充電できないジャンクBOSCH GO。
メイン基板がモノタロウで一覧に無く、ボッシュに問い合わせても部品として設定されていないようですと返答があった。
この入手不可能なメイン基板だが、眺めているうちに不自然な部品を見つけた。
他の部品と違って斜めになっている。部品はダイオードで、microUSB端子の近くだ。
お!? これは入力された5Vが通るところじゃないか。
よくみてみると、表面実装のダイオードチップの足が基板から離れて斜めになってしまっている。おそらくハンダ不良で部品が浮いてしまったのだろう。
電源をつないで指で押さえるとインジケーターが光る。ビンゴ!
↑D1が問題のダイオード
早速ハンダを修正しておいた。これで恐らく修理できたのでは無いか?
バッテリーは外して充電しておいたので、充電できているのかまだわからないが。
***
もう一点問題を見つけた。
BOSCH GOの独特なオペレーションで、ビットをネジに押しつけたときにボタンを押さずとも回転するというものがある。ネジは押しつける力が重要なので、実に理にかなったオペレーションになっている。
しかしこの個体はそれが効かない。
スイッチを分解してみたが、スイッチを分解した状態ではきちんと機能する。しかし、組み立てると動かなくなる。
これはと思い、スイッチの足を基板に押し当ててみたら案の定、導通した。
ここもハンダ不良だったのだ。
ハンダを修正し、無事機能するようになった。
この個体だけかロットでかは分からないが、表面実装部品取り付け時ののハンダリフローが不十分だったようだ。
***
あとは、タクトスイッチをどうにかしなくてはならない。
強引に分解しようとした痕があり、樹脂が欠けているぶぶんがいくつかある。
タクトスイッチは前後に足が合わせて2つで、高さが合わせられることが条件。
足が2つというのはあまり見かけない気がする。
ただ今物色中。
Posted at 2024/03/01 17:23:19 | |
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