家族用のエクシーガは実用本位。これまでに装着したパーツは機能部品がほとんどで、ドレスアップ系のパーツはあまりありませんでした。
今回、そんなエクシーガにも多少の色気を付加するため、ボディの下部周りにラインテープを貼り付けることにしました。今回のブログは、その作業風景の紹介(兼、自分への備忘録)です。
■黄色のラインテープはあまりない
キッカケは、つい最近、BPレガシィのフロントアンダースポイラーにSTIの赤リップを装着したこと(→ こちら )。エクシーガは、今後も永く乗り続ける予定の家族車なので、ここらで外観のリフレッシュでもしてみようか…と思った次第。
レガシィには(テーマカラーである)赤いラインテープを付加し、エクシーガにはボディカラーのWRブルーメタリックに映える「刺し色」として、当初から黄色にすることを決めていました(※だから黄色のSWRTステッカーも、左右ドアに貼り付け済み)。
ところが”イエローの”ラインテープは、ほとんど見当たりません。メーカー品はカーボン柄や、赤・黒・白などの人気色ばかり。数少ない黄色があったとしても蛍光テープ(夜間の反射材として)か、無名メーカー製で長さが66mもある(どうやって消費仕切れるのか?)ようなもの。
結局、運良くヤフオクで良さげなものを見つけ、素材としての確保ができました。
<↓今回は控えめな、幅5mm品を調達。レガシィ用の赤色とセットで購入>
<↓ヤフオクで発見。耐候性を謳う黄色のラインテープはあまり多くはない>
■貼り付け位置の検討
刺し色としてのラインテープを貼る部品は、フロント:スカートリップ、サイド:サイドスポイラー周辺、リヤ:バンパー周辺、を予定。まずはサイドスポイラー周辺への貼り付け位置を実車で検討します。
<↓案1:サイドスポイラー端部、ただしその上面に貼る案>
<↓案2:サイドスポイラーの側面に貼る案>
<↓案3:スポイラーではなく、サイドスカート下端に貼る案>
私的なイメージ(>あくまで私見です)としては、
・案1 → 幅5mmの細線であっても、上から見下ろした際に
テープ幅いっぱいに視覚効果が得られる。
・案2 → 凡庸。代わり映えしない。が、安全策。
・案3 → 横幅のワイド感がそがれてしまう。これは無いかな?
■サイドスポイラー(右側)への貼り付け
結局、案2(サイドスカートの側面に直線状に貼り付け)を選択しました。最大幅の部分でラインテープを貼った方がワイド感(→安定感)が得られることと、黒地に黄色の組み合わせの方が視覚的なアピールが可能なため。スカートの厚みが5mmというテープ幅にマッチしているという理由もあります。
<↓方針が決まれば、あとは事前洗浄済みの当該部にストレート状に貼り付け>
<↓テープ端部の処理例。ハサミを使用し、テープの角をラウンド状に落とす>
とりあえず、以下のように完成。
<↓貼り付けターゲット(サイドスポイラー側面)が直線状なので、貼り付けも容易>
<↓別アングルから>
■サイドスポイラー(左側)への貼り付け
車両右側への貼り付けでコツをつかんだあとは、左側のサイドアンダースポイラーへの貼り付けへと移行します。
<↓ターゲットをよく洗浄(脱脂)し、直線状に貼り付けしていくのは右側と同様>
工夫というほどのものではありませんが、作業途中で円環状に巻かれたラインテープがほどけてバラバラに分解することを防ぐため、スライド可能なガイドテープを付加しています。
ガイドテープと言うと大げさに聞こえますが、実態は「養生テープをいったん接着面が外側になるように帯状に貼り、その上にさらに接着面が内側になるよう重ね張りしたもの」です。これで円環テープの内側も外側もベト付かない、スライド可能な姿勢保持器に早変わりします。
<↓あらかじめ作業中にラインテープがバラけないよう処置してから、作業開始しています(冒頭の画像の通り)>
<↓ラインテープの始点と終点は、貼り付けターゲットの当該部位の形状に合わせてラウンドカット>
ちなみに、すでに納車直後から貼り付け済みのSWRTステッカーの黄色に対しては、今回のラインテープの色味は ほぼ近似色でした。
<↓SWRTステッカー(スバル純正部品)。個人的にはWRブルーに映える色は黄色と思っています>
■フロントのスカートリップへの貼り付け
左右のサイドアンダースポイラー(難易度:低)への貼り付けを終わらせたあとは、引き続きフロントのスカートリップ(黒リップ)への貼り付けへと進みます。以下の画像は、その作業風景です。
<↓キッチリと水平にライン出しするためには、作業姿勢や他人の人目もはばからない(自宅前だし…)>
# ちなみに上記画像は、一人で三脚を立てて
# セルフタイマーで撮影しました。
<↓黒リップの下端から、ほぼ均等に2mmを空けてラインテープを貼り付けしました。両端部はラウンドカット>
■リヤアンダーへの貼り付け
ここまでは特に迷うこともなく、一気に貼り付けしてきましたが、問題はリヤ部の処理です。特にリヤパンパーの両サイド(サイドアンダースカートの延長線上との接続部)。
しかしながら、我が家のエクシーガには、リヤバンパー両サイドにはボディ同色のエアロスプラッシュがあるだけで、黒色のアンダーガーニッシュ的なエアロパーツは付いていません。
ボディを一周、見渡したときに、黒色のエアロアンダーパーツの上に黄色のラインテープがあることで統一感が取れるのに、このリヤ両サイドだけWRブルーの素地の上に黄色のラインテープを貼ってしまうと、デザインエッセンス的に連続感が得られないと思うのです(>私見です)。
いろいろ考えた結果、結論としてtSグレード(※tS:tuned by STI の意味)に標準装備のSTIリヤアンダースポイラーの側面に貼り付けることにしました。黄色のラインは、リヤの両端部でいったんは途切れますが、車両全体として見た場合の統一感は逆に保たれると思っています。
<↓やや腰高感となってしまうリヤバンパー本体ではなく、より下部のリヤアンダーにラインテープを貼る>
<↓例によって始点はラウンドカットしておき、テープのエッジ剥がれのリスクを低減>
<↓ラインテープの終点も同様に、ハサミでラウンドカットを施しておいてから圧着します>
<↓リヤの完成形です。STIリヤアンダースポイラーの上下幅(側面の厚み)はテープ幅の5mmにマッチ>
■作業後の外観チェック
こうして一通りのラインテープ(イエロー)の貼り付け作業が終わったあとは、一歩か二歩引いた位置から、改めて車両全体を眺めてみます。テープ自体は曲げ性に優れ、多少の貼り直しも利きます。微修正するなら、時間硬化しない今のうちです。
<↓車両の右前方より。フロントからサイドに流れる黄色のラインは、路面からの高さ的にも統一感がある>
<↓車両の左前方より。レガシィの赤リップを見ると、エクシーガのフロントは10mm幅でも良かったかな>
<↓フロントから。ファミリーカーのエクシーガ的には、これくらい控えめな方が良いような気もします>
我が家の使用用途的にも「やる気 満々感」は不要ですので(実際に使うのは家族がメイン)、「少し控えめだったかな、もう少し自己主張しても良かったかな…」程度に抑える(腹八分目)くらいが、実はちょうど良いのかもしれません。
COVID-19対応で、三密を避けて人出の少ない時間帯に低頻度でスーパーに買い出しに出かけるのですが、駐車場で「今までとはちょっと違う」黄色の刺し色がボディ下部に増えた我が家のエクシーガを見るにつけ、自己満足ではありますが、今後とも より永く付き合っていけそうに思っています。
# 低コストでのイメージチェンジ(外観リフレッシュ)。
# やって良かった。
「レガシィ編」 へと続く。
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2020-05-13(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] ボディ下部にラインテープ(赤色)を貼り付け をアップロードしました。
Posted at 2020/05/12 00:02:39 | |
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