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調布市のKAZのブログ一覧

2025年05月26日 イイね!

[CBR250Four] 5月連休は娘とタンデムツーリング(埼玉県・加藤牧場→サイボクハム)

[CBR250Four] 5月連休は娘とタンデムツーリング(埼玉県・加藤牧場→サイボクハム)今年の5月連休は、5月5日(月・祝)こどもの日に娘と二人で、CBR250Four に乗ってタンデムツーリングに出かけました。

バイクでツーリングに行くのは娘の希望です。目的地は私が選定し、今回は都内から日帰りが可能な埼玉県としました。
以下、道中の様子を備忘録として記すことにします。


■目的地の選定
我が家では娘2人が二輪の普通免許(昔の呼称で中型免許)を持っており、そのうち上の子がバイク(CBR250RR)を買うためにアルバイトに励んでいます。

その娘から、5月連休中にツーリングに行きたいと要望され、都内から日帰りで行ける場所の選定をしました。今まで訪れたことのない場所で、穴場的なところはないか…と探した結果、埼玉県の「加藤牧場」さんに行くことにしました。

◎加藤牧場(埼玉県日高市)
https://www.baffi.ne.jp/

目的地を上記とする話を家族にしたところ、これまで(エクシーガで)訪れたことのある「サイボクハム」から近いことが分かりました。

◎豚のテーマパーク「サイボク」
https://www.saiboku.co.jp/park/

連休中、サイボクハムではいろいろなイベントが開催される反面、非常に混むことが容易に想像されるので、まずは加藤牧場でのんびり過ごして昼食を取り、帰路の途中でサイボクハムに立ち寄って家族へのおみやげを買う…というプランを設定しました。


<↓自宅(東京都内)から目的地(埼玉県日高市)までのルートと所要時間の目安>


■久々のタンデムツーリング
娘からは、家にあるバイク2台(CBR+PCX)でのツーリング(それぞれが運転)ではなく、1台(CBR)でのタンデムツーリングを要望されました。私にとっては、「娘が父親といっしょに二人で出かける」 機会を持とうとすること自体が 「喜ばしいこと」 だと認識しています。

# 年頃の娘に嫌われていないようで
# 良かったヨカッタ…。

当日は早め(朝8時台)には出発し、10時過ぎに現地(加藤牧場)に着くつもりでいました。通常の所要時間が1時間少々のところ、余裕を見て約2時間かかる…と見込んでいたのです。

ところがどっこい、5月連休の渋滞は凄まじく、バイクであっても片道3時間ほどを要する事態に…。やむなくコンビニ休憩を入れます。リヤシートに乗っているだけでも、娘は疲れるはず。


<↓渋滞の時こそ、ムリせずに適時休憩を取るようにしたい>


■加藤牧場さんにて(動物たちを見て回る)
3時間ほどかかりましたが、無事に到着。初めて訪れる場所のため、駐輪スペースが分からず一瞬迷いましたが、裏手の公園側にCBRを停めてホッと一息。駐車スペース(四輪用)は混んでいるようでした。

<↓顔ハメ看板が出迎えてくれる>


動物との触れ合いが可能であることも「売り」にしており、牧場内では様々な動物を見ることができました。子供連れ、家族連れには気軽に楽しめる良い場所だと感じました。

<↓なかよしひろば>


<↓動物たちには、それぞれ名前が付けられています(これも個人…いや固体情報ですねぇ)>


<↓このエリアでは、やぎさんたちが休憩中>


これまで訪れたことのある他の牧場と異なる点は、フェンスに「ブラシ」が備え付けられており、そのブラシを介して動物たちに触れても良い…とされている点でした。

<↓看板に書かれた注意書き>
・動物をさわるときにつかってね!
・かゆいところをブラシでかいてくれると うれしいなあ。


<↓ブラシが常設の牧場は初めて見ました>


<↓こんな感じでブラシを使って良いとのこと>


牧場の敷地内を奥へと進むと、牛舎がありました。たくさんの牛さんたちが「寝そべっています」。

<↓屋根のある、日陰で風通しの良い牛舎でくつろぐ?牛さんたち>


■加藤牧場さんにて(昼食や おみやげの購入)
この時点でちょうど正午になり、当初の予定通り、ここで昼食を取ることにします。加藤牧場さんは、チーズコンテスト世界大会で入賞した履歴があるそうで、濃厚なカマンベールチーズを始めとする乳製品が自慢とのこと。

<↓牧場内では食事を取ることもできます。こちらの掲示はメニューの例>


<↓敷地内の建屋に入り、昼食をオーダーします>


5月連休ということで加藤牧場さんも混んでおり、昼食をオーダーしてから出来上がるまでに多少の時間がかかりましたが、待った分、出来上がった注文メニューをおいしくいただきました。

<↓娘の注文品(マルゲリータ ピザ)>


<↓私の注文品(モッツァレラのオニオングラタンスープセット(バケットとサラダ付き)>


食事の待ち時間の間、家に残る家族向けのおみやげを買いました。建屋の中には、各種のおみやげがあるので、見ているだけでも楽しめました。

<↓牧場にいる動物たちを型取った、各種クッキーがたくさんありました>


<↓同 上>


<↓そうかと思えば、「やぎさんのうんち」というネーミングのクッキーも販売される>


# 人気商品だそうで。
# 試作を重ねた 「渾身のうんち」 とのこと。
# (我が家 用にも買いましたよ、えぇ。)

ところでこの加藤牧場さんは、これまでに多くの雑誌やTV局からの取材を受けていたそうで、壁には放送時のキャプチャ(スクリーンショット)が掲示されていました。失礼ながら、有名だったのですね…。


<↓壁に掲示された、過去のTV番組でのオンエア画面の様子>


<↓最後に、〆のジェラート(ウマ~♪)を味わってからサイボクさんへと向かいました>


■サイボクさんにて(おみやげの購入)
加藤牧場さんからサイボクさんへは、おおよそ15分程度の近距離です。「きっと混んでいるんだろうな」と思いつつ訪れてみましたが、予想通り大変込み合っていました。ただし、クルマではなくバイクで訪れたため、駐輪場にはすぐに停めることができました。

<↓これまで何度か来たことがありましたが、かつて見たことがないほどの込み具合>



サイボク園内の食堂は、「順番待ち多数」どころか、すでに「受付停止」状態となっており、事前に加藤牧場で昼食を済ませておいて正解でした。園内を一通り歩きましたが、さすがに人が多いため、家族用のおみやげを買ってすぐに施設を後にしました。バイクなので「あれもこれも」は買わず、最低限のものにしました(∵荷物になるので)。

<↓家族用のおみやげを、保冷バッグとともに購入(蓄冷剤はサービス)>


サイボクを15時過ぎに出発し、帰路の所要時間は2時間少々で自宅に到着。トラブルも事故もなく、娘と約束したタンデムツーリングを無事に終えることができました。

<↓自宅前にて。久々にCBRにまたがる娘と、出迎える犬たち>


今回のタンデムツーリングでの走行距離(東京→埼玉→東京)は、約77kmでした。CBR250Four(1986年式、経年39年で現役)のオドメーター上の距離は6万3270kmに達しました。

<↓今回の走行距離は約77km。日帰りとして考えると、割りと短距離でした>


ちなみに、娘とのタンデムツーリングは過去に4回実施しており、今回が5回目でした。

◎1回目 → 東京都・檜原村
◎2回目 → 相模湖 編
◎3枚目 → 築地 編
◎4回目 → 横浜・中華街 編

以上、娘とタンデムツーリング(2025年05月版)の備忘録でした。
2024年06月04日 イイね!

[CBR250Four] フロントタイヤにミシュラン・パイロットストリート2を選定した経緯

[CBR250Four] フロントタイヤにミシュラン・パイロットストリート2を選定した経緯5月連休中に、愛機・ホンダCBR250Four(1986年式) のフロントタイヤをミシュランに履き替えしました。

ミシュラン(今回)にする前はダンロップ(前回)、その前はブリジストン(前々回)でした。

このブログでは、ミシュランに決めた経緯について、備忘録を兼ねて簡単に記したいと思います。


※今回はフロントタイヤに限っての話です。
(リヤタイヤは、まだ継続使用可能と判断したため。)

■ブリジストンの場合
タイヤの技術開発力は、BSが(開発費を含めて)国内屈指だと思うので、まずはBSのラインナップから確認しました。

MC14型CBR250Four(1986年式)は、もはや立派な旧車です。フロントのタイヤサイズは「100/80-17inch」。今どき、幅100mmで扁平率80%のスペックは希少サイズと化しています。が、BSには適合するサイズとして、バトラックスシリーズが出ているはず。


<↓BSで CBR250Four に適合するサイズがあるものは、こちら>


BT-39系は以前からリリースされていた認識なので、最新モデルというわけではなさそう。BT46は、以前履いていたBT45のマイナーチェンジ版という認識。とすると、BT45の「安定感」が踏襲された乗り味と想像できます。同時に、価格も高価なはず。

<↓BT-45 の特徴。BT-45 のパターンデザインを踏襲、とある>


BT46(の特徴)はBT45の延長線上にあるならば、せっかくの機会なので他のタイヤも試したい。そこで念のため、サイズ的にマッチングする BATTLECRUISE H50 なるタイヤを確認したところ、何とも興味をそそられる開発コンセプトではないか!

<↓BATTLECRUISE H50 の外観。パターンが明らかに BT-46 系とは異なる>


<↓タイヤの剛性分布を最適化し、剛性を保ったまま路面入力を吸収するという>


謳い文句を見て驚いた。タイヤの剛性バランスの見直しにより、グリップに寄与する剛性を確保させたまま、路面からの入力(つまりは振動ですね)を吸収させる…という機能を付加。

つまり、フロントタイヤにも積極的に「ショックアブソーバー」の機能を持たせて、ライダーの「疲れを低減させる」というコンセプトのタイヤだと認識しました。

・・・これは、ぜひとも試してみたい!
でもきっと、価格がネックになる予感…。

それにしても「バトルクルーズH50」というネーミングですか。バトルクルーズ。バトル○○というネーミングは、まるで巨大ロボットアニメの「超電磁ロボ・コンバトラーV」の合体前のバトルマシンが連想されます。


<↓(参考)コンバトラーVの、合体前の各バトルマシン>

(※出典:https://tamashiiweb.com/special/com_battler_v/ より)

■ダンロップの場合
念のため、(摩耗した)ダンロップに後続モデルが出ていないかどうかを確認しました。

<↓CBRのような旧車でも、マッチング選定リストに入っており、ありがたい>


<↓サイズが適合するものはスポーツモデル。当方の用途にはオーバースペック>


サイズが合うモデルは、上記のようなスポーツモデルか、今まさに履いて摩耗した ARROWMAX GT601 しか無い。同じタイヤを「おかわり(リピート買い)」するくらいなら、他メーカーのタイヤも試したい。ので、ダンロップは早々に選定候補から外れることに。

■IRCの場合
IRCはそこそこの機能・性能をもちながら、安価であることが最大の魅力。バイクメーカーの純正タイヤとして採用されるケースも増えており、案外狙い目かも。

<↓適合表にCBR250Fが載っていることはありがたい。が、1種類のみ適合可>


<↓IRCで唯一、サイズ的に適合するタイヤはRX-02でした>


製品説明ページを見ると、RX-02 は RX-01 の改良版のようです。トレッドパターンは、ありがちな(>失礼!)イメージです。ひと頃の(かつての)BSのようなパターンかと…。

<↓RX-02 の特徴(RX-01 との対比表付き)>


ただ、愚直にネガを潰し込みに行っていますが、先ほどのBSのH50のような新規性に富む技術スペックは見受けられない気がします。まぁ悪くはないでしょうから、実売価格を確認してから決める。という感じですね。

■ミシュランの場合
当初、ミシュランは候補外だったのですが、念のためサイズが合うモデルが無いかどうか、確かめてみよう…ということで公式WEBサイトを覗いてみると。パイロット・ストリート2 というモデルが適合することが分かりました。

<↓採用されたスペックに対する技術的なコメントがあり、好感が持てました>


■メッツラーの場合
正直に言うと「メッツラー」なるブランドは、このときまで知りませんでした。がナップスに取り扱いがある…ということで、いろいろ確認してみました。

<↓メッツラーの ROADTEC 01 なるタイヤ>


公式WEBサイトでは謳い文句は多々ありますが、それらの効果ひとつひとつに、どんな技術的な裏付けがあるのか? について、特段の説明は書かれていないようでした。

■その他
BSの前にはピレリを履いていたのですが、雨天時に全然グリップせずに冷や汗をかいたことがありました。それは「ずいぶん前のことで今は当てはまらない」のかもしれませんが、個人的には良い印象は無いのでパスしました。

そのほか連休中のイベントとして、ナップスではタイヤ割引キャンペーンが開催されるとのことで、以下の割引が期待されます(タイヤメーカーによって割引率が異なります)。


<↓通常の販売価格に加え、これらの割引を合算したときの「実売価格」もカギとなる>


■最終的にミシュランを選定
各タイヤメーカーのラインナップの中から、もしもフロントタイヤを選ぶとすれば…という候補について、次のように決めました。上から順に、希望する候補順で書いています。

(1)BS    : BATTLECRUISE H50
(2)IRC    : RX-02
(3)MICHELIN : Pilot Street 2
(4)METZELER : ROADTEC 01

上記の見積もりを取ったところ、具体的な価格はここでは伏せますが、大小関係は次のようになりました。「>>」は「>」よりも隔たりが大きい…という意味です。

←高価 BS >> METZELER > MICHELIN >> IRC 安価→

BSがダントツに高価なのは予想通りでしたが、METZELER が意外に高くてMICHELINが比較的安価な部類だったのは意外でした。タイヤに織り込まれた機能と比較的安価な実売価格とのバランスを取って、今回はミシュランとすることに決めた次第です。


■ミシュラン・パイロットストリート2
上記の検討過程を経て、タイヤの交換作業はナップスに依頼しました。

◎関連整備手帳
[CBR250Four] フロントタイヤの交換(ミシュラン・パイロットストリート2 ←ダンロップ)
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7803499/note.aspx


<↓パイロットストリート2 を装着した様子>



タイヤの走行インプレッションについては、近日中にパーツレビューとしてアップする予定です。
2023年06月25日 イイね!

[CBR250Four] 子供たちにエンジン不調→正常復帰を例示するの巻(失火→点火プラグ交換)

[CBR250Four] 子供たちにエンジン不調→正常復帰を例示するの巻(失火→点火プラグ交換)愛車のホンダ CBR250Four が、出先でエンジン不調に。幸い、自走して帰宅できたのでトラシューにより点火プラグを交換して正常復帰できました。

その間、子供たちに「4気筒エンジンが1気筒失火した場合の排気音」「正常復帰したときの排気音」を実際に聞き比べさせることができました。

今回のブログは、その備忘録です。


■出先にて(事前の兆候無し)
週末は特に用事の無い限り、私は器械体操の練習をするため東京から神奈川の体育館(会費制)に通っています。その際、大抵の場合は移動手段としてCBRを使っています。距離は片道23kmほどですが、所要時間はバイクでも約1時間かかります。

<↓いつもの練習風景>
 

2023年06月04日も、練習を終えてCBRで帰宅する途中でした。赤信号待ちで突然エンジンストール。再始動するとエンジンはかかりますがラフアイドル状態で、スロットルを多少開けていないとアイドリングをキープできません。

パワーダウンを感じるものの、幸いにも自走はできましたので、いつも以上に安全確認をしながら帰宅。無事に家までたどり着けました。


■エキマニ表面温度の確認
帰宅後、#1~#4の各気筒のエキマニを手で触れてみると、#1#3#4は素手で触れることができないほど熱いのに、#2は何となく手で触れることができる状態です。失火は明らかですので、まずは#2番気筒の点火プラグを交換してみることにします。

# 手持ちの中古プラグに交換して様子見する方針。

単気筒エンジンで失火するとバイクは動けなくなってしまいますが、4気筒のうち1気筒が失火しただけの場合、パワーダウンはするものの自走はできます。CBR250Four が(その車名の通り)マルチシリンダー車で助かりました。


■「不調/完調」の例示
子供たちに「今から点火プラグを交換するけど、作業風景を見ておくかい?」と尋ねると、「はい、見てみます」…との回答。

ならば、点火プラグが1気筒だけ失火(していると思われる)状態を、あえてキープした時の排気音を聞かせた(=現状を把握させた)うえで、次に正常復帰させた際の排気音を改めて聞かせることにします。

<子供たちへの狙い>
 ・実際に排気音の違いを認識する
   → 正常状態の排気音を認識していないと、異常時に気がつけない。
 ・失火とはどういう状態かを例示する
   → 排気音だけでなく、スロットルレスポンス(吹け上がり)も
     鈍い状態であることを体験させる。
 ・点火プラグ交換時の作業手順を理解する
   → 安全確保も考慮しながら、手戻りのない作業手順を考えさせる。

#2気筒が失火したままの状態では、「エンジンの吹け上がり(レスポンス)は鈍くなること」、「排気の音質も濁ったような状態となること」 を、子供たちの前で実演して示すことができました。


<↓両サイドのセンターカウルを取り外した状態>


■点火プラグの交換
今回はFTA(or トラブルシューティング)の検証を目的としているため、新品ではなく中古(取り置き保管品)のプラグに交換して、症状に変化が生じるか(調子が復元するか)どうか…を確かめます。

<↓プラグレンチは車載工具(CBRの標準装備品)を活用>


<↓手持ちの中古プラグ(DENSOのIUH27)に交換してみる>


<↓点火プラグの状態比較。右側が不調だったときのもの(左側が手持ちの中古品)>


<↓別アングルから>


<↓去年、普通二輪免許(MT)を取得した娘に対し、作業場の注意点を説明>


<↓点火プラグはトルクレンチで(規定値で)締めました>


■無事に復調
点火プラグを交換したあと、エンジンを始動させてみます。無事に直るかどうか…の一瞬でしたが、排気音は張りのある高周波サウンド。4気筒の音に戻りました。

念のため、デジタル表示の放射温度計(HORIBA製、パーツレビューはこちら → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1516859/9660010/parts.aspx )で各気筒のエキマニ表面温度を計測すると、気筒間での温度差はあまり無く、ほぼイーブンの状態で時間推移していくことを数値で確認。失火は解消しました。

エンジンが正常な状態に復帰したので、スロットルレスポンスや排気音の聞こえ方について、子供たちに改めて説明(現物を使って提示)しました。これで「不調/復調」 での差違を実感できたことでしょう。


# 普段から正常な状況を認知していなければ、
# 異常が生じたときに気がつくことができません。

<↓交代でCBRにまたがってみる子供たち(このときは自宅敷地内で、エンジンも切っています)>
 

<↓このときのオドメーター表示は次の通り。まだまだ走れますな…>
 

#2気筒の失火の真因(そもそも、どうして点火プラグが失火するに至ったのか)については深掘りが必要ですが、とりあえず簡単な「プラグ交換」で直ってくれたことにホッとしています。作業の様子については、別途、整備手帳に上げているのでそちらもご覧ください。

◎点火プラグの交換(#2番気筒失火→中古イリジウムプラグへ)
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7396171/note.aspx


<これでまたしばらくの間、CBRに乗り続けることができます>


# 良かった良かった。
2023年05月31日 イイね!

[CBR250Four] 娘とタンデムツーリング・その4(横浜・中華街 編)

[CBR250Four] 娘とタンデムツーリング・その4(横浜・中華街 編)少々時間が経ってしまいましたが、5月連休の天気が良い日に、娘(JK3)とタンデムツーリングに行ってきました。

今回の目的地は、横浜・中華街とその界隈。自宅から遠くないロケーションのため、日帰りツーリングに適していること、食事を楽しめることから決めましたが、実は妻からの推薦コースでもありました(後述)。


<関連ブログ: 娘とタンデムツーリング>
◎その1 → 東京都・檜原村
◎その2 → 相模湖 編
◎その3 → 築地 編

■事前準備
コースは「東京→横浜」となるので、スクーター(PCX125)に二人乗りして下道を走るツーリングも可能でしたが、娘の希望で今回も CBR250Four の出番となりました。

CBRならば高速道を使って手早く移動することで、現地(横浜)での滞在時間を稼げます。ガソリン満タン(+ピットワーク・エフゼロ を添加)、タイヤの空気圧も2人乗り用に調整。アイドリング状態や灯火類の作動状況に異常が無いことなどを確認して、当日に備えました。

ナビはスマホのアプリ(Yahoo!カーナビ)を使用。現場に到着した際に利用できる(であろう)バイク用の駐輪場を、事前に3ヶ所ほどピックアップしておきました。駐輪場を1ヶ所だけしか事前認識していない場合は、もしも満車だった場合に現場で困ることを避けるためです。


■保土ケ谷PA
高速道を通るルート上に保土ケ谷PAがあるので、そこで休憩します。平日の昼間ですので、人は まばら。クルマもバイクも少なかったです。…まぁ連休の中日(なかび)だったということもあるのでしょうけど。

このPAに立ち寄るのは10数年振り?いや20年振りくらい? 昔々、BGレガシィに乗っていた頃、毎週末のようにこの界隈で「お茶会」と称するミニオフ会(的な集まり)があったとき以来です。…人に歴史あり(って、自分で言うのも変な感じですが…)。


<↓保土ケ谷PAにて>


■横浜・中華街
現地に到着し、バイクを有料スペースに駐めて、さっそく散策開始。時間的にちょうどお昼だったので、まずは腹ごしらえからすることに。今日の主役は娘なので、好きなお店を選ぶように娘に伝達。

<↓まずは裏通り? からお店の候補を見定めていきます>


<↓すぐに入店できて、かつ店内にもお客さんが入っているお店をセレクト>


<↓手軽なお値段で、このよう昼食を堪能することができました>


二人ともお腹いっぱいに。
頃合いを見計らって、今度は表通り?を歩きます。
あとで、家にいる家族へのおみやげを買うためのお店を選んでおきます。


<↓お昼を過ぎると人通りも多め。でも平日なので、これでも少ない方なのでしょう>


<↓そのまま中華街を抜けて、今度は赤レンガ倉庫へと向かいます>


■赤レンガ倉庫
中華街を抜けて、まずは「港の見える丘公園」へ。平日ですが連休中だったためか、いろいろな風情の方々がいました(手品をやっている人とかパントマイムをやっている人とか)。

<↓この看板の前では、記念撮影する人々で賑わっていました>


<↓お花のメンテナンスも大変だろう…と思います(※私は会社内で華道部に所属しています)>


<↓中華街から港の見える丘公園を経て、赤レンガ倉庫に向かいます>


<↓キックボード? いや、ナンバー登録済みのスクーターだ…>


赤レンガ倉庫の手前には、「ヨコハマベイスクーター」なる移動ツールが並んでいました。プロ野球の「ヨコハマベイスターズ」に似せたネーミングなのでしょうか…? QRコードをスキャンして利用手続きをするようです。世の中、どんどんインフラが変わっています。

赤レンガ倉庫前では、盛大に「クラフト展」なるイベントが開催されていました。最初に「クラフト」という言葉を見た際に、どんな工芸品(ハンドクラフトの)を展示しているのだろう? …と思ったのですが、そっちのクラフトではなくて「クラフトビール」の方でした。世界のビールやソーセージ類など、「飲んで食べて」…の体験イベントのようでした。


# 私たち二人は素通りです。

赤レンガ倉庫内でも 家族へのおみやげを選んで購入。しばし歩き続けたので、スイーツを食べる(娘に食べさせる)べく休憩します。

<↓注文品。私たちが入店したあと、急に混んできて入店待ちの列ができました>


■ガンダム立像
赤レンガ倉庫で休憩がてらリフレッシュした私たちは、再び中華街方面へと戻ります。戻るのですが、途中でいろいろなものがあるので、改めて確認します。

<↓また花々の間の通路を抜けていきます。いや本当に日々のメンテは大変そうだ…と勝手に想像>


<↓今度は「氷川丸」。重要文化財とのこと。時間があれば船内を見学したい>


<↓公園内をさらに進むと、次はガンダム立像がお目見え。うおっ、ここにあったのか…>


<↓時間の都合上、館内には入りませんでしたが、外国の方々も多く訪ねていたようです>


■噴水広場~水階段
中華街に戻る途中で、家で留守番をしてくれている妻から「噴水広場(水階段)に行って、デジカメで(人を入れた状態で)撮影して来てね」と頼まれました。

広場や階段は、あいにくポンプの故障により、水は流れていませんでした。それでも この場所に来た証として、娘ともども記念撮影をしました。


<↓水が流れていた(であろう)階段にて、娘と私で交互に記念撮影>
 

実はこの場所は、私と妻の二人が結婚する前に、バイクでツーリングしに来た想い出の場所なのです(当時も私のバイクは今と変わらずホンダCBR250Fourで、妻のバイクはスズキGSX-R250でした)。そして水の流れる階段で記念撮影をしました。

時は流れて、今回は妻は(他の子供たちの面倒を見るため)自宅で留守番をしているため、横浜までいっしょにツーリングすることは叶いませんでしたが、代わりに妻の分身とでも言うべき娘が、私といっしょに(かつて妻と立ち寄った場所と)同じ場所に立って記念撮影をする。

妻の先ほどの「水階段で写真を撮ってきて」の意味は、「自分の記憶を、結婚前に過ごした一コマに戻す」と同時に「結婚後に生まれた娘に、同じ場所に立って自分の代わりに雰囲気を体感してほしい」との願いからだったのでした。

私のバイク(CBR250Four)が縁となって妻と人生を共に過ごすこととなり、今度はそのバイクに娘がタンデムして想い出の場所に再訪する。娘との横浜ツーリングは、実は妻との横浜ツーリングの再現でもあったわけです。

これからも、人生を豊かにしてくれた私のCBR250Four(MC14型)に可能な限り乗り続け、近い将来の いつの日にか、娘が欲している現代のCBR250RR(MC51型)と2台を並べる場面を、妻にも見てもらいたいと思っています。
2023年03月09日 イイね!

[CBR250Four] ブレーキマスターシリンダーその3・修理完了&完全復活の巻

[CBR250Four] ブレーキマスターシリンダーその3・修理完了&完全復活の巻愛車・1986年式 ホンダ CBR250Four (4気筒16バルブDOHC45PS)のブレーキマスターシリンダーからのフルード漏れをDIYで修理して、快調に復活した…というブログの最終話です。

<関連ブログ>
◎「その1」 → 緊急点検&応急処置の巻
◎「その2」 → 部品発注&準備作業の巻


■DIYではアドオン作業が可能
劣化したシールリングを新品と並べてみます。シール機能を持たせる部分(=緊迫力が必要となる部分)には、ピアノ線のような細いストリングを3重巻きにした構造体が内包されていると判明。なるほどなるほど…の構造です。

<↓同じ部品の、経年37年目と新品未使用品との外観比較>


このシールリングが、密封部品としての機能を保持するためには、相手部品の壁面(シールリングが接するところ)のサビ落としは必須で、表面が均(なら)されている必要があります。

<↓相手部品(シールリングが接する内周の壁面)を軽く研磨しておきます>


手持ちのペーパーやすりを使って、相手部品の「経年によるサビ取り」
と「表面性状の均一化(平滑化によりμを低くする)」を行います。

ここからは単なる想像の域を出ませんが、もしもバイクショップに「マスターシリンダーからのフルード滲み」の修理依頼を出していたと仮定すると…。恐らく、所定の部品をマニュアルに沿って新品に交換するだけ(?)のような気がします。

つまり、相手部品の表面性状に合わせた追加処置(今回はペーパーによるやすりがけ、サビ落としなどの工程)については、「DIYだからこそ」自由にアレンジが可能だと思うのです。こうした「臨機応変に作業対応(変更)ができる」ことこそ、DIY作業の利点だ…という認識です。


<↓綿棒に洗浄液を漬けて、研磨部分を拭き取り清掃(研磨粉を取り除き)>


<↓内周面の磨きと研磨粉の洗浄を何度か繰り返します>


こうして、シールリングが接触する相手部材の表面性状を整えておきます。

■予行演習(シミュレート)
さて、せっかく内周面のサビ取りと表面性状の整えを行っても、肝心のシールリングを(斜めに傾けず)まっすぐ垂直に圧入(挿入)しなければ、意味がありません。

圧入用の工具(の代替品)として、当初は円筒形のカラー(スペーサー)のようなものが良かろう…と考えて、近所のホームセンターに出向きました。が、店頭にあったアルミスペーサーは径が小さく不適。その他にも、なかなか良い物(代用可能なもの)は見つかりません。

いったん家まで引き上げて、手持ちのソケットで代用可能か? を確かめてみることにしました。


<↓手持ちのソケットを使えば、シールリング装填具の代用が利きそうだ>
 

…というサーベイ(ラフなイメトレ)を経て、実際の圧入工程をシミュレートしてみます。

<↓シールリングと、その圧入先(=ブレーキマスターシリンダーの側面)>


<↓手持ちのソケットの内周に、当該シールリングがちょうどすっぽり入りました>


<↓こんな感じ。軌道を定めて、ブレーキマスターシリンダー側面を目がけます>


<↓いったんシールリングを抜いて、ソケットだけをブレーキマスターにあてがってみる>


うん、これで何とかイケそうだ。
結果として、スペーサーも装填工具も新たに買うことなく、もくろみ通りの圧入ができそうなことの確認が取れました。


■いよいよ本番
実際にシールリングをマスターシリンダー側面に圧入する際には、シール面の「むしれ」「毛羽立ち」に注意する必要があります。そこで、あらかじめシールリングの外周部に挿入助剤(今回はエンジンオイル)を塗っておきます。

<↓こんな感じの手順を踏んで、シールリングを正しい姿勢で圧入(装填)できました>


<↓シールリングを狙いの位置まで圧入したあと、手前側のリップもピストン側溝に被せます>


次いでブレーキレバーを清掃、「プロテクター」の装填を確実に実施。キャップを固定する際に使用する「ねじ」も、新品のステン材に変更しておきました。

<↓関連する周辺部品もメンテ or 新品交換>


ここでまたまた、社号が「富士重工業(株)」だった頃に入手したスバル純正ブレーキフルード(ウェット沸点は140℃以上)を活用します。いったん開封したので、なるべく早めに使い切っておきたいため。

<↓ホンダ車にスバルフルードを適用…しても、特に問題はなさそう>


■エア抜きは地道だが重要な作業
さて、ここからはブレーキフルードの「エア抜き」作業です。新品フルードを充填しても、ブレーキラインにエアが混入したままでいると危険です。

クルマの場合はワンマンブリーダー(逆止弁付きの作業キット)を使いますが、手の届く範囲に部品が位置しているバイクなので、ひたすら、自分一人でブレーキレバーを「握ったり」「離したり」を繰り返します。そう、ただひたすらエアが抜けるのをじっと待つ

まるでイナズマンに変転する前のサナギマンのようだ…
(と書いても、分かる人は限られるか…。)


<↓ファントム兵士に攻撃されても、エネルギーが蓄えられるまで「じっと待つ」サナギマン>
 

<↓サナギマンは、ベルトのゲージが頂点に達するとイナズマンに変転するのだ>
 

<↓「超力招来!」→「チェースト!」→「自由の戦士、イナズマン!」>


エア抜きもサナギマンからの変転も、ただ機が熟すのをじっと待つのは共通。
(…だと思う。)

ちなみに、いま YouTube の「東映特撮 Official チャンネル(※)」ではイナズマンを絶賛無料配信中。今週(2023年03月07日週~、毎週火曜日更新)は第13話・第14話まで進んだので、第25話の最終話まであと6週間しかない。
(※)→ https://www.youtube.com/user/TOEIcojp/videos


<↓こうしてエア抜きも終了>


<↓ペットのワンちゃんたちも一息>


■その後の念押し確認
シールリングをホンダ純正の新品に交換(&エア抜きが完了)してからは、ブレーキタッチが劇的に改善しました。当初は富士重工業フルードの適用はあくまで暫定処置としてであり、その先にはホンダ純正フルードを適用し直すつもりでいました。

が、あまりにも現在の状況が絶好調なため、このまま様子見でも良いか…と判断して、現在に至ります。


<↓「カチッ」として剛性感のあるペダルタッチ。こんなにもフィーリングが好転するとは予想外>
 

もちろん、部品交換した箇所とその周辺の状況も随時確認していますが、異常は無し(当然、制動力の立ち上がり自体も)。DIYながら、あのやり方でオイルシールの圧入(装填)はうまくいったようです。

<↓ブレーキレバーとマスターシリンダー周辺の様子。その後は不調は発生していません>


<↓小さな部品でしたが、大きな役割を担っていることを身にしみて実感した今回の一件です>


以上、3話に分けて「ブレーキレバーのタッチがスポンジー」に端を発した症状からのリカバリー対処状況などをお伝えしました。ご覧いただいた方々の何らかの参考になれば幸いです。

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「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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