるようにします。スイフト・スポーツとBPレガシィで、上記の 各ギヤ位置の画像を、それぞれ重ね合わせたもの が以下の画像です(シフトレバー周辺の部品の位置が同じになるよう配慮した上で、画像処理しています)。

<↓スイフト・スポーツのシフト操作範囲。ストロークは前後に長く左右に短い「縦:横」比 だと分かります>


<↓BPレガシィのシフト操作範囲。ストロークは前後に短く左右もそれに近い「縦:横」比 だと分かります>


私が、「スイフト・スポーツの(縦方向の)シフトストロークが長い(1速が遠い)」 と指摘し、「レガシィは手首の返しでシフトする」 とコメントした意味が、直感的にお分かりいただけたでしょうか?


「(その7) ・ 6速MT車に試乗、後編」 に続く。
(後編のあとは、「レガシィの査定編」、「番外編(コストはかける部分にかけている)」、「まとめ」 に続ける予定。)
  ↓
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2014-03-20(Thu.) : 更新
「その7」 ・ 6速MTに試乗、後編(シフトフィールの差は設計思想の差) をアップロードしました。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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