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2020年05月09日 イイね!

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その4(最終話)

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その4(最終話)愛車のBP5D型レガシィ(2006年式)について、外観上のプチ・リフレッシュを実施。第一弾としてSTIの赤リップを新規購入。
今回のブログは、そのDIY工程紹介の「その4(最終話)」です。


◎「その1」 は → 「赤リップ購入」と「黒リップ(破損)現状確認」 編
◎「その2」 は → 下準備(スポイラー清掃とガムテの糊跡 撤去) 編
◎「その3」 は → 赤リップのV字カットと両面テープ貼付け作業 編

■24時間以上放置後に取り出し
レガシィの荷室に丸24時間以上(実際には都合により丸4日間となりました)、クランプしたまま放置しておいた「フロントアンダースポイラー+赤リップ」を取り出します。

<↓荷室内は雨風埃をしのぐことができて、温度もそこそこ維持される環境>
 

<↓DIYクランプも洗濯ばさみも脱落することなく、両面テープの圧着を手助け>


<↓洗濯ばさみの間には薄板をサンドイッチしていません(クランプの面圧低下を避けるため)>
 

旧・黒リップでは、ボルト&ナットにより固定されていましたが、今回の新・赤リップでは素直に付属の樹脂クリップ(通称:クリスマスツリー)をそのまま使います。こちらの方がずっと装着作業性に優れます。

<↓樹脂クリップは取付説明書では14個入りとなっていましたが、実際には15個ありました>


■ドリルの穴あけ位置の検討
ここから先は、ドリルを使って「スポイラー+赤リップ」に貫通穴をあけます。取付説明書には、スカートリップ側から穴あけする旨の記載があります。

<↓穴あけの大きさはφ5で貫通穴>


<↓手持ちのドリル。リョービのFDD-1010KT。このパーツレビューは → こちら


ところで添付されている取付説明書によると、BPレガシィ(GT spec B)のフロントアンダースポイラーの形状に赤リップを取り付けする場合の、標準的な穴あけ箇所は10箇所となっているようです。具体的には下図。

<↓図の上段がレガシィ系(10点止め)。下段はSTI系などで、V字カット箇所が多いため14点止め>


樹脂クリップの同梱数は、恐らく予備の1個を含めて計15個ありました。撤去した黒リップの(スポイラーからの)剥がれ具合を考慮すれば、取説指示の10点止めにこだわる必要はない…と考えました。

赤リップの両側面からの外力入力は考えにくいので、赤リップが力を受けるとすれば、車体前方からの入力がほとんど になるはず。通常時でフロント方向から車速風を受け(※STI によると、ClfとCd値の低減に効果があるとのことから)、イレギュラー時にも、縁石乗り越えあるいはコンビニ駐車場の車輪ストッパーにより(ヒット気味に)瞬時荷重がフロントから入ることが考えられます。

とすると、樹脂クリップはフロント側にもう少し補充する方が、理にかなっているはず。ただしあまり多用し過ぎると、今度は(赤リップがツッパリ過ぎて)本来のアンダースポイラーを保護するという機能がスポイルされてしまうことでしょう。

そうしたことを考え合わせて、結論として私は計12箇所(取説+2個)で樹脂クリップを固定することにしました。


<↓上段は取説による標準穴あけ位置。下段は赤丸印の部位に穴あけすることにした当方の判断>


■穴あけ(φ5)作業の開始
上記の自己判断に従って、ドリルで樹脂クリップ固定用の穴あけ作業を進めます。洗濯ばさみも取り外します。

<↓圧痕が見られたことから、たかだか洗濯ばさみと言えども、そこそこのクランプ力はあった模様>


早速、まずはφ3のドリルで下穴をあけます。その後、目的のφ5サイズのドリルでそろえます。その際、赤リップの材質はPVC(ソフト材)、スポイラーの材質はPPE(ハード材)という異材の組み合わせで貫通させるため、バリの発生に要注意です。特に、両者を貫通したあとドリルの刃を引く抜くときに、バリも一緒に引き込みやすいので、キズやケガに気をつけます。

<↓マーキングした位置通りに穴あけするだけでなく、ドリルを引く抜く際のバリの発生にも注意が必要>


さて、バリに気をつけながら貫通穴を設けたときに、ドリルの刃の「入り側」が赤リップ(ソフトなPVC)であるため、開口部が毛羽立つ場合があります。その場合は、手持ちのリューターの刃を活用して(面取りする要領で)「地ならし」します。

<↓赤リップの開口端が、ドリル刃の打抜きのままだと荒れてしまう場合は、リューター刃で平滑に馴らす>


<↓ついでに赤リップの両端もR形状で処置(組付説明書では斜めにストレートカットとなっていましたが)>


これでようやく樹脂クリップ挿入の準備が完了したことになります。

■樹脂クリップの挿入
自己判断で適用箇所を12個に増やした樹脂クリップを、φ5の貫通穴にはめていきます。

<↓樹脂クリップはしっかりと貫通穴にはめて、裏側からもクリスマスツリーの引っかかり状態を確認する>


<↓樹脂クリップを挿入した状態>
 

<↓樹脂クリップ装着後の全景>


<↓ここまでくれば、あと一息>


■車体への取り付け
いよいよ「スポイラー+赤リップ」をフロントバンパー下部に装着します。昨年、スポイラーを取り外した際に保管しておいたボルトや固定クリップなどを用意します。ボルトやナットの類がサビ気味の場合は、少量の給油をしておきます。

<↓バンパーに固定する際に必要となる固定具。画像にはまだ写っていない、他の樹脂クリップもある>


<↓車両側に残しておいたボルトを緩めるところ(スポイラーの両端部)>


<↓作業風景の例。なお、画像に写っているスロープはスノーヘルパーの類(※)>


(※)パーツレビューは こちら → 三甲(株) サンヘルパー・ラッシュ

<↓作業風景の例。車両左側から車両右前に向かって撮影(※背景のホイールはエクシーガ)>


■プチ・リフレッシュの完成
こうして、自分なりの考えと判断に基づいて作業を進めた「STI スカートリップ(チェリーレッド)」の装着作業が、いよいよ終了となりました。プチ・リフレッシュの第一弾が無事に完了を迎えた瞬間です(※単なる自己満足です)。

<↓「ダークグレーMの車体色+黒色のアンダースポイラー+赤リップ」も、なかなか合っていると思う>


この日はまだ陽がある(日没までに時間がある)ので、念のため全自動充電器で車載バッテリーをFULL充電しておきます。

2006年の製造から、早14年目。まだまだBPレガシィには(…というよりも、オーナーである私自身が?)今後の人生を豊かにするため、がんばってもらいます。


<↓車載バッテリーもこの際にFULL充電。備えあれば憂い無し(だと良いなぁ)>


以上、ブログの4話に渡ってのSTI赤リップ取り付け作業紹介(という体を取った備忘録)を終わります。毎度の長文にも関わらず、目を通して下さった方々にはお礼申し上げます。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 失火発生で3気筒(←4気筒)になる(その4・プラグ清掃でデポジ ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8320686/note.aspx
何シテル?   08/04 00:01
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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