昨日から宇部店ではあるアウディの作業を行っています。
もう自分のアウディQ5が納車されたと思われた方もあると思いますが、別なアウディです。
予算を提示頂いてお任せの取付作業なのですが、お任せだからこそ限られたコストを有効に使おうと試行錯誤をしております。
最近の輸入車にしてはまだ16センチスピーカーが付いているのはありがたく、ここは自分が今回アウディを注文した大きなポイントです。
16センチのスピーカーに対して開口部はやや小さめで、ここはユニットのストロークで押し切らないといけないかな?と思いながら見ていました。
まずは16・5センチサイズのインナーバッフルを製作して、防振をしていない状態で一度鳴らしてみます。
そこでユニットの聴き比べを行って、防振の層の数とユニットのグレードを決めて行きます。
これまでに取り付けた事のある車種なら最初からこの組み合わせがこの価格ではベストというのがご提示出来ますが、モデルチェンジ前の車しか取付例が無かったので、今回調べながら作業を行っています。
防振は多く響く所を優先させて、あまり響かない所は純正の防振材に頼る事にしました。
ウレタンや樹脂の部分はスピーカーの音圧で震えるので、ここはしっかりと抑えます。
外した内張にはセメントコーティングを施して、乾くの待っています。
以前はドイツ車の内張は剛性が高いからセメントコーティングはいらないと思っていましたが、F31のBMWを乗っている時に最初はノーマルの内張で乗っていて、途中で「何だか内張がもやもやするような・・」とセメントコーティングを行ったら効果が絶大で、現在のドイツ車はプラスチックが柔らかくなって来ていて、セメントコーティングの効果が実感出来る様に変わって来ています。
そしてドアの16・5センチユニットは最初とは違うグレードにして、聴き比べています。
ツイーターはATX-30を使用して、広い周波数レンジでドアのスピーカーグリルでひかかっている音域をカバーしています。
防振作業が終わったら、最終的にピュアコンの値を追い込んで完成です。
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のノートeパワーNISMOです。
アルパインのノートeパワー用のビッグXを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取付や防振の作業を行いました。
以前乗られていたお車でISP-130をアウター取付でお使いだったのを、今回はインナー取付で純正位置に収めています。
ツイーターはダッシュ上にワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、ツイーターをワイドレンジにした事でこれまでミッドで再生して音域の上の方をツイーターで再生出来る様にしました。
ドア内は外板裏にベーシック防振の施工を行い、サービスホールを塞ぐ防振を行った後に、内張裏にセメントコーティングの施工を行い、方ドア3面のフル防振の状態にしました。
内張を組み付ければ見た目はそのままですが、音質・静粛性共にアップしていて、ドアの開け閉めの時の音に重厚感があります。
フロントスピーカーの周波数幅とインピーダンスとレベルはグローブボックス下の10ピース構成のピュアコンで調整して、イコライザーで調整する前にある程度音が整えています。
音の物足りなさをカバーするメディアエクスパンダーは必要なくオフにして、イコライザーでほんの少しだけ音を整えて、より生声・生音に近い音に仕上げます。
今回はJU60用のピュアコンを4桁までコンデンサーの値を揃える極めた状態にするために、時間をかけてパーツの当たりを探っているので、仕上がりにはもう少し時間がかかります。
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |
![]() |
スバル フォレスター ○ |
![]() |
スバル レヴォーグ サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ... |