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調布市のKAZのブログ一覧

2018年11月06日 イイね!

[エクシーガtS] DIXCEL FCR逆ベンチローター+Ks SPEED 3Dラウンドスリット

[エクシーガtS] DIXCEL FCR逆ベンチローター+Ks SPEED 3DラウンドスリットエクシーガtS(ブレンボキャリパー純正装着モデル)のフロントブレーキのメンテナンスブログです。摩耗したパッドの交換タイミングに合わせて、減肉したローターも新品に交換しました。

・ローター : 純正 → DIXCEL FCR(ハイカーボン) FPタイプベース
・パッド  : プロジェクトμ HC+ → エンドレス SSM

今回のブログは、交換した3Dスリットローター(ハイカーボン材+逆ベンチ構造)の紹介記です。

◎交換に至る前の検討ブログは こちら
  → [エクシーガtS] ブレンボ用ブレーキパッド&ローター 覚え書き(自分用のメモ)

■純正ローターも摩耗
ブレーキパッドを実際に交換する前に、ローターの状態も再確認したところ、「パッドとの摺動摩擦面」 と 「最外周のフチ(縁、ヘリの部分)」 との間に段差ができており、ローター自身もそれなりに減肉していることが気になりました。

ローター自体は(寿命まで)もう少し持ちそうでしたが、
 ・ここでパッドのみの交換とすると、中古ローターとの組み合わせとなる。
 ・その後 ローターを交換する際には、中古パッドとの組み合わせとなる。

いずれにしても、一方が中古の場合は なじむまでに時間を要するため、このタイミングで両者をセットで交換することがベスト、と考え、ローターも同時手配することにしました。


■ディクセルのローター
純正ローターの価格は目の玉が飛び出るほど高価だったはずなので、社外品を検討。「エンドレスのベーシックスリット」、「プロμのSCR無塗装タイプ」、「ディクセルのスリットローター」 まで候補を絞り込んだ経緯については、覚え書き(自分用のメモ) で既報。今回はその中からさらに、「ハイカーボン材+逆ベンチ構造」 という特徴を持つ FSタイプ(スリット入り)をチョイス。

ところが、ディクセルさんのWEBサイトで確認すると FSタイプは欠品(在庫切れ)。
ヤフオクの出品業者さんに打診しても、納期は数週間はかかる との回答。

しかし、ここでその出品業者さんから 次のような代替案をいただきました。
「ディクセルのプレーンタイプを母材として、スリット加工が可能です。」

聞くと、「3Dスリット加工」、「ディンプル加工」、「3Dスリット+ディンプル」 の各加工を選べるという。しかも、スリット加工は両端がディスクから突き抜けた貫通タイプではなく、両端に向かって徐々に浅くなるタイプ。本数は8本(オリジナルのFSタイプはストレートで6本)。まんま、当方の好みのタイプです。

結局、出品業者(Ks SPEED)さんの提案通り、ディクセルのFP(プレーン)タイプをベースに3Dスリットを追加工していただくことにしました。なお、Ks SPEEDさんはディクセルさんの 「正規一次取り扱い代理店」 とのことです・・・念のため。


■Ks SPEED 3Dラウンドスリット
加工終了し、現物が当方の元に送付されてきました。早速、開封の儀です。

<↓ベースはディクセルさんの部番:FP3617003。加工後のKs SPEEDさんの呼び番はFCR-3D7003>
 

<↓梱包されていた中敷きダンボールにも案内印刷が! こうしたユーザー配慮も親切ではある>
 

Ks SPEEDさんの推奨取り付け方向は逆回転セットですが、当方の意図する目的を達成するために、あえて正回転で組むことにします。その理由は、下記パーツレビューに示した通りです。

※ご参考 : パーツレビューは こちら
  → DIXCEL ディクセル・ハイカーボンFCR-FP逆ベンチローター+Ks SPEED 3Dラウンドスリット

<↓梱包から開梱した全景>


<↓スリット全体の近接画像>


<↓左:逆ベンチ構造が分かるショット(矢印は型割) 右:ベンチレーテッド構造の中柱はフィンタイプ>
 

逆ベンチ構造を採るため、ディスク部とハット部の間には、アルミ鋳造型の型割り部分が確認できます(すぐ上の画像の左側)。ここに分割ラインを形成する型設計をしているのですねぇ。その一方、純正ローターとは異なり、ベンチレーション構造を構成している中柱は楕円柱ではなく、ラジアル方向にラウンドした長さを有するフィンタイプになっていることも確認できました。

スリットを推奨方向の逆回転にセットすると、このベンチレーションフィンが(熱気を)負圧で排出させるであろう方向にセットされることになると思いますので、個人的にはその逆の正圧方向(フィンが、ローター中心方向へと走行風を積極的に取り込む形状となる正回転方向)にセットしたくなりますね。


■純正ローターの取り外し
自宅前の駐車スペースで、安全に配慮しながらサクッと交換します。DIY作業時は、もちろん安全靴を履いています。

<↓左:キャリパの台座としてバケツを活用。右:既存のネジ穴にボルトを通してローターを取り外し>
 

<↓無事に純正ディスクを取り外し(画像は右前輪)>


<↓新旧ローターの比較・その1>
 

<↓新旧ローターの比較・その2>
 

■3Dスリットローターの取り付け
ディクセルさん(Ks SPEEDさん加工後)のローターを取り付けする前に、せっかくの機会ですので、バックプレートの内側も清掃しておきます。ローターを組んでしまうと、手が届かなくなる部分ですので。

<↓パッドの摩耗粉というよりも、恐らくローターの摩耗粉が堆積。ゆっくりと丁寧に取り除いていく>
 

ローターと接触するバブ面や、スタッドボルトなど一連の清掃を行って、いよいよローターを取り付けします。ここで、もしも周辺部品とどこかで干渉するようであれば、発注したローターの部番間違い・・・なんてコトになるのでしょうけど、そんなコトもなく無事に装着が完了。大丈夫だと分かっていても、ホッとする瞬間です。

<↓無事に 「ディクセルさん(ベースローター)+Ks SPEEDさん(3Dスリット加工)」 の装着が完了 >


■備考(補足画像)

<↓3Dスリットの始点終点距離は約115mm。スリットの幅は3mm強>
 

<↓ディスク両面に挟まれた中柱の構造。純正は楕円柱が千鳥配置。ディクセルはスリット形状>
 

以上、ご参考まで。


続編:「ブレーキパッドの交換(プロジェクトμ HC+ → エンドレスSSM)」 に続く(見込み)。
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2018-11-22(Thu.) : 更新
[エクシーガtS] フロントブレーキパッド交換(エンドレスSSM←プロジェクトμHC+) をアップロードしました。
Posted at 2018/11/06 00:06:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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