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調布市のKAZのブログ一覧

2021年10月03日 イイね!

[BPレガシィ] 2021年・全日本マスターズ体操競技選手権大会in酒田(後編)

[BPレガシィ] 2021年・全日本マスターズ体操競技選手権大会in酒田(後編)2021年度・全日本マスターズ体操競技選手権大会(@酒田市国体記念体育館)参戦記の後編です。

<関連ブログ>
◎前編 → こちら

・ワクチン2回接種(モデルナ)後に参加
・移動手段はレガシィで、単身で現地入り
・問診票提出など大会要項に沿って参加

■1年半のブランク後、1ヶ月の調整
コロナ禍でいつもの練習場が閉鎖されてから約1年半の間、体操競技の器具を触るこが出来ませんでした。そんな中、ふとしたことから体操競技専門の時間制有料体育館を見つけて、本格的に練習を再開したのは本番の約1ヶ月前。

とにかくケガだけはしないように調整を進め、本番に臨みます。
(1年半のブランクを1ヶ月で取り戻せるものではありませんが…。)
以下は当日の様子。
(自分用の備忘録としてアップ。)


<↓鉄棒(練習した甲斐あって何とか通せた)>


<↓床で前宙しているところ(低いな…)>


<↓鞍馬(旋回の姿勢がきたねぇな…)>


<↓吊り輪(背面水平しているところ)>


<↓跳馬(脚力が絶賛低下中…苦笑)>


<↓平行棒(降り技はぶっつけ本番の後宙)>

(※種目演技中もマスクを着用しております。)

いま出来る精一杯のことをやって(現役時代から較べるとかなり技数も内容も下がったが)、ケガも無く無事に全6種目の演技を終了できました。会場では1年ぶりに会う他チームの選手たちとも健闘をたたえ合い、来年の再会を約束して会場を後にしました。

■帰路へ
以前は、大会後には各大学の体操部OBチーム同士が集まって親睦会(宴会)を行っていましたが(60~80人規模かな)、コロナ禍ではそうした集まりも無く、そのまま解散です。

<↓夕食は現地で刺身定食をチョイス>


夕食後はレガシィを下道で走らせて、途中の道の駅で仮眠。朝の開店時間になるのを待ちます。

<↓ここで休憩がてら仮眠>


■道の駅・朝日まほろば(@新潟県)
朝日・みどりの里の農産物直売所は、朝8時の開店。開店と同時に入店してみます。

<↓朝日・みどりの里の農産物直売所>


# このあと高速道に乗るので、ボンネットブラジャーを装着しています。

<↓ここではぶどう、トマト、ねぎを購入>
 

次に、隣接する物産会館に移動。こちらは朝9時の開店です。

<↓駐車場に佇むBP5D型レガシィ。2006年式だけど、まだまだ現役(ユーザー車検後も快調)>


<↓ここで家族(東京)や実家(札幌)へのおみやげを購入>
 

■サービスエリアにて
その後、高速道に上がって関越自動車道を南下。眠気防止のため、適度にサービスエリアに立ち寄り、車外に出て身体を動かします。

<↓カレーフェアだったのか、売店にはいろいろなカレーが置いてあった>
 

# 「カレー研究家」という肩書きもあるのですね。
# 卓球の「水谷隼カレー」と「石川佳純カレー」が
# 置いていないようで残念でした。

■無事帰着
「小学生の遠足」ではないけれど、社会人の器械体操も「大会後、無事に帰着するまでが大事」。ケガも事故もトラブルもなく、無事に家までたどり着きました。

<↓「東京~酒田」往復トータルで995.8kmを走り、レガシィターボの平均燃費は12.4km/Lでした>
 

往路のみの平均燃費は11.5km/Lでしたから、その後に稼いだことになりますね。地形(標高)的に、関越道は下り車線が登坂で上り車線が降坂なのだろうか?

<↓家族や実家など用に購入したおみやげ類>



おみやげ類は宛先ごとに分類し、一部を札幌の実家(姉)に郵送。そして大会から1週間が経った昨日(10/2(土))から、また来年度の社会人大会に向けた練習を再会したところです。

■おまけ・その1
関越道のSAにて、長年、気になっていたものをついに購入。
(今回買っておかないと、もう買う機会がないかも…と思って。)


<↓コレですよ、コレ


<↓その名も「お嬢様聖水」>


<↓(さらに拡大して)ドーン!!


# お嬢様にお嬢様聖水を飲ませてみたいものだ…。

<↓表示ラベルはこんな感じ(真面目な商品ですよ)、意外と低カロリーかも?>
 

■おまけ・その2
大会後、Amazonでパワーアンクルとパワーリスト(重り)をポチりました。

<↓最近の製品は微小な鋼球が入っているとのこと>


# 私の中で「パワーリスト」と聞くと、かつて週間少年ジャンプで
# 連載されていた「リングにかけろ(車田正美 先生)」の主人公、
# 高嶺 竜児(と姉の菊)の特訓が思い起こされます。

<↓効果があるのかイマイチ分からんが、関節を痛めない重さで、補強などの際に使用中>
 

来年度(2022年)の全日本マスターズ体操競技選手権大会は、東京で開催とのことなので、この秋冬の間に基礎体力をつけておこう…と思っております。
(往復約1000kmをノントラブルで走り切ってくれたレガシィにも感謝。)

以上、前編・後編とも、個人的な備忘録でした。
Posted at 2021/10/03 19:09:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2021年09月30日 イイね!

[BPレガシィ] 2021年・全日本マスターズ体操競技選手権大会in酒田(前編)

[BPレガシィ] 2021年・全日本マスターズ体操競技選手権大会in酒田(前編)今年も全日本マスターズ体操競技選手権大会(対象が学生さんではなく、社会人の大会)に参加してきました。2021年度は山形県体操協会が主管で、会場は酒田市国体記念体育館でした。

事前にワクチン(モデルナ)2回の接種を終えて、レガシィで単身現地入り。コロナ対策万全の会場で全6種目の演技を終えて、無事に帰宅しました。道中の様子を2回に分けた備忘録として記します。


■事前準備
この1年半、コロナ禍で器械体操の練習は全然できていませんでしたが(練習場が封鎖されていたため)、今年の7月に時間制の有料体育館(ピットとトランポリンもあり)を神奈川県に見つけ、8月から練習を開始。以降、毎週土日は手指消毒とマスクを着用しながらの練習を行ってきました。

しかし、私の年齢での1年半のブランクは大きく、鉄棒は蹴上がりして正車(いわゆる大車輪)をするのがやっとの状態。平行棒も倒立まで上がらず…といった状況に、自分自身で愕然としました。おまけに右肩には痛みを抱えており、今年の目標は「いま出来ることをやる」「ケガをしないで無事に戻る」こととしました。

以上は人間(私自身)の話。

クルマの事前準備としては、「車載バッテリーの充電」「タイヤの空気圧チェック」などのほか、今回は「pitwork の F-ZERO(燃料添加剤、デポジットの除去目的)」を投入しました。試合会場まで、高速道を使って低回転・軽負荷での定常運転を維持できるためです。


<↓左:車載バッテリーは事前に充電(燃費にも効く) 右:タイヤの空気圧チェックも重要>
 

<↓ワコーズ・フューエルワンの日産自動車向けOEMと言われる pitwork F-ZERO を今回初投入>
 

■山形県へ
日本体操協会の規約に則って参加します(事前の体調管理シートへの記入、当日の検温、適切な人的距離の確保など)。東京からだと、演技会場までは片道ザッと480kmくらい。9/24(金)の夜に現地入り(前泊)し、9/25(土)に演技本番、当日夜に車中泊しながら東京への帰路に就く。という工程を組みました。

<↓今年度:2021年の大会>


<↓左:現地までの走行ルート(距離感)はこんな感じ  右:Yahoo!カーナビでの走行診断例>
 

大会前日の夕食は、肉(ステーキ)とサラダバーを選択。
肉はパワーの源として、サラダ&フルーツは体調維持の要素として摂取します。


<↓普段はカップラーメンとかですが、さすがに大会前日はこれくらいはイっとくか…と奮発>


■ホテル着
夕食を終えてホテルに到着すると、敷地内の駐車場が運良くちょうど1台分だけ、空いていました。滑り込むようにレガシィを駐めます。この時点(往路のみ)で、走行距離は492.1km、インパネの表示燃費は11.5km/Lでした。あまり燃費が伸びませんでした…。

<↓前日の宿(サービスが行き届いておりました)>


翌朝、ホテルの朝食バイキングで席に着くと、たまたま着席した窓の外が、自分のレガシィを駐めた場所になっていました。奇しくも自分のレガシィを眺めながらの朝食タイムとなりました。

<↓左:朝食の席の外には、たまたま自分のレガシィ  右:ホテルのマスコットキャラ>
 

■いざ、演技会場へ
ホテルから演技会場(酒田市国体記念体育館)までの所要時間は、約10分。事前に google map で予習しておいた風景を頭の中でトレースしながら到着しました。

<↓会場に到着。前々日の1部(シニアの部)は、今年は無観客での大会開催でした>


<↓選手入口。実はちょうど10年前の2011年にも、全日本社会人大会でこの会場を訪れています>


手指消毒と検温を行い、問診票を提出して、係員さんに問題ないことの確認を実施いただいた後に受付を済ませます。

<↓会場の全景>


この2日前(9/23(木))には、1部=シニアの部で内村航平選手(ジョイカル所属)や萱和磨選手(セントラルスポーツ所属)たちも、同じ器具で演技を行っています。
(※我々は2部=マスターズの部で出場。)


<↓コロナ禍ですが、大会関係者さんのご尽力と諸々の対策により開催にこぎ着けております>


<↓別の角度から>


我々(大学の体操部OBでチームを組んで団体出場)の出番は13:20~から。それまでは、サブ会場でアップ(準備体操や確認練習)を行って最終調整します。

<↓左:大会プログラムやゼッケンの入った封書  右:出場選手のみに配布されるIDカード>



後編に続く。
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2021-10-03(Sun.) : 更新
[BPレガシィ] 2021年・全日本マスターズ体操競技選手権大会in酒田(後編) をアップロードしました。
Posted at 2021/09/30 22:14:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2021年09月01日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【ENEOSデポジットクリーナー】

みんカラ:モニターキャンペーン【ENEOSデポジットクリーナー】~ENEOSデポジットクリーナー モニター応募ブログ~

Q1. お車はガソリン車ですか?(デポジットクリーナーはガソリンエンジン専用)
回答: はい、ガソリン車です。
    (スバルレガシィ、スバル・エクシーガ、ホンダCBR250Four)

Q2. 普段、燃料添加剤を使用されている場合は、その商品名を明記ください
回答: (株)和光ケミカル WAKO'S フューエルワン
    ホンダCBR250Four(1986年式)に適用中。
    今後は ピットワーク・F-ZERO(日産向けOEM)を使用予定。

<備考>
「ポリエーテルアミン+界面活性剤+グリコール溶剤」の新組成によるデポ清浄効果を試してみたいと考えています(御社WEBサイトにSDSが掲載されることも期待しております)。
もしもモニター当選いただけた場合は、レガシィ(2006年式)、エクシーガ(2012年式)、CBR250Four(1986年式)のいずれかに供試してレポートさせていただく予定です。

よろしくお願い申し上げます。



この記事は みんカラ:モニターキャンペーン【ENEOSデポジットクリーナー】 について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2021/09/01 22:20:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | タイアップ企画用
2021年08月30日 イイね!

[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.5(外した古タイヤのDIY吸音スポンジの状態確認)

[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.5(外した古タイヤのDIY吸音スポンジの状態確認)一連のブログにて、エクシーガ(2.0Lターボ)のタイヤをハンコック Ventus V12 evo2 から ナンカン NS-25 に履き替えした経緯について記してきました。

最終話の今回は実際の履き替え作業と、ハンコックの内側に「DIYで貼り付けしていた空洞共鳴音の低減を狙ったスポンジ」が、摩耗の寿命を迎えた後に一体どんな姿になっていたのか? の報告です。


<関連ブログ>
◎Vol.1 → ハンコックVentus Prime3は在庫切れ
◎Vol.2 → ナンカンNS-25をタイムセールで購入
◎Vol.3 → 親子でタイヤで遊ぼう…編
◎Vol.4 → DIYで空洞共鳴音の低減処置をする

■タイヤフィッターさんにて
タイヤの履き替え作業は、以前はディーラーさんやスーパーオートバックスさんなどに依頼していましたが、今回はタイヤフィッターさんに依頼しました。自宅から近かったことと、「ネット割+平日割」により工賃が2千円引きとなることが選定の理由です。

<↓あらかじめ平日の指定時間帯の枠内でネット予約して来店>
 

# 店舗宛てに購入タイヤの直送も可能ですが、
# 私の場合は「DIYで空洞共鳴音の低下狙いのスポンジ」
# を貼り付けしたかったため、「持ち込み」としました。

<↓左:作業場に隣接した待ち合い室  右:放送局系のサイン色紙が掲示されていた>
 

# ナックファイブ(79.5MHz)って
# 旧称・エフエム埼玉のことです。

予約時間の5分前に到着。車両はリフトではなく平スペースにバックで駐車するよう誘導されました。クルマから降りて(小学生の長男も、見学の一環として連れてきました)、係員と申し送り。

・ホイールから取り外した古タイヤは、タイヤの中の吸音狙い
 のスポンジの状態を記録するため、持参したデジカメで撮影
 させてほしいこと(ネット予約時に備考欄で申告済み)。
・持参した新しいタイヤは、4本とも同一サイズであること。
 INSIDEとOUTSIDEはあるが、回転方向性の指定はないこと。
・空気圧はエクストラロードで255kPaにしてほしいこと。
 (→10kPa刻みになるので、今回は260kPaでお願いしました。)

係員さんは、いま履いている古いタイヤがハンコックであったため「いやいや、吸音スポンジは付いていないですよ」といったんは指摘したものの、私が持参した新タイヤ(ナンカン)にスポンジが付いていることを確認すると、「DIYっスか? これクオリティ高いッスね!」としきりに驚いていました。

プライベートでタイヤの皮むきをしたりグルーヴを削ったりする人は(サーキットを走る人で)いるでしょうけど、内部に吸音狙いでスポンジを貼り付けるようなアレンジをする人は、ショップとして初めて遭遇したようです。


<↓こうしてタイヤ交換作業が始まりました>


■古タイヤに付けていたスポンジの状態は?
さて、摩耗寿命になったハンコックにも、DIYで空洞共鳴音の低減を狙ってスポンジを貼り付けしていました(当時の整備手帳は → こちら )。今回、新たにナンカンNS-25に貼り付けしたスポンジとスペックはまったく同じです(3種類を3列で貼っています)。

寿命までの およそ3年間が経過し、「春夏秋冬を3ストローク」の履歴が加わったスポンジは、果たして姿/形もないくらいにボロボロに劣化(≒粉末化)しているのか? あるいはタイヤの内側に張り付いた状態を維持しているのか? それとも、剥がれて内部で踊っている状態になっているのか?

少々恐ろしい気もしますが、興味のあるところです。
(※私自身は、発案者として自分が見届ける義務があるように思っています。)


<↓取り外した古タイヤ(ハンコック)は積み置きいただきました>


<↓「処分お願いします」と言ってあったからか、スポンジの一部は剥がれていました>


古タイヤをホイールから取り外す際に、幅方向に「潰す」ので、その際にスポンジがタイヤ内側から剥がれてしまったようです。

<タイヤの内側を見たときの第一印象>
# スポンジ(汎用のスキマテープ)は、
# タイヤの中で高温・高圧に晒されても
# ズタボロになることは無かった!!


詳細に見ていきます。

<↓右側前輪だったタイヤ>


<↓その内側>


右側前輪に貼っていた3列のスポンジは、センターに貼っていた太め(幅30mm×高さ20mm)のスポンジのみ生き残っていて、その両脇に貼っていたスポンジ(幅30mm×高さ10mm、幅15mm×高さ10mm)は剥がれていました。

<↓左側前輪だったタイヤ>


<↓その内側>


うおっ!
左側前輪に貼っていた3列のスポンジは、いずれも剥がれること無く、すべてがキッチリと張り付いたままの状態で寿命を全うしていました!


その他のタイヤも見ていきます。

<↓他の2本のタイヤ内側のスポンジは、こんな感じでした>


古タイヤ(処分お願いします、と言ってある)をホイールから外す過程で剥がれたと思われ…。
(∵左側前輪は3列ともスポンジが剥がれずに残っていたため。)

以上より、約3年間を日常(市街地、渋滞)~長距離帰省(高速、登坂など)で使い倒してきたタイヤに貼っていた「空洞共鳴音の低減を狙ったDIYスポンジ」は、

(1)使用過程でボロボロになったり粉砕することはなかった。
(2)新品貼り付け時と同様な姿で、剥がれずに残っているものがあった。
(3)一部に剥がれてしまったものがあった。
  ただし、使用過程で剥がれたのか、古タイヤを処分するため
  ホイールから外した際に剥がれたのかは不明。


スポンジをタイヤ内側に貼り付けする際には、
・事前に脱脂(洗浄)する
・しっかりと圧着する
ことが重要であると再認識できました。大きな収穫でした。

要すれば、例えばスポンジをゼリー状の瞬間接着剤で貼り付けさせても良いかもしれません(スポット溶接のイメージで)。

今回、「外したタイヤの内側を観察したい」との要望を受け付けしていただいたタイヤフィッターさんには感謝です。


■ナンカンNS-25 の装着
タイヤフィッターさんでは、ホイールナットをトルク締めする際に、依頼主に立ち会いをお願いすることになっているようです(工程上)。今回は小学生の息子を連れてきたので、息子にもその様子を見せて(見学)いただくようお願いしました。

<↓プリセット型のトルクレンチで「1回カチッとなる」説明をいただいている様子>


こうして30分間の時間枠の中で、実質20分強(会計手続きを入れても約25分以内)ですべての作業が終わり、帰路に就きました。

<↓ハンコック Ventus V12evo2 からナンカン NS-25(スポンジ付き) への履き替えが終了>
 

<↓現在までに300kmほど走っているので、インプレッションはいずれまた別途>


■備考
ナンカンNS-25 を STI 純正ホイールに装着してから10日が経ったタイミングで、タイヤの空気圧をチェックしてみましたが、唯一、左後輪のみ僅かな補充があった程度で、(初期にありがちな)エア抜けが全然ありませんでした。

<↓今後は、左後輪を中心に空気圧チェックを行って傾向性の有無を確認していきます>
 

以上、「格安タイヤ選び・ナンカンNS-25編」でした。
一連のブログが、皆さんの何かの参考になれば幸いです。
2021年08月23日 イイね!

[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.4(DIYで空洞共鳴音の低減処置をする)

[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.4(DIYで空洞共鳴音の低減処置をする)エクシーガ(2.0Lターボ)のタイヤを、ハンコック Ventus V12 evo2(摩耗で寿命) から ナンカン NS-25(新規に導入) に履き替えしました。サイズは純正指定の 215/45R18 です。

履き替えするにあたり、タイヤの内側に空洞共鳴音の低減を狙ってスポンジテープを貼り付けしました。「幅×高さ」が互いに異なる3種類です。


<関連ブログ>
◎Vol.1 → ハンコックVentus Prime3は在庫切れ
◎Vol.2 → ナンカンNS-25をタイムセールで購入
◎Vol.3 → 親子でタイヤで遊ぼう…編

■自動車技術 Vol.60 より
住友ゴム工業株式会社は2006年、自動車技術 Vol.60、No.4 に吸音スポンジタイヤに関する論文を寄せています。以下は同誌からの抜粋です。

<↓ロードノイズを発生周波数帯ごとに、大まかに3種類に分類し定義>


<↓タイヤ内部にスポンジを貼り付けした場合の、空洞共鳴音の低減例>


自動車技術 Vol.60 に掲載された住友ゴム工業(株)の論文の内容や、その解釈については、過去ブログを参照願います。

◎関連ブログ
 2006年04月15日付け → [吸音スポンジ] 低騒音タイヤの開発(住友ゴム文献)

文献発表は2006年(今から15年前)のことですが、ダンロップタイヤのラインナップには今でも吸音スポンジ搭載モデルが存在していることから、同社のコア技術の一つとして受け継がれているのでしょう。


<↓ダンロップのWEBサイトから、現行モデルのカタログページより抜粋>


■ダンロップ・ルマンLM703の場合
ダンロップの吸音スポンジ搭載タイヤは、実際に使ったことがあります。2007年から~2014年まで、BPレガシィに当時の主力タイヤ・ルマンLM703を履かせていました。

ブリジストンのレグノからの履き替えだったため、トータルの静粛性はやや劣るものの、確かに共鳴音は低減されているな…という印象を持ちました。実際にタイヤ内部の吸音スポンジにも触れたことがあり、案外(造りが)大雑把だな、と思ったものです。


<↓左:実は「つなぎ目」は途切れている  右:スポンジは思いのほか柔らかい>
 

■DIYでの吸音スポンジ選び
空洞共鳴音の低減を狙って、タイヤの内部にスポンジを貼り付けする作業は今回のナンカンNS-25で3回目です。1回目はハンコック・Ventus V12evo2、2回目はスタッドレスでファルケンのエスピアEPZ-F。いずれも、材料となるスポンジはホームセンターの「スキマテープ」を転用しており、今回もそれを踏襲します。

スキマテープは、幅と高さが互いに異なる3種類を調達します。共鳴の低減狙いですから、なるべく効果の得られる周波数帯を広げたいためです。


<↓近所のホームセンター(コーナン)にて(以前より少々値上がりしていた…)>


<↓メインとなる幅30mm×高さ20mmタイプ。長さは2m。これを4個購入>
 

<↓サブとなる幅30mm×高さ10mmタイプ。こちらはOUTSIDE用に4個購入>
 

<↓幅15mm×高さ10mmタイプはINSIDE用として。2本入りなので2個購入>
 

<↓パッケージの例。材質はいずれもポリウレタン系なので、本家ダンロップと同類材>
 

■スポンジを貼る前に共鳴を体験
空洞共鳴音は実際に車両が走行しているときに発生するものですから、静的な状態でそれを模擬することは困難ですが、少なくとも「スポンジを貼る前」「貼ったあと」で、タイヤ内部の反響具合に差が出るかどうか? の簡易確認くらいはしておきたい。

…ということで、タイヤを横に寝かせた状態で垂直に4本、積み上げ、タイヤ内部に向かって首を突っ込んで「あ~」とか「う~」とか声を出して反響音の確認をしてみます。その状態を記憶しておきます(感覚的なものなのでラフですが)。


<↓積み上げたタイヤの内部に首を突っ込んで声を出すと、想像以上に自分の声が反響して驚く>
 

■DIYでスポンジ貼り
仕様の異なる3種類のスキマテープを吸音スポンジとしてタイヤ内部に貼り付け、空洞共鳴音の低減を狙います。具体的な作業内容は「整備手帳」に載せていますので、そちらも参照ください。

◎整備手帳 → [自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ナンカンNS-25を静音タイヤ化する


<↓左:離型剤を除去するため脱脂洗浄  右:タイヤセンターにメインスポンジを貼る>
 

<↓中央に直線状の成形痕が円周状に残っており、それをガイド代わりにまっすぐ貼っていく>


<↓小さなアシスタント(息子、小学生)も父(=私)のお手伝い>


<↓トレッド中央に1本目(幅30mm×高さ20mm)のスポンジを貼り付けしている様子>


<↓OUTSIDE指定のある側に、2本目(幅30mm×高さ10mm)のスポンジを貼る様子>


<↓INSIDEに3本目(幅15mm×高さ10mm)のスポンジを貼る様子>
 

3本のスポンジテープは、互いに約15mmの間隔を空けて平行に貼りました。貼ったあと、念押しで再度の圧着をしていきます。

<↓2本目以降のタイヤも同様にスポンジ貼り付けを行い、4本のタイヤを仕上げていきます>


<↓完成形。4本のタイヤにそれぞれに吸音狙いのスポンジ3種類を貼ったあとの様子>


■スポンジを貼った後の効果を確認
4本のタイヤ内部を脱脂してスポンジを貼り付け、圧着する作業はおおよそ3時間弱(の時間を掛けました)。完成後、先ほどと同様にタイヤを寝かせて4本垂直に積み重ね、上から顔を覗いて発声してみました。

<↓タイヤ内側にポリウレタン系のスポンジを円環状に複数列、貼り付けしたあとの反響音を確認>
 

意外なほど声が反響する点は変わらず。ただし、少しだけまろやか?になったような気がします。もともと低減を狙うのは、周波数250Hz近辺の空洞共鳴音ですから、そんなに簡単に声の反響が低減したらビックリものですよね。

実際の効果は、例えば、車両の進行方向に対して横向きに現れる道路のつなぎ目を通過する時のような、「タンタンタン…」と続くような共鳴音が体感上、どのように低減していると感じられるかどうか? にかかってきます。

このあたりは、新品タイヤ(ナンカンNS-25)そのものの皮むきが終わり、数百kmほど走った際のインプレッションで判断していきたいと考えています。


格安タイヤ選び Vol.5 (タイヤフィッターでの装着)に続く。
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2021-08-30(Mon.) : 更新
最終話:[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.5(外した古タイヤのDIY吸音スポンジの状態確認) をアップロードしました。

プロフィール

「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道61_整備ショップさんからのレストアの進捗状況報告、の巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8479764/note.aspx
何シテル?   12/21 19:08
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
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[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
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