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調布市のKAZのブログ一覧

2020年05月07日 イイね!

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その3

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その3愛車のBP5D型レガシィ(2006年式)のスカートリップ(黒)は、度重なる雪道走行を含む経年劣化でボロボロに。そこで今後も気分良く乗り続けるために、STIの赤リップを新規購入。
今回のブログは、DIYで装着する際の工程紹介の「その3」です。


◎「その1」 は → 「赤リップ購入」と「黒リップ(破損)現状確認」 編
◎「その2」 は → 下準備(スポイラー清掃とガムテの糊跡 撤去) 編

※便宜上、チェリーレッドのSTIスカートリップを「赤リップ」と記しています。

■取説と赤リップの確認
赤リップ(部番:ST96020ST010)の取付・取扱説明書は、あの超長い梱包筒の中に長期間 同梱されていたため丸まったクセが付いてしまっており、真っ直ぐに伸ばしてもシワが残る状態でした。が、読み取りには問題はありません。

<↓取付説明書を読むと、やはりコーナー(R部)の処理がキモになるようです>
 

<↓日中の最高気温が高めの、晴れた日を選んで作業開始。箱の中には、準備した洗濯ばさみも(後述)>


<↓いよいよ赤リップをスポイラーに取り付け。寒い日を避けたのは、両面テープの粘着性を考慮したため>
 

せっかくなので、旧・黒リップと新・赤リップを較べてみます。
微妙に量産型(リップを製造するための型)が異なるようです。


<↓内側のマーカーラインが2本から1本になり、断面の厚みも微妙に太っている(これは誤差ではないでしょう)>
 

■取り付け作業開始(マーキングから)
早速、取り付け作業に入ります。

フロントアンダースポイラーには、すでに黒リップ(取り外し済み)が付いていたときの加工穴(ボルト&ナットでの固定用)がありますが、こちらは再利用せずに、「自分が考える最適位置に、新規に穴あけ」することにします(※ブログ「その4」で後述)。


<↓まずは始点の位置決め。取説に準拠してマーキング>


<↓次はスポイラーのコーナー部の処理について再確認>


<↓コーナー部の取り回しは、かつての黒リップも一応、参考にする>


<↓先端の位置決め後に、赤リップをコーナーに沿って仮止めする>


長さを合わせながら、赤リップをスポイラーに沿って正確に仮止めします。もちろん、この段階では(△状に)カットしていませんので、曲げによる負荷がかかります。が、その最大負荷点を割り出すことが、ここでの目的です。

<↓コーナー(曲げR)の頂上=最大負荷点=応力集中部にマーキング>


マーキングポイントを中心として、その左右方向に対称形に切れ込み(△カット)を均等に入れていけば、装着上の問題は生じないはず。

・第一段階: 現物確認(スポイラー本体、黒リップ、赤リップ)
・第二段階: 加工などの位置決めのためのマーキング作業
   ↑いまココまで
   ↓このあとの作業
・第三段階: コーナー部のカット作業(Δ状)
・第四段階: 貼り付け作業&圧着放置(クランプ)
・第五段階: ドリルで穴あけ&樹脂クリップ取り付け
・第六段階: 車両への装着


<↓ここまでの作業風景。赤リップに適切なマーキングを入れるところまでが終了>


■赤リップのカッティング
次の作業は、赤リップのコーナー部のカットです。まずはハサミ(ノンスティックタイプと樹脂切断可能タイプの2種類を用意)で試し切りしてみます。が、結論から書くとハサミは不適。ニッパでの切断がこの作業に適しています。

<↓Δ形状にカットする場合は、ハサミは不適。理由は以下>


<↓ニッパで切断した方が、切断面をよりキレイに処理可能>


赤リップに切れ込みを入れるカット数(Δカットを何カ所入れるか?)については、現物合わせで調整します。ちなみに取付説明書には「追従しない場合には、V字カットを追加してください」としか記載されていません。

<↓現物合わせで理想的な追従性を確認する。カットは前述のマーキングを中心に左右方向に広げて追加>
 

<↓細部に見入るだけでなく、一歩引いたアングルから全体のバランスも念押し確認する>
 

■赤リップの貼り付け作業
右バンクと左バンクの両方のコーナーのΔカット(V字カット)を終えたあとは、いよいよ赤リップをスポイラー本体に圧着します。両面テープはあらかじめ赤リップに貼り付けされているので、剥離テープを剥がすだけです。

<↓表面の脱脂後、意図した位置からズレないよう(ホコリも巻き込まないよう)に気をつけながら作業>


<↓赤リップは複数車種の対応品なので長め。BPレガシィのスポイラー形状に合わせて終点で切断する>


<↓ここまでの作業風景。だんだん「らしく」なってきました>


■クランプによる圧着
無事に気温の高めな日中(作業は4月でしたが、外気温≒24℃)に、赤リップの貼り付け作業が終了。引き続き、クランプで圧着放置する工程に移行します。

ただ…クランプとは言っても、あいにくDIY用のクランプは2つしか持っていません。そこで急場のしのぎとして、洗濯ばさみを活用します。と言うより、最初からそのつもりで準備していたのですが。


# 洗濯物干し竿ストッパー(ガバッとつかむタイプ)は、
# 内径が大きいため薄物にはクランプ力が不足して不適。
# 手持ちの洗濯ばさみでは、ハローキティがクランプ力が
# 意外に大きいことが判明(※後日「その4」で補足予定)。

<↓あいにくDIYクランプは2つしかないが、代替品として洗濯ばさみが使えそうなことが事前に判明>


<↓DIYクランプは赤リップの始点と終点に、クランプ力が高めのハローキティはコーナーのV字カットの両端へ>
 

<↓ここまでの作業風景(全景)>


再度、各部に問題がないこと(狙い通りの仕上がりになっていること)を確認のうえ、そのままの状態でレガシィの荷室に保管(24時間以上の放置)しました。
本日の作業はここまで。

・第一段階: 現物確認(スポイラー本体、黒リップ、赤リップ)
・第二段階: 加工などの位置決めのためのマーキング作業
・第三段階: コーナー部のカット作業(Δ状)
・第四段階: 貼り付け作業&圧着放置(クランプ)
   ↑本日の作業はココまで
   ↓後日の作業(※ブログ「その4」にて紹介)
・第五段階: ドリルで穴あけ&樹脂クリップ取り付け
・第六段階: 車両への装着



「その4」 に続く。
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2020-05-09(Sat.) : 更新
[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その4(最終話) をアップロードしました。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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