ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
シャープ(早川電機工業)の卓上真空管ラジオから
「UM-160」であります。
発売は
昭和35年頃、シャープ製のラジオについては、大手メーカー品のラジオと比べて、当時の資料等が極端に少く、定価当の詳細は一切不明であります。
( ̄^ ̄)b
サイズは、
幅420mm×高さ160mm×奥150mmと、マジックアイ付ラジオとしてはコンパクトですが、やっぱり邪魔な横幅ではありますよねー
( ̄ー ̄)σ
キャビネットはプラ製、斜めに切り上がったブラック部分をはさんで、上下非対称な筐体は独創的で、ライトグレーとダークグレーのツートンカラーもとても良い感じでありますねー
使用真空管は
(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-19A3-6ME10マジックアイ)の6球、自社製
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
スピーカーグリルの、真鍮製の
「Sharp」の旧ロゴマークもワンポイントで良いアクセントでして、中央に鎮座した飾り枠が施されたマジックアイが、
無暗に豪華そうで最高ですよねー
そんなわけで、今回もオクで
ボロボロのジャンク品を格安で入手、当方でレストアとなりましたが、出品ページの説明では、一応、受信は出来ると云うことでありますた。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は、割れや欠けもなく、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
しかし、中央に鎮座した、マジックアイを囲んだメッキ製の
飾り枠が紛失しており、一番目立つ部分でもありますし、この辺の手当が課題となりそうですねー
( ̄ー ̄)σ
メカ的には、ACラインのコンデンサと電源ケーブルを交換、スイッチを入れてやると、ちゃんと受信を初めてくれたのですが、ガサゴソとノイズが入り、音声も濁った感じでありました。
そんなわけで、残りの
ペーパーコンデンサーをすべて交換、19A3整流管のK-P間に入っている
50Ωの抵抗も、数値が怪しかったため
新品に交換してみました。
これで、ノイズも無くなって、かなり良い感じになったのですが、まだまだ音声が濁ったままでして、結局、自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーの不良が原因でした。
そんなわけでスピーカーを交換、やっとスッキリした良い音で鳴りだしてくれたのですが、シャープのラジオなのに
ナショナルのスピーカーを付けた、と云うのはナイショでありますたw
続いて、
エーシング(慣らし運転)と行ってみたのですが、一時間ほどで、徐々に音量が大きくなって行き、どうやっても、音量が絞り切れなくなってしまいますたw
( ̄^ ̄)b
ボリュームを目いっぱいに下げても、家じゅうに響き渡るような大音量でありまして、
(´・ω・`)w、完全にボリュームスイッチの寿命でありますた。
早々に
新品のスイッチに交換となりましたが、現在入手可能なスイッチは軸が短いため、アルミパイプで軸を延長、先端部分は不良品から切り取って移植しておりますw
プラ製キャビネットは、前面の半分以上もあるクリア部分の内側の焼止めを外して完全分解、黒色部分はハゲハゲでしたので、タミヤのブラックを吹いてみました。
( ̄◇ ̄)♪
あとは、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、汚れた周波数目盛板背面(白色の部分)にタミヤのスーパーホワイトを吹いて仕上げております。
(⌒∇⌒)σ
紛失していたマジックアイの飾り枠ですが、ジャンクボックスから発掘した、ピッタリサイズの
ダイヤルツマミの飾り枠を加工して移植、なかなか良い感じに仕上がったと思いますw
そんなわけで、やっとこさの動画もアップとなりましたが、楽曲は
AMトランスミッターからの取り込みで、ハム音も少なく、とても良い音で鳴っておりまして、やっぱり古いラジオは味がありますねー
また、嬉しいことにマジックアイが健在でして、特に、小型のmT管タイプの6M-E10は、標準のST管タイプと比べても生産数の少ない貴重なものとなっております。
ヾ( ̄  ̄ )
ささ、ということで、またまた嫌な台風でありますけど、、
ま、なんとか頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。( ̄▽ ̄)b
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Posted at
2018/08/22 21:01:22