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調布市のKAZのブログ一覧

2018年11月22日 イイね!

[エクシーガtS] フロントブレーキパッド交換(エンドレスSSM←プロジェクトμHC+)

[エクシーガtS] フロントブレーキパッド交換(エンドレスSSM←プロジェクトμHC+)前回のブログアップから少々時間が経ってしまいましたが、エクシーガtS(ブレンボキャリパー純正装着モデル)のフロントブレーキに関するメンテナンスブログの続編です。今回は 「パッド交換編」 です。

<メンテ時の主な作業内容>
◎ローター : 純正 → DIXCEL FCR(ハイカーボン) FPタイプベース
◎パッド  : プロジェクトμ HC+ → エンドレス SSM

※3Dスリットローター(逆ベンチ構造)への交換編 は → こちら

■エンドレスSSM
エクシーガのフロントブレーキのメンテ内容として、ローターとパッドの交換に関する考えをまとめたブログは既報です(こちら → ブレンボ用ブレーキパッド&ローター 覚え書き(自分用のメモ))。今回、実際にネット手配したパッドはエンドレスのSSM。作業前に開梱確認します。

<↓かつての安売り店を介さなくても、今ではヤフオクでも安く買える時代に。便利になりました>


<↓アンチノイズシムも同梱されています(実際には使いませんでしたが・・・後述します)>
 

<↓エンドレスのSSMを開梱したところ。スバルの純正ブレンボ用の型番はEP357SSM(フロント)>


新品はパッドの厚みがゴツく見えますね。
例によってザックリとスケールを当ててみます。


<↓パッドの全厚(表面~地金まで)は約9.0mm。スリットの深さは約5.5mm>
 

<↓摩擦材の表面を見てみる・・・の図。目視上からも、ローターへの攻撃性はあまり無さそう>
 

■アンチノイズシム
アンチノイズシムは、片面が白色・他方が黒色となっており、黒色の面をブレーキピストン側に向けるよう、取扱説明書に記述されています(純正のシムは最外面にセット)。

<↓エンドレスSSMとアンチノイズシムを並べてみた際の全景>


スバル純正ブレンボの場合、シムはスライドピン(パッドピン)に吊り下げられる形で組まれるため、アンチノイズシムを両面テープでパッドに貼り付ける必要はありません。

<↓アンチノイズシムの厚みは、1枚あたりおおよそ0.7mm前後(←4枚合わせて約3.0mmだったため)>
 

<↓作業自体は、ローターとパッドの交換は同時進行です>




■古いパッド(プロジェクトμ HC+)の取り出し
これまで重量級のエクシーガ(7人フル乗車の機会も多い)を確実に制動してくれたプロμのHC+。プロμは、かつて乗っていたBGレガシィの頃から愛用しており、当時はHCチタン改でミニサーキットに走りに行っていました。

自分にとって実績のあるパーツを継続使用することは、安心でもあります。
継続使用することは、決して悪いことではありません。

しかしながら、同じ銘柄ばかりに固執してしまうと 「世の中のトレンドの中での位置づけ」 が不明になってしまう危険性があります。他銘柄を試してみて初めて、使用中の銘柄の良さや要改善点が浮き彫りになることもある、と思います。

そういった意味で、愛用してきたプロμに代えて、レガシィ(のリヤブレーキパッド)に適用したエンドレスSSM を、今回はエクシーガのフロントブレーキパッドに横展開してみるのです。きっと次回以降は、ディクセルのブレーキパッド(タイプM)も試してみることになるでしょう。


# 広い意味では、クルマそのものについても、ホンダやスズキなど、
# スバル以外にも乗ってみた方が視野が広がります(外車も含む)。

<↓ブレンボキャリパーは、パッドの交換作業性に優れる構造(手間なくサクッと交換が可能)>
 

<↓残厚から見れば、まだ限界というわけではないものの・・・>


<↓摩耗はそれなりに進行していることが分かります>


<↓エンドレスを組み付けする前に、スライドピン(パッドピン)など構成部品もキレイに清掃します>
 

■アンチノイズシムの装填を断念
取説通りにアンチノイズシムをAssy化して、いざ、パッドをキャリパに組もうとしたときのこと。厚みがキツくて、入りません・・・。

今回は、「ブレーキローターがド新品(厚み十分)」+「ブレーキパッドがド新品(厚み十分)」 という組み合わせのもとで、アンチノイズシム(対向するパッドに各1枚ずつ計2枚): さらに約1.4mmの厚みが増えた・・・せいで、全てを装填した状態のままでは、キャリパの中にうまく収まる気配が感じられませんでした。

そこでやむなく、アンチノイズシム(のみ)を取り外してレス化。レス化すると、すんなりとパッドがキャリパの中に入ります。シム2枚の加算で組み付けがすんなりと出来なくなるほど、厚みが初期化(摩耗前の状態に復元)したことになります。

しばらくの間は車両を走らせて、パッド(とローター)がある程度摩耗した段階で、必要に応じてアンチノイズシムを装着してみようと思います。


<↓アンチノイズシムを取り外し、シムは純正のみにしたところ、ムリなくパッドを装着できました>
 

<↓完成形(前輪・右側)。以降は、当たり具合などに注意しながら点検・整備していくことになります>



以上、駆け足ですがブレーキパッド交換作業についてのブログアップでした。
次回は、「リヤブレーキのメンテ(キーキー音の解消)」 に続く見込み。

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2018-11-30(Fri.) : 更新
[エクシーガtS] リヤブレーキのメンテ(キーキー音の解消・ブレンボ&プロμHC+) をアップロードしました。
Posted at 2018/11/22 03:24:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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