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調布市のKAZのブログ一覧

2021年06月16日 イイね!

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編BP型レガシィワゴンのサンルーフが作動不良に。具体的には「フロント(チルト)+リヤ(スライド)」の2段構成のうち、前者が「開かず/閉じず」となる症状。

サンルーフのDIY修理はこれで3回目で、前編・中編・後編の3回に分けて備忘録代わりにブログアップしますが、今回は「間違った対処法」を載せてみます。


◎前回までの状況は こちら → 前編

■まえがき
今回のサンルーフのDIY修理については、当初、前編と後編の2回に分けてブログアップ予定でしたが、いろいろと知り得たこともあるので、前編・中編・後編の3回に分けてアップすることにしました。

# 中編となる今回は、少々毛色を変えて
# 間違った対処法について記してみます。

■間違った対処法(固定概念にとらわれると…)
前回までの話(前編) の流れから、「車両前後方向のレールに対し、樹脂ピンを含む部品が斜めに傾いたクセが付いている」ことが分かりました。

<↓前回の画像の再掲>
 

「レールに対して樹脂ピンが傾いている」ことにとらわれ過ぎると、「傾きを抑制する」、つまり「強制的な拘束力を加えてはどうか?」という思考回路に陥るかもしれません。

以下は、そんな固定概念(思い込み…に近いかも)に陥ったときに取りやすい(かもしれない)間違った対応策を画像で例示してみます。


<↓「ピンが傾かないように、針金でくくりつけてみては?」という発想からの具現例>
 

スペース的に限られた場所に追加できそうな拘束具として、フツーの針金では太過ぎる…ということで、細い針金として荷札の転用を検討してみます。

<↓荷札の針金の太さは約0.27mm(画像:左)。その一方、髪の毛の太さは約0.08mm(画像:右)>
 

<↓荷札の針金の太さ(ここでは細さ)は、ちょうどよい感じに思えるところですが…>
 

「樹脂ピンが定位置から外れてしまうならば、外れないように拘束してみよう」という思考回路から抜け出せないでいると、「樹脂ピンを針金で縛り付けてみてはどうか?」というアイディアを実行したくなる(かも)。

<↓ていねいにピンセットを取り出したりなんかしちゃったりして…>
 

<↓ダブルサンルーフの後ろ側はスライドしてくるので、拘束方法もキレイに処置(する例)>


さーて、これで一見すると、樹脂ピンは車体のレールから付かず離れずの平行を保つ…ように感じられます(が、実際には大きな誤りがあります)。

<↓いざ、作動テスト(まずは後ろ側のサンルーフのスライドから)>


<↓途中までスライドさせる段階までは問題なし(この部分はその時点では関与していないので…)>


続いて、前側のサンルーフをチルトダウンさせて→すかさずチルトアップ、という一連の作動テストをしてみます。…果たして改善効果は得られているでしょうか。再びサンルーフを全開させて、先ほど対策処置(>ホントは対策じゃないけど)を施した箇所を見てみましょう。

<↓ピンセットまで活用して、端部をより合わせ処置した針金が、いともアッサリと破断しています>


※実際には、閉じる際にいったん安全機構が働いて
 後ろ側のサンルーフが反転後退します。
 それでも構わず閉じる操作を繰り返すと、
 上記の状態に至ります。

ここで「んじゃ、針金を太くしてみるべ」…などと考えるようでは、未だに固定概念にとらわれ過ぎ。というか、サンルーフの構造(作動状況)を理解していないことになります。ここまできたら、フツーは「何がマズかったんだべか?」と思い直します → 詳細観察へ。

<↓樹脂ピンが所定位置から外れるのはリンクの摺動抵抗が大きいことも一因と考え、フリクションを低減>
 

<↓いったん取り外したサンルーフを元通りに仮組み>


さて、このままでは直ったことにはならず、サンルーフのスイッチを操作した瞬間に樹脂ピンが外れてまた故障します(← これは確認済み)。「んじゃ、どーするの?」については、後編で。

# ブログで間違った方向の対処例をアップしたいがために
# 急きょ「中編」を追加して、遠回りしてしまったぜい。

「後編」に続く。
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2021-06-20(Sun.) : 更新
[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・後編 をアップロードしました。
2021年06月10日 イイね!

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編先日、新車で購入してから15年目に突入した現・愛車、BP型レガシィワゴンのサンルーフが作動不調となりました。

実は、サンルーフのDIY修理は今回で3回目。故障の原因が前回までと同様だとすれば、対処法も同様で復調するはず。…ですが、今回はどんな状況だったのでしょうか。前編と後編の2回 前編・中編・後編の3回に分けて、備忘録代わりにブログアップします。


■おさらい
まず始めに、レガシィのサンルーフの故障が発生した時期と、そのときの対処状況(ブログ)を記すと次のようになります。

◎1回目の故障:2020年05月に発生
 [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する
 ・「その1」 は → こちら(緊急対策 編)
 ・「その2」 は → こちら(詳細観察 編)
 ・「その3」 は → こちら(最終話)

◎2回目の故障:2021年02月に再発
 [BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する
 ・「前編」 は → こちら(作業のおさらい)
 ・「後編」 は → こちら(DIYで工夫追加)


■こだわり
クルマに対する私のこだわりは、「4WD」「ターボ」「MT」そして「サンルーフ」。学生の頃、器械体操部の知人が中古だけれどプレリュードを購入、それがサンルーフ付きでした。

天井が開くクルマの魅力を知った私は、中古で買ったシャレード以外は、BC型レガシィセダンRS→BG型レガシィワゴンGT-B→現・BP型レガシィワゴンGT spec Bと、すべて上記4条件を満たすクルマ選びをしてきました。


# あぁ、そう言えば(家族グルマの)ヴィヴィオGX-TはCVTでしたが
# スーパーチャージャーで電動リヤウィンドウのタルガトップでした。

最近知ったのですが、BP型レガシィワゴンでサンルーフ付きの車両は珍しいようですね。中古車販売店の広告で「…希少なサンルーフ付き」と大々的に紹介されていました。だとすれば、私のBPレガシィのサンルーフは、ますますDIYで直したいところです。

■状況の確認
サンルーフが故障(開かず/閉じず)した翌日は雨天の予報でしたので、養生テープで目張りをしておき、時間が取れた週末に確認作業を開始します。

<↓片側半分だけチルトした状態で作動がロックした状態。雨対策で養生テープで目張り>


<↓実際に雨天になったので、目張り対策が役に立ちました。作業開始時にテープは撤去>


<↓室内側からは、左右のトリム(カバー)を外して4ヶ所のナットを緩めるだけの簡単さ>


<↓フロントのチルトガラスルーフが簡単に外れたところ。ここまでの所要時間は約3分間>


さて、不動の原因を確認していきましょう。
果たして、前回・前々回と同じ状況の再発なのでしょうか。


<↓ここまでは前回の症状とまったく同じ>


<↓とすると、見るべきポイントはここです>


<↓結果としてピンが外れていました(=前回とまったく同じ症状、で確定)>


上記画像で、樹脂ローラーピン付近にアルミテープ(の潰れた残骸)があるのは意図的なもので、摩耗で痩せて外径が細くなった分だけピンが外れやすくなってしまったと判断し、ピンを太らせて抜けにくくするための改善措置として、アルミテープを貼った…という経緯があります(→ こちら(DIYで工夫追加) )。

アルミテープで樹脂ローラーピンを太らせましたが、約3~4ヶ月で再発してしまった…ということになります。


<↓樹脂ピンが本来あるべき位置>


■さらに詳細観察
樹脂ピンの周辺をさらに観察してみると、次の点に気づきます。

<↓車両前後方向のレールに対し、樹脂ピンを含む部品が斜めに傾いている?>


何か手がかりは無いか?と思い、ガイド(樹脂ローラーピンを受ける相手部品)を取り外してみます。

<↓試しにガイドを取り外してみた…の図。ねじはメック仕様(嫌気性の抜け止め剤付き)でした>


<↓外から見ればシンプルなガイドは、実は複雑な形状をしていたことが分かります>


ここで再度、樹脂ピンが斜行している?かどうかを確認します。

<↓静的な設置状態では、何だか怪しい感じ。でも実働時もそうなのか?までは検証できず>


<↓部品の相対関係はこんな感じ。ピンが傾くから抜けやすくなってしまうのか?>


再度の観察により、
 ・今回の故障は、これまでに経験した故障と同様であること
 ・摩耗で痩せた樹脂ピンに巻き付けていたアルミテープは、
  対策として完全ではないが、そこそこの効果があったこと。
  (※アルミテープ無しで作動させたところ、すぐにピン抜けしたことから。)
 ・ピンの斜行?など、今回は新しい発見が得られたこと。

が収穫でした。
さて、これをどのように対処していくか(できるのか)? については後編 中編~で。



後編 中編」につづく。
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2021-06-16(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編 をアップロードしました。
2021年06月02日 イイね!

[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その3(純正ハイマウントストップランプ)

[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その3(純正ハイマウントストップランプ)エクシーガに標準装備のLEDハイマウントストップランプの1ヶ所に球切れが発生しましたが、振動などでの接触不良によるものと判断。DIYで暫定処置を施した…という話の続き=今回は「その3」です。

<関連ブログ>
◎その後のブレーキランプ(LED不点灯の認知)→ こちら
◎部分滅灯LEDへの対応・その1(状況把握) → こちら
◎部分滅灯LEDへの対応・その2(暫定対策) → こちら


■事前のリスク管理
チップ内部で接触不良気味のLEDに対し、透明なビニールホースを用いて加圧する(微小荷重を与える)ことによって発光状態を回復させる暫定対策を施した…というところまでが、前回の「その2」のお話でした。

この時点で、同時に次なる恒久対策の検討を始めました。と言うのも、今回暫定対策を施した部分以外にも、光り方が「怪しい」箇所があったからです。


<↓実は左端のLEDの光り方も(他と較べて)弱いことから、このLEDにも滅灯のリスクありと考えました>


光束が同じはずの12個のLEDの光り方に均一性が見られない時点で、機能的な余寿命が怪しいと考えるべき。車検までには まだ2ヶ月強あるので、その間に確実な恒久対策を打つ必要があります。

■サーベイ開始
そこで手始めに、手持ちのLEDの中に代用が利きそうなものが無いかどうか、確認してみます。特に、群馬のIPFファン感謝デーにて入手したジャンク物の転用可否を調べてみます。

<↓LEDなどの灯火類をまとめた保管箱について、その中身を確認していきます>
 

<↓IPFファン感謝デーで入手したジャンク品の例>


※IPFファン感謝デーについては、過去ブログに複数件、
 記事を上げていますので適当にブログ検索してくださいませ。

<↓うーむ。ジャンク品はこれくらいしか手持ちの種類が無かったか…>


いつものバラック通電確認キット(キットと言うほどのモノではありませんが)を使って、ジャンクLEDの点灯状態を確認します。

<↓とりあえず点灯確認するだけの目的ならば、+9V電池でも十分に可能>


<↓最初にこのジャンク品の発色を、改めて確認してみます>


<↓あらら、青色でしたか。足元灯とかカーテシーランプの類ですね>


最初に確認したジャンクLEDは6灯から成り、カバーレンズを介して青色に光るものでした。これを転用するには手間が掛かり過ぎるので却下。次のジャンクLEDの確認に移ります。

<↓このジャンク品は背面発光モデル。両面テープで貼り付けする側が光るタイプ>


<↓とりあえず通電させるとこんな感じ。2灯のLEDが白色に光ります>


筐体の中身は2灯ですが、光源が近接しているので遠目では1灯(シングルポイント)に見えないこともない(かも)。白色の光も、フィルターを通せば赤色にできますね…。

<↓小学校の実験で使うような赤色のフィルター。百円ショップでも赤色の下敷きが売られています>


<↓白色のLEDも、やり方によっては赤色と認識させることは可能>


うーむ。
でも何だかイマイチですね。

これらのジャンクLED(IPFさんのアウトレット製品)を加工して転用する場合は、掛けるであろう工数(労力)の割りには、出来映えとか満足度はいまひとつになるような気がします。

理由としては、エクシーガ純正の12連LEDハイマウントストップに(滅灯LEDを除去しないで、単純に代わりとして)追加した場合、発光位置が手前に来るので他のLEDとのバランスが取れない(均一性が保てない)と思うからです。


■打ち替え用LEDの検討
手持ちのジャンクLEDを転用する案は自己却下しました。ので、LED単体(打ち替え用など)はないか?とAmazonで検索してみたものの…。

格安品は、数量が50個セットとか100個単位で販売されるようなものばかり。そんなに要らんて。かと言って、1個モノは(私にとっては)べらぼうに高すぎる。間を取って10個セットの赤色LEDを探ってみると、今度は送料が高い。


<↓なかなか希望に合うものは無いのう…>


結局、打ち替え用のLEDでなくてもいいや。純正ハイマウントストップランプの筐体へのマウント(内蔵)方法を工夫すればいいや。…ということで、汎用の赤色LEDを注文したのですが…。

注文したのですが、出品地は中国でした…。
China Post で発送される、とな…。
やたら日数がかかるパターンか、これ。


<↓何と! クリックした翌日には、もう商品発送済み…とは(驚)>


しかし、いつまで経っても荷物の把握ができんのよ…。

<↓追跡調査を何度も掛けても、毎回こんな感じ(6月1日時点でもステータスには変化無し)>


<↓ちなみにメッセージの意味はこんな感じ>


# 「気長に待つ」くらいしかできないか…?

ということで、恒久対策用として手配した赤色LED(改修素材)の到着を待っている今日このごろ。

■おまけ(暫定仕様の「その後」)
暫定対策から約半月(2週間強)が経ちましたが、ほぼ有効な状態が保たれています。「ほぼ」と書いた意味は、ほとんどのシーンで部分滅灯が抑制されている(正常に点灯する)のですが、長時間運転したあと、まれに「部分滅灯」が発生する場合がある…ということです。

<↓純正のLEDハイマウントストップランプ内の各LEDは全点灯(暫定対策効果あり)>


<↓暫定対策により、すべてのLEDが同期して点灯(暫定対策から9日目)>


<↓ところが、暫定対策から10日目に滅灯が発現>


<↓さらにその翌日(暫定対策から11日目)、部分滅灯が消えて全灯に復活>


ハイマウントストップランプは、暫定対策後は機能が回復されたままの状態を保っています。が、まれに滅灯が再発することがあります。その場合は長距離(または長時間)走ったあとでした。

こうした事実を元に推定を立てるとすれば、もしかするとランプの積算発熱量が多い(あるいはLEDチップ本体の温度が高い)状態が続いた場合(のみ)に、熱膨張やクリアランスの影響で電源回路内の断線や接触不良が「より」発生しやすくなるからでは? とも考えています。いずれにしても、準備が整えば早めに恒久対策をしておきたいところです。


「その4」に続く。
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2021-06-22(Tue.) : 更新
[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その4(純正ハイマウントストップランプ) をアップロードしました。
Posted at 2021/06/02 01:59:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2021年05月24日 イイね!

[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その2(純正ハイマウントストップランプ)

[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その2(純正ハイマウントストップランプ)エクシーガに標準装備のLEDハイマウントストップランプの1ヶ所に球切れが発生。電球ではなくLED。
状況を把握するため分解したところ、部分滅灯していたはずのLEDが、なぜか自然復旧してしまった。…という話の「その2」です。


<関連ブログ>
◎その後のブレーキランプ(LED不点灯の認知)→ こちら
◎部分滅灯LEDへの対応・その1(状況把握) → こちら

■様子見のあと
部分滅灯を確認した純正のLEDハイマウントストップランプ。その後、特に何かをしたわけでもないのに、自然に復旧してしまった経緯は 「その1」 で既報です。

さて、症状が再現しないため組み戻しして「様子見」としていましたが、家族がクルマを使って帰宅した際に確認してみると、同じ箇所のLEDが1灯だけ消灯=部分滅灯が再発していました。


<↓所用でクルマを使っていた家族が戻って来たので確認すると、LEDの部分滅灯が再発していました>


駐車スペースにエクシーガが収まったあと、そのまま引き続いて調査を始めることにします。レガシィの荷室から工具箱を取り出し、エクシーガのブレーキペダリにツッパリ棒を噛ませて車両後方に回り込んでみると。

ややっ…!
今の今まで滅灯していたのに、今度は全点灯しているではありませんか!


<↓調査を開始しようとしたところ、またもや自然復旧して全点灯するLEDハイマウントストップランプ>


マジか…。
とりあえずこの様子を、改めて画像に記録しておこう。


<↓少々近接して再撮影。ウィンドウ下端にKAZさんが写っているのは無視してください>


うーむ。
ちょっとエンジンを掛けてみるか。


<↓エンジンを掛けると、今度は部分滅灯が再現しました


■仮説の検証
エンジンの始動有無で異なるパラメータは、もちろんデバイスへの印加電圧もあるのですが、もしかすると振動も怪しいのでは…と考えました。球切れした状態のままエンジンを停止させてもそのまま球切れ状態が継続しましたので、LEDハイマウントストップランプの筐体を分解します。

<↓滅灯したLEDめがけて…>


<↓「指パッチン」を喰らわせてみると…>


<↓見事に復活したではないかぁーーっ!>


昭和のブラウン管TVかっ!!

恐らく、基板(チップ)内で部分断線しかかっているサーキットがあるのかもしれません。チップに適度なテンションを与えておけば点灯が持続されるようですので、その場で対応策を考えます。

■有りモノで有効に対策
LEDの点灯が復活したからと言って、単にそのまま組み戻ししただけでは、また同じことの繰り返しになります。チップに適度なテンション(張力)を掛ける策を考えますが、LEDの発光を遮(さえぎ)るようなものはNGです。

すぐに良い手が思い浮かびました。
先日、愛機のホンダ CBR250Four のクランクケース内圧の計測トライをしたときに使った、径違いの透明ホースが使えるかもしれません。

<ご参考:整備手帳>
◎[CBR250Four] クランクケース内圧の計測トライ
 (手持ちのLAMCOブースト計にて)→ こちら


<↓必要なDIYパーツをレガシィの荷台から取り出します>


# ここ最近は、レガシィの荷台がDIY部品庫と化している…。

<↓ロヂャース(>ディスカウントストアの店名)の袋に入れておいたハズ…ありました!>


<↓内外径の異なる透明ホースが数種類、ストックしていたので、これを活用します>


<↓透明ホースを異なる角度から撮影>


■アイディアを具現化(準備編)
頭の中では方針が決まっているので、その実現に向けて準備を進めます。以下、順に画像で説明します。

<↓内外径[φ]の異なる透明ホースを、当該LEDにあてがってみる>


<↓手持ちの透明ホースの中から、LEDチップ全体を均一に押せそうな内外径のものを選択>


<↓拡大図。透明ホースが細過ぎても太過ぎても不適。ちょうど良い径をセレクトします>


<↓径が決まったら、「現物合わせ」でおおよその「必要長さ」を算定します>


<↓カッターナイフで必要な長さを切り出しします(軸に対して垂直にカットします)>


■アイディアを具現化(実装編)
準備が出来たので、透明ホースを純正のハイマウントストップランプの筐体に内蔵させます。筐体のスキマ(LED~カバーレンズ間)に対して「やや長めに」カットしているので、透明ホースには緊迫力が生じてLEDチップにテンションを生じさせることになります。

<↓滅灯するLEDチップ全体に、ほんのりと優しくテンションを掛けることを狙います>


<↓LEDに透明ホースを被せるところ>


<↓透明ホースを介して軽く押さえると、消灯していたLEDは点灯に転ずることを確認できました>


■最後の仕上げ
透明ホースは文字通り透明ですので、発光したLEDの赤色光を遮ることはありません。もくろみ通りの効果が得られそうなことの確認が取れましたので、復元作業を続けます。

<↓LEDチップに透明ホースを軽く挿したところ(拡大図)>


<↓透明ホースを内蔵させて、筐体にレンズカバーを被せたところ>


※レンズカバーを装填した時点で、LEDに微少なテンションが発生しています。

<↓すぐ上の画像に対し、少し撮影アングルを「引いて」記録したショット>


<↓さらに「引いて」撮影して、より全景が分かるようにしたショット>


<↓ハイマウントストップランプAssyを、テールゲートに装着し戻した状態(全点灯状態)>


<↓エンジンを掛けても、すべてのLEDが点灯した状態を保っています>


透明ホース自体は、材質的にそんなに耐熱性を持たない(恐らく実用耐熱温度は80℃~100℃くらい?)と推定していますが、LEDが連続発光した場合の熱量くらいは十分耐えられるのでは…と思っています。

<↓一応の暫定対策は完了、これでまた様子見します(いずれ恒久対策が必要)>


こうして、その場で手持ちの「有りモノ」を有効活用した暫定対策は終了。またしばらくの間、様子見をすることにしました。…が、これはあくまで暫定対策。気になる現象も認知しているので、早急に次なる手を打たなくてはなりません。


「その3」に続く。
 ↓
 ↓
 ↓
2021-06-02(Wed.) : 更新
[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その3(純正ハイマウントストップランプ) をアップロードしました。
Posted at 2021/05/24 00:10:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2021年05月23日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【キイロビン ゴールド】

みんカラ:モニターキャンペーン【キイロビン ゴールド】Q1:これまでにキイロビンシリーズを使ったことがありますか?(あれば製品名)

回答:使ったことがあります。
    → キイロビン120(品番:2)を使っています。


Q2:フロントガラスに撥水コーティングをしていますか?

回答:していません。
   (撥水ワイパーゴムは使用しています。)



備考:今まで使ったことのある PROSTAFF 製品
(1)車内ホコリ取り上手   (品番 F-40)
(2)解氷ショット        (品番 F-46)
(3)寒冷地ウォッシャー2L (品番 A-46)
(4)キイロビン120      (品番 2 )
(5)ミスターブラック     (品番 13 )
(6)くもり止めマジッククロス(品番 P100)
(7)ホイール用 鉄粉泡スプレー(品番 S-52)

この記事は みんカラ:モニターキャンペーン【キイロビン ゴールド】 について書いています。

※質問を編集や削除等しないで下さい。
Posted at 2021/05/23 01:03:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用

プロフィール

「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道61_整備ショップさんからのレストアの進捗状況報告、の巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8479764/note.aspx
何シテル?   12/21 19:08
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
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スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
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