
ども、、
えー、本日は久々に、古(いにしえ)の航空機のプラキットと行ってみましょー
( ̄▽ ̄)b あーい♪
そんな訳で、世界一周飛行達成機の
「大毎東日 ニッポン号」の登場であります。
さて、世界一周飛行は、1939年に毎日新聞社(大阪毎日・東京日日)が企画したもので、
山本五十六中将の了承で払い下られた海軍
九六式陸上攻撃機二一型の328号機が使用されました。
爆撃機からから銃座や弾奏を取り外し、当時最新の自動操縦機能を備えた旅客機に改造され、
三菱式双発輸送機と呼ばれておりました。
巡航速度毎時280 km/h、最大速度500 km/hを誇り、主翼内部に1400リットルの燃料タンクを増設、24時間飛行も可能な高性能長距離旅客機であります。
乗員は中尾機長・下川機関士・佐藤通信士・吉田操縦士・佐伯技術士・八百川機関士に毎日新聞社の大原航空部長を親善使節として加えた総勢7名でありました。
1939年8月26日午前10時27分に東京市蒲田区の羽田飛行場を離陸し、55日後の10月20日に帰国、総飛行距離は
52,886 km、実飛行時間は
194時間の大記録でありました。
飛行ルートは、
東京→千歳→(太平洋)→ノーム→フェアバンクス→ホワイトホース→シアトル→オークランド→ロサンゼルス→アルバカーキ→シカゴ→ニューヨーク→ワシントン→マイアミ→サンサルバドル(エルサルバドル)→サンティアゴ・デ・カリ(コロンビア)→リマ→アリカ→サンティアゴ→ブエノスアイレス→サントス(ブラジル)→リオデジャネイロ→ナタール→(大西洋)→ダカール→アガディール(モロッコ)→カサブランカ→セビリア(スペイン)→ローマ→ロドス島(ギリシャ)→バスラ(イラク)→カラチ→コルカタ→バンコク→台北→羽田でありました。
特に、千歳から北太平洋を渡り、アラスカまでの4,340kmを15時間48分で飛行しており、当時としては驚異的な記録となりました。
( ̄ー ̄)σ
また、毎日新聞社では、ニッポン号の飛行を記念して、壮行歌の歌詞を一般から募集、楽曲は1939年8月6日に
「世界一周大飛行の歌」として発表されております。
ヾ( ̄  ̄ )
と云うことで、写真は
旧エルエスの初版プラキットでして、スケールは1/72サイズ、発売は1960年代中頃で、アタシ等の年代にとっては、
「LS」のロゴマークは、懐かしいものがありますよねー
海軍の九六式陸上攻撃機二一型のキットとして発売され、バリーションの一つとして登場したのが、この
「ニッポン号」のキットでありまして、実機同様のデカールが追加されておりました。
また、
小川利彦画伯によるパッケージも秀品でして、アラスカのパブロフ山上空を飛行するニツポン号の勇姿は最高で、このまま額縁にでも入れて飾っておきたい心境ですよねー
( ̄o ̄ )ノ
いずれにしても、シルバーのスマートな機体は最高でして、とかく地味になりがちな日本軍機コレクションの中で、一際(ひときわ)華を添えております
(`・ω・´)キリッ
ささ、ということで、アッと云う間に3月も前半が終わってしまいますたけど、
ま、ぼちぼち頑張って乗り切りましょー
でわでわ
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2017/03/08 20:08:50