![[エクシーガ] 下取車、怒濤の純正戻し作業の巻 [エクシーガ] 下取車、怒濤の純正戻し作業の巻](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/027/480/008/27480008/p1m.jpg?ct=5cd559913ef0)
エクシーガtS(年改区分:E型)の購入に先立ち、それまで乗っていたエクシーガGT(年改区分:A型)に手を加えていた部分を純正状態に
戻した作業について、ザッと紹介してみます。
※
前回のブログ にて、大変多くの方々から 「イイね!」 を
いただきました。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。 <(_ _)>
エクシーガtSを購入するに至った経緯については、別の機会に譲るとして、今回は 「下取りに出す車輌を純正状態に戻す」 作業のボリュームやコツなどについて、自分用の記録も兼ねて記しておこうと思う。
■純正スワップアイテム(取り外すもの)
(例) ※エクシーガの他のグレードに標準装備だったものを単品で取り寄せし、追加装着したもの。
※スバルの他車種に装着されるものを単品で取り寄せ、DIY加工して装着したものなど。
(1)エンジンルーム内 コレクターカバー
(2) 〃 ABSカバー
(3)フロントドア Aピラー根元のツイーター
(4)BPレガシィ用 パドルシフトAssy
(5)インプレッサSTI用 リヤ・スタビライザ (
取り外し済)
(6)
インプレッサ用 LEDサイドシルプレートの流用
<↓パドルシフトを撤去しているところ>
上記アイテムは、もともと車輌購入時には装着されていなかったものなので、ディーラーに下取車として納める場合には、きっちりと取り外す必要がある。特に、やむを得ず配線にエレクトロタップを立ててしまった部位(あるいは後述の純正オプション部品で、もともとエレクトロタップを使用してのれん分けする配線方法を採るよう指示された部位)については、配線撤去後もしっかりと絶縁処理しなければならない(次のユーザー様が
安心して乗れるよう配慮・・・このような後処理も、仕様を 「改造」 した者の
責任である)。
■純正品に加工を入れたもの(新品に戻すもの)
(1)
スペアタイヤ内の発泡スチロール(荷室拡大のため)
(2)センターコンソールの照明ランプ 減光キャップの取り外し(光量拡大のため)
(3)セカンドシート足下の照明ランプ 減光キャップの取り外し(光量拡大のため)
(4)
ターボチャージャの遮熱カバーの一部切断(HKSフロントパイプ装着のため) (
新品に復元済み)
取り外したキャップ類は保管してあるので、元の状態に戻すのみ。発泡スチロールは、新車のエクシーガtSから取り外して下取車に載せる(下取車の加工済み品とtSの新品を入れ替える)。遮熱カバーは新品に交換済み。
■純正オプション(取り外すもの)
(1)STI フレキシブル・タワーバー
(2)STI フレキシブル・ロアアームバー (
取り外し済)
(3)STI サポート フロントキット (
取り外し済)
(4)スバル純正 システムキャリア
(5)ナビゲーション(パナソニックCN-HW1000DFA本体、アンテナ変換コード類も) (商談時に移設希望を提示済み)
(6)ETC(ナビとセット)
(7)フロアカーペットセット
(8)カーゴルームマット
(9)ホイール・ロックナット
(10)ナンバープレート・ロック
(11)ガラスルーフ・イルミネーション (セールス氏に打診・承諾のうえ)
(12)グランパス・アイキット (セールス氏に打診・承諾のうえ)
(13)ワイド・ドアミラー (セールス氏に打診・承諾のうえ)
(14)ドアミラー・オートシステム (セールス氏に打診・承諾のうえ)
(15)ワイパーブレード(非ブリッジタイプ)
<↓フロントウィンドウの地デジ用フィルムアンテナは、フィルム基盤以降ナビ入力までのケーブルが再利用可能>

<↓ワイドドアミラーとグランパスアイの取り外し作業風景。後期型はミラー形状が異なるので流用はできない>
ナビ類・カーペット類は使い回しすることを、商談時にセールス氏に宣言している。地デジ用のフィルムアンテナについては、さすがにフィルム部分は再利用困難だが、フィルム以降(ナビ本体裏側の入力ジャックまで)の配線ケーブルについては、実は
再利用が可能だ!その際、慎重に剥がす必要があるが、ディーラーのメカニックに直接、剥がし方を打診すれば教えてくれると思う。言葉で表現するのは難しいが、積層順に 「A.フロントガラス」~「B.フィルム基盤(接触端子が露出)」~「C.ケーブル側の端子(露出)」~「D.ケーブル側ターミナル」~「E.配線ケーブル」という順番になっており、一体構造になっているCとDのスキマに両面テープが挿入された状態でCがBに圧着されている(右上画像参照:BからC以降を剥がしたところ)。
(11)~(14)については、「そもそも査定の加点対象となっているか?」「中古車として再販する際に、それが無いと商品力が低下するなどの理由で取り外し不可か?」をあらかじめ打診している。今回(私の場合)に限っては、取り外し可と判断いただいた(ので、思い切って取り外し作業に着手できた)。
■社外品(取り外すもの、純正部品に戻すもの)
(1)
APEXi ブースト計、エンジン油圧計
(2)パナソニック リヤ8インチモニタ (
天井吊り下げ方式で設置したばかりだが・・・)
(3)
KENWOOD 1DIN MDプレーヤ E212MD
(4)パナソニック サブウーハー&
センタースピーカー キット CJ-PS1200KD
(5)
APEXi エボリューションマフラー (取り外し済)
(6)
アマチュア無線機 iCOM IC-208改(秋葉原Ver.)
(7)室内灯LED類(一式)
(8)ドアランプLED(一式)
(9)ドライブレコーダー・ホリバアイテック どら猫2
(10)
タイヤ&ホイール(ロンシャン)
(11)バッテリ パナソニック・カオス&
ライフウィンク
(12)ウィンカーバルブ
(13)T10型 ポジションランプ
(14)カーメイト・温湿度計
(15)黒木目調・ハード ティッシュケース
(16)ステアリングホイールカバー(メッシュタイプ)
(17)エアコンダクトのメッキモール(DIY)
(18)
ユピテル・GPSレーダー探知機 RW989Si
(19)12Vマルチソケット(センターコンソールDIY埋め込み)
(20)
雪スベ~ル
(21)オイルパンの
ワンタッチ・ドレンボルト
(22)HKS メタルキャタライザ付きフロントパイプ (
取り外し済)
(23)
リヤ・サテライトスピーカー
(24)ルーフボックス(ローライダーFLEX)
(25)レカロ
(26)ホイールスペーサ
(27)ScLaBo愛川・アクセスキーカバー
(28)
TRUST インフォメータ・タッチ
(29)ルームミラー(広角タイプ)
<↓油圧計&ブースト計の撤去作業(オルタ脱着)> <↓純正戻しを想定し、最初からギボシ分岐していた配線>
査定は、「社外品の装着が無い純正状態」を想定して算定いただいているので、上記アイテムは「
すべて撤去する」ことが下取り入庫時の前提条件である。・・・結構、作業ボリュームあるなぁ(汗)。
■その他
(1)発煙筒の有効期限の確認
(2)ボディ外板のスリ傷などチェック
(3)室内の清掃・掃除・(シートとカーペットのスキマなどに)落としもの無きことの確認
(4)車検証入れの中の、不要な個人情報の処分
(5)エンジンルーム内の予備ヒューズが全部そろっているかチェック
(6)油脂類のチェック(レベルゲージでの油面高さなど)
(7)灯火類のチェック(ウィンカー・ブレーキ・バックランプ・ヘッドライトなど)
(8)下回りの点検(ドライブシャフトブーツ類や、その他のシール部位からのオイルにじみ有無)
将来、「次なるユーザー様」に なるべく気持ち良く乗っていただきたいため、(すでに査定額は出てしまっているが)ボディのちょっとした小キズは可能な限り、修正しておきたい。上記(3)についても、シート全体をフロアから取り外してホコリ取り・掃除機がけを行った。
実は最後の最後で、上記(7)の点検作業中に右側ブレーキランプの不点灯(球切れ)を発見!ほんの少し前まで点灯していたのに・・・。右側が球切れした、ということは、いずれ左側も球切れするかも?・・・ということで、ついでなので新品のバルブを購入して
左右とも交換しておいた。
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約4年間かけて現在の状況まで仕立てたものを、わずか3回の土・日(週末が3回)でノーマル戻し(上記の50項目強)するのは、非常にしんどかったです(滝汗)。。。気温も連日30℃を超えていたし。・・・最後は下取車の引き渡し&新車(tS)の受け取り&北海道への帰省出発がほぼ同時になってしまい、大忙しでした。が、帰省道中は十分な時間的余裕と計画的な休憩を入れたので、無事故で札幌から戻ってきました。
以上、どちらかと言うと自分用のメモ・ブログになってしまい、スミマセン。
次回以降のブログは、エクシーガtS・「札幌~東京」往復2500kmの旅シリーズ(帰省時の長距離インプレッションや遭遇した出来事などの紹介)・・・を予定しています。