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調布市のKAZのブログ一覧

2005年11月05日 イイね!

[205/50R16] > [215/45R17]

[205/50R16] > [215/45R17]昨日のブログ (「自宅 地下ピットの清掃) の続編。

地下ピットからタイヤ&ホイール2セットを取り出し、パープルマジックなどで洗った際にふと気づいたことを書きつづってみる。

ミニサーキット用に使っているホイールは、画面の通り ロンシャン XR-4Z だ。私が初代BC型レガシィ (セダンRSターボ、レッドマイカ) に乗っていたころに購入した16インチモデルで、当時はネットオークションはおろか安売り店も現在ほど存在していなかったので、都内でいろいろなところを探し回って購入したものだ。それでもポテンザRE-810との組み合わせで27万円(当時)もしたことから、現在のタイヤ&ホイールは(スタッドレスを除き)本当に安くなったと思う。

この ロンシャン XR-4Z、今となっては古典的なホイールかもしれないが、購入から10数年が経過した現在でも十分に使用可能だ。フロントにインプレッサ用の対向4POTキャリパ、リヤにも対向2POTキャリパを装着した BGレガシィGT-B にも、幸いにも干渉することなく履けたことから、購入時には非常に高価であったが、使用期間の 単位年数あたりの価格 に換算すると案外安上がりで済んでいるかもしれない。なお、もともとシルバーのホイールだったものがリム部のみ赤くなっているのは、当時の私が 若気の至り で自家塗装した際の名残である。(^_^;) 

ロンシャン XR-4Z のとなりに写っているのは、最近手に入れたレガシィ・ブリッツェン用の初期ホイールだ。このホイールにはヨコハマのスタッドレスタイヤを組み合わせている。

これらのホイールを、2005年9月28日付けブログ (スーパーオートバックス三鷹・会員限定セール) で購入した 「パープルマジック(製品名)」 を使いつつ、昨日のブログで紹介した リョービの高圧噴射ポンプ で洗ってみる。すると・・・おおお!なかなか汚れが落ちるではないか。積年の汚れに輝きが復活したかのような仕上がりは、当初の私の想像を上回るものがあった(>少々大げさな表現ではあるが)。きっと、プロが使うような洗車製品とツールをきちんと用いれば、もっとキレイになるのだろうなぁ。こと洗車に関しては、「弘法も筆を選ぶ」 世界なのかもしれない。

さてタイトルの件 (205/50R16>215/45R17) であるが、画像にある通り、16インチのロンシャン XR-4Z (タイヤは BS の ポテンザRE-01)を 横にした状態で4本重ねた場合の高さの方が、17インチのブリッツェンホイール (タイヤはヨコハマのスタッドレス) を 横置きで4本重ねた場合の高さよりも高かったのダ。RE-01 のタイヤ幅はカタログ公称値で 205 [mm]。一方の YH は カタログ公称値で 215 [mm]。素人が単純に考えると、YH の4本重ねの方が高さが高くなると思うだろう。ところが実際には逆で、ロンシャンもリム幅は 7.0 [inch]、ポテンザにもリムガードが付いている。

タイトルの意図するところは、実際のタイヤの接地幅はカタログ値だけでは分からない、ということだ。タイヤの形状、ホイールのリム幅にも左右されるし、また上記のように横積みしただけでも目安にしかならず、実際には 車重 という負荷を掛けた状態でのタイヤ側面の剛性、そして空気圧にも大きく左右されることだろう。よくQ&A掲示板で、「BHレガシィに18インチは履けますか?」 などという漠然(ばくぜん)とした問いに対し、「全然OKです!」 などと即答している例を見かけるが、そのやりとりの中でホイールの リム幅 どころか オフセット にもまったく触れられずに会話が進んでいくシーンに驚かされることがある。

仮にオフセットやリム幅が話題に出たとしても、元々18インチモデルがラインナップされている現行型と、17インチまでしかラインナップされていなかった旧型では、単にフェンダーだけではなく インナーフェンダー とのスキマや逃げ形状まで変わっている可能性があることも考慮した発言となっていないように思われる。

これは、2世代前のBG型レガシィにおいて、マイナーチェンジでビルシュタインダンパーとともに17インチホイール純正装着モデル(GT-B)が登場したときに、「前期AタイプGT(純正は16インチ)に市販17インチは履けますか?」 とのQ&A掲示板での問いに対し、GT-Bではメーカーが17インチ化の際にインナーフェンダーの形状変更まで加えて対処したことを知らずに 「後期で履けるんだったら前期でもOK!」 と無責任に回答していることの ”再来” のようにも思えてしまうのだ。こんな身近なところでも、「歴史は繰り返される」・・・ということか。

今回ブログに挙げた 「自宅 地下ピットの清掃にまつわる話」 シリーズ3話では、特にオチの無い、単なる日常の様子を描写しようと思っていたのだが、今回に限っては最後に何だか示唆的な内容で終わってしまった・・・。(^_^;)

なお、お時間のある方は次の関連ブログもご覧下さい。
 ◎地下ピットの清掃にまつわる話・その1 ・・・ こちら
 ◎地下ピットの清掃にまつわる話・その3 ・・・ 「GDA-Cインプレッサにブリッツェンホイールを履かせてみる」 の巻 (←後ほど追加します)
Posted at 2005/11/06 21:42:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
2005年11月04日 イイね!

自宅 地下ピットの清掃

自宅 地下ピットの清掃地下ピットのメンテナンスとそれにまつわる話・その1。

毎年、この時期になると行う作業の一つに、自宅 地下ピットの大清掃がある。
2柱リフトやコンプレッサなどの設備があるわけではないので、メンテナンスと言うと少々大げさだが、床掃きなどの清掃も立派な 維持作業 のひとつだ。キレイな作業環境の確保は 安全 への第一歩でもあると思っている。

さて、地下ピットの詳細は 「整備手帳(自宅ガレージ・地下ピットの設置)」 または 「プライマリーサイト(地下ピット ~自宅ガレージの紹介~)」 をご覧いただくとして、ピットの天板には市販のグレーチングを用いているため、屋根の無い現状では、この時期には知らず知らずのうちにグレーチングのスキマから 枯れ葉 が落ち、床に溜まることがある。枯れ葉だけならまだ良いが、時には何だかよく分からない ゴミ (コンビニのレシートやビニール袋など)までもが風に吹かれて運ばれて、ピットの床に溜まってしまうことさえある。

ピットの床に設置してある排水ポンプは汚泥対応タイプなので、少々の土や埃(ほこり)程度なら問題なく下水口にくみ上げ可能なのだが、さすがに枯れ葉だのゴミだのを流すワケにはいかない。ということで、落ち葉の多くなるこの時期を見計らってピットの壁面や床面の大掃除を・・・となるのだ。

まずはレガシィを家の前に移動し、地下ピット内に保管してあるタイヤなどを取り出す。そう、地下ピットは、利用しない時には物品庫にもなっているのだ。次にほうきで床面を丁寧に掃いていく。しばらく使っていなかったのだが、案外埃(ほこり)がたまるものだ。かき集めた枯れ葉やゴミなどをちりとりですくい取り、ゴミ袋に入れる。

実は掃き掃除は単なる下準備で、このあとリョービ製の 高水圧ポンプ を用い、壁面やら床面やらをジェット水流のごとく丸ごと洗い流すのだ。この高水圧ポンプ、とても強力なもので、ノズルの先端を回転させることで水流を ピンポイント噴射 から 拡散噴射 まで調整させることができるのだが、ヘタにピンポイント噴射にしてしまうと、地下ピット床のコンクリートに塗った耐水塗料が部分的に剥がれ落ちてしまうほどの威力になるのだ。

拡散ノズルを慎重に調整し、ピット内の丸ごと洗浄?は無事に完了。排水ポンプで溜まった水を吸い出し、しばらくの間、天日干しする。最後にタイヤなどの荷物を元通りの位置に戻して終了となる。

今回はせっかくの機会なので、保管してあったタイヤ&ホイール2セット(ミニサーキット用とスタッドレス)もパープルマジックなどで洗い、そのうちの1セットをGDA-Cインプレッサに履かせてみた。それらについては、別途ブログで紹介しますので、お時間のある方はご覧下さい。
 ◎地下ピットの清掃にまつわる話・その2 ・・・ [205/50R16] > [215/45R17] の巻
 ◎地下ピットの清掃にまつわる話・その3 ・・・ 「GDA-Cインプレッサにブリッツェンホイールを履かせてみる」 の巻 (←後ほど追加します)

※この日からの3ブログは、私にしては珍しい日常記録(特にオチは無し)となります。
2005年11月03日 イイね!

世界累計販売 1000万台達成の日本車について

世界累計販売 1000万台達成の日本車について世界中で愛され活躍する日本車の話。

仕事や観光で海外を訪れる日本人は多い。一部の者からは 「世界中で日本人がいない国は無い」 とまで揶揄(やゆ)されることもあるほどだが(>実際にはそんなことはないだろうが)、 それに劣らず日本車も世界中のあらゆるシーンで活躍しているようだ。

海外で有名な日本車と言えば、一部のモータースポーツフリークには日産の歴代 Z や GT-R(スカイライン) などが挙げられると思うが、実際にはスカイラインは一部例外を除き輸出されていない。実際の販売実績(累計台数)という面で見ると、やはり日常生活と深く関わりあってきたであろうトヨタのカローラが功労者(車)としてふさわしいと思う。

今回は、そのような代表的な日本車の中から、世界累計販売台数が1000万台を突破 した(と見られる)6台の経歴を紹介してみたいと思う。以下、2005年10月29日付け 日刊自動車新聞 からの記事の一部要約である。

◎トヨタ・カローラ
・1966年11月発売、1979年から海外での現地生産を開始。
・1983年3月に 日本車として初めて1000万台を突破
・現在では世界18ヶ国で生産されている。
・2005年4月には、累計3000万台を突破。
 (↑2005年8月4日付けブログ : カローラに聞く「世界累計販売台数3000万台」 参照。)

◎ホンダ・シビック(現地名:シビック)
日本車として2番目に1000万台を突破
・1972年に発売開始、1977年に台湾での生産開始(後に取り止め)。
・1986年から米国での生産開始、現在は世界10ヶ国で生産されている。
・2005年7月現在の累計販売台数は 1628万台
・2006年には中国、インド、ベトナムでも生産開始予定。

◎ホンダ・アコード(現地名:アコード)
・1976年5月発売。1977年に台湾で、1982年に米国で生産開始。
・1998年に1000万台を突破。
・現在は世界7ヶ国で生産。
・2005年6月時点での世界累計販売台数は 1440万台

◎トヨタ・ハイラックス(米国名:4ランナー)
・1968年3月発売開始、1981年に海外での生産開始。
・現在は世界7ヶ国で生産。
・1999年に1000万台を突破。
・2004年末時点での世界累計販売台数は、約 1200万台

◎日産・サニー(米国名:セントラ)
・1966年10月発売開始。38年間での国内累計販売台数は約650万台。
 (世界累計販売台数では1000万台を超えていると見られている。)
・2004年10月、後継車 「ティーダ ラティオ」 の発売により生産中止。

◎トヨタ・カムリセダン
・2005年9月、日本車では 6番目 に1000万台超えを達成。
 (集計結果は、ワゴンやクーペなどの派生車種を除いたもの。)
・1980年1月 に発売開始、1987年から海外での現地生産を開始。
・現在の生産拠点は8ヶ国(日本、米国、オーストラリア、タイ、
 マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナム)。
・2006年には中国、2007年にはロシアでも生産される予定。
 (↑2005年6月21日付けブログ : 巨人トヨタ、ロシアの商習慣に足止めを喰らう 参照。)

こうした顔ぶれ(車種)を見ると、価格が手ごろで経済性の高い、いわゆる大衆車(>死語?)の需要が市場ボリュームとして大きいのだろう。ワイドカムリも米国では単なるコンパクトカー(>失礼)だと伝えられているし、ハイラックス(4ランナー)に関しても、ピックアップを日常のゲタ代わりに使う米国では、学生たちの手ごろなエントリーカーとして利用されているとも聞く。

こうして考えていくと、自動車大国・米国で販売が成功するか否かは、自動車メーカーにとっては重要な課題であることが理解できる。ただ、そうした流れに加え、近年ではいわゆる BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国) での自動車市場の活発化が目覚しい。

たとえば、2005年11月1日付け 日経産業新聞によると、ロシア国内での2004年度・新車販売台数は、ロシア国産車の97万5千台に対し、日本車を含む外国車は40万7千台で、早くも全体の約30%を占めるほどになった(その4年前の2000年度は、わずか5%に過ぎなかった)という。さらに今年度の1~8月の外国車市場に占める日本車の割合は34%で、ロシアで販売される外国車の3台に1台は日本車になるという計算だ。

グローバル企業のトヨタやホンダ、あるいはスズキなどは、こうした BRICs での販売策でも抜かりがないだろう。・・・これまではニッチ市場ではリーダー的存在であったとしても、いつまでも 為替レート国内景気 に業績が左右されっぱなしの富士重工業(株)には、少々荷の重い話題だったかもしれない。
2005年11月02日 イイね!

[三菱] ランエボに派生車種検討、ハッチバックも?

[三菱] ランエボに派生車種検討、ハッチバックも?ランエボに継続的な派生車種の投入が検討されている?という話。

2005年9月15日付けのブログ( ランエボ・ワゴンを総括する )の後半で、私は以下の新聞報道を紹介した。
◎ランエボ・ワゴンは、12月末までの2500台限定販売。
◎限定とした理由は、三菱自動車・益子社長によると
  「プレミアム感を出したいから」 だそうである。
◎その割には、9月7日の記者会見で社長は 「欧州や
  アジア諸国への輸出を検討している」 と述べている。

この報道内容に対し、私は
   > 国内で限定販売としておきながら、輸出で台数を稼ぐとは、
   > いかがなものか。「台数が少なければプレミアム」 とする
   > 考えは、私に言わせれば旧態依然の思考回路だ。
   > ユーザーはそのような市場操作に安易に乗ってはいけない。
と半ば批判的な口調で述べた。ところが、三菱は早くもそうした 「限定商法」 の繰り返し(>失礼!)を検討しているというニュースが飛び込んできた。以下、2005年10月29日付け 日刊自動車新聞の記事の要約である。

<ランエボ派生車を定番化>
◎三菱自動車は、ランエボの派生モデルの設定を定番化する。
  派生車種を継続投入 することで、幅広い層の顧客獲得を狙う。
◎具体的には、ランエボの各新型モデルの投入に合わせて、派生車種を
  継続投入する方針。今後はワゴンに限らず5ドアハッチバックなどを含む
  他の新たなボディ形状での投入も検討 する。

上記新聞記事は、比較的大きめの扱いでコラム5段を使った記事ではあるが、同じ表現の繰り返しにより字数を埋めたような、中身があまり感じられない(情報の具体性に欠ける)ように見えてしまう・・・というのはこの際、置いておいて。

ランエボは、エボVIII から海外展開を開始し、現行のエボIV ではこの9月からオーストラリアにも輸出されている。国内では先日アウトランダーを発売し、年明け早々にはミッドシップ軽自動車 「i (アイ)」 も投入予定・・・と波に乗る三菱だが、傍目(はため)にはまだまだ足場固めが必要なように思われる。

しかし、まったくの新型車の開発は資源(ヒト・カネ・モノ・時間)の負担が大きい。そこで、持てる資源を有効活用しつつ、短期間で訴求力のあるクルマを・・・となると、「開発車ベースの派生車」 という結論に至るのは至極当然な流れだと思う。私見だが、会社を健全に保つためには、経営者としてはそのような(一時的な)判断は正しいと思う。

実際の購入者にとってみても、荷物がたくさん積めるワゴンのランエボとか、空力に優れて低重心なクーペのランエボとか、スタイルと積載性とを両立させたハッチバックのランエボがあったら、さぞやありがたいことだろう。もしかすると、7人乗りのミニバンのランエボがあったら・・・いやいや、そうなってくると、もはやランエボではなくなってしまうか? だが、かつては 「絶対にあり得ない」 と言われた ”ワゴンのランエボ” が 現実に登場 したことを思えば、オペル・ザフィーラやプジョー307SW のような ”コンパクトなミニバン” のランエボがあっても、選択肢としては決しておかしくない。いやむしろ、そのような選択肢も含め、ありとあらゆる可能性が真剣に吟味されるべき であろう。

経営者や技術者は、「常識」 にとらわれることは禁物な (会社としての ”前進” が無くなってしまう) ので、もしも本当に、新たなボディ形状の派生車種が検討されるのならば、選択肢としてありとあらゆるボディ形状 (の実現可能性) を探るはずだ。逆にそうでなければ、三菱の将来は明るいものではないと思う。

もちろん、ありとあらゆる可能性を探り、また市場のニーズとも照らし合わせた結果、「ミニバンのランエボ必要なし」 と判断されるに至ることもあるだろう。もちろん何かの決定を下す場合には、決定を下すに足るだけの十分な根拠が必要だ。冒頭でも述べたように、単に 「プレミアム感を出したいから」 というだけの理由で、なし崩し的に派生車種を連続で限定リリースすることだけは、避けて欲しいと思う。

逆の言い方をすれば、メーカーとって必然性があり、かつ顧客にも十分に納得できる派生車種であるならば、たとえ限定販売になっても良いということだ。三菱自動車はもちろん、我々ユーザーも、安易に雰囲気に流されて 「クルマの限定商法」 に飛びつくことなく、自分のライフスタイルにしっかりと見合ったクルマ選びをしたいものである。
2005年11月01日 イイね!

トラフィック戦隊アンゼンジャー(東京モーターショウ)

トラフィック戦隊アンゼンジャー(東京モーターショウ)東京モーターショウの催し物(ステージイベント)の話。

今年のモーターショウで楽しみにしていたイベントの一つに、「トラフィック戦隊アンゼンジャー」 のステージがあった。来場者の多くはクルマやバイクや周辺機器メーカーのブースを見て回ることを主目的としているので、わざわざ世界初公開の出品物そっちのけでステージイベントに興じる者は少ないだろう。(※私はその少ない者の一人であったワケだが。)

「トラフィック戦隊アンゼンジャー」 のステージイベントは、その名前から想像される通り、戦隊ヒーローものにあやかって交通安全の啓蒙を広げるという試みだ。最近の東京モーターショウでは毎回開催されているようで、子供を対象にしていることから、ストーリー自体は単純ながらも、全体の演出には工夫が凝らされていると感じる。

例えば、登場人物(キャラクター)は水戸黄門よろしく善人・悪人・手下・脇役の区別がハッキリとしているし、ストーリーの合間には、見ている子供を飽きさせないように クイズタイム や 安全体操(安全ダンス?)タイム などが設けられている。また、子供の参加者には トラフィック戦隊アンゼンジャー のキラキラステッカーも配布される。ステッカーは光で反射するので、子供用の自転車に貼っても良いだろう(子供本人は嫌がるかもしれないが)。

さて、私がこの アンゼンジャー のステージを楽しみにしている大きな理由は、ステージで繰り広げられるトークに面白さが感じ取れるからだ。出演者の苦労話や本音がついポロッと出たり、あるいは意図的な演出なのかアドリブなのか、子供の保護者である大人しか意味が分からないような会話が飛び出ることもあるのだ。

今年のトークではこんなやりとりもあった。

<例1>
◎司会のおねぇさん : 「よい子のみんな~、シートベルトを締めようね~!」
◎クイズ出題者   : 「シートベルトを締めないで(パパが)おまわりさんに捕まると、どうなるかな?」
◎正解の解説者   : 「5万円以下の罰金になるんだよ。」
◎ステージの脇役  : 「(ぼそっと)5万円って言うと、児童手当の10ヶ月分 じゃね~か!それは痛い!!」

<例2>
◎司会のおねぇさん : 「安全運転は、クルマにも優しいんだよ!」
◎クイズ出題者   : 「エコ・ドライブの ”エコ” の意味って、な~んだ?」
◎ステージの脇役  : 「そりゃあ、エコエコアザラク の エコ に決まってるだろ?」
◎正解の解説者   : 「・・・。 (^^;) 」

罰金が児童手当10ヶ月分に相当するという例え話 (>子供にはまず何のことだか分からない) を持ち出すことで、保護者にも安全活動の周知徹底を図ったり、エコエコアザラクに至っては、アドリブなのか、ある年齢層以上の大人でなければ意味(ギャグ)がまったく理解できないだろう。

ちなみに、前回(2年前)の アンゼンジャー ショー では、悪役がマイクを片手に 「最近はステージの公演依頼(回数)が減ったんで収入も減って大変。俺はこのショーに生活がかかっているからな。」 などという本音とも取れるボヤキを述べていた。いわゆる 「中の人」 も大変なんだな、と。こうしたステージでは、仕組まれた笑い(セリフ)よりも、ふとしたはずみに漏れる一瞬のトークの方が面白いことが多いと思う。そういえば、先月、群馬県太田市の富士重工業(株)矢島工場で開催された 「スバル大感謝際」 のステージショー(魔法戦隊マジレンジャー) でも、アドリブトークが意外にもウケていた。

かつてのステージショーでは、「トーク」 は出演者の衣装替えや休憩などの合間に行われる、単なる 「場つなぎ」 でしかなかったように思う。ところが最近では、本番のステージ(>怪しい意味ではない)と並んで、ステージ合間のトークも立派な催し物(コンテンツ)になっているように思う。逆にそうでなければ・・・親が内容に関心を持つようでなければ・・・決して子供を連れてステージへと足を運ぶことはないだろう。その意味では、表向きには 「子供向け」 のアンゼンジャーのイベントショーであるが、実は保護者(大人)をもターゲットに含めている(と思われる)という、興行関係者の工夫や苦労の跡が見え隠れする。

次回(2年後)の 「トラフィック戦隊・アンゼンジャー」 のイベントを、私は今から楽しみにしている。
He is the hero to strike at the evil !

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] ガソリンタンクの水抜き(ドレン)経路に目詰まり発覚(その4・解 ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8314427/note.aspx
何シテル?   07/29 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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