
ども、、
えー、本日も古(いにしえ)の航空機のプラキットと行ってみましょー
( ̄▽ ̄)b あーい♪
そんな訳で、
「三菱雁型通信連絡機 神風号」の登場であります。
さて、
三菱雁型通信連絡機のベースとなる
九七式司令部偵察機は、旧陸軍初の司令部偵察機として、支那事変最初期からノモンハン事件、太平洋戦争の初期にかけて活躍いたしました。
世界初の
「戦略偵察機」とも云える存在で、その高速性能を活かした設計と思想は、後続機の一〇〇式司令部偵察機の開発の礎ともなっております。
試作1号機は1936年5月に完成、翌1937年5月には問題点を改修した試作2号機のテストを行い、陸軍最初の司令部偵察機、九七式司令部偵察機(キ15-I)として制式採用されました。
最高速は
510 km/hに達し、当時の国民党軍の、米国製やソ連製の戦闘機を完全に凌駕する高性能で、中国大陸奥地の戦略拠点の偵察に活躍、陸軍に多くの情報をもたらしそうです。
そんな中、朝日新聞社では、1937年5月12日にロンドンで行われる
英国皇帝ジョージ6世の載冠式に合わせ、訪英親善飛行を計画、その主役に、この「九七司偵」が選ばれました。
朝日新聞社では、テスト飛行に使用した
「試作2号機」の払い下げを受け、機体愛称の公募も行われ、これぞ日本と云うべきの
「神風」と命名されました。
ヾ( ̄  ̄ )
乗員は、飯沼正明操縦士と塚越賢爾機関士の二名で、1937年4月6日の早暁に立川飛行場を離陸、現地時間の4月9日午後、
所要時間94時間17分56秒で、無事にロンドンに着陸いたしました。
飛行経路は、台北、ハノイ、ビエンチャン、カルカッタ、カラチ、バスラ、バクダッド、アテネ、ローマ、パリで、給油と仮眠をのぞく、
実飛行時間51時間19分23秒と云う快挙でありました。
( ̄ー ̄)σ
と云うことで、写真は、旧エルエスのプラキットでして、スケールは
1/72サイズ、発売は1970年頃で、アタシ等の年代にとっては、赤い
「LS」のロゴマークは、懐かしいものがありますよねー
陸軍の九七式司令部偵察機のキットとして発売され、バリーションの一つとして登場したのが、この
「神風号」のキットでありまして、実機同様のデカールが追加されておりました。
特徴的な主翼先端や胴体の
「旭日旗」マークも最高でして、とかく地味になりがちな日本軍機コレクションの中で、一際(ひときわ)華を添えておりますよねー
(`・ω・´)キリッ
空力を考慮した流れるような曲線の機体ラインや、沈頭鋲を模した凹モールド、段差を廃した観音開きの風防、薄い固定式の着陸脚など、見事に再現されております。
( ̄o ̄ )ノ
ささ、ということで、アッと云う間に四月も半場過ぎでありますけど、
ま、ぼちぼち頑張って乗り切りましょー
でわでわ
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2016/04/19 20:10:48