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調布市のKAZのブログ一覧

2005年05月05日 イイね!

痛いパーツ?(その1)

痛いパーツ?(その1)いわゆる「ドレスアップとチューニング」については
人それぞれだ・・・という話(その1)。

私のBGレガシィに装着しているパーツの中で、サイト では紹介していないものについても公開して欲しい・・・というリクエストがあったので、こちらでそのいくつかを紹介してみようと思う。
ただし、今の時点でタイトルは気にしないで読み進んで欲しい。

左上の画像は、現在のリヤブレーキまわりの様子を示したものだ。もしもBGレガシィのオーナーが見たなら、「おっ!ブレーキキャリパが対向2POTになっているぞ!」と注目するかもしれない。あるいはスバル車ユーザーが見たなら、「PROVAのピロボールスタビリンクも付いているぞ」ということに気が付くかもしれない。あるいはクルマ好きの者が見たなら、「ブレーキディスクにスリットが入っているな」とか、さらにマニアックな人が見たなら「スリットは直線状ではなく弧を描く曲線状で、外周部に貫通しない寸止めタイプだな」などと細かく分析するかもしれない。

いや、念のためそういう可能性を書いてみただけであって、すべてのBGレガシィオーナーやスバル車ユーザー、あるいはクルマ好きの者やマニアックな人がそのような感想や分析を残すワケではない(と思う)。

・・・さて、そういった前フリは置いておいて、今回のタイトルに相当する(?)パーツがもう一つ、画像に大きく写っている。そう、真っ赤なブレーキディスクカバーだ(そんなん、言われんでも気づくやろけど・・・(^^;) )。念のために書いておくと、赤い部分はブレーキディスクと一体ではなく、別体である。この「ブレーキディスクカバー」なる商品は材質がアルミ製で、既存のブレーキディスクの上からスッポリと被せるタイプのものだ。カラーは他にアルマイト調のブルーやゴールドがラインナップされているようである。ホイールを装着すると、ホイールとブレーキディスクのすき間からこの鮮やかな赤が顔を出すというワケだ。一言で言うと、ブレーキディスクのハット部分のドレスアップ商品だと言える。

装着は至って簡単で、ホイールを外してブレーキディスクカバーを挿入し、またホイールを取り付けるだけである。要するにホイールとブレーキディスクの間でサンドイッチ状態になっている(ナットでホイールごと共締めされている)だけだ。ただし、その肉厚は1mmほどなので、いわゆる市販のホイールスペーサ(>程度にもよるが)を装着した場合とは異なり、ホイールナットのネジ部のかみ合い代が減少して締結力の低下を招くような危険な商品ではないと考えられる。・・・(★)

さて、「対向2POTキャリパだのピロボールスタビリンクだの3Dスリットローターだの(ステンメッシュブレーキホースだの←画像には写っていないが)という、どちらかと言うと社内外製の機能部品で固めた感のあるところに、なぜ完璧なファッションアイテムとも考えられるブレーキディスクカバーを装着しているのか?」という問いに対しては、私はこう答えることにしている。「私の中にも、熱い血が流れているから。」・・・いや、さらに 自虐風に 付け加えるならば、実際に同様な商品を装着している方々には大変失礼な発言になってしまうのだが、「私の中にも”痛い”血が流れているから。」となる。・・・ああぁ、こう書いてしまうと本当に他の方々に失礼だ・・・何か他の表現に訂正しなくては・・・「そう、機能性の向上を追求するだけでなく、ファッション性の向上も図りたいという若い考えも同居しているから」・・・と、自己分析している。

いや 本当に真剣に、まじめに 考えてみよう。
こうした「ブレーキディスクカバー」の類は、5年後・10年後にも、本当に生き残っている商品だと考えられるだろうか?私見だが、私自身の答えは「No!」だ。例えば、かつては「樹脂製+ブッシュ」という構成だった純正スタビリンクが、メーカーによるモデルチェンジの際に「金属製+ボール」という構成に変えられたという例がある。こうした例は、メーカー自らによる機能性アップのための変更に他ならない。標準車では片押しキャリパだったものがスポーティモデルになると対向キャリパを採用するのも、そういった機能性の向上を狙ってのことだろう。

ところが「ブレーキディスクカバー」の類には、装着することによる機能性向上の要素はほとんどなく、むしろ構成部品点数の増加や重量増加などといったデメリットの方が大きいと考えられる。唯一の(?)メリットは、ホイールの間から垣間見えるカラーリングを楽しむ(ホイールナットと色をおそろいにすることもできる)くらいであるが、そういった利点には、それ以上の発展性や普遍性が考えられない のである。いや、人によってはそのような「楽しみ」さえをも、全然価値を見い出せないとする人々もいるだろう。果たして自分が年齢を重ねて5年ぶん・10年ぶんだけ、いわゆる「大人」に成長したとき、その時にもなお、自分の愛車に「ブレーキディスクカバー」の類を装着したいと思うかどうか・・・?!

このように考えを深めていくと、私自身は「ブレーキディスクカバー」の類は一過性のもの(流行りモノ)である気がしてならないのだ。だからこそ逆に、今のうちに楽しんでおきたいという裏返しの気持ちが自分自身の中に現れて、装着するに至ったのである。ただし、そんなファッションパーツに対しても、装着にあたっては最低限、上記(★)のような懸念に対する検討をしていることは言うまでもない。

最後になるが、極めて独断ではあるが、こうした「ブレーキディスクカバー」の類を見て
 ◎カッコイイと思う人は・・・よく言えばヤング、悪く言えば子供か(>失礼!)。
 ◎「有り」だと思うが自分は付けたくないと思う人は・・・いわゆる大人。
 ◎イヤだ、絶対に付けたくないと思う人は・・・視野の狭い、楽しみの少ない人。
ではないかと思っている。

余談だが、私はこれまで、社外製の機能部品は「製品」、ファッションアイテム(と思われるもの)は「商品」と区別して表現している。念のため。
Posted at 2005/05/05 23:59:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ

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