• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2016年04月13日 イイね!

[BPレガシィ] エンドレス・ブレーキパッド その1_MX72&SSMの入手

[BPレガシィ] エンドレス・ブレーキパッド その1_MX72&SSMの入手BP型レガシィ(2006年式)GT spec B の純正ブレーキパッドの残量が、いよいよ残り少なくなってきました。「走行距離で5万km超まで持った長めの寿命」 も、「前後パッドの交換タイミングが同時に来る点」 も、純正ならではの長所であるように思います。

今までアフター品としてプロジェクトμばかりを使ってきましたが、今回初めてエンドレスのパッドを試してみることにしました。その検討や装着までの様子を、備忘録として書いていこうと思います。


■プロジェクトμからエンドレスへ
今からもう15年ほど前になりますが、2001年当時、私はBG型レガシィでミニサーキットに走りに行っていました。スポーツランドやまなし(SLy)です。手始めにブレーキパッドとフルードを、それぞれプロジェクトμとHKSに変えたりしていました。プロジェクトμとの付き合いは、その頃からでした。

まず最初に、フロント:タイプNR(0~650℃)、リヤ:COMP-B ラリー&ダートラ(0~480℃)を選択。その後、姿勢安定化を狙ってリヤのブレーキキャリパを インプレッサの対向2potに交換。しばらくしてからフロントも対向4potに交換(>普通の人と順番が逆)。パッドもインプレッサ純正を経て、最後は HCチタン改 を使っていました。

現在、エクシーガtS には HCチタン改 の後続モデルとされる、同じプロジェクトμの HC+ を使っています。このように、アフター品のブレーキパッドとしてプロμばかりを使ってきたのですが、ふと 「プロμばかりがパッドではない」 「他にも自分の用途に適したパッドがあるはず」 「もっと視野を広げ、選択肢を広げた方が良い」 と思い直し、エンドレスから選んでみた次第。

どうしてエンドレスか? という問いに対しては、私がまだクルマを持たない学生だった頃から、知名度のある銘柄だったためです(知人がサイバーCR-X 1.6Si に入れていて、なじみがあった)。


■どのモデルを選ぶか
現在はミニサーキットから遠ざかってしまいましたが、BP型レガシィを冷静に考えた場合、そこそこ重量があるクルマです。ワゴンボディでターボ&AWDですから。これにルーフBOXを載せ、人を乗せて、積載し、時には山岳路も走ります。また、帰省時には雪道も走ります。・・・こうした使用状況(+好み)を想定すると、次のような要求になります。

<フロント>
・車重を考慮した制動力としたい(>摩擦係数μが高め)。
・ある程度までの適用温度(耐フェード性)を考慮したい。

<リヤ>
・降雪のある冬期(札幌近辺)も走るので、適用温度は0℃~から、を確保したい。
 特にブレーキロータが冷えた状態でも、ほどほどに効くことが望ましい。
・そのため、コントロール性も考慮したい(>摩擦係数μはやや低めとなる)。
・制動初期の立ち上がりは、早ければベター。

要約すると、狙いとして 「フロントは制動力重視、リヤは低温時を含めたコントロール性を考慮」 ということになります。あくまでも素人がブレーキパッドに求めるリクエスト像になりますが。

こうした要望に叶うであろうモデルをエンドレスのラインナップから選んだ結果、
◎フロント: MX72(50℃~700℃μ=0.37~0.47、セラミックカーボンメタル)
◎リヤ  : SSM(0℃~530℃、μ=0.30~0.40、初期レスポンス重視、ノンアスベスト)
となった次第です。



<↓エンドレスのラインナップからは、フロント用に MX72 を、リヤ用に SSM を選択しました>


<↓左:MX72(フロント用として)、右:SSM(リヤ用として) の特性チャート>


(※私の場合、特に意図がない場合は前後パッドを同じ銘柄で揃えますが、大抵は前後のパッドにそれぞれ意図した特性を持たせたいため、前後でグレード(銘柄)を変える場合が多いです。)

■ネットで入手
例によってヤフオク!で入手しました。定価で約2万3千円~2万4千円のところ、落札価格は税込みで約1万7千円~1万8千円でした(送料無料の出品を落札)。かつてはヒラノタイヤさんなどから購入していましたが、今ではもっぱらヤフオク!か通販での手配が多くなりました。

<↓MX72の箱を開封したところ>


<↓左:BP/BLレガシィGT系の型番、 右:摩擦材の厚みが分かるよう、立てて撮影したショット>
 

<↓SSMの箱を開封したところ>


<↓左:BHレガシィなどとも共通部番、 右:摩擦材の厚みが分かるよう、立てて撮影したショット>
 

■目視観察
とりあえず、各パッドの摩擦材について目視観察してみます。パッドを構成する摩擦材などには配向性は見られません。中央にスリットが入っているのは、パッドが高温になった際のガス逃がし(&スス排出)だと思われます。

<↓MX72 の摩擦材>


<↓MX72 の摩擦係数はμ=0.37~0.47。単にμが高めなだけでなく、硬さを有して崩れにくいはず>


上の画像に示す MX72 よりも、下の画像に示す SSM の方が、センターのスリット幅が太いことが不思議です(平均摩擦係数は SSM の方が低いため)。あるいは適用上限温度と関係があるのでしょうか。

<↓SSM の摩擦材>


<↓SSM には所々にメタル的な光沢の針状物質が見られるが、これでもμ=0.30~0.40と穏やか>


このように、現状の純正パッドが本当の寿命を迎える前に、あらかじめ代替パッド(エンドレス製の中から、狙いの銘柄)の入手を済ませることができました。純正パッドの交換タイミングを見計らいながら、エンドレス製のパッドに組み替えしたいと思います。


しばらくした後に、(その2)・・・に続く見込み。
 ↓
 ↓
 ↓
2017-07-10(Mon.) : 更新
[BPレガシィ] 前後ブレーキパッドの交換(純正→エンドレスMX72&M-sports) をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/4 >>

     12
3456 789
101112 13141516
171819 20212223
24252627282930

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation