ヤフオク!で仕入れた格安タイヤ(ハンコックの ventus V12evo)を、BP型レガシィGT spec B(ターボの6速MT)に履かせるため、スーパーオートバックスに持ち込み交換作業を依頼した際の備忘録です。
今回は 「格安タイヤ選びVol.5・プチトラブル発覚編」 です。
<関連 過去ブログ>
◎Vol.1(速報)は こちら →
「ハンコックがやって来た」
◎Vol.2 は こちら →
「ventus V12evo の受け取り(タイヤで遊ぼう)」
◎Vol.3 は こちら →
「他のタイヤ候補と却下の理由・前編」
◎Vol.4 は こちら →
「他のタイヤ候補と却下の理由・後編」
(※
Vol.4 からの続き。)
■タイヤ1本あたりの重さは?
せっかくタイヤが単品状態で4本ありますので、非常に大雑把(おおざっぱ)ではありますが、重さを計ってみます。分解能が0.1kgのデジタル体重計ですので、数値は目安程度になります。
(以下、各画像はクリックで800×600サイズに拡大します。)
<↓デジタル体重計によると、215/50ZR17サイズでほぼ10.4kgと出た。案外、重いのか?という印象>
4本中、3本が10.4kgで表示が安定。残る1本が、10.3kg←→10.4kgと表示がふらついたので、まぁそんな感じなのでしょう。それにしても、サイドウォールが(ブリジストンタイヤに較べると)とても柔らかいです。指で押すと、いとも簡単にたわみます。「トレッドがグリップ重視の設計だとすると、この
サイドウォールの柔らかさ は何なのだ?」 という印象が消えません。
まぁ、ミシュランの例もありますので、このへんは実際に走ってみてどうなのか? を試すことになります。
■スーパーオートバックスに持ち込み
タイヤの交換作業(持ち込みタイヤの組み替え : ホイールから古いタイヤを取り外して処分、新しいタイヤをそのホイールに組み込む)は、家から近いスーパーオートバックス(SAB)に依頼することにします。事前に電話で工賃を確認すると、17インチは1500円/本(税抜き)とのこと。廃タイヤ代は250円/本。・・・まぁ、もっと安いところはあるでしょうけど、何と言っても家から近くて便利であること、かつてスタッドレスタイヤのときも作業依頼して特に不満が無かったことから、今回もここにします。
<↓ちょうど夏の大感謝祭を開催中で、2000円以上のレシートで Wii ボウリングにチャレンジできる>
倒れたピンの数に応じてカー用品(ガラコ・デカ丸>マイクロファイバー・クロス>窓用ウェットシート>除菌ウェット)がもらえるというイベントが開催されており、「買い物ではなく、作業依頼の場合も2000円を超えるレシートで参加可能」 とのことで、さっそく子どもがチャレンジ。
<↓3人のうち、お姉さんがチャレンジ。ちなみに我が家には Wii はありません・・・>
<↓初めてのボウリングゲーム挑戦だったが、運良く計8本倒しでマイクロファイバークロスをゲット>
お姉さんが終わると、今度は下の子供たちが黙っていません。次は自分だとばかりにコントローラを奪おうとします(汗)。2000円以上のレシートで1回チャレンジのハズですので、本来はここで終わり・・・なのですが、気を利かせてくれた店員さんのおかげで、3人ともチャレンジさせていただけることに。(^^;) あるいはタイヤ交換工賃=計7480円なので、2000円×3回分と解釈いただいたのかもしれません。<(_ _)>
# いや、ホンネは「店の中で子供ケンカを始められると困るから」・・・でしょうか(滝汗)。
<↓投球フォーム伝授まで、店員さんにはお世話になりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます>
<↓3人、無事に終了。子供にやらせるのではなく私がやれば1回で済むが、結局、子供ケンカになる>
<↓遊び盛りの子供たちだが、景品をいただく際には、ちゃんと「ありがとうございます」を伝えている>
■ピット作業にて
わざわざSABに子供たちを連れて来たのは、ピット作業を(遠目で)見学 させたり、摩耗したタイヤのどこがどのようにダメだから危険 なのか、を教えるための良い機会だと思ったからです。
<↓摩耗したタイヤは、ドライバーがそのように自覚していたとしても、危険なので早めに交換したい>
また、今回、処分する予定のダンロップ・ルマンには、タイヤの内側に空洞共鳴音を低減するための吸音スポンジが張ってあるので、子供たちにそれを見せるためでもあります。
実は以前、こんなことがありました。
-----------------------------
東京スバルのディーラーの一角に、ダンロップタイヤの展示コーナーがあり、そこで吸音スポンジの効果を模擬的に体験できるミニチュアモデルが飾ってありました。手のひらサイズのノイズ発生器のスイッチを押して、スポンジ無しミニチュアタイヤの内側にかざすと、ゴーという音がする。しかし、スポンジ付きミニチュアタイヤの内側にかざすと、コォ~という小さな音になる。
-----------------------------
下の子供がそれに
興味を示していた のでした。
どうせなら、「君が乗っていたレガシィのタイヤにもスポンジがあったんだよ」 と、
処分前の実物に触らせてあげることもできる、と考えたのです。
<↓ピット作業員の
許可をいただいた上で、作業のジャマにならないよう、遠巻きに見守る子供たち>
■プチ・トラブル発生の巻
ホイールの盗難防止ロックナットを作業員に手渡し(>マックガード+汎用の
2種類ある)して、念のため、ハンコックの ventus V12evo には回転方向性指定があることを伝えるなど、作業上の必要な情報を申し送りします。
ほどなくしてレガシィはリフトアップされ、タイヤがホイールごと車両から取り外され、そして摩耗したダンロップ・ルマンのうち、まず1本が、ホイールから取り外されました。ここまで見届けた時点で、私は子供たちへの作業説明をいったん終了し、そのまま店内のキッズルームに連れて行きました。
<↓リフトアップされたBP型レガシィ GT spec B。レガシィの6速MTターボは、現行モデルでは展開なし>
私たちが店内にいる間に、古いタイヤを外したホイール(SSRのインテグラルGT-1)に、新しいタイヤ(ハンコック ventus V12evo)が組み付けられていました。・・・がっ?!
<↓1本めの V12evo が組み付けられた時点で、店内放送で至急、ピットに戻るようにとアナウンスが!>
安心していたところに、店内放送で急きょ、ピットに戻るようにアナウンス されました。
私は再び、子供たちを連れて、急いでピットに戻ります。
私 : 「どうされました?」
作業員: 「お客様、せっかくですが、作業ができません。」
私 : 「一体、どういうことでしょうか?」
作業員: 「実は、新しいタイヤを組み付けたホイールは、
バランス取りができない のです。」
作業員: 「バランス取りするためには、ホイールのセンターキャップを取り外す必要がある
のですが、お客様の樹脂センターキャップは、経年劣化で一部が割れており、
私どもでは (これ以上の破損防止のため) 取り外すことができません。」
私 : 「・・・。」
作業員: 「ホイールのバランス取り
無し でしたら、作業を続行することができます。
しかしバランス取りを希望される場合は、私どもではキャップを取り外しできません。」
<↓作業員が指摘した、樹脂センターキャップの部分的なクラック>
おぉ!
樹脂センターキャップに落とし穴があるとは!
それは予想外でした・・・。
きっとオートバックスグループとして、今まで(過去に)そういったトラブルがあり、再発防止策として事前に依頼主(お客様)に打診する
ルールが出来た のだろう、と予測できます(※勝手に作業を進められて、知らない間に破損させられるよりもずっと良い)。
しかし、「バランス取りしないタイヤ装着」 なんて、私にとってはありえない。ありえへんで。ほんだら、ワシが自分で取り外せばエエんやろ。オーナーである、このワシが、この場でな。
格安タイヤ選びVol.6(トラブル対処&新たな課題 編) に続く。
↓
↓
↓
2014-09-03(Wed.) : 更新
「持ち込みタイヤ交換・トラブル対処&新たな課題 編」 をアップロードしました。