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調布市のKAZのブログ一覧

2018年01月30日 イイね!

[カロッツェリア・ネグローニ 2018] ファクトリー訪問・前編(アウトレット品の購入)

[カロッツェリア・ネグローニ 2018] ファクトリー訪問・前編(アウトレット品の購入)ドライビング・シューズのブランドである 「ネグローニ」 について、製造工場内を一般開放して行われる 「アウトレット品の展示即売会」 などのイベントに参加してきました。その様子を前編・後編の2回に分けてお伝えします。

<カロッツェリア・ネグローニ 2018 とは>
◎公式WEBサイトでのお知らせ → こちら


■今年最初のイベント
「ネグローニ」 はドライビングシューズのブランド名で、SUBARU ONLINE では SUBARUブランドや STIブランド とのコラボモデルも販売されています。

<↓ネグローニは、SUBARUやSTI とのコラボモデルも販売されているドライビングシューズのブランド>


1/27(土)~28(日)の2日間、今年に入って最初(かつ、恐らく最大規模)のイベントがファクトリー内で開催される、という情報をキャッチ。初参加してきました。

イベント内容としては、「全てのオーダー料金が無料」、「BUY ONE GET ONE 50% OFF(2足同時に購入すると、安い方が5割引)」 などが目玉ですが、私のお目当ては 「アウトレット品の展示即売会」 です。アウトレット品は、恐らく 「One and Only」 の早い者勝ちでしょうから、イベント開催2日目の日曜日ではなく、初日の土曜日(の開店時刻)に行けるよう、何とかやりくりして都合を付けました。


■イベント初日のオープン時刻に現地着
事前に google map で自宅からの道順を調べ、ストリートビューで目的地周辺のコインパーキングの位置まで確認。イベント開始時刻はAM10:00、予想所要時間は約1時間でしたが、若干の余裕を持たせてAM8:40 頃に自宅を出発します。

途中、その週の前半に降った残雪の影響で渋滞がありましたが、ほぼ読み通りのAM10:00ちょうどにネグローニのファクトリー(@東京都荒川区)に到着。クルマがギリギリ1台分だけ置けるスペースが空いていたのはラッキーでした。レガシィを駐車スペースに潜り込ませたところで開門。先客の約20人くらいがファクトリーの中に消えていきました。


<↓(左)運良くファクトリーの正面に駐車できました  (右)最初に来客を出迎えたのは福袋の列>
 

すぐに私も続けて入場。まず目に飛び込んできたのは、「福袋」。3種類が用意され、3万円分以上の中身が入った1万5千円版、6万円以上の中身が入った3万円版、そして10万円以上の中身が入った5万円版、がありました。しばしスタッフさんによる福袋の説明に聴き入っていたのですが、ふと 「いやいや、まず先にアウトレット品の現品確認からでしょ!」 と思い直し、先へと進みます。

■アウトレット品の現品確認
ファクトリー内を奥へ進んでいくと、アウトレット品の展示棚にたどり着きました。皆さんマナー良く、しかし我先にと、それぞれ思い思いのアウトレット品を物色しています。私も 「これは!」 と思う二品を試着してみます。

<↓画像には写っていませんが、レディスシューズのアウトレット品もありました>


<↓いろいろなアウトレット品が、サイズ違いで即売されています(展示品のみ)>


<↓インナーソールなどの消耗品や、革製品向けのメンテナンス用品(クリームの類)も販売>


■カタログに記載のないモデルも
ファクトリーでは、カタログ落ちした旧モデルの販売もありましたが、まだWEBサイトには記載のない(恐らく更新が追いついていない?)モデルも展示されていました。

<↓こちらは定番モデル(各サイズの在庫も多数あり)>


<↓その一方、WEBカタログには記載のない?モデルも展示されていました>
 

<↓こちらは新しく立ち上げる予定のモデル(カラフルでオシャレですね)>


<↓ドライビングシューズ以外にも、ポーチやベルトやカード入れなども販売しています>


■無事にアウトレット品を購入
欲しいモデルで気に入った色のアウトレット品が、果たして有るのか無いのか分からないまま、こうして現地に訪れたわけですが、結論から先に書きますと、良い買い物ができました。

<↓何と、狙っていた IDEA CORSA(通常:税抜き39000円) がアウトレット特価で15000円(+税)に>


正直に言うと、素人の私には、アウトレット品の 「どこが一体、アウトレットとされる所以なのか?(どこが規格外れなのか?)」 ・・・がサッパリ分かりません。そもそも不良品でしたら商品として成り立たないわけで、単にどこかの部位が規格外れなだけで実用に供しても問題がないのがアウトレット品のハズ。

・・・と思いながらレジに並んでいると、複数の女性スタッフの方々が
 「あらっ! この IDEA CORSA を選んでくれたのですね!」
 「IDEA CORSA でこの値段でしたら、絶対にお得です!」
 「そうそう、このシューズをアウトレット品の中に(目玉品として)混ぜ入れておいて正解だったわ。」
などと会話しています。

ということは、実はこのシューズは ”純粋な” アウトレット品ではなかった?! 真相は不明ですが、いずれにしてもお買い得品であることには間違いないようです。わざわざ来た甲斐があったというものです。


■その他の購入品とクジ引き結果
今回は、アウトレット品以外にもメンテナンス用品を購入しました。革製品用のローション(保湿剤、1500円+税)です。

<↓スタッフのアドバイスで汎用タイプのメンテ用品も同時購入。右は購入者プレゼントの小銭入れ>


オイルレザーローションは、実は 「革製のレカロシート(ST-JC、スバルカスタマイズ工房エディッション)に適用できないかな?」 と思って買ったものです。市販の革シートクリーナーやツヤ出し剤は、私にとって 「コレだ!」 というものがイマイチ見つからなかったのですが、上記ローションは 「革シートにも使えて、ツブシが利く汎用性あり」 とのことで、思い切って購入したみた次第。

<↓レガシィのシートはレカロST-JCの赤革バーション。この革シートにも適用可能な保湿剤を購入>
 

なおイベント期間中、ネグローニ製品の購入者は運試しのクジ引きが引ける(特賞:IDEA CORSAの好きなカラー1足が当たる)のですが、私は 「参加賞:素敵なお菓子」 としてポテトチップスをいただきました。

<↓(左)本当に当たったなら、かなりラッキーな賞品  (右)私は参加賞のお菓子をいただきました>
 

このような感じで、思いがけず(というか、期待通りに)アウトレット品を格安で購入することができました。「早起きは三文の徳」 どころか、かなりラッキーでした。その後、ファクトリーの2階がドリンクフリーの休憩所になっていたため、そこで ひと休み させていただきました。

<↓「アウトレット」 扱いとなっている理由は、素人の見た目には分からない(お買い得だと思います)>


「後編」 につづく。
(後編は、ファクトリー2階のショールーム様子や、工場内に設置してあった装置の画像などを紹介する予定。)
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2018-02-01(Thu.) : 更新
[カロッツェリア・ネグローニ 2018] ファクトリー訪問・後編(目に付いたものなど) をアップロードしました。
Posted at 2018/01/30 01:25:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2018年01月25日 イイね!

[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・後編(2018年・関東地域への降雪対応)

[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・後編(2018年・関東地域への降雪対応)関東地方に大雪の恐れ(@1/22(月)~23(火))、との天気予報に従って、事前にレガシィとエクシーガにスタッドレスタイヤを履かせた話の後編です。

← (扉画像)結構、積もりましたねぇ。
        東京都調布市にて。

<関連ブログ>
◎2018年・冬支度_前編は → こちら


■フォグランプの配光確認(レガシィ)
つい先日、モニター当選となった fcl.さんのLEDライト(HB4フォグランプ)をエクシーガに適用したばかりですが(モニターレポートは → こちら)、同じフォグランプ形式(HB4)のレガシィには、別メーカーのイエローバルブ(ハロゲン)を現在適用しています。

<↓BPレガシィのフォグランプには、Racing Gear のリアルイエローを適用中(イエローは当方の主義)>
 

将来、もしかすると、このイエローバルブ(ハロゲン)をLEDイエローに置換するときが来るかもしれませんので、今回の降雪状態をとらえて、イエローバルブの配光具合(ベース状態)を画像で記録しておくことにしました。東京都内で路面が降雪状態・・・となるタイミングは、滅多にありませんので。

以下、画像の左側は 「スモール+イエローフォグ(HB4ハロゲン)点灯」、画像の右側は 「スモール+ヘッドライト(純正HID_D2S)+イエローフォグランプ(HB4ハロゲン)点灯」、の記録です。


<↓例1: 運転席横、右前輪の後方より前方を臨む>
 

<↓例2: 運転席の右横に約1mの地点から前方を臨む>
 

<↓例3: フロントナンバープレートの位置から前方を臨む>
 

<↓例4: 前方に立って車両を撮影。対向車の目線を模擬>
 

fcl. さんのLEDフォグランプのモニターレポートには書いていませんが、こうして実際に(ハロゲンではあっても)イエローバルブの照射範囲を運転席から眺めると、路面の凹凸感の把握性に優れていることが実感されます。

ヘッドライトであってもフォグランプであっても、霧の深い時や、降雪時(特に吹雪の高速道路)には、白色光は霧や雪で乱反射して先が全然見えなくなることが多々あります。その点、「低い位置から」 「黄色い光で照らす」 イエローフォグの場合は、視覚的に前方視界がより確保されやすいです。

ですので、イエローLEDで配光特性と光量に優れるモデルがあれば、試してみたい・・・との感想になっているわけです(>先日のモニターレポートブログ)。


# 雪道を照らしたときの画像は、fcl.さんのモニター品で
# 撮影しても良かったな…と一瞬、思いましたが省略。

■都内での積雪状況(@1/22(月)夜21時過ぎ)
「BPレガシィ純正フォグランプ筐体+RGイエローバルブ(HB4ハロゲン)」 での雪道での照射状況を画像で記録したあとは、帰宅して翌日に備えます。この時点で21時過ぎでしたが、都内での降雪はまだまだ続いています。

<↓都内でこんな具合に雪が積もるのは、2014年の2月以来、約4年振り>


上記画像で、エクシーガの雪落としをしていない理由は次の通り。

(1).雪道での出動車をレガシィに決めた。
  → 降雪時に(どうしても)クルマを出す必要がある場合、
    運転は札幌出身の私が担当する(家族は運転を控える)。
    車重の重いエクシーガよりも、より車体の軽いレガシィを選ぶ

(2).雪捨てにまつわる近隣トラブルを防ぐ。
  → 札幌に住んでいれば、「道路に出す雪」「自宅敷地内に積む雪」
    「除雪車に持っていってもらう雪」「(場合によって)自分でトラック
    などに積んで、所定の雪捨て場(河川)に捨てに行く雪」…という
    具合に、雪を仕分けします
    近隣がみんな心得ているので、雪捨てでトラブルになることは
    まずありません。

    しかし、ここは「(近所の人々が)雪慣れしていない東京」。
    「早く溶かそうとして、通行路面に雪出しすると、それを嫌がる
     人がいるかもしれない。」
    「かと言って、自宅敷地内の雪をせっせと道路脇に山のように
     積み上げる行為もいかがなものか。」

エクシーガに雪を積んだままにしておけば、誰にも迷惑をかけないで済みますし、そのうち日が照ってくればルーフやボンネットの上で勝手に解けていきます。都心では、「雪慣れしていない人々」 に配慮して、「(良かれと思って)自己判断で雪捨てしない方が無難」 なのです。ふうぅ・・・。

# それじゃ、レガシィの雪はどうやって処理したかって?
# アノ手コノ手がありますが、ここでは割愛します(ばく)。
# (もちろん迷惑にならないような方法ですよ。)

■翌朝の状況(@1/23(火)朝7時頃)
家族を学校に送り届けたり、病院に通院するなどのため、レガシィは昨夜から出動可能状態にしてあります。具体的には、ルーフと灯火類の雪落とし、ウィンドウの解氷など。クルマのルーフに雪を積んだまま道路に出るのは危険 です。走行中のブレーキングで、ルーフの雪が雪崩(なだれ)のごとくフロントウィンドウに覆い被さってきて視界遮断の原因となるからです。(雪国では実践的にこの手法を逆手に取る場合もありますが。)

<↓レガシィは ready to go 状態(参考:奥のエクシーガは一晩放置状態)>


<↓エクシーガに積もった雪(何も手当をしないと、一晩でこんな状態に)>


さて二世代前のスタッドレス、ヨコハマ・アイスガードiG20 で積雪の都内を走り回ったのですが、ムリをしなければ十分に走行可能でした。ミゾはまだ十分に残っており(9分山)で、単に経年によるゴムの硬化・劣化が進んだ状態です。日陰のアイスバーンで多少車体が振れる程度で、まだまだコントロールの範疇(=運転中にステアリング修正による疲れを感じるものではない)。

物理的な 「スリップ」 の程度が激しくなった時点、あるいは 「運転していて(舵角修正などで)疲れるように感じられる」 ようになったときが、私のスタッドレスタイヤの交換タイミング(寿命判断サイクル)です。


<↓おおよそ東京都内とは思えない積雪光景(それでも市営バスはタイヤチェーンを履いて運行中)>


■その後の状況(@1/25(木)13時頃)
東京都内での積雪から2日後、主要道路では雪解けが進んだものの、道路脇には(積み上げられた)雪がまだ溶けずに残っています。日中の最高気温も3℃くらい。雪は降り増ししていないが、ここ数十年で一番の冷え込みとのこと。

<↓(左):レガシィの外気温度計は-5℃の表示  (右):日中の最高気温は3℃の予報でした>
 

<↓道路脇で溶けずに残っている雪(1/25(木)、都内にて)。札幌なら4月末頃に相当する風景>


さて、今回の積雪により、やはり東京都内は 「つつがなく過ごす」 ことは出来なかったようで。以下はネットニュースのキャプチャ。

<↓その後のネットニュースより。「物損事故90分で377件」 とのことですが、実際にはこれより多い?>


16:30~18:00の90分間で物損事故として届け出があった(=把握できた)分だけで377件とのことですが、実際には届け出の無い物損事故(単独とか軽微なものとか)も多々発生したでしょうから、当局にはもっともっと 「ノーマルタイヤのみでの走行は控える(というか禁止措置にする)」 という 啓蒙活動を徹底 してほしいところです。

# 個人的には、オートサロンの周辺で不正改造車を摘発するためとか、
# 大して効果も得られない 「初日の出 暴走」 に人員を充てる予算がある
# なら、むしろ雪道をノーマルタイヤで走っている車両を取り締まって欲しい。

昔、「注意一秒、ケガ一生」 とか 「タイヤは命を乗せている」 といったキャッチコピーがありましたが、雪道をノーマルタイヤで走ることの危険性を強く意識付けさせるようなキャッチコピーでもあればなぁ・・・と思います(ノーマルタイヤでも、ある程度は走れてしまうところが落とし穴。走れても、曲がれない止まれない。また、公道は自分だけではなく他人も利用するもの)。

「雪道を ノーマルタイヤじゃ 事故の元」
「積雪に 見合った装備で 安全に」
「坂道の 迷惑渋滞 そのワケは スリップ・横転・立ち往生」

・・・おそまつ!
Posted at 2018/01/25 21:22:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2018年01月24日 イイね!

[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・前編(2018年・関東地域への降雪対応)

[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・前編(2018年・関東地域への降雪対応)天気予報にて、1/22(月)の昼過ぎから関東地方に大雪の恐れあり・・・との情報を受けて、事前にレガシィとエクシーガにスタッドレスタイヤを履かせて、降雪に備えることにしました。

都内では(夏タイヤのままで雪道を走るドライバーが未だに多いので)、もらい事故防止のため 「クルマを使わない」 のが一番なのですが、家族の送迎(学童のお迎えや通院)などで、どうしてもクルマを使う必要が生じていました。

■まずはエクシーガから交換
スタッドレス用のホイール(17インチ、2セット)は、どちらもボレンボキャリパーに干渉しないホイールのため、エクシーガとレガシィで互換性があります。どのクルマにどのスタッドレスを履かせても良いのですが、今回は家族も運転するファミリーカーのエクシーガに より新しいスタッドレス(と言ってもiG50ですが)を履かせて、旧型スタッドレスのiG20をレガシィ(雪道では私しか運転しない)に履かせることにします。

<今回の措置>
・STI-RAYSホイール   +アイスガードiG20 : タイヤが古めなのでレガシィ(6速MT)へ
・ファイナルイレーザー改+アイスガードiG50 : より新しいスタッドレスはエクシーガ(5AT)へ

<↓(左)タイヤ交換作業中、車載バッテリも充電しておく  (右)保管していた個包装のスタッドレス>
 

<↓自宅敷地内スペースの都合上、車両右側(右前輪+右後輪の2本)から同時交換>
 

装着前に、スタッドレスタイヤの表面(側面も)状態に異常がないことを確認しておきます。もちろん、摩耗が少ない方をフロントに装着します。今回は該当しませんが、スタッドレスタイヤでも回転方向性の指定がある場合は要注意です。

車両右側の前後輪の交換(約30分間)が終わったら、車両左側の前後輪の交換に移ります。


<↓「KYBシザーズジャッキを2機使い+ホイールベース中央にホイール置き」 はいつものスタイル>

(※接地輪には車輪止めも併用)

4輪の交換で約1時間が経過した頃に、何となくチラホラと小雪が舞ってきました。引き続き、レガシィのスタッドレスタイヤ交換作業に入ります。

■次にレガシィでの交換
倉庫からスタッドレスタイヤを取り出し、台車に乗せてレガシィの前まで運びます。以前は右手に1本+左手に1本、小計2本ずつを転がしながら運んでいたのですが、あまりにも非効率だったため台車を導入しています。その甲斐あって、一度に4本の搬入(搬出)が可能になりました。

 

雪(みぞれ、あられ)が降ってきましたので、作業を急ぎます。

<↓約40~50分間で4輪のスタッドレスタイヤへの交換作業が終了、外した夏タイヤを点検して保管>
 

このあと、家の近所のガソリンスタンド(約4~5分の距離)に寄って、タイヤにエア(空気圧)を補充します(※その他の冬支度・・・例えばエアロワイパーのスノーブレードへの交換作業などについては、今回は割愛します)。

■空気圧の調整
エクシーガとレガシィとも、家から至近距離のガソリンスタンドでタイヤ空気圧の補充をします(※自由に使って良いGSです)。

<↓まずはエクシーガから。リヤタイヤの空気圧は、乗車人数によって純正の指定値に幅があります>


<↓スタッドレスタイヤであっても、用途と走行シーン(や好みなど)に応じて若干の空気圧調整はアリ>


<↓レガシィのヨコハマiG20はすでに旧々モデル。今回の積雪路での走行で余寿命を占うことになる>


スタッドレスタイヤの技術は日進月歩。基本的に、「一番新しいスタッドレスが一番良いスタッドレス」 だと言っても間違いないでしょう。私はそう思っています。・・・しかし、タイヤを含めてクルマを運転するのは人間です。

クルマの使用用途はもちろん、自己の雪道での経験や技術、地域性(根雪となるかならないか、粉雪かベタ雪か、ブラックバーンかシャーベットか、平坦路か坂道か、市街地か高速か、などなど)によっては、モデルイヤーの古いスタッドレスでも十分に役目を果たせます。・・・少なくとも、都内でノーマルタイヤ(チェーンも無し)のまま雪道に出て来る迷惑ドライバーよりも安全でしょう。

とは言え、「オレのスタッドレスは最新モデルではなく古いモデルなのだ」 と意識しながら、ムリしない運転に徹することは必要。今回は(都心に積もる雪という限られたシーンではありますが)iG20 の余寿命も確かめるつもりです。


<↓レガシィとエクシーガ、両車ともにスタッドレス履き替えなどの冬支度を済ませた夕方に、積雪あり>


スタッドレスタイヤへの交換から数時間後には、上記画像のごとく雪が積もってきました。雪慣れしていない人々(や交通機関)は、きっと麻痺してしまうのでしょうねぇ。私は 「慣れていない」 こと自体を責めるつもりはまったくございません。「慣れ」 は環境の成せる業ですので。ただ単に、他人を巻き込むような無謀なことは遠慮願いたいだけで。

とはいっても、例えば 「ワシは大丈夫じゃ!」 と言ってクルマを運転しようとする ご老人を、そのご家族が 「頼むから免許返納して!」 と嘆願する事例があるのと同様、「オレは雪道大丈夫だ!」 と(本人だけが)思い込んでいて、同僚が 「あいつは危ないから運転させるな」 と思われているような事例もあるかもしれません。

雪道走行では 「自信」 が 「過信」 に化けるリスクあり。
健康・安全(故障なし、事故なし)が一番ですね。



「後編」 に続く。
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2018-01-25(Thu.) : 更新
[レガシィ&エクシーガ] 冬支度・後編(2018年・関東地域への降雪対応) をアップロードしました。
Posted at 2018/01/24 00:28:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2018年01月10日 イイね!

【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその3・インプレッション編(純正との比較)

【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその3・インプレッション編(純正との比較)モニター当選したfcl.さんの新型LEDライトのレポートブログ(その3、最終話)です。適用車種はスバル・エクシーガ、適用部位はフォグランプ(型式:HB4)。

商品到着後の開梱から実際に装着して使用するまでの状況を、「1.開梱&確認編」「2.装着作業編」「3.インプレッション編(純正との比較)」 の3つのブログに分けて、レポートしています。


◎レポートブログ「その1」 は こちら → 製品の開梱&各部確認 編
◎レポートブログ「その2」 は こちら → 地下ピットでの装着作業 編

■純正HB4バルブとfcl.LEDとの照射特性の比較
前回ブログ(その2)で既述ですが、fcl.さんのLEDライトは、エクシーガtS(YA5E型、2012年式ターボ5AT)の純正フォグランプの筐体に無加工でポン付け可能でした。また、車両の周辺構造物とのクリアランスも保たれています。

以下、まずは 「純正のフォグランプ(HB4)」 と 「置換したfcl.さんのLEDライト」 のそれぞれについて、照射特性を画像で比較してみます。撮影した場所や時間帯、アングルなどについては、なるべく条件が同等になるように配慮しています。

なお、各画像で次の各項は共通です。
 ・撮影機器 ニコンCOOLPIX S9900(標準搭載レンズ)
 ・フラッシュ 無し(強制)


<↓例1-1: 純正フォグランプ点灯。運転席横、右前輪の後方より前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:08
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

<↓例1-2: fcl.さんのLEDを点灯。運転席横、右前輪の後方より前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2018-01-05 21:09
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

<↓例2-1: 純正フォグランプ点灯。運転席の右横に約1mの地点から前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:14
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

<↓例2-2: fcl.さんのLEDを点灯。運転席の右横に約1mの地点から前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2018-01-05 21:09
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

これらの記録を1枚にまとめて、視覚的に理解しやすいようにしたのが次の画像です。

<↓fcl.さんのLEDランプをフォグランプに適用したときの、純正HB4との配光特性の比較>


ここまでの特徴をまとめると、次の3点に集約されると考えます。
 
<小まとめ>
・配向特性(光束の境界線、照らす部分と光りが届かない部分
 の境目)は、純正のパターンが踏襲されている。これは、リフ
 レクター不変で焦点距離も純正比で同等であるためと考える。

・その上で、照らし出される路面が明るく(色温度が高く)、さらに
 より遠方まで光りが届いている(光束が減衰しずらい印象)。

・特に、フォグランプ本来の役割である 「路面の左右端部(照射
 角度の端)」 を明るく照らし出すという性能が優れている。

■その他の撮影アングルでの比較
上記は、フォグランプとしての光束範囲が分かる画像でした。次は、撮影アングルを変えて観察した場合も載せます(ナンバープレート近傍からの撮影、対向車目線を模擬しての撮影)。

<↓例3-1: 純正フォグランプ点灯。フロントナンバープレートの位置から前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:13
絞り値   f/3.7
露出時間 0.77秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

<↓例3-2: fcl.さんのLEDを点灯。フロントナンバープレートの位置から前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2018-01-05 21:09
絞り値   f/3.7
露出時間 0.77秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

ここで特徴的なことは、左右それぞれのフォグランプの照射角が交わるところ(左右の光束が重なる部分)が、一段と白く、かつ遠方に伸びている点です。実用上の 「明るさ」 確保に寄与していると言えるでしょう。

次は、フォグランプを点灯(機構上スモールライトT10も点灯、ヘッドライトは非点灯)させた状態で、対向車から自車を見たときを模擬した場合の比較画像です。


<↓例4-1: 純正フォグランプ点灯。前方に立って車両を撮影。対向車の目線を模擬>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:08
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

<↓例4-2: fcl.さんのLEDを点灯。前方に立って車両を撮影。対向車の目線を模擬>

  ↑
撮影日時 2018-01-05 21:08
絞り値   f/3.7
露出時間 0.62秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

光軸をしっかりと調整していれば、相手車に対して 「まぶしい」 という印象を与えることはないでしょう。なお、夕暮れ時に相手車から 「自車の存在の発見のされやすさ(披視認性)」 という点では、もともとフォグランプは下向きですので、電球色のHB4も白色LEDもあまり変わらないような気がします(※濃霧が発生した場合など、悪天候下では披視認性に差が出るかもしれません)。

■ヘッドライト(HID)を同時点灯させた場合
それでは次に、「スモール+フォグ」 だけでなく、ヘッドライト(HID)も同時点灯させた場合の比較画像を載せます。純正のときには、HIDとHB4とで、光束境界線の前後で色温度の差が激しいものでした。

<例5-1: 純正ヘッドライトLOWビーム(HID)+純正フォグランプ点灯。両者の色温度差が顕著>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:09
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

<例5-2: 純正ヘッドライトLOWビーム(HID)+fcl.さんのLEDを点灯。境目がなく連続的な照射>

  ↑
撮影日時 2018-01-05 21:10
絞り値   f/4
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
35mm焦点距離 25

フォグランプをfcl.さんのLEDに変えてからは、純正HIDとの境目が感じられずに連続的な前方照射になっており、これによって運転時の 「ドライバーの疲労(目の疲れ)軽減」 につながることも考えられます。画像を良く見ると、HIDの照射部分よりもむしろ、LEDの照射部分の方が 「より白く」 見えているようにも感じられます。

■気になる点(要改善点)について
fcl.さんのLEDに置換して、気になる点もあります。それは、照射範囲(光束)の中で、明らかに影となる部分ができてしまっている点 です。前述の画像を再掲して説明します。

<↓純正HB4バルブとの比較で、明らかに影となっている部分が生じています>


<↓純正フォグランプ筐体に装填したfcl.さんのLED。軸先端にはLEDチップは搭載されていない>


<↓照射範囲の比較的手前側に影ができる原因を推定。LEDチップ搭載軸のシェードが影響か?>


純正HB4バルブでは、フィラメントは360°の範囲で発光します。それに対し、モニター品はLEDチップが左右方向に対向してマウント(2面幅方向に照射)されています。

取説の注意書きにもある通り、LEDチップを水平方向に調整した場合であっても、軸の先端にLEDチップが搭載されていない(トップマウントLEDが無い)ため、軸そのものがシェードとなってしまい、純正リフレクターの設計限界(もともとLEDに最適化された設計ではない)と重なって、影ができてしまったものだと推定します。

このような影を改善させるため、いちユーザー視点からは、軸の先端(正面)にもLEDチップを載せた、トップマウントLED方式の採用を期待します。


■LEDの影は、実用上は問題となるか?を検証
前章で、fcl.さんのモニター品には(純正比で)影が形成されてしまうことを要改善点として指摘させていただきましたが、「それではその影が、実用上、問題になるか?」 を検証してみます。

結論としては、実用上の問題にはならない と判断します。
その理由を一言で集約すると、「今回に限っては”フォグランプだから”」 となります。
画像で順に説明します。


<↓まず、運転席から見た 「純正フォグランプHB4点灯時」 の照射範囲(ドライバーの視界)>


<↓次に、「fcl.さんのLEDに置換してフォグランプ点灯」 した時の照射範囲(ドライバー視界)>


純正HB4、fcl._LED のどちらであっても、車両のボンネットに遮られて 「手前の照射範囲」 は見えないのです。換言すると、ボンネットフードの稜線(見切り線)よりも前方に照らされた範囲のみ、運転手の視界に入ってくるため、「ボンネットフードの稜線よりも手前にある影」 は、実用上の問題とはならない ことが分かるのです。

<↓路面を低位置から照らすフォグランプでの適用のため、LEDの影は実用上問題とはならない>


ただし、この結論は 「路面を低い角度から照らす」 というフォグランプ本来の特性によって問題とはならなかっただけであって、もしもヘッドライト用LEDでも同様な影ができてしまうのであるならば、要改善点として認識するべき でしょう。

■まとめ
スバル・エクシーガtS(YA5E型ターボ、2012年式)の純正フォグランプについて、HB4から → fcl.さんのLED(ファンレスタイプ)に置換した際の 「優れている点」 「要改善点」 をまとめると、以下のようになります。

<優れている点>
(1)LEDチップの搭載位置は、純正のリフレクターの配光特性を
  踏襲する(効率を低下させない)ように設計されていること。

(2)ファンレス構造であり、構成部品がシンプルであるため、それに
  起因する効率低下や故障などのリスクが低いと考えられること。

(3)その上で、照らし出される路面が明るく(色温度が高く)、
  さらに より遠方まで光が届くこと(光束が減衰しずらい印象)。

(4)特にフォグランプ本来の役割である 「路面の左右端部(照射
  角度の端)」 を明るく照らし出すという性能に優れること。

(5)純正ヘッドライトがHIDの場合、「HID+LEDフォグ」 の同時点灯
  の際、路面に色温度差が生じにくく連続的な明るさを得ること。

(6)したがって、夜間の 運転手の疲労(目の疲れ)軽減 につながること。

(7)対向車に眩しさを与えるものではないこと(光軸調整次第ですが)。

<要改善点>
(8)LEDチップが2面幅の水平対向マウントのため、軸そのものが
  シェードとなることが原因と見られる「影」ができてしまう こと。

(9)フォグランプでは実用上の問題には至らなかったが、ヘッド
  ライトでは「影」は問題となる恐れがある。これを解消させる
  ためには、軸先端にもLED搭載(トップマウント)を期待 する。

<その他>
(10)付属品で結束バンドが5本、イモねじが2個、同梱されている
   点は、エンドユーザーに対してメーカとして良心的である。

(11)連続使用の際、ヒートシンク(放熱板)の表面温度が最高で
   何℃ほどに上昇するのか、参考数値として取説に記載して
   ほしい(∵純正の樹脂ケースと接触する場合、熱変形に
   よるトラブル防止のため、削る必要性有無の判断材料としたい)。

<まとめ>
総じて言うと、fcl.さんのLEDライト(@HB4置換のフォグランプとして)は、「明るく、白く、光がより遠くまで届く」 という優れた機能を有し、安全面のみならず 「夜間のドライバーの疲労低減」 にもつながる優れた製品だと判断します。

ただ個人的には、私は冬場に 「東京~北海道(片道約1100km)」 の自走往復など、雪道(降雪、吹雪もあり)を走る機会があるため、LEDの黄色バージョンのフォグランプを試してみたい と思っています。すでにfcl.さんの広告(@みんカラ)では、イエローバルブバーションの存在が告知されており、LEDチップもトップマウントされているようです(・・・とすると、モニター品に対して更なる改善仕様なのでしょうか? 製品シリーズ自体が異なるようですが)。


<↓みんカラに記載のfcl.さんの広告。クリックすると、バリエーションと価格ページに飛ぶが・・・>
 

<↓詳細を知ろうと型番をクリックしても、そこから先のページは無し(@2018-01-09時点)>


まぁ、いずれ詳細ページが用意されるでしょう。

今回のみんカラでのモニターキャンペーンは、当選者が300名にも及ぶ大規模なものですから、ブログやパーツレビューを通じて、実際のエンドユーザーの 「ナマの声」 がfcl.さんにも届くことでしょう。

私が一連のブログ(その1~その3)で発信した情報も、fcl.さんのLEDを検討されている方々だけでなく、メーカさんの製品開発部門にとっても、何らかのお役に立てましたら幸いです。

以上をもちまして、当方のレポートブログとさせていただきます。シリーズで3話、かつ それぞれが長文であるにも関わらず、最後までお読みいただいた方々に感謝いたします。また、モニターキャンペーンを担当された みんカラスタッフの方々や、fcl.(= future car's light、未来の自動車用ライト)さんのすべての方々にも お礼申し上げます。
Posted at 2018/01/10 00:14:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ
2018年01月09日 イイね!

【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその2・装着作業編

【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその2・装着作業編モニター当選したfcl.さんの新型LEDライトのレポートブログ(その2)です。適用車種はスバル・エクシーガ、適用部位はフォグランプ(型式:HB4)。

商品到着後の開梱から実際に装着して使用するまでの状況を、「1.開梱&確認編」「2.装着作業編」「3.インプレッション編」 の3つのブログに分けて、レポートしています。


◎前回のレポートブログ「その1」 は こちら → 開梱&確認編

■フォグランプへのアクセス方法
エクシーガのフォグランプのバルブ交換をする場合、フロントバンパーを丸ごと取り外して作業される方々もいらっしゃるかと思います。ただ私の場合、なるべくバンパーの脱着をしたくなかったため、車両の下に潜り込んで、フォグランプの下を覆っているマッドガード(樹脂製のアンダーカバー)をめくって作業スペースを確保することにしました。

<↓マッドガードの先端部分(クリップ3ヶ所とボルト1ヶ所)を取り外せば、フォグランプに手が入る>


■地下ピットで作業
作業方針が決まった(バンパーを外さないでイケることを事前に現車確認できた)ので、車両を 自宅前の地下ピット に入れて、準備に取りかかります。

<↓自宅新築時に、DIY作業用の地下ピットを設置。地下ピットに関する詳しい情報は → こちら

  ↑
(1)ピットをまたぐように車両前方からを乗り入れして、
(2)グレーチング(網の目状の溝フタ)を取り外します。
(3)脱着可搬式の鉄骨を取り外すと作業スペース出現。
(4)地下ピットの中に潜って、車両下部を見上げた状態。

<↓バルブ交換は車両左側(LH)フォグランプから開始。カバーを観察しながら慎重に取り外す>

  ↑
(5)純正フォグランプはパンパー左右の下部にある。
(6)マッドガード(樹脂カバー)のこの部分だけ外す。
(7)当該部をアングルを変えて撮影(RH→LH方向)。
(8)クリップ3個とボルト1個を外してカバーをめくった状態。

<↓車両左側のフォグランプ(筐体)は、ウィンドウウォッシャータンクの前方に位置しています>

  ↑
(9)カバーをめくると、フォグランプの筐体が姿を現す。
(10)車両のハーネスをカプラーから取り外した状態。
(11)カプラー(HB4バルブ)を反時計方向にひねると、
(12)バルブを後方に引き抜くことができる。

こうして、無事に純正HB4バルブ(12V-51W)を取り出すことができました。トップ画像にも載せてありますが、全体像を fcl.さんのLED(モニター品)と比較してみます。

<↓フランジから発光体(純正:フィラメント、fcl.:LEDチップ)までの距離は、両者でほぼ同等>


純正のHB4バルブをLEDに置換する際、フォグランプ筐体(すなわち、リフレクターに対する発光体の位置が不変であることが重要になります。相対位置が保たれていないと、狙いの配光特性が得られないからです。その点、fcl.さんのLEDは、LEDチップの位置がHB4バルブのフィラメントとほぼ同等ですので、基本的な配光特性は踏襲されると考えられます。

■懸念点が新たに発生
純正のHB4バルブを取り出したあとは、fcl.さんのLEDライトの取り付け工程に入ります。フォグランプの筐体と、背面にあるウォッシャータンクとのスキマは確保されています(LEDのヒートシンク:放熱板が入るスペースはあります)。

<↓LEDのヒートシンクは、背面のウォッシャータンクに干渉せずにフォグ筐体に挿入できました>
 

<↓LEDユニットを純正フォグランプの筐体に挿入しただけの状態(まだ爪で固定はしていない)>


ところが、ここでひとつ、懸念点が生じました。
LEDユニットをフォグランプの筐体に押し入れて、フランジを回転固定させようとすると、あくまで手感ですが タイト感が少々ありました。予想される要因として、下の画像に示す懸念が考えられます。


<↓さらに押し入れて、フランジの3箇所の爪を回転固定させたとき、筐体のひさしと干渉する?>


実は予備知識として、(他社製品での話ですが)みん友さんで このひさし部分が干渉するため、対策として干渉部分を削ってアフター品と置換した、という事例が挙げられていたのを読んでいました(→ こちら )。今回のfcl.さんの場合も、同様の措置が必要か否かを、詳細に確認する必要が出てきたわけです。

■懸念点の現物確認
フロントバンパーから、フォグランプの筐体全体を取り外して、干渉有無を詳細観察することにします。

<↓エクシーガのフォグランプ筐体は、下側ボルト2本・上側クリップでバンパーに固定されている>
 

地下ピットに潜って、バンパー下方から腕を伸ばした状態で干渉有無を想像するよりも、フォグランプの筐体を手元に置いて単品状態で現物確認する方が、確実です。

<↓LEDのヒートシンク(放熱板)と、この部分との干渉が懸念されましたが・・・>


LEDのフランジを奥まで深く挿入して時計方向に回転させてみると、3箇所の爪は所定の位置でロックが可能でした。そのとき、ヒートシンクと筐体のひさし部分は ゼロタイト な状態でした。つまり、削らなくても(=無加工で)ギリギリ装着可能 だと判断しました。

<↓実際には両者は接触するものの、ほぼゼロタイトな状態であり、削らなくても装着可能と判断>


(※)補足
フォグランプのひさし(筐体)の材質は PP+GF40。自動車用のPP(ポリプロピレン)の 常用耐熱温度は120℃程度 でしょうから、ヒートシンクの表面温度が120℃以上に上がらなければ、無条件でそのままでOK。表面温度が120℃を越えるようであれば、ゼロタイトで接している部分のひさし表面は熱変形する恐れがあります。

このへんについて(実際に熱変形が生じるか否か)は、実際に使用しながら検証していきたいと思います(特に、外気温度の高くなる夏場での連続使用条件下での確認が必要と考えます)。

■装着して試点灯
(物理的には)無加工で装着可能であることを確認できたので、フォグランプの筐体をバンパー裏側の所定の位置に戻します。光軸は、一通りの作業が終了したあと、実際の使用過程において必要に応じて調整します。

<↓取り外したフォグランプの筐体をバンパー裏側に戻し、ハーネスを結線して点灯するか確認>


試通電の結果、問題なく点灯することが確認できました。

ここで実際に作業をして気がついた注意点としては、車両側の2極コネクタ(茶色)に対し、LED側の2極コネクタ(黒色)は、物理的には(+-の方向に関係なく)どちら向きにも差し込みできてしまう点です。実際には、コネクタのロックと爪とが一致する方向で差し込む方が正解です。


<↓LED側コネクタ(+-の表示あり)は、突起が車両側コネクタのロックに合致する方向で挿す>


この時点では車両右側が純正バルブのままですので、純正バルブとLEDとの見え方の違いを比較してみます。左右のフォグランプを点灯させて、一歩引いた位置で車両の正面を撮影します。この時点ですでに、LEDは明るい白色光であることが分かります。

<↓車両左側がLED、車両右側が純正。画像の下段は、上段に対して露出補正を暗くして撮影>


せっかくですので、車両の正面に棚板を立てて、光の照射状況(の差)も簡単にとらえておきます。

<↓車両の前についたてを立てて、fcl.LED(左)と純正HB4バルブ(右)の照射状況の差を映す>


上の画像(ついたてに光束を投影)は日ざしのある夕方16時頃の撮影ですが、まだ周囲が暗くなっていない状況であるにも関わらず、すでに純正比で白色化された上で光量もアップしている(であろう)ことが読み取れます。

■継続作業(車両右側フォグも交換)
LHフォグのバルブ交換作業が特にトラブルなく完了したので、引き続きRHフォグのバルブ交換作業に移ります。

<↓RHもLHと同様に、地下ピットからマッドガード先端部をめくって作業スペースを確保します>
 

<↓RHフォグ背面には吸気ダクトのレゾネータがありますが、そのクリアランスはLHよりも広め>


LHで作業の要領(コツ)をつかんだので、RHはサクッと作業が進みます。HB4バルブをLEDに交換したのち、同じように車両前方についたてを立てて、光の照射具合を確認します。

<↓左右ともに白色化のうえ、光量がアップしていることを実感。このあとハーネスを固定する>


無事に点灯を確認できたので、ハーネスを付属の結束バンドで固定します。

<↓ヒートシンク背面からの配線をねずみ返しにして、ピン配列に注水しないようコネクタを直立>
 

本当はコントローラ部分(>配線に対して相対的に重量がある部分なので)をしっかりと固定させたいところですが、取り回し(ねずみ返しにする)の関係で今回は省略。コネクタ部分は、万が一、スキマに注水された場合(>路面からの水跳ねなど)であっても、ピン配列が上方(水分が下方)となるような垂直姿勢を保った状態で、結束バンドでフォグランプの筐体に固定しました。
(※コネクタのオスとメスの位置が反対になると、逆に侵水しやすくなってしまう恐れがあるので要注意。)

マッドガード(樹脂アンダーカバー)を元通りに固定して、車両を地下ピットから出して夜が来るのを待ちます。純正フォグランプのときに照射範囲を撮影した、交通量と人通りの少ない一本道に、同じ時間帯を狙ってエクシーガを持ち込んで比較撮影するためです。


「モニターレポートその3・インプレッション編(最終話)」 に続く。
 ↓
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2018-01-10(Wed.) : 更新
【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその3・インプレッション編(純正との比較) をアップロードしました。
Posted at 2018/01/09 03:41:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

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「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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