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調布市のKAZのブログ一覧

2009年01月11日 イイね!

スペアタイヤを生かした荷室の拡大法←エクシーガ

スペアタイヤを生かした荷室の拡大法←エクシーガスペアタイヤを載せたまま、YA5型エクシーガのラゲッジスペースを拡大する方法の紹介。
(※単純にデッドスペースを有効活用する手法)

パンク応急処置キットを積むMPVなどとは異なり、エクシーガの荷室の下には、フルサイズのスペアタイヤが載っている。

とある新聞記事によると、最近は年々スペアタイヤの利用率が下がっており、1台のクルマに標準装備のスペアタイヤが使われることなく、そのクルマが廃車とされる例が増えているという。

荷室確保のためスペアタイヤを廃し、省スペースなパンク応急処置キットを積むか、あるいは万が一のときに備えてフルサイズのスペアタイヤを標準装備するのかは、自動車メーカーの思想や方針にかかっている。

後者の(思想と思われる)エクシーガでは、荷室は二重底構造になっている。テールゲート開口部分と水平に位置するフロアボードを開けると、小物入れスペースがある。この小物入れスペースの底板は、工具収納スペース(サブトランク)の天板を兼ねており、強化発砲スチロールなどで形成されているサブトランクの下にスペアタイヤが収納されることになる。

3列シートのいわゆる「ミニバン」の中では、エクシーガの荷室は広い方だという。だが実際に3列目まで使っている者からすれば、もう少し広くしたい。特に深さ方向を。

そこでまず、フロアボードを取り払って、ちょっぴりだが荷室を深底化した。テールゲートの開口部と荷室フロアがツライチだと、ゲートを開けた際に荷物(特に買い物袋やコンビニ袋)が後方に崩れやすく、これを避けるためだ。だが荷室の深底化と引き替えに、今度は独立した小物収納スペースが失われることになる。あっちを立てればこっちが立たず。そこで小物類は、さらに1段床下の、工具収納スペースに入れることになる。

ところが・・・この工具収納スペース(サブトランク)が曲者(くせもの)だ。全然使い者にならないのである。使い物にならない最大の理由は、パーティションの悪さに尽きる。パンタジャッキの収納を優先させたばかりに、全体の収納効率が極端に悪くなっていると感じざるを得ない。

ということで、工具収納スペースの下(スペアタイヤハウス)を覗き見ることに。何と、強化発砲スチロールで成型された工具収納スペースの底には、スペアタイヤのホイール内にピタリとはまるような大きな突起が付いているではないか。つまり、インプレッサなどでは可能だった方法=スペアタイヤのホイール内に小物を収納する方法・・・を採ろうとしても、工具収納のケーシングが大きく張り出しており、スペアタイヤ内の小物収納が極めて困難な状況だったのだ(上の画像参照)。

<↓サブトランクを持ち上げたところ>         <↓スペアタイヤが顔を覗かせたところ>
サブトランクを持ち上げたところ サブトランクを取り外し、スペアタイヤが顔を覗かせたところ

エクシーガユーザーの中には、思い切りよくスペアタイヤを取り払うことで、根本的な荷室のスペース増を図った人もいるが、私としては、多人数を乗せた状態で自宅から遠くの出先でパンクした際のことを思い浮かべると、やはりスペアタイヤは残しておきたい。そこでスペアタイヤを生かした状態での荷室拡大を考えた結果、以下のような手法を採ることにした。

<↓ノコギリで突起部分をカットしているところ>    <↓突起部分を切除したところ>
ノコギリで突起状の部分をカットしているところ 突起状の部分を切除したところ

<↓突起部分をカット、底をフラット化した様子>    <↓スペアタイヤ内に小物を収納可能に>
突起状の部分をカットし、底をフラット化した様子 スペアタイヤ内に小物を収納した様子

なお、この突起状の部分を切除することによる強度上の懸念点に対する考察、および施工上の注意点など細かなことについては、整備手帳に載せているので、そちらをご覧されたい。
◎こちら → スペアタイヤを生かした荷室の拡大法

      + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

なお今回は「デッドスペースの有効活用」だが、車輌を細かく観察すると、実は サードシートの座面下=スペアタイヤ前側半分の上方、にも活用されていないデッドスペースがある
当方はここに パナソニックのサブウーハー(CJ-PS1200KD)を吊り下げ設置している。この様子については、また別途整備手帳で紹介する予定。
              ↓
(※)注:2009-01-28追記
整備手帳に記事を追加しました。
  ◎サードシート吊り下げ式サブウーハー設置法・その1(CJ-PS1200KD)
    → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/392528/677904/note.aspx
  ◎サードシート吊り下げ式サブウーハー設置法・その2(CJ-PS1200KD)
    → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/392528/678210/note.aspx

<↓車輌をよく観察すると、活用可能なデッドスペースが案外あるのだ>
車輌をよく観察すると、活用可能なデッドスペースが案外あるのだ
Posted at 2009/01/26 19:42:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【YA5AエクシーガGT】 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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