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調布市のKAZのブログ一覧

2018年09月04日 イイね!

[2018夏休み] その3・トラブル発生(帰省の途中でタイヤに異変)/往路編(3)

[2018夏休み] その3・トラブル発生(帰省の途中でタイヤに異変)/往路編(3)今夏、エクシーガの自走で帰省(東京→札幌)と道東観光したときの出来事を振り返る 「その3」 です。

家族と行動を共にした走行プランの概要は、次の通り(移動を含め全10日間、総走行距離 3347km)。


・往路 : 「東京→青森→函館→札幌」 (両親のお墓参り)
・観光 : 「札幌→網走→釧路→帯広」 (家族そろって想い出作り)
・復路 : 「札幌→函館→青森→東京」 (現実世界へと戻る工程)
(※計画の詳細は 「その1」 の添付画像で既報。)

<[2018夏休み] 関連ブログ>
◎「その1」 は → 「東京→青森→函館」まで/往路編(1)
◎「その2」 は → 函館観光(朝食バイキング→赤レンガ倉庫)/往路編(2)

■パノラマロード@八雲町にて
函館を出発し、森(道の駅)→八雲(パノラマロード)→ニセコ(道の駅)→倶知安(おじいちゃんのお墓参り)、の順路で下道(not 高速道)を進みます。八雲町(詳細は こちら → wikipediaの解説) はいつも素通りでしたが、景色が良く休憩するにも適していそうだったため、今回初めて立ち寄ることにしました。

<↓直線道路の両脇に、白樺が並んで立っている風景がそのまま続いていく>


<↓エクシーガを停めて記念撮影。いや~、絵になるねぇ>


白樺を見ると、「北海道に来た」 という実感が湧きます。すぐ先の駐車場にクルマを停めて、芝生の上で大の字になり、しばし休憩します。ゆったりとした時間が流れ、疲れが取れます。

<↓気温も20℃を切る涼しさ。芝生に寝転がって骨休めします>


私がそのまま芝生の上で、目をつぶって寝ながら休憩していると、少し離れたところから、どこかの子供の声が聞こえてきます。その母親らしき人に話しかける声が次第に近づき、自然と私の耳にも入ってきました。

どこかの子供 : 「お母さん、あの人、死んでいるの?」
その母親   : 「シッ! 聞こえるよ!」

芝生の周囲には私しかいません。
・・・オレはそんなに くたばった ように見えたのか?
まぁいい。短時間だけれど、しっかり休んだから。
(案外、よその子供の素直な感想かも。休憩して正解だったかな。ムリは禁物。)


<↓気を取り直し、改めて「パノラマロード」の看板を入れつつ、エクシーガと記念撮影>


■走行中に異変を認知
時間の関係で 噴火湾パノラマパーク には立ち寄らず(>残念)、先へと進みます。八雲町を出て(@8/13(月)13:00頃)、ニセコ(道の駅で農産物のお買い物)→倶知安(おじいちゃんのお墓参り)へと向かいます。

天候は小雨(降ったり止んだり)、気温は17℃ほど。同乗の家族は車内でみんな寝ており、犬たちも落ち着いています。エクシーガのガソリンの残量は、残り1目盛りほど。国道5号線は幹線道路のため、交通量もそこそこあります。

途中、トイレ休憩のため、JR長万部(おしゃまんべ)駅に立ち寄ります(@8/13(月)13:40頃)、。今年も駅前には 「まんべくん(>ゆるキャラ名)」 の顔ハメ看板が設置してありましたが、ここでは割愛します。

そして長万部を出てから約50分間が経ったころ。
異音と細かな車体振動を認知しました。
 ・異音は 「コォ~~」 というような、うねり音。
 ・振動はピッチの細かな高周波的なもので、車体が上下に揺れる類いのものではありません。
 ・振幅が小さい代わりに周期が短いような、そんな感じの振動(騒音)です。

すぐにオーディオをOFF。運転席の窓を開けて、異音がエンジンルームからなのか、ブレーキや駆動系からなのか、あるいは排気系からなのか、走りながら大まかな発生部位を確かめます。どうやらクルマの後ろ側から聞こえる(エンジンやフロントブレーキ周辺ではない)ようです。

振動を喩えて言うなら 「整備された一般道から路面の荒れたトンネルに突入したときのような」、「コンクリート製の排水溝のある道路を走ったかのような」、あるいは 「冬場に除雪車がバケットの爪でアスファルトを引っ掻いたため、道路にピッチの細かな波状痕ができてしまい、その道路を夏タイヤで走ったときのような」 微振動です。


# 一番最後の比喩は、私は雪国出身なものですから・・・。

しかし、路面のうねりにステアリングを取られることもなく、うねり音と微振動がする以外は、ごく普通に走れてしまいます。前後の交通量があったことと、すぐに車両を停められる安全な場所も無かったため、様子見でそのまま速度を控えめにして走りました。

数分間、走ったでしょうか。
一向に収まる気配が無いため、サードシートで寝ている家族を声で起こして尋ねました。「後ろで振動が大きくないか?」 と。しかしながら、寝起き直後の家族は状況把握に時間を要します。「振動があるかと言われたら、そんなような気がする」 とのコメントが精一杯。

少し先に、見通しのよい直線路で道路脇に車両を停められる幅員がある場所を発見。そこでクルマを停めて点検しようとしたのとほぼ同時に、後続のツーリングバイクがエクシーガを追い越しながら、左手で 「スローダウンせよ」 の合図をくれました(>どなたか分かりませんが、ありがとうございます!)。


■予期せぬパンクの巻
安全な場所にエクシーガを停めて点検すると、原因はすぐに分かりました。右側の後輪がパンクしていたのです。

<↓運転席を降りてすぐに目に飛び込んできた風景は、リヤタイヤ(右側)のパンクだったが・・・>
 

運転免許を取得して以来、私は今まで一度たりともパンクを経験したことがありません。人生で初めてのパンクです・・・と思いきや、様相がヘンです。見た目はパンクでしたが、ものの見事にタイヤが潰れており、事態が深刻であることはすぐに分かります。

<↓後ろ側から見た画像。いくらパンクとはいえ、こんなにペチャンコに潰れたのを見たことはない>
 

すぐさま家族にはいったんクルマから降りてもらい、後続車に対して駐車車両があることを示す三角表示板を設置します。

小雨の中、パンクしたタイヤを車両から取り外しします。「KYBの油圧式シザーズジャッキを持ってきていればなぁ・・・」 と思いつつも、純正(車両に標準装備の)パンタジャッキも使い勝手はそんなに悪くもなく、すぐにタイヤ&ホイールを取り外しできました。


■絶句!の巻
パンクしたタイヤのインサイドを見て、私も家族もみなビックリ!
バンクではなく、あたかもバーストしたかのような損傷状態だったからです。


<↓家族一同、絶句した(犬2匹を除く)>


<↓これがタイヤか?というような状態>


<↓これで直前まで よく走れたものだ(ホイールへの影響有無も懸念点)>


あぶねぇ、あぶねぇ。

何か車両に異変を感じたら、なるべくすぐにクルマを停めて点検すべき。
とは言っても、ムリな場所に強引に停めると今度は2次災害の恐れも出る。
そこらへんは、周囲の状況をよく見て臨機応変に判断するしかない。


もしもコレが、下道(一般の国道5号線)ではなく、高速道路を走行中に発生していたら・・・。
他車にご迷惑をかけていたかも知れず、末恐ろしい。


<↓整備しないのは論外として、整備していてもイレギュラーは起こり得る。その後の対応も重要>
 

# 子供たちよ、こうした事態が起こるかもしれないリスクも含めて
# 「クルマを所有するということ」 なのです(そこには責任が発生する)。

■応急処置の巻
再度、周囲の状況に注意を払いながら、スペアタイヤに交換します。
小雨の中の作業でしたが、いったんミスをしそうになって、すぐに気がついて修正しました。

実は、スペアタイヤにアルミホイール用のロックナットを使いそうになりました。
自己点検の最中に気がついて、車両オリジナルの純正ホイールナットに再交換した次第。


<↓パンクしたタイヤのホイールに使用中のSTI ナットやマックガードをそのまま使うところだったが・・・>
 

<↓すぐに思い直し、サブトランク内に常備していた純正ナットに組み替えします(念のため)>
 

車載工具は(てこの原理の)柄の長さが短いのでトルクを掛けにくく、力を要しますが、タイヤ交換に要した時間は約15分で済みました。実はタイヤ交換作業そのものはすんなりと終わったのに対し、パンクしたホイールを床面に収納したあとの処置で手間取りました。

理由は、スペアタイヤが薄い(収納後に天地方向にスペースがある)のに対し、純正ホイール&タイヤ(215/45ZR18)は幅があるため、スペアタイヤハウジングに納めるとサブトランクが収納できなくなってしまったためです。このへんの状況については、後日、ブログで別途記載(説明)する予定です。


<↓標準ホイ-ル&タイヤは高さ方向にかさばるので、サブトランクがキツキツで上から入れにくい>


■ガソリンスタンドへ
三角表示板を回収し、ゆっくりと走り出します。ガソリンタンクの残油量も少ないので、燃料補給がてら、念のため4輪すべてのタイヤ空気圧をチェックします(@8/13(月)15:30頃)。

<↓道の駅・ニセコビュープラザまでスペアタイヤで自走して、燃料補給と改めての空気圧チェック>
 

<↓スタッフさんに声がけしたあと、自由に使わせていただいた>
 

<↓スペアタイヤは420kPaが基本設定圧(タイヤの側面にも浮き出し文字による表示あり)>


<↓スペアタイヤのホイ-ルに張られた注意書き>


ガソリンを満タン補給し、タイヤの空気圧(計測時はやや温間)も改めて適切に調整されていることが確認できたので、道路を挟んで向かい側にある道の駅・ニセコビュープラザで買い物と休憩を取ってから、注意しながら札幌方面に向かうことにしました。


「その4」 に続く。
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2018-09-07(Fri.) : 更新
当ブログのコメント欄にて質問をいただきましたので、その件に関し、次の補足ページを別途 設けました。→ [スペアタイヤ] 鉄ホイールにマックガードなどロックナットは使えるか?の件 をアップロードしました。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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