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調布市のKAZのブログ一覧

2019年03月21日 イイね!

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その3

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その3fcl.さんの 「バイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)」 のモニターに当選しました。LEDヘッドライトの装着風景や、使ってみての使用感などを順次、整備手帳やパーツレビューに載せています。

こちらのブログでは、それらのモニターレポートに載せきれなかった情報や裏話などについて、紹介していきます。今回は 「その3(流用検証編)」 です。


<モニターレポート&関連ブログ>
◎パーツレビュー → (株)WiNEEDS HOLDINGS バイク用・高光量LEDヘッドライト(2019年モデル、ファンタイプ、H4)
◎整備手帳・その1 → fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト・(1)製品紹介編
◎ブログ・その1 → 撮影条件や設定、撮影場所の検討
◎ブログ・その2 → LED化に向けた純正部品の事前手配

■モニター製品の開梱と中身の確認
fcl.さんからモニター製品が無事に届けられ、開梱して中身を確認します。バルブ形式はH4、ホワイト色、バイク用ですので数量は1個です。
・タイプ:FL-03
・型番:FLED-S6BI4206S
・消費電力:28W
・ルーメン数:2400lm
・ケルビン数:6000K

<↓型抜きされた緩衝材の中に配置され、丈夫な箱の中にしっかりと納められています>


<↓取付・取扱説明書のほか、LED本体と結束バンド(長さ197mm×幅4mm)5本が同梱される>


<↓LED実装部分の拡大画像。High/Low切替式のH4タイプのため、シェードを有する構造です>


<↓アダプター(ツバの部分)は分離可能。冷却ファンユニット搭載で約10mmの短縮化を実現>


これらの特徴の詳細については、整備手帳・その1 に記載してありますので、興味のある方は、合わせて参考にしていただけますよう、お願いいたします。

◎整備手帳・その1 → fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト・(1)製品紹介編

■バイクへのLED取り付け準備
モニター製品を適用するバイクについても簡単に触れておきます。ホンダCBR250Four(1986(昭和61)年式、MC14型、当方のワンオーナー車)で、今となっては貴重な250ccの4気筒16バルブエンジン(45PS@14500rpm)を搭載したモデルです。今年で33年目(!)の現役選手です。

<↓メーカーの環境対応(排ガス、燃費、コストなど)により、同カテゴリーの後継機種はすでに無し>


◎ホンダ公式ニュースリリース → 1986年7月10日「ホンダ・CBR250FOUR(フォア)」の特別仕様車を限定販売

ここから先は、画像ダイジェストで作業風景の説明をします。

<↓ヘッドライトにアクセスするため、ハンドルを右に切ってパネルを取り外しします>


MC14型CBR250Fourは異形ヘッドライトを搭載していますが、バルブ交換の際にはメーター横のパネルを取り外すだけでOKです。カウリングの取り外しは必要ありません。使う工具も、プラスドライバー1本で足ります。

なお、パネルの左奥はΩ状の差し込み形状(→パイプフレームへ)となっており、右上と右下の2カ所がプラスねじで固定されています。


<↓パネルを外すと容易にヘッドライトの裏側にアクセス可能。ハーネスカプラーを取り外します>


ここまでで、現状のハロゲンバルブ(12V60/55W)を取り外す準備ができました。次は、あらかじめ目星を付けておいた、他車種用の防水カバー(ゴムキャップ)が流用可能かどうかの確認作業に移ります。

■防水カバーの流用可否の検証
ヘッドライトのLED化に際して、CBR純正の防水カバー(ゴムキャップ)には切り込みを入れるなどの加工が必要になるだろう・・・すでにCBR純正の防水カバーは製造中止でメーカー在庫もなし。貴重な現品は無加工のままノーマル状態を保っておきたい。

ならば、似たような形状の他車品(ホンダCB400スーパーボルドール用)を流用できないか?・・・を検討し、見切り発車で購入したところまでが、前回(ブログ・その2) の話。いよいよ流用可否の検証に入ります。


<↓絶品部品には加工を入れたくない。ので、代用候補としてCB400スーパーフォア系を事前に購入>


<↓CBR純正の防水カバーを取り外した瞬間。製造から33年が経ちますが、まだ機能を果たしている>


<↓CBR250F用(画像右側)とCB400SB用(画像左側)との比較。400用の方が外径が一回り小さい>


両者を比較すると、CB400スーパーボルドール用の方が一回り小さいことが分かります。さらに、取り外したCBR250Four(自車)用は中央部にコネクターの端子を通すための3つの穴がある(=それ以外はつながっている)のに対し、スーパーボルドール用は最初から中央部が貫通状態となっていることも、大きな違いです(恐らくコスト低減と歩留まり向上のためかと思われます)。

すると問題は、「一回り小さなサイズだが取り付くか?」 の確認に絞られます。


<↓H4ハロゲン球が入ったままの状態で、試しにCB400SB用の防水カバーを当てはめてみる、の図>


もくろみ通り、CB400スーパーボルドール(NC39型、2005年式)の純正防止カバーが、CBR250Four(MC14型、1986年式)のヘッドライトに 流用可能であることの確認が取れました

<↓サイズは小振りですが、ゴムなので”伸びてフィット”できたことが流用可能となった勝因です>


果たして全国でどれくらいのMC14型CBR250Fourが現存しているのか不明ですが、「防水カバーはNC39型CB400スーパーボルドール用が流用可能」という検証結果は、ごく一部のマニアックな現役ユーザーさんに対しては朗報になるかもしれません。

「モニターレポート」でありながら、fcl.さんのLEDヘッドライトそのものに関するインプレッションまで、なかなかたどり着かずにスミマセン(>お待ちいただいている方々)。

次回のレポートブログ「その4」では、いよいよLEDヘッドライトを実装した際の「気づき(作業性に関する要改善点の提案)」についてお伝えさせていただく予定ですので、もう少々お待ちくださいませ。



「その4」に続く。
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2019-03-23(Sat.): 更新
[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その4 をアップロードしました。
Posted at 2019/03/21 05:23:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用
2019年03月19日 イイね!

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その2

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その2fcl.さんの 「バイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)」 のモニターに当選いたしました。LEDヘッドライトの装着風景や、使ってみての使用感などを順次、整備手帳やパーツレビューに載せています。

同時進行で、それらのモニターレポートに載せきれない情報や補足説明、あるいは裏話などについて、ブログで紹介していきます。今回は 「その2」 です。


<モニターレポート&関連ブログ>
◎パーツレビュー → (株)WiNEEDS HOLDINGS バイク用・高光量LEDヘッドライト(2019年モデル、ファンタイプ、H4)
◎「モニター応募ブログ」 → RE :【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!
◎ブログ・その1 → 撮影条件や設定、撮影場所の検討

■部品の事前手配を真っ先に
fcl.さんのモニター募集に当選が決まったあと、実は ブログ・その1 で述べた 「撮影条件や設定、撮影場所の検討」 よりも先に、準備に着手していた事柄があります。それば、2019年モデルのLEDを適用するバイク(ホンダ・CBR250Four、1986(昭和61)年式)の純正部品を先行手配することです。

CBRのヘッドライトには、H4バルブとライトユニットとの境目から水やホコリが侵入することを防ぐための防水カバー(ゴムブーツ)が備わっています。この純正の防水カバーはH4バルブ専用設計のため、LEDバルブを装着する際には、カバーに加工を入れなければならない可能性が大です。そのため、あらかじめ 「切った/貼った」 の加工を入れても良い防水カバーを手配しておきたかったのです。

■ナップス三鷹東八店へ
CBR250Fourの純正部品(ヘッドライト用の防水カバー)を注文するために、ナップス(店舗名)まで出かけます。ナップスでは、国内バイクメーカーの主要なパーツリストが備え付けられており、自分で純正部番を調べた上で、メーカーのパーツセンターに在庫の有無を問い合わせていただけるのです。

<↓店内には、自由に閲覧可能なパーツリストコーナーがあります(ここで純正部番を調べます)>


<↓私のバイクは、MC14型ホンダCBR250Four(-250Rでも-250RRでもない、初期型の旧車です)>


<↓システム構成図による絵目次から、ヘッドライト周りの掲載ページを探し出します>


<↓矢印で示した部品が、防水カバー(ゴムキャップ)。LED化の際には、恐らく加工が要るはず>


早速、ホンダ純正部品の注文書(所定の書式あり)に必要事項を記入して、
 ・在庫の有無
 ・在庫ありの場合は、価格と納期

について、その場で店員さんに確認いただきます。


<↓部品名称 : ヘッドライトバルブ ラバー カバー、部番 : 33126-SA5-951、を依頼>


■CBR純正は廃盤、そこで・・・
その場で店員さんに確認していただいたのですが、CBR250Four用のヘッドライト防水カバーは 「製造中止ですでに廃盤、全国のパーツセンターにも在庫なし」 ・・・という、厳しい現実を伝達されました。

すると、LED化のためには既存の防水カバーに 「切った/貼った」 の加工を入れる必要が、きっと生じるはず。私のバイクの防水カバー(現品限りの唯一の部品)に加工を入れることは、できれば避けたい。将来、何らかの理由でノーマル仕様に復元する必要が生じてしまった際に、困ることにもなります。

そこで。

旧車乗りならば、無い部品については 「他車部品を流用する」 か、「ワンオフで作り上げる」 という手段が思い起こされます。私も今、この場で、他から流用できそうなバイクは無いかどうか、頭の中でフル回転させてみます。

ピーン!

真っ先に思いついたのは、ホンダCB400スーパーフォア。このバイクの防水カバーはどうだろうか? CB400SFは、ヘッドライトの存在感があるバイクです。早速、CB400SFのパーツリストで部品構成などを確認してみます。


■廃盤への対応は、他車部品流用の検討
CB400SFのパーツリストも自由に閲覧できるのは、大変ありがたいですね。自分でちょっとした調べ事がある場合は、こうして(ある程度までは)自分で情報確認ができます。

<↓これが旧CB400スーパーフォア。デビュー以来、現在も続くホンダのロングセラーモデル>


<↓CB400SFの中でも、この型式のパーツリストをチョイスしました>


<↓絵目次により、ヘッドライト周りの記載ページはすぐに見つかる>


<↓まずはCB400SFの、X/Y/1/2/3・・・と呼ばれるモデルから確認。カバーが小振りでした>


NC39型のCB400SFは、防水カバーがヘッドライトハウジングの内側に位置する構造を取っており、イラストから読み取れることを合理的に解釈すると、恐らく防水カバーは小さくて流用困難と判断。

<↓次にCB400SF4 などと記載されているモデルについて確認しましたが、同様な状況です>


最後に、CB400Sと記載されているモデルを確認します。ちなみにこれは、スーパーボルドールと呼ばれるグレードになっています。

<↓おぉ!こいつは丸型ヘッドライトではなく、横長の異形ヘッドライト。私のCBRに似た雰囲気>


これは希望が持てそうだぞ(流用できそうだ)・・・というセンサーが私の頭の中で働きます。ここで改めて、CBR250F(MC14型)とCB400スーパーボルドール(NC39型)の当該ページを並べてみます。

<↓防水カバーの構造は同等で、両者で大きさがやや異なる程度の違いしかない・・・と推定>


■CB400スーパーフォア系の部品の在庫は?
早速、店員スタッフさんに在庫の確認(兼 見積依頼)をお願いします。天下のCB400SFとは言っても、NC39型スーパーボルドールのデビューは2005年。今から14年前の話。後続のNC42型が登場するのは、2007年12月。こちらで約11年とちょっと前。これくらいの年式のバイクは、果たしてバーツセンターに部品の在庫を持っているのだろうか?

結果は、「在庫あり」 !とのこと。
やったね!


<↓CB400FS系はどの時代もコンスタントに人気があるので、パーツの流動も活発なのかも?>


・・・とは言っても、本当に流用できるのか否かは、現物を以て確認する以外にありません。「在庫の確認依頼」 から、「注文&お取り寄せ」 に正式依頼(移行)します。もしも流用困難であった場合でも、そこはホレ、私はDIYプライベーターですから、きっと何とかしたでありましょう。

<↓ちなみにNC39型CB400スーパーボルドールとは、このようなバイク。ハーフカウル付きです>


■注文から2日後に納品
取り寄せ注文依頼から2日間が経ったあと、仕事を終えたあとの留守電に 「部品が入荷した」 とのメッセージが入っていました。早速、仕事帰りに引き取りに行きます。

平成17年3月時点では価格は690円と記載されていましたが、現時点(2019年3月)では810円に値上げされています。14年間で17%強(差額:120円)の価格上昇ですが、「廃盤・欠品」 よりもずっと良いです。まったくの別ネタになりますが、先日、カワサキが絶版車となって久しい人気車種のシリンダーヘッドを再生産する、というネットニュースがありました。クルマでも、マツダがNAロードスターのレストアプログラムを打ち出すなど、旧車乗りにとって少しずつ、周辺環境が前向きに変わってくれると嬉しいですね。


<↓ナップスで取り寄せいただき、CBR用の代替品として流用を企てた、CB400系用のカバー>


<↓これが本当に流用できるのか?加工すれば使えるのか/ダメなのか?は、今後のお楽しみ>
 

こうして、fcl.さんからモニター製品が届くまでの間に、撮影条件や設定、撮影場所の検討(前回のブログ・その1)と、ヘッドライトの純正防水カバー(ゴムキャップ)の他車種からの流用の企て(今回のブログ・その2)とを、事前準備として済ませておいたのです。


「その3」 に続く。
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2019-03-21(Thu.) : 更新
[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その3 をアップロードしました。
Posted at 2019/03/19 05:57:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ
2019年03月18日 イイね!

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その1

[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その1fcl.さんの 「バイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)」 のモニター募集に応募させていただいたところ、運良く当選しました。

後ほど整備手帳やパーツレビューに、交換作業風景やインプレッションを載せる予定ですが、その報告に至る前に、様々なトライ&エラーを経ています。ここではそうした 「裏話」 を含め、整備手帳やパーツレビューの補足説明になる事柄を述べていきます。

<関連ブログ>
◎「モニター募集案内(fcl.さん)」 → 【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!
◎「モニター応募ブログ(当方)」 → RE :【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!

■はじめに
モニターに用いるバイクやデジカメなどの諸情報は、次の通りです。

◎バイク : ホンダCBR250Four(MC14型、1986(昭和61)年式、4気筒250cc)
       詳細はこちら → 公式ニュースリリース
◎カメラ : Nikon COOLPIX S9900(4.5-135mm、1:3.7-6.4、NIKKOR 30X optical zoom)
       詳細はこちら → 公式WEBサイト
◎現状のハロゲンバルブ : (株)M&Hマツシマ S2イエローヴィーナス(H4バルブ 12V60/55W)
       詳細はこちら → パーツレビュー

■カメラの撮影モードをどうするか
バイクのヘッドライトを現状のハロゲン(60/55W)から最新型のLEDに換装するにあたって、「手持ちのデジカメの撮影モードをどうするか?」 を事前検討しました。ハロゲンとLEDでは光量に差があると考えられ、フルオートで撮影した場合、両者の見え方に自動で補正が入ってしまい、「同じ土俵(撮影条件)での比較にならない恐れがある」 と考えたからです。

あるいは、左右にヘッドライトを備えるクルマとは異なり、単眼ヘッドライトのバイクの場合は、そもそも夜間の撮影自体が(光量不足によって)うまくいかないかもしれません。そこで、ものは試し・・・ということで、ハロゲンライトの夜間の点灯状態をAUTOモードで試写してみることにしました。


<↓既存のハロゲンライトの点灯状態を撮影するため、周囲が暗い場所を選んでみる>
 

デジカメの撮影モードは、フラッシュのみ手動で禁止設定とし、あとはカメラ任せのAUTOモードで撮影してみたのが右上画像。全体が暗い上に黄色く、しかも輪郭がぼやけています。この時点では、まだ 「お試し」 なので三脚は使用せずに手持ちホールドでの撮影(手ぶれ補正あり)です。

◎判断 : このままでは色味が実際と異なるため、使い物にならない・・・。

暗い場所でAUTOモードのままでは、画像の写りが悪いことが判明。何らかのマニュアル操作設定が必要だと認識しました。ちなみに、上記のような「周囲が暗い場所」 に替えて、「かつてfcl.さんのクルマ用LEDライト(ファンレスタイプ)」 の点灯状態を撮影した場所と同じ場所までバイクに乗って行き、そこでの撮影にもトライしたのが左下の画像です。


<↓左:バイク(今回のハロゲン)  中:クルマ(ハロゲン)  右:クルマ(fcl.さんのLEDライト)>


クルマとは異なり、バイクの場合は(ハロゲンライトが照らし出す路面の明るさに対して)路面を照らしている街灯が逆光として認識されてしまうようで、「ヘッドライト以外の光りが当たる場所での撮影も厳しい」 ことが予想されます。

◎判断 : 街灯があるような場所での撮影は適さない。


■AUTOモードと夜景モード
Nikon S9900 の取扱説明書を片っ端から読み直して、今度は夜景モードで撮影してみることにしました。翌日、最初と同じ場所にバイクを持って行って撮影します。

<↓左:比較用のAUTOモードでの撮影  右:新たに試した夜景モードでの撮影>


不自然に黄色っぽかったハロゲンライトの色彩が、より目視状態での感覚に近い配色に近づきました。が、画像そのものにはキレがなく、かえって輪郭がぼやけた感じとなりました。

<↓左:比較用のAUTOモードでの撮影  右:新たに試した夜景モードでの撮影>
 

いくらハロゲンが淡黄色系だからと言っても、実際の色味は、AUTOモードでの画像ほど黄色ではありません。だからといって夜景モードでの撮影画像は、全体がボケてしまっており、くっきり感に欠けています。このままではLEDとの比較が適切にできるような撮影モードが得られていません。

◎判断 : 夜景モードで見た目の色味に近づいたが、画像がボケる。


■ISO設定を変えてみる
そこでISO設定の変更にトライします。今までISOはAUTO設定でした。カメラにあまり詳しくはありませんが、できることは事前に試しておきます。

<↓三脚あり、ISO6400_露出0.20秒。いくらなんでも、これはやり過ぎ。現実離れしています>


<↓三脚あり、ISO1600_露出0.77秒。これもやり過ぎ。夜の空が明るくなってしまっています>


<↓三脚あり、ISO400_露出1.00秒。まだ彩色が現実よりも黄色っぽい。輪郭はボケずにOK>


<↓三脚あり、ISO125_露出2.00秒。色味は現実に近い白っぽい色になったが、画質が荒い>


上記トライによる試写から、
 ・手持ちではなく三脚を使用(モードも手ぶれ補正なし)。
 ・ISOは125~400 あたり(露出はそれに従う)。
 ・夜景モードの色味は目視による実際の色調に近いが、像がボケる。
 ・AUTOモードでは、ISOを調整した上で、色調(赤寄り~青寄り)を調整すれば良い
 ・撮影場所は、街灯など他の明かりが飛び込まないロケーションが良い

という暫定結果を得ました。

撮影場所としては、
 ・周囲が暗くて直線的な奥行き区間を確保できる道路(Lowビーム/Highビーム)
 ・レンズカット(陰影の境目)が分かるような場所(両脇に壁のある場所など)

とすることにしました。
具体的には、次の複数の場所を撮影スポットに選定しました(昼間に撮影)。


<↓両側が壁になっており、レンズカットの具合(拡散して漏れてしまう光束の有無)の確認用>


<↓実際に走行している道路環境を模擬(路面の見やすさなどの比較用)>


<↓奥行きのある直線路でLow/Highビームの配光差を可視化するための場所として選定>


<↓道路ではない環境下での周囲の見え方を比較するため用として選定>



「その2」 に続く。
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2019-03-19(Tue.) : 更新
[モニターレポート] fcl.さんのバイク用LEDヘッドライト(2019年モデル)その2 をアップロードしました。
Posted at 2019/03/18 01:46:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用
2019年03月09日 イイね!

[エクシーガtS] 純正リヤスタビ流用(φ20←φ15)インプレッション&ニジマス釣り

[エクシーガtS] 純正リヤスタビ流用(φ20←φ15)インプレッション&ニジマス釣りエクシーガtSのリヤスタビライザを純正スワップ(WRX&レヴォーグ純正φ20 ←エクシーガ純正φ15)してから、数日が経過しました。

その間、スタビ径アップの効果をいろいろと体感しましたので、備忘録としてブログアップします。今回は、家族で東京郊外にニジマス釣りに行った時の走行ルートに沿って、インプレッションを記します。


<関連ブログ>
◎関連過去記事 → リヤ・スタビライザの流用情報 覚え書き(自分用のメモ)
◎「その1・前編」 → WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、前編
◎「その2・後編」 → WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、後編

■家族でニジマス釣りへ
エクシーガのリヤスタビ径をアップ(φ20←φ15)したあと、ちょうど家族で東京郊外に出る機会がありました。子供たちにニジマス釣り(>と言っても釣り堀です)をさせるためです。部屋の中でゲームやスマホいじりばかりをさせるよりは、ドライブに連れ出して外の空気を吸わせよう、という意図です。

走行ルートは次の通り。
自宅から高速(中央道→圏央道)を使って、1時間ちょっとで行ける「さかな園」さんに向かいます。


<↓高速(圏央道・日の出IC)を出てから現地までのルート。主に中速コーナーがメインとなります>


<↓「さかな園」さんに到着。釣った魚をその場で焼いてくれるので、そのまま食べることができる>
 

受付を済ませ、竿とエサ(”いくら”です)を受け取り、子供たちに渡します。
これまでにも何度か来て経験しているので、子供たちも要領が分かっています。


<↓釣り堀の様子。子供でも気楽にできる雰囲気で、この日は他のお客様もなし(貸し切り状態)>


針にエサを付けて、堀の中に投げた瞬間にヒット。
魚たちはお腹をすかしていたらしく、正に「入れ食い」状態。


<↓魚を怖がることもなく、慣れた?手つきで針を抜き取る子供たち。親としては手間いらずです>


この日は私を含めて5人で訪れたので、5匹のニジマスを釣ったところで終了します。
(※釣り堀ではキャッチ&リリースは禁止されているため、5匹で打ち止めとしました。)
余ったエサを、「さかな園」のご主人さんに(使わなかった分です、と伝えて)渡します。

釣ったニジマスをさばいていただき、焼き上がりを待つことにします。
その間、店内の食堂に移動して、子供たちに昼食メニューを選ばせます。


■店内食堂にて
「さかな園」の食堂メニューの中から、今回はみんなで麺類を選びました。会計を済ませる際に、ふとレジの横を見ると、お笑い芸人さんの直筆サイン色紙が置いてあることに気がつきました。

<↓「ネプチーン」さんの直筆サイン色紙。日付が2019年1月だったので、我々の訪問の少し前>

(※店員さんに撮影の許可をいただいています。)

色紙の日付は2019年1月27日。我々の訪問日(この日)は同年2月17日。店員さんに尋ねると、TV番組のロケで訪問されたとのこと。ほんの3週間前に、この「さかな園」がロケ現場になっていたのですね。不思議な感じがしました。どんなオンエアだったのでしょうか。

そうこうしているうちに、先ほど子供たちが釣り上げてくれたニジマスが程良く焼けました。


<↓ちょうど家族5人分のニジマスが焼き上がったところ>


<↓こんな感じ。つい先ほどまで泳いでいたのにゴメンね>


程なくして、各自が注文した昼食も配膳されました。

<↓私はシンプルに「かけそば」を注文>


<↓家族は「かも南蛮そば」や「シャモ肉の鍋焼きうどん」などを注文(・・・地元の名物らしい)>
 

子供たちにはニジマス釣りを楽しんでもらい、家族にもドライブと昼食を味わってもらい、良いリフレッシュになったと思います。・・・え?「KAZさんは?」って?私は後述の「地元ローカルネタ」と「スタビ径を拡大したことによる車両挙動の変化を体感するという、走行インプレッション」を楽しみましたよ、えぇ。

■地元ローカルネタ・その1
さて、昼食の配膳待ちの間、食堂に備え置きされていた新聞を手にしたところ、読売・毎日・朝日など大手の新聞ではなく、地元ローカルの新聞でした。

<↓「西多摩新聞」って・・・。ローカルの、いや、地域に根ざした情報満載の地元紙ですね>


<↓配達エリアはこんな感じ。とにかく、紙面にエリア内の個人名が多く出てきてビックリ>


私が単に知らないだけのことで、全国各地にも、地域に根ざしたローカル紙が多々あるに違いない。そう言えば、私の地元・札幌にも新聞に似た無料のローカル紙(「週刊ミレ」:廃刊)があったっけ。

■リヤスタビ径アップ(φ20←φ15)のインプレッション
ブログの冒頭に示したルート(中速コーナーがメインの郊外路、峠道というほどタイトな低速コーナーではない)の往復や、高速道や市街地を含めた私的なインプレッションを備忘録代わりに以下に記します。その前に、まずは走行ルートのイメージ画像から載せます。

<↓郊外路:比較的Rの大きなカーブが続くコーナーの例>


<↓郊外路:コーナーの先が、さらに小径Rでタイトに連続変化するような例>


<純正スワップ(WRX&レヴォーグ純正φ20 ←エクシーガ純正φ15)のインプレ:要旨>

(1)市街地にて
 ・路面の振動をゴツゴツと拾うようになった。
  (※詳細は後述。この意味には説明が必要なため・・・(☆)。)
 ・街乗りの、ふとしたシーン(交差点の進入や車線変更など)でも、ロール減少を実感。

(2)高速道路にて
 ・一般道から高速に入る際や、料金所を出て本線に合流する際の連続カーブにて、
  車体のロールがかなり減った。3列目の乗員(素人の家族)にも実感できるレベル。

(3)郊外路にて
 ・「コーナーの奥で、曲率半径がさらに小さくなることにより、さらにステアリングの舵角を
  切り増しする必要があるような場面」では、もともとのロール量が少ないため、舵角の
  切り増しをしても車体の挙動の変化が抑えられている。
  したがって、後部座席の乗員が「おっとっと」という感じで左右に振られることが激減した。

(4)全体評価
 メリット :
 ・車両のロールが減ることでダルな挙動(>失礼。あくまでもBPレガシィ比)が
  クイックでダイレクトな挙動に変化し、運転がしやすくなった。
  (換言すると、コーナーリング中に「リヤの動きが遅れてついてくる」感じが低減。
   フロントとリヤのバランスが崩れるのではなく、釣り合いが取れた感じに変化。)
 ・コーナーの切り返しのたびに、後席で左右に揺れていた乗員の不快感が低減。

 デメリット
 ・コーナーで踏ん張るようになった分、恐らくタイヤ(特にショルダー部)への負担が増加
  するハズ。このへんは、自分の運転スタイルに見合った空気圧調整などで様子見したい。
 ・街中でのゴツゴツとした乗り心地の件(前述の☆部分)。
   ↓
  基本的に、スタビは左右輪の上下動に差違が生じたときに、その動きを抑制する方向に
  抗力が生じます。そのため、本体は平坦路を直進するだけのシーンでは、スタビ交換に
  よる影響は出ない理屈です。

  しかしながら、現実の路面は「舗装の補修の跡」「マンホールの存在」「ペイントの有無」
  「そもそもの路面のうねり」などが存在するため、理想的な平坦路にはなっていません。
  したがって、「上記理屈」はあくまでも理想状態での話
  現実には左右輪がトレースする路面性状には差違が生じるため、その微少な路面の
  凹凸差に応じたスタビ抗力が毎回発生し、結果として「市街地での直進状態」であっても
  「路面のゴツゴツ」を拾うように感じられることになった、と解釈しています。

このようなデメリット(or将来の懸念点)は、頭の中で予見していても、実際に試して体験してみなければ、なかなか実感できない領域かと思います。ただ、私にとっては「車体の挙動がクイックでダイレクトになったことによる運転のしやすさアップ」「後席乗員の左右の揺れ低減による不快感の減少」というメリットが、これらのデメリットを大きく上回っているため、「交換して大正解」というのが現時点での評価です。

■地元ローカルネタ・その2
最後に、今回のドライブを通じて目にしたローカルネタ・その2で、この備忘録ブログを締めたいと思います。それは、いわゆる「飛び出し坊や」の看板です。この西多摩地方では、看板の表側と裏側のそれぞれで「男の子」「女の子」に彩色されています。

<↓登り車線から見ると、男の子の「飛び出し坊や」ですが・・・>


<↓その裏側に回ってみると、実は下り車線側からは「女の子」だったのでした>


広義の「アシュラ男爵」でしょうか。
(※永井豪先生の「マジンガーZ」に出てくる敵キャラ。)

以上、いろいろな意味でこのブログが読み手にとっての参考になれば幸いです。
2019年03月01日 イイね!

RE :【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!(>fcl.さんへの応募ブログ)

RE :【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!(>fcl.さんへの応募ブログ)fcl.さんの「バイク用LEDヘッドライト」のモニターに応募いたします。

・取付予定バイク : ホンダCBR250Four
・年式        : 1986(昭和61)年式
・型式        : MC14型




<募集要項>
・募集人数:5名
・バルブ形式:H4

<参加条件>
(1)モニターとしてバイク用LEDヘッドライトの取り付けが可能なこと。
(2)取り付けレポートやBeforeAfter写真を、指定期間内に
  みんカラパーツレビューまたは整備手帳へアップすること。

<期待されるレポート内容の例>
(1)取付け方法(整備手帳)
(2)純正バルブとの比較(整備手帳)
(3)点灯後の写真(パーツレビュー)
(4)感想(パーツレビュー)

<応募者より>
新車で購入して以来、ワンオーナーで乗り続けて今年で33年目を迎えた、ホンダCBR250Four(4気筒16バルブDOHC、45PS)に装着させていただき、装着作業の様子や使用感、優れているところ(要すれば、要改善点も)をレポートさせていただく予定です。

なおバイクではありませんが、クルマ用でfcl.さんのLEDフォグランプをDIY装着した際の、ブログとパーツレビューのリンクを以下に例示します。

◎スバル・エクシーガへの適用例
LEDライト・ファンレスタイプ(HB4フォグランプ) HFLED-S59606S
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/9616690/parts.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/40956867/

以上、よろしくお願いいたします。


※この記事は、【緊急募集】バイク用LEDヘッドライトのモニター!について書いています。
Posted at 2019/03/01 20:40:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
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