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調布市のKAZのブログ一覧

2014年07月18日 イイね!

[BPレガシィ] 他のタイヤ候補と却下の理由・前編(格安タイヤ選びVol.3)

[BPレガシィ] 他のタイヤ候補と却下の理由・前編(格安タイヤ選びVol.3)これまで国産タイヤ(ポテンザ、レグノ、ルマン)しか履いて来なかった私が、いかにしてハンコックを選ぶに至ったのか? その使用感は? などについて紹介するシリーズブログです。

今回はVol.3 「他のタイヤ候補と却下の理由・前編(ハンコック ventus V12evo に決めるまで)」をお届けします。

<関連ブログ>
◎Vol.1(速報)は こちら → 「ハンコックがやって来た」
◎Vol.2 は こちら → 「ventus V12evo の受け取り(タイヤで遊ぼう)」


■去年(2013年)から検討開始
BPレガシィには、ダンロップのルマンLM703を履かせていました。このタイヤは、静音化技術のひとつとして 「吸音スポンジ」 を実装したモデルでした。当時、私なりに 「吸音スポンジ」 コンセプトについて一通り調べてから、購入した経緯があります。

※(ご参考) → 2006年04月15日付け過去ブログ : [吸音スポンジ] 低騒音タイヤの開発(住友ゴム文献)

レガシィ(GT spec B、6速MTのターボ車)では、純正→ポテンザ(ドライグリップ重視)→レグノ(静粛性重視)→ルマン(バランス重視)、というタイヤ履歴をたどってきましたので、今回は思い切った方向転換を・・・具体的には、コストに特化したタイヤ選びをしてみよう、と考えていました。

レグノを購入したとき、「レグノ1本あたりの価格」 で 「4本セット(丸々1台分)」 が買えるタイヤが存在することを知り、怖い反面、(用途を割り切れば)魅力的かもしれない可能性を感じていたことも背景にあります。また、以前乗っていたインプレッサWRX(GDA-C型のAT車)用にタイヤを選ぶ際にも、格安モデルを検討したものの、結局、踏みとどまっていたこともあります。

※(ご参考) → 当時の過去ブログ : [格安タイヤ選び] for WRX-AT
   ・その1(韓国・中国・台湾編) → こちら
   ・その2(トレッドパターン読み) → こちら
   ・その3(国産各社・ピレリ編) → こちら
   ・その4(ディーラー見積り編) → こちら

このような経緯から、まずはヤフオクで銘柄と価格の相場をチェックしました。2013年のことです。その結果、この時点では次の銘柄を候補としました。以下、検討サイズはすべて215/50R17です。
 (1) アセレラ アルファ   (本命)
 (2) ATR SPORTS     (対抗)
 (3) ナンカン XR611    (大穴)
 (4) ヨコハマ DNAアース1 (参考)

■アセレラ アルファの印象
アセレラ(アクセレラと表記する業者もあり)は、当時のヤフオク価格で税込み5555円/本送料込みの4本セットで26218円の出品価格でした。この時点では、代理店の公式WEBサイトが存在しており、それによると速度区分の規格はZR(つまり、より正確なサイズ表記にすると 215/50ZR17)、定価は何と国産のポテンザと同等クラスであることを確認しました。

<↓こちらが当初検討していたアセレラ アルファ。ブロックパターンはグリップ方向に振った感じ>
 

定価はポテンザと同じほどの価格帯のタイヤが、ひとたびヤフオクに出品されると1本5千円台に下がるという事実・・・。どんなカラクリがあるのか分かりませんが、代理店としては高級タイヤに位置づけているようでした。

トレッドを読むと、ストレートなセンターグルーブが複数本、設けられていることから排水性は良いと判断。サイドのブロックも大きめでグリップに振った性格と思われます。センターとサイドの中間に位置するブロックは、パターンが枝分かれしながらも基本は大きな1枚で構成され、そのミゾ方向が直進方向でも横方向でもない(回転方向に対して斜めに走っている)ことから、コーナリング中の動的なブロック剛性にも配慮されているように感じられました。

・・・と書いていますが、すべて個人的な私見によるものです

■ATR SPORTSの印象
次は ATR SPORTS です。インドネシアのタイヤです。パッと見、どこかの国産スポーツタイヤに似た感じのパターンに見えます。ヤフオクでは当時、税込み5490円/本4本セットで送料込み25960円という出品価格でした。

<↓こちらはATR SPORTS。トレッドパターン全体が、どこかの国産スポーツタイヤに似た感じ>
      

が、細部を見ると、ワタシ的にはちょっと気になる(気に入らない)部分がありました。

<センターからサイドに向かう排水グルーブの一種が、サイドブロックで行き止まりになっている>


グルーブ(A)を通過する雨水は、一部がその先の(A”)に分かれながらも(A’)という通路を経由してタイヤサイドに排水が可能なデザインとなっています。ところがグルーブ(B)を通過する雨水は、その先にサイドブロックが待ち構えており、消波ブロックよろしく排水の流れを乱流に変えてしまう恐れがあるのでは?と感じました。

こうしたことは雨水だけでなく、空気の流れにも言えるのではないか? 高速走行中に、路面とタイヤのトレッド面とに挟まれた空間のエア(タイヤが回転する際、接地面のミゾの中に閉じ込められた空気)が回転に伴って排出されるとき、キャビテーション(行き止まりになった気泡が急激に破裂する)によるパターンノイズ(走行時のタイヤ騒音)につながる? ような気もしました。

この疑問が晴れないため、本命候補からは外しました。

・・・と書いていますが、すべて個人的な私見によるものです

■ナンカンXR611の印象
ナンカンXR611は、価格の低さを重視した場合に選択肢に入ってくる銘柄としてチェックしていました。当時の出品価格は5115円/本。ただし4本セットだと送料込みで26760円となり、上記のアセレラ・アルファやATR SPORTSよりも逆に(わずかばかりですが)高価になってしまいます。

<↓こちらがナンカンXR611>


ブロックは大きめでランド比(トレッド面で、接地面積とミゾとの比率)も大きく感じられ、どちらかというとコンフォート寄りの総合タイヤのような印象です。あくまで勝手な印象でしかないのですが、センターとサイドの中間部分のブロックデザインが、何だか発熱が多そうに見えて、それが耐摩耗性(→つまりは耐久持続性)に影響が出る懸念はないのかな? と思いました。

・・・と書いていますが、すべて個人的な私見によるものです

まぁ、せっかくレガシィの6速MTターボに履かせるのですから、次回は(たとえ格安タイヤではあっても、その範疇の中で)多少なりともスポーツ指向のタイヤを選びたいものだ、と考えていました(ルマンLM703は、ステアリングの操作速度が早い場面では、思ったほど路面を喰わない印象だったので)。

■ヨコハマDNA アース1は相場比較用
国産タイヤの中でも、実売価格帯が低めに設定されているタイヤもあるため、そのようなタイヤの一例としてDNAアース1をウォッチしていました。こちらは、製造年月が2年落ちの出品例で4本セット送料込みが37700円(当時@ヤフオク)、といったものもありました。

こうした事例の動向を眺めていると、国産タイヤに対する 「価格的な ”うま味”」 を得るためには、4本セットで3万円前後を狙うことになるだろう、という一応の目安を仮設定しました(4万円近くになると、例えば ”新車外し” などの国産品が条件に入ってくるため)。


[ハンコック ventus V12evo] 格安タイヤ選び Vol.4 (候補と却下・後編)へ続く。
(次回以降も、引き続き
 ・購入候補としてどんなタイヤを挙げていたか?その相場は?
 ・それを却下した理由は?
 ・ホイールへの組み替えにまつわる出来事(含:マイナートラブル)
 ・使ってみての印象
などについて述べていく予定です。)
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2014-08-25(Mon.) : 更新
他のタイヤ候補と却下の理由・後編(格安タイヤ選びVol.4) をアップロードしました。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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