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調布市のKAZのブログ一覧

2019年03月19日 イイね!

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その2

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その2fcl.さんの 「バイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)」 のモニターに当選いたしました。LEDヘッドライトの装着風景や、使ってみての使用感などを順次、整備手帳やパーツレビューに載せています。

同時進行で、それらのモニターレポートに載せきれない情報や補足説明、あるいは裏話などについて、ブログで紹介していきます。今回は 「その2」 です。


<モニターレポート&関連ブログ>
◎パーツレビュー → (株)WiNEEDS HOLDINGS バイク用・高光量LEDヘッドライト(2019年モデル、ファンタイプ、H4)
◎「モニター応募ブログ」 → RE :【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!
◎ブログ・その1 → 撮影条件や設定、撮影場所の検討

■部品の事前手配を真っ先に
fcl.さんのモニター募集に当選が決まったあと、実は ブログ・その1 で述べた 「撮影条件や設定、撮影場所の検討」 よりも先に、準備に着手していた事柄があります。それば、2019年モデルのLEDを適用するバイク(ホンダ・CBR250Four、1986(昭和61)年式)の純正部品を先行手配することです。

CBRのヘッドライトには、H4バルブとライトユニットとの境目から水やホコリが侵入することを防ぐための防水カバー(ゴムブーツ)が備わっています。この純正の防水カバーはH4バルブ専用設計のため、LEDバルブを装着する際には、カバーに加工を入れなければならない可能性が大です。そのため、あらかじめ 「切った/貼った」 の加工を入れても良い防水カバーを手配しておきたかったのです。

■ナップス三鷹東八店へ
CBR250Fourの純正部品(ヘッドライト用の防水カバー)を注文するために、ナップス(店舗名)まで出かけます。ナップスでは、国内バイクメーカーの主要なパーツリストが備え付けられており、自分で純正部番を調べた上で、メーカーのパーツセンターに在庫の有無を問い合わせていただけるのです。

<↓店内には、自由に閲覧可能なパーツリストコーナーがあります(ここで純正部番を調べます)>


<↓私のバイクは、MC14型ホンダCBR250Four(-250Rでも-250RRでもない、初期型の旧車です)>


<↓システム構成図による絵目次から、ヘッドライト周りの掲載ページを探し出します>


<↓矢印で示した部品が、防水カバー(ゴムキャップ)。LED化の際には、恐らく加工が要るはず>


早速、ホンダ純正部品の注文書(所定の書式あり)に必要事項を記入して、
 ・在庫の有無
 ・在庫ありの場合は、価格と納期

について、その場で店員さんに確認いただきます。


<↓部品名称 : ヘッドライトバルブ ラバー カバー、部番 : 33126-SA5-951、を依頼>


■CBR純正は廃盤、そこで・・・
その場で店員さんに確認していただいたのですが、CBR250Four用のヘッドライト防水カバーは 「製造中止ですでに廃盤、全国のパーツセンターにも在庫なし」 ・・・という、厳しい現実を伝達されました。

すると、LED化のためには既存の防水カバーに 「切った/貼った」 の加工を入れる必要が、きっと生じるはず。私のバイクの防水カバー(現品限りの唯一の部品)に加工を入れることは、できれば避けたい。将来、何らかの理由でノーマル仕様に復元する必要が生じてしまった際に、困ることにもなります。

そこで。

旧車乗りならば、無い部品については 「他車部品を流用する」 か、「ワンオフで作り上げる」 という手段が思い起こされます。私も今、この場で、他から流用できそうなバイクは無いかどうか、頭の中でフル回転させてみます。

ピーン!

真っ先に思いついたのは、ホンダCB400スーパーフォア。このバイクの防水カバーはどうだろうか? CB400SFは、ヘッドライトの存在感があるバイクです。早速、CB400SFのパーツリストで部品構成などを確認してみます。


■廃盤への対応は、他車部品流用の検討
CB400SFのパーツリストも自由に閲覧できるのは、大変ありがたいですね。自分でちょっとした調べ事がある場合は、こうして(ある程度までは)自分で情報確認ができます。

<↓これが旧CB400スーパーフォア。デビュー以来、現在も続くホンダのロングセラーモデル>


<↓CB400SFの中でも、この型式のパーツリストをチョイスしました>


<↓絵目次により、ヘッドライト周りの記載ページはすぐに見つかる>


<↓まずはCB400SFの、X/Y/1/2/3・・・と呼ばれるモデルから確認。カバーが小振りでした>


NC39型のCB400SFは、防水カバーがヘッドライトハウジングの内側に位置する構造を取っており、イラストから読み取れることを合理的に解釈すると、恐らく防水カバーは小さくて流用困難と判断。

<↓次にCB400SF4 などと記載されているモデルについて確認しましたが、同様な状況です>


最後に、CB400Sと記載されているモデルを確認します。ちなみにこれは、スーパーボルドールと呼ばれるグレードになっています。

<↓おぉ!こいつは丸型ヘッドライトではなく、横長の異形ヘッドライト。私のCBRに似た雰囲気>


これは希望が持てそうだぞ(流用できそうだ)・・・というセンサーが私の頭の中で働きます。ここで改めて、CBR250F(MC14型)とCB400スーパーボルドール(NC39型)の当該ページを並べてみます。

<↓防水カバーの構造は同等で、両者で大きさがやや異なる程度の違いしかない・・・と推定>


■CB400スーパーフォア系の部品の在庫は?
早速、店員スタッフさんに在庫の確認(兼 見積依頼)をお願いします。天下のCB400SFとは言っても、NC39型スーパーボルドールのデビューは2005年。今から14年前の話。後続のNC42型が登場するのは、2007年12月。こちらで約11年とちょっと前。これくらいの年式のバイクは、果たしてバーツセンターに部品の在庫を持っているのだろうか?

結果は、「在庫あり」 !とのこと。
やったね!


<↓CB400FS系はどの時代もコンスタントに人気があるので、パーツの流動も活発なのかも?>


・・・とは言っても、本当に流用できるのか否かは、現物を以て確認する以外にありません。「在庫の確認依頼」 から、「注文&お取り寄せ」 に正式依頼(移行)します。もしも流用困難であった場合でも、そこはホレ、私はDIYプライベーターですから、きっと何とかしたでありましょう。

<↓ちなみにNC39型CB400スーパーボルドールとは、このようなバイク。ハーフカウル付きです>


■注文から2日後に納品
取り寄せ注文依頼から2日間が経ったあと、仕事を終えたあとの留守電に 「部品が入荷した」 とのメッセージが入っていました。早速、仕事帰りに引き取りに行きます。

平成17年3月時点では価格は690円と記載されていましたが、現時点(2019年3月)では810円に値上げされています。14年間で17%強(差額:120円)の価格上昇ですが、「廃盤・欠品」 よりもずっと良いです。まったくの別ネタになりますが、先日、カワサキが絶版車となって久しい人気車種のシリンダーヘッドを再生産する、というネットニュースがありました。クルマでも、マツダがNAロードスターのレストアプログラムを打ち出すなど、旧車乗りにとって少しずつ、周辺環境が前向きに変わってくれると嬉しいですね。


<↓ナップスで取り寄せいただき、CBR用の代替品として流用を企てた、CB400系用のカバー>


<↓これが本当に流用できるのか?加工すれば使えるのか/ダメなのか?は、今後のお楽しみ>
 

こうして、fcl.さんからモニター製品が届くまでの間に、撮影条件や設定、撮影場所の検討(前回のブログ・その1)と、ヘッドライトの純正防水カバー(ゴムキャップ)の他車種からの流用の企て(今回のブログ・その2)とを、事前準備として済ませておいたのです。


「その3」 に続く。
 ↓
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2019-03-21(Thu.) : 更新
[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その3 をアップロードしました。
Posted at 2019/03/19 05:57:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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