エクシーガtSのリヤスタビライザを純正スワップ(WRX&レヴォーグ純正φ20 ←エクシーガ純正φ15)してから、数日が経過しました。
その間、スタビ径アップの効果をいろいろと体感しましたので、備忘録としてブログアップします。今回は、家族で東京郊外にニジマス釣りに行った時の走行ルートに沿って、インプレッションを記します。
<関連ブログ>
◎関連過去記事 →
リヤ・スタビライザの流用情報 覚え書き(自分用のメモ)
◎「その1・前編」 →
WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、前編
◎「その2・後編」 →
WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、後編
■家族でニジマス釣りへ
エクシーガのリヤスタビ径をアップ(φ20←φ15)したあと、ちょうど家族で東京郊外に出る機会がありました。子供たちにニジマス釣り(>と言っても釣り堀です)をさせるためです。部屋の中でゲームやスマホいじりばかりをさせるよりは、ドライブに連れ出して外の空気を吸わせよう、という意図です。
走行ルートは次の通り。
自宅から高速(中央道→圏央道)を使って、1時間ちょっとで行ける「さかな園」さんに向かいます。
<↓高速(圏央道・日の出IC)を出てから現地までのルート。主に中速コーナーがメインとなります>
<↓「さかな園」さんに到着。釣った魚をその場で焼いてくれるので、そのまま食べることができる>
受付を済ませ、竿とエサ(”いくら”です)を受け取り、子供たちに渡します。
これまでにも何度か来て経験しているので、子供たちも要領が分かっています。
<↓釣り堀の様子。子供でも気楽にできる雰囲気で、この日は他のお客様もなし(貸し切り状態)>
針にエサを付けて、堀の中に投げた瞬間にヒット。
魚たちはお腹をすかしていたらしく、正に「入れ食い」状態。
<↓魚を怖がることもなく、慣れた?手つきで針を抜き取る子供たち。親としては手間いらずです>
この日は私を含めて5人で訪れたので、5匹のニジマスを釣ったところで終了します。
(※釣り堀ではキャッチ&リリースは禁止されているため、5匹で打ち止めとしました。)
余ったエサを、「さかな園」のご主人さんに(使わなかった分です、と伝えて)渡します。
釣ったニジマスをさばいていただき、焼き上がりを待つことにします。
その間、店内の食堂に移動して、子供たちに昼食メニューを選ばせます。
■店内食堂にて
「さかな園」の食堂メニューの中から、今回はみんなで麺類を選びました。会計を済ませる際に、ふとレジの横を見ると、お笑い芸人さんの直筆サイン色紙が置いてあることに気がつきました。
<↓「ネプチーン」さんの直筆サイン色紙。日付が2019年1月だったので、我々の訪問の少し前>

(※店員さんに撮影の許可をいただいています。)
色紙の日付は2019年1月27日。我々の訪問日(この日)は同年2月17日。店員さんに尋ねると、TV番組のロケで訪問されたとのこと。ほんの3週間前に、この「さかな園」がロケ現場になっていたのですね。不思議な感じがしました。どんなオンエアだったのでしょうか。
そうこうしているうちに、先ほど子供たちが釣り上げてくれたニジマスが程良く焼けました。
<↓ちょうど家族5人分のニジマスが焼き上がったところ>
<↓こんな感じ。つい先ほどまで泳いでいたのにゴメンね>
程なくして、各自が注文した昼食も配膳されました。
<↓私はシンプルに「かけそば」を注文>
<↓家族は「かも南蛮そば」や「シャモ肉の鍋焼きうどん」などを注文(・・・地元の名物らしい)>
子供たちにはニジマス釣りを楽しんでもらい、家族にもドライブと昼食を味わってもらい、良いリフレッシュになったと思います。・・・え?「KAZさんは?」って?私は後述の「地元ローカルネタ」と「スタビ径を拡大したことによる車両挙動の変化を体感するという、走行インプレッション」を楽しみましたよ、えぇ。
■地元ローカルネタ・その1
さて、昼食の配膳待ちの間、食堂に備え置きされていた新聞を手にしたところ、読売・毎日・朝日など大手の新聞ではなく、地元ローカルの新聞でした。
<↓「西多摩新聞」って・・・。ローカルの、いや、地域に根ざした情報満載の地元紙ですね>
<↓配達エリアはこんな感じ。とにかく、紙面にエリア内の個人名が多く出てきてビックリ>
私が単に知らないだけのことで、全国各地にも、地域に根ざしたローカル紙が多々あるに違いない。そう言えば、私の地元・札幌にも新聞に似た無料のローカル紙(「週刊ミレ」:廃刊)があったっけ。
■リヤスタビ径アップ(φ20←φ15)のインプレッション
ブログの冒頭に示したルート(中速コーナーがメインの郊外路、峠道というほどタイトな低速コーナーではない)の往復や、高速道や市街地を含めた私的なインプレッションを備忘録代わりに以下に記します。その前に、まずは走行ルートのイメージ画像から載せます。
<↓郊外路:比較的Rの大きなカーブが続くコーナーの例>
<↓郊外路:コーナーの先が、さらに小径Rでタイトに連続変化するような例>
<純正スワップ(WRX&レヴォーグ純正φ20 ←エクシーガ純正φ15)のインプレ:要旨>
(1)市街地にて
・路面の振動をゴツゴツと拾うようになった。
(※詳細は後述。この意味には説明が必要なため・・・(☆)。)
・街乗りの、ふとしたシーン(交差点の進入や車線変更など)でも、ロール減少を実感。
(2)高速道路にて
・一般道から高速に入る際や、料金所を出て本線に合流する際の連続カーブにて、
車体のロールがかなり減った。3列目の乗員(素人の家族)にも実感できるレベル。
(3)郊外路にて
・「コーナーの奥で、曲率半径がさらに小さくなることにより、さらにステアリングの舵角を
切り増しする必要があるような場面」では、もともとのロール量が少ないため、舵角の
切り増しをしても車体の挙動の変化が抑えられている。
したがって、後部座席の乗員が「おっとっと」という感じで左右に振られることが激減した。
(4)全体評価
メリット :
・車両のロールが減ることでダルな挙動(>失礼。あくまでもBPレガシィ比)が
クイックでダイレクトな挙動に変化し、運転がしやすくなった。
(換言すると、コーナーリング中に「リヤの動きが遅れてついてくる」感じが低減。
フロントとリヤのバランスが崩れるのではなく、釣り合いが取れた感じに変化。)
・コーナーの切り返しのたびに、後席で左右に揺れていた乗員の不快感が低減。
デメリット
・コーナーで踏ん張るようになった分、恐らくタイヤ(特にショルダー部)への負担が増加
するハズ。このへんは、自分の運転スタイルに見合った空気圧調整などで様子見したい。
・街中でのゴツゴツとした乗り心地の件(前述の☆部分)。
↓
基本的に、スタビは左右輪の上下動に差違が生じたときに、その動きを抑制する方向に
抗力が生じます。そのため、本体は平坦路を直進するだけのシーンでは、スタビ交換に
よる影響は出ない理屈です。
しかしながら、現実の路面は「舗装の補修の跡」「マンホールの存在」「ペイントの有無」
「そもそもの路面のうねり」などが存在するため、理想的な平坦路にはなっていません。
したがって、
「上記理屈」はあくまでも理想状態での話。
現実には左右輪がトレースする路面性状には差違が生じるため、その
微少な路面の
凹凸差に応じたスタビ抗力が毎回発生し、結果として「市街地での直進状態」であっても
「路面のゴツゴツ」を拾うように
感じられることになった、と解釈しています。
このようなデメリット(or将来の懸念点)は、頭の中で予見していても、実際に試して体験してみなければ、なかなか実感できない領域かと思います。ただ、私にとっては「車体の挙動がクイックでダイレクトになったことによる運転のしやすさアップ」「後席乗員の左右の揺れ低減による不快感の減少」というメリットが、これらのデメリットを大きく上回っているため、「交換して大正解」というのが現時点での評価です。
■地元ローカルネタ・その2
最後に、今回のドライブを通じて目にしたローカルネタ・その2で、この備忘録ブログを締めたいと思います。それは、いわゆる「飛び出し坊や」の看板です。この西多摩地方では、看板の表側と裏側のそれぞれで「男の子」「女の子」に彩色されています。
<↓登り車線から見ると、
男の子の「飛び出し坊や」ですが・・・>
<↓その裏側に回ってみると、実は下り車線側からは「
女の子」だったのでした>
広義の「アシュラ男爵」でしょうか。
(※永井豪先生の「マジンガーZ」に出てくる敵キャラ。)
以上、いろいろな意味でこのブログが読み手にとっての参考になれば幸いです。