調布市のＫＡＺのブログ一覧

ヤフオク！で仕入れた格安タイヤ（ハンコックの ventus V12evo）を BP型レガシィGT spec B（ターボの6速MT）に履かせて、片道1000km超となる 「東京～札幌」 間を往復しました。自走ルートは、「東京（出発地）→青森→函館→札幌（帰省先）」 です。

今回は、北海道帰省記・その3 「道の駅・望羊中山＆ハンコックタイヤのインプレッション 編」 です。

＜今夏の帰省関連の過去ブログ＞
◎「東京～札幌」 自走往復ブログ ： その1 → 「東京→青森→函館 編」
◎「東京～札幌」 自走往復ブログ ： その2 → 「道の駅・ニセコビュープラザ 編」

＜格安タイヤ選び の過去ブログ＞
◎バンコック ventus V12evo ： その6（前回まで） → 「トラブル対処＆新たな課題 編」

■ニセコを出発
道の駅 「ニセコ・ビュープラザ」 で新鮮な野菜と果物を手に入れたり、じゃがバターやソフトクリーム を味わって十分にリフレッシュ休憩したあとは、次の目的地 「望羊中山」 に向かいます。

＜↓パナソニック・ナビ（CN-HD9000WD）の起動で、また水着姿のパナ子さん（通称名）が出現＞
　　

途中、倶知安町のお寺に立ち寄ります。
ここはおじいちゃんが永眠しているところ。
亡父がまだ元気だった頃（私が小学生くらいの頃）、家族そろって札幌からお参りに来たものです。
おじいちゃんあっての父。父があっての私。
そして今夏もまた、私は東京から自分の子供たちを連れて、おじいちゃんの墓前で手を合わせます。

倶知安町から道の駅・望羊中山までは、ほぼ一本道。時々ネズミ取り（速度違反の取り締まり）がありますが、今回はユピテルのポータブルナビもレーダー探知機も、どちらも反応なし。実際にも移動取締車（8ナンバー）には遭遇しませんでした。

しばらく走ると、緩勾配が続く坂道になります。
「望羊中山」 は、その名の通り、羊蹄山を望む中山峠の頂上にあることから、道の駅の手前まではヒルクライム、道の駅を通り過ぎてからはダウンヒルになります。雨の高速道路でもグリップ良好だったハンコック ventus V12evo。峠道では、果たしてどんな性格が現れるのか、興味をもって試します。

# レガシィは6速MTターボで「5名乗車＋ルーフBOX搭載」状態。
# 比較的Rの大きな、しかし遠心力（横G）が深く続くコーナーも多く、
# 仕様変更がクルマの挙動として現れやすい（体感しやすい）区間だと思っています。

＜↓（注）：画像は、あくまでイメージです＞
　　

■ハンコック ventus V12evo の私的なインプレッション
今回の帰省（「東京～札幌」 間の自走）では、往復で2000km（片道でも1000km）以上を走ることから、いわゆる 「タイヤの皮むき」 を兼ねたものになっています。東京から自走して北上し、北海道入りした時点で、初期なじみ（熱入れ）や簡易皮むき（離型剤 飛ばし） は ほぼできたでしょうから、中山峠では走行インプレッションを得るに足るだけの状態になっているように思います。

念のため、今回の帰省に向けて購入した ventus V12evo のドレッドパターンを再掲します（詳細なパターン読みは → こちら ）。

＜↓レガシィに履かせたサイズは 215/50ZR17 （AWDなので左右前後とも同サイズ）＞
　　

以下、私の個人的（あくまで私的）な印象です。

(1)ホイールに組み込む前
　・手で押すと、サイドウォールがとても柔らかい。固めのブリジストンタイヤとは好対照。

(2)一般道にて
　・路面に対するグリップは、総じて良好。
　・ステアリング中立位置（車両直進状態）から、わずかに舵角を与えた場合であっても、
　　レスポンスよく反応する印象。ステアリングセンターでの不感帯が小さい イメージ。
　・乗り心地は良好。固さは感じない。
　・走行音（パターンノイズ）は、特にうるさいとは思わない。逆に静かでもない。ごく普通。

(3)高速道（＠ウェット状態）にて
　・雨天時でもグリップは良好。排水性は高いようだ。
　・直進性に優れる。路面の影響によるワンダリング（ふらつき）は感じない。

(4)峠道にて（登坂＆降板）
　・ステアリングを一定舵角にしてコーナリング中、コーナーの奥でさらにステアリングを
　　切り込む必要がある場合でも、切り増し（舵角の増加）に対する反応は良好。
　　（旋回中に舵角が より大きくなっても、タイヤはステアリング操作なりの反応を示す。）

＜↓現時点では、BPレガシィワゴン・ターボ（車重＝1.5トンクラスのAWD）との相性は良さげ＞
　　

以上をまとめると、

　・グリップに優れる。ウェットでもグリップは良好。
　・ステアリングセンターからの微少舵角でもノーズの反応が早い。
　　　　これは、トレッド中央に1周（360°）連続しているセンターリブ（のトレッド剛性）が
　　　　寄与しているように思います。
　・乗り心地が良好。
　　　　これは、サイドウォールが柔らかく、ラジアル（半径）方向の外力を
　　　　逃がしやすい構造から来ているためでは？ と考えます。
　　　　そもそもサイドウォールが柔らかいのに、前述の微少舵角に対する初期レスポンスに
　　　　優れる理由は、サイドウォール部も（ラジアル方向とは異なり）ねじり方向の変形に
　　　　対する抗力が高いのでは？ と考えると、矛盾しないような気がします。
　・静粛性は並。
　　　　静かではないが、グリップ力とのバランスを考慮すれば、むしろ静かな方かも。

ただし、上記の印象は あくまで摩耗がない初期状態でのものです。
今後は 経時変化・・・次第に摩耗（あるいは紫外線硬化、オゾン劣化）が進んだ状態ではどう変わるのか？あるいは傾向は変わらないのか？ ・・・について、確かめていこうと思います。

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　2014-10-06（Mon.） ： 更新
　ハンコックタイヤについては、現状を 「その後の出来事」 としてブログアップしています。
　こちら → その後のハンコック ventus V12evo の巻（格安タイヤ選びVol.8）

■道の駅・「望羊中山」 にて
中山峠には、道の駅として再開発される以前から、何度も訪れています。その頃から、密かな名物として 「あげいも」 が売られていたような気がします。ここの 「あげいも」 は、いもを包んでいる衣（コロモ）もおいしくいただけます。

# ただ・・・大量生産されるようになってからは、歯ごたえが
# 少々変わってしまった（？）ような気がしないでもないですが。

＜↓「望羊中山」 にて。個人的には 「中山峠」 の方が呼び慣れています。右は定番の 「あげいも」＞
　　

実家（札幌）の姉からメールで 「新発売の ”峠のあんドーナツ”、3個入り220円 または 5個入り350円、を買ってきて」 とリクエストされたのですが、売店に行くと、あいにく ”売り切れ”。私自身はまだ食べたことがないのですが、今後の売れ行きと評判次第では、新定番となるかもしれません。


北海道帰省記 Vol.4 （札幌にて） に続く見込み。
（※ジンギスカン、ラーメン、寿司 などの食ネタ と ホームセンターネタ、ハイドラネタになるかな・・・。）
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2014-09-12（Fri.） ： 更新
北海道帰省記Vol.4（札幌にて・前編） をアップロードしました。